【生後100日祝い】家族で祝うお食い初めのやり方とお作法手順

「お食い初め」は、生後100日目に赤ちゃんの健やかな成長とともに「子どもが一生食べものに困らないように」という願いを込めて行う日本古来の伝統行事です。お住まいの地域や家庭によってさまざまな風習がありますが、ここでは一般的なやり方をまとめてみました。ぜひお食い初めの参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. お食い初めの由来
  2. お食い初めの豆知識
  3. お食い初めに向けての準備
  4. お食い初めのやり方
  5. お食い初めのプラン
  6. 生後100日のお祝いをいただいたら
  7. 赤ちゃんの健やかな成長を願って
  8. あわせて読みたい

お食い初めの由来

「お食い初め(おくいぞめ)」とは、生後100日~120日目頃に赤ちゃんに食べものを食べる真似をさせる日本古来の伝統行事のことを言います。これには、産まれてきた子どもが一生食べものに困らないことを願い、また歯が生えるまで成長したことを喜ぶ意味も込められているのです。 生後100日~120日目といえば、ちょうど赤ちゃんの乳歯が少しだけ見えてくる時期でもありますよね。

地域によっては「百日祝い(ももかいわい)」「歯固め」「箸そろえ」「箸祝い」「お箸初め(おはしぞめ)」と呼んでいるご家庭もあるでしょう。

また、お食い初めの時期や準備に必要なもの、献立や儀式・マナーなどもお住まいの地域によって違ってくる場合もあります。こちらでは一般的なお食い初めを紹介します。お住まいの地域の慣例とあわせて行うように参考にしてください。

お食い初めの豆知識

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生後100日~120日目に行うのが一般的

お食い初めは、一般的に赤ちゃんの生後100日~120日目頃に行います。そのため、赤ちゃんの体調やご家族の都合、大安などの吉日を選んで行うと良いでしょう。

昔は親戚や親しい知人などを招いていましたが、最近では両親や祖父母など家族だけで行われるご家庭も多いようです。もちろん、両親と赤ちゃんだけで祝う形でも問題はありませんので形式にとらわれることなく、赤ちゃんの健やかな成長をお祝いすると良いでしょう。

生後何日目かの計算方法

生後の計算方法は少し複雑ではあるのですが、赤ちゃんの月齢は毎月の誕生日と同じ日を迎える度に「1ヶ月」と計算します。ただし、「お宮参り」「お食い初め」の生後何日目かを計算する方法は少し違ってきます。

お食い初めにおける一般的な生後100日を計算するには、「産まれた日を1日目」として計算すると正しいお食い初めの時期が算出できますよ。

食べさせるのは年長者にお願いする

赤ちゃんに食べさせる真似をする役は年長者でもある「養い親」にお願いしましょう。「養い親」とは長寿にあやかるという意味から身内で最年長の人が行うことになっていますが、最近では祖父母にお願いすることがほとんどのようです。

男の子なら男性が、女の子なら女性が「養い親」となり、自分の膝の上に赤ちゃんを乗せ、食べさせる真似をするのが一般的です。

ただし、こちらもしきたりにこだわることなく、ご家庭の状況で柔軟に対応していくと良いでしょう。

お食い初めに向けての準備

お食い初めに向けて準備をしておきたいものがいくつかありますので、しっかりと用意しましょう。

お食い初めの食器

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お食い初めでは、一生に一度の儀式にふさわしい食器を使うのが一般的です。お椀は漆器や素焼きのものを使い、お箸は柳の白木を使います。お膳はお宮参りのときに神社から贈られたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

用意するときの注意として、男の子と女の子で器の色が違います。男の子用は「朱塗り」、女の子用は「外側が黒塗りで内側が朱塗り」のものが基本ですよ。

お食い初めの食器だけをレンタルできるサービスもあります。お食い初めの食器を用意するのが難しい場合に便利です。

お食い初め 食器セットのレンタル
¥4,104〜(2018/11/07 時点)

■この商品に関する口コミ
・きちんと梱包されていて、手順についての説明用紙も同封してあったので助かりました。
・お食い初めの儀式は初めてでしたが、傷や汚れのない綺麗な器でお料理の見栄えもよく、両親や親戚ともども晴れやかに行えました。

引用元:review.rakuten.co.jp

祝い箸

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お食い初めは、初めて箸を使うことから「箸そろえ」「箸祝い」「お箸初め」と呼ばれている地域もあります。まさに初めての食事にふさわしい祝い箸を用意して、赤ちゃんの健やかな成長をお祝いしてあげたいですね。

祝い箸の長さは「末広がりの八寸」(約24cm)で、柳の木で作られています。特徴として、両端が細くなるように削った丸箸をいいます。「末広がりの八寸」とは、「八」という字が下のほうに向けてしだいに広がっていく末広がりの形をしていることから、日本や中国では幸運の数字とされています。縁起をかつぐ意味でこの長さで作られているのが祝い箸です。

祝い箸は、お宮参りのときに神社から贈られることもありますが、お店で購入する場合は箸の専門店や百貨店などで取り扱っています。

歯固めの石

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お食い初めでは「歯固めの石」という石を使い、「歯固め」と呼ばれる儀式を行います。昔は、歯が丈夫なことが長寿のもとと考えられていました。歯が丈夫でものをよく噛めることは年齢を重ねる(=長生きする)ことと深く関わっていると考えられていたためです。

このようなことから、歯固めの石には「石のように丈夫な歯が生えて、長生きできますように」という願いが込められています。

歯固めの石は、お宮参りのときに贈られることもありますが、神社の境内にある小石を拾ってお借りし、お食い初めが終わった後に元の場所にお返しする方法もあります。一般的に用意する石の数は1、2個ですが、地方によっては個数が異なるケースも見られます。ですので、地域の風習がある場合はそれにならって行うと良いでしょう。

お食い初めの料理

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お食い初めの献立は、「鯛」「赤飯」「お吸いもの」「煮もの」「香のもの」の5品を用意します。

■鯛
鯛は赤い色がめでたいとして、お祝いごとでは欠かせない魚です。福をもたらす七福神の恵比寿さまが釣っている魚もこの鯛で、日本では古くからお祝いの席で食されています。
■赤飯
赤飯には邪気をはらったり、魔除けの意味を持っています。
■お吸いもの
お吸いものには「吸う」ちからが強くなるようにという意味が込められています。
■煮もの
煮ものには紅白の色のために、にんじんと大根、「亀の甲羅」の形の六角形に切ったかぼちゃやしいたけ、その他に旬の食材なども利用します。
■香のもの
季節の野菜を漬けた香のものや酢のものなどを添えます。

お食い初めのやり方

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お食い初めの儀式として、一般的な順序を紹介します。

食べさせる真似を3回くりかえす

お食い初めの儀式では、赤ちゃんに料理を食べさせる順番がありますので紹介したいと思います。

お食い初めの儀式では、赤ちゃんに料理を食べさせる順番が以下になります。
■食べさせる順番
1.ごはん
2.お吸いもの
3.ごはん
4.魚
5.ごはん
6.お吸いもの

この手順を3回繰り返します。
この際、赤ちゃんはまだ食べられませんので、料理を口元に近づけて食べさせる真似をするだけで十分ですよ。

歯固めの儀式

お食い初めの儀式の後、歯固めの儀式を行います。

まずは、歯固めの石にお箸の先を軽くちょんちょんとあてます。その際に「石のように丈夫な歯が生えますように」という願いを込めます。今度は、そのお箸を赤ちゃんの歯ぐきに優しくちょんちょんとあててあげましょう。このとき、赤ちゃんの誤飲の恐れがありますので、石を直接歯ぐきにあてるのは控えてくださいね。

お食い初めの儀式はこのような手順が一般的です。しかし、儀式が始まっても赤ちゃんが大泣き……という場合ももちろんありますよね。こちらの儀式を一通り行うと、割と時間がかかるものですので赤ちゃんの機嫌が良いときに行うのがベストですよ。

お食い初めのプラン

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お食い初めは赤ちゃんにとって大切な儀式でもありますが、ママは準備が大変です。家事に育児に大変な時期でもありますので、こちらではさまざまなお食い初めのプランを紹介します。

お食い初めプランのお店でお祝い

お食い初めは赤ちゃんにとっても家族にとっても大切なお祝いでもあります。そのため、ホテルや料亭、レストランでもお食い初めのお祝いとしてプランを組んでいるお店もあるのです。

内容やお値段はホテルによってさまざまではありますが、おおむね以下の金額となります。

・子どもひとり:3000円~
・大人ひとり:8000円~

内容は、「煮もの」「雑煮」「赤飯」「小鯛姿焼き」などお食い初めに必要なお料理が入っています。お店によっては季節によってちょっとしたメニューに変えてくれるケースもあるので、何か希望がある場合は申し込むときに相談してみると良いでしょう。

一生に一度にお祝いでもありますので、赤ちゃんの健やかな成長を願うためにこのようなプランを利用するのも考えてみましょう。また、準備や片付けなども不要ですので、産後の忙しいママにとってはゆっくりとした気持ちでお祝いができそうですね。

自宅にシェフを呼んでお祝い

対応している地域が限られてきますが、中にはシェフが自宅に来てお食い初めの料理を用意してくれるプランがあります。自宅にいながら本格的なできたての料理ができるのはとても嬉しいですよね。料理をしてもらっている間に、ママは赤ちゃんのお着換えや部屋の準備を済ませることができます。

こちらの料金は、「一人3,000円〜5,000円(食材費,交通費,出張費,消費税込み)」で4品のコース料理が楽しめて割とリーズナブルな価格です。

お食い初めのシーンでももちろん出張してもらうのは可能ですので、もし、対応されている地域にお住まいの方はこちらも検討してみてはいかがでしょうか。

お食い初めメニューの宅配サービスを利用

お食い初めを行う季節や地域によってさまざまですが、お食い初めは祖父母を呼んで行うご家庭も多いでしょう。気の知れた家族と慣れた自宅で行うメリットとしては、時間に関係なく赤ちゃんの機嫌を見計らって儀式を行える点があげられます。

しかし、料理の準備などでてんやわんやになってしまってはママも大変ですので、育児などで時間に余裕が無い場合は宅配を提供しているサービスの利用を検討してみましょう。

料金は内容やセットによって2,000円~10,000円と幅があります。食材を届けてくれて後は簡単に調理をするだけというサービスもあります。できるだけリーズナブルに済ませたいけど、なかなか時間が取れない忙しいママには良いサービスなのではないでしょうか。

赤ちゃんの成長をしっかりと祝うためにも、宅配サービスを利用して時間に余裕を持たせるのも良いかもしれませんよ。下記でお食い初めの料理セットを紹介しますので参考にしてくださいね。

お祝いセット 祝い鯛300g 料理&食器セット
¥7,538〜(2018/11/07 時点)

■この商品に関する口コミ
・食器とお食事がついていて、とても助かりました!タイも身がしっかりとつまっていてとても美味しかったです。
・お料理もパウチやお湯を注ぐだけでできるもので準備も簡単で、味もどれもおいしかったです。

引用元:review.rakuten.co.jp
高級料亭のお食い初め料理セット
¥10,800〜(2018/11/07 時点)

■この商品に関する口コミ
・盛り付けが美しいため専用の器を揃えず済みました。お食い初めの方法が記載された紙が入っているので迷いません。
・それぞれ食材の原材料名、鯛めしの作り方などが記載された紙が入っているので安心してお食い初めができました。

引用元:review.rakuten.co.jp

生後100日のお祝いをいただいたら

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一般的に、お祝いに招いた人からお祝いをいただいた場合は原則としてお返しは必要ありません。しかし、あまりにも豪華である場合などは内祝いとしてお菓子を返すなどの気持ちを贈っても良いでしょう。また、祖父母の場合は赤ちゃんのミニアルバムをプレゼントすると喜ばれるようですよ。

お祝いの席に招かなかったけれども、お祝いを贈ってくれた方には丁寧なお礼状をお返しするようにしましょう。場合によってはお礼状とともに内祝いとしてお菓子をお返しするとより丁寧で喜ばれますよ。

赤ちゃんの健やかな成長を願って

赤ちゃんのお食い初めの時期はママも育児で大変なときですが、できるなら準備をしっかりして計画的にしたいですよね。ですので、この記事を参考にお食い初めの知識を頭に入れながら、時間に余裕をもって準備を進めてみてくださいね。

そして何より大切なのは、赤ちゃんとママの体調の良い日に行って、心からお祝いができること。「お食い初め」は赤ちゃんにとって一生に一度のお祝いですが、難しく考えずに、パパとママができる範囲でするのが一番です。ぜひステキなお祝いにしましょうね。

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