【年齢別】赤ちゃんからおすすめの英語教材12選!自宅でできる教材で話せるようになる?
感染症対策や小学校での英語学習対策として、自宅で学習できる子ども向け英語教材に注目が集まっています。長年の実績がある定番教材のほか、ディズニーやポケモンのキャラクターが登場したり、無料でできたりするおすすめ教材をご紹介します。早期教育のメリットとやデメリットや話せるようになるのかなど、気になる疑問も解説します。
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目次
赤ちゃんから英語教育は必要?
早期英語教育のメリット
2020年度から小学校でも英語の授業が始まりました。子どもが小学校から英語を学び始めるのでは遅いのでしょうか。海外に住む日本人の子どもが第二言語として英語を習得するには、日常の生活で友達との勉強以外の会話がほぼわかるようになるのに 1~2年、議論ができるようになるまでには最低 5~7年かかることがわかっています(※1)。
言語学では一般的に2歳から15歳くらいまでを「言語形成期」と呼び、人が言葉を習得する時期と定義しています。このうち2~8歳前後は言語形成期前期となり、生活の中で使われる単語を自然と吸収していきます(※2)。
英語の習得には時間を要することを考えると、早い時期から生活の中で英語に親しむことで英語に対する抵抗感が薄れ、興味や関心を高める効果が期待できるといえるでしょう。
早期英語教育のデメリット
早期に英語を始めることによって、日本語と英語が混乱したり、日本語の発達が遅れたりしないか心配する声はよく聞かれます。ドイツ・ハノーバー国際神経科学研究所(INI)の大井静雄氏によると、研究の成果から「脳の言語中枢において、日本語を司る部位と英語を司る部位の多くは異なる場所にあるため、日本語と英語で混乱することはない」としています(※3)。
幼児期にどれくらい英語を学ばせるのが良いのかという点についてはさまざまな議論がされているところですが(※4)、英語はスポーツや美術のように技術を競うものではありません。
言葉は気持ちを表現したり、ものごとを説明したりするために長い時間をかけて磨いていくものです。日本語で親子のコミュニケーションをとりながら、焦らずに英語を身につけていきたいですね。
英語は自宅でもできる教材が良い?
英語学習で大切なことは、英語への苦手意識をなくし、楽しみながらインプットとアウトプットを繰り返すことです。自宅学習で使う教材は映像やCD、絵本などおうち時間を楽しむ感覚で学べるものが多く、自分のペースで何回でも見直せるのが魅力ですね。
幼児期は教室や先生の前だと緊張してしまうことがありますが、自宅だとリラックスして学習できるのも利点です。外出の準備をしたり時間の調整をしたりする必要がないので、働いているママやきょうだいがいる家庭でも取り組みやすいですよ。
英語教材で話せるようになる?
日本の新学習指導要領では小学校で600~700語、高校卒業レベルで4,000~5,000語の習得を目標としています(※5)。海外の研究によると、英語のネイティブスピーカーは小学校入学時点で約2,500~6,000語、大学入学時に約40,000語を習得しているといわれており、そのうち日常的に頻出する単語数は約2,000~3,000語になります(※6)。
幼児向けの英語教材の多くは小学校で習う英語の基礎力を養う設計となっているため、それだけでネイティブ並みに話せるようになるわけではありません。しかし、英語教材で学んだことをベースにして、小学生レベルの英語学習にスムーズに移行できます。
英語を習得するには年単位で学習を重ねることがとても大切です。乳幼児期から英語教材で学ぶことは、小・中・高校と学習が進んだときにステップアップを助けてくれることでしょう。
子どもにおすすめの英語教材6選
Sanrio English Master
「Sanrio English Master」はキティちゃんなどで知られるサンリオが届ける乳幼児向けのAll English教材です。英語教育の基本となるフォニックスやチャンツを取り入れ、英語の音や文字のルール、イントネーションを学び、読む・聞く・話すための土台を作ります。
文法は中学レベル(一部高校レベル)までの内容を網羅。英語でのコミュニケーションがかなうカリキュラムで実際に使える英語の習得を目指します。
対象は0~8歳です。動画、絵本、おもちゃなど子どもが興味を持てるコンテンツで、遊びながら楽しく英語を学習できます。
教材 | 絵本、DVD、ぬいぐるみ、つみき、音声ぬいぐるみ、ボール、ポータブルDVDプレイヤー、音声タッチペン、動く絵本プロジェクター、SDカード、カードリーダー、単語カード、音声マイク、ワークブック |
価格 | 一括払い:334,980円(税込) 毎月払い:月々4,600円~(税込) |
お届け方法 | 一括納品 |
対象年齢 | 0~8歳 |
ディズニー英語システム
ワールドファミリーが提供しているのは、オールイングリッシュ教材の「ディズニー英語システム」です。アメリカの著名な言語学者が開発したプログラムで、正しい英語が自然と身につきます。
0歳から12歳を対象とした教材には、ミッキーやミニーといったさまざまなディズニーキャラクターが登場します。子どもが夢中になれるしかけがたくさんあり、ひとりで楽しく学習できるため大人が見守る必要がありません。教材学習だけではなく、ネイティブの先生と直接触れ合うイベントなどアウトプットの機会も充実しています。
プランは130曲もの歌をベースにした「シング・アロング」やおもちゃを使いながら遊びを通じて英語を学ぶ「プレイ・アロング」など、40通り以上のパターンがあります。担当アドバイザーがさまざまな教材を組み合わせ、最適なプランを提案してくれますよ。
コース | シング・アロング、プレイ・アロングなど |
教材 | 絵本、CD、ブルーレイ、ポスター、マジックペン、型ぬき絵本、カード、シール、ソング・ガイド |
価格 | ・(シング・アロングセット)184,800円(税込) ・(プレイ・アロングセット)52,800円(税込) ※価格は一例です。分割払いもあります。 |
お届け方法 | 一括納品 |
こどもちゃれんじEnglish
「こどもちゃれんじ English」は、ベネッセの「こどもちゃれんじ」でおなじみのしまじろうが登場する英語教材です。1歳から6歳の小学校就学前の子どもを対象としたカリキュラムで、2ヶ月に1回の頻度で子どもの年齢にあわせた教材が自宅に届きます。
教材はDVD・おもちゃ・絵本が基本のセットです。映像をまねておもちゃで遊ぶというように、それぞれの学習内容が連動するしかけで英語の定着を図ります。DVDではキャラクターが登場し日本語でポイントを解説するシーンもあるため、英語に苦手意識を持つことなく楽しみながら学べますよ。
年度途中での入退会は可能ですが、初回限定号や開講号などその時期にしか届かない教材もあるので、タイミングを逃さないようにしたいですね。
コース | ・ぷちEnglish(1~2歳向け) ・ほっぷEnglish(年少向け) ・すてっぷEnglish(年中向け) ・じゃんぷEnglish(年長向け) |
教材 | BOOK、DVD、おもちゃ、Parents' Support(保護者向け冊子) |
価格 | 6回分一括払いの場合 ・ぷち 23,880円 ・ぽけっと 26,080円 ・ほっぷ 27,180円 ・すてっぷ 27,180円 ・じゃんぷ 13,590 円(3回分) |
お届け方法 | 2ヶ月に1回 |
Miraico English(ミライコイングリッシュ)
ミライコイングリッシュは、2019年の夏に発売を開始した新しい英語教材です。DVDの映像とオンライン教材を連動させ、インプットとアウトプットを繰り返しながら英語を英語で学ぶ習慣をつくります。おもちゃや絵本がないので付属の収納BOXにすっきりとまとめられ、物を増やしたくない人におすすめです。
監修を担当するのは、NHK「基礎英語1」で2016年から3年間講師を務めた田中敦英先生です。「毎日30分見るだけ」の学習で、幼児期に必要な基礎文法や単語が身につきます。
教材はDVD、CD、シールのみのコンパクトなセット内容です。スマホやPCに対応したオンラインコンテンツには、印刷用の英語プリントや外でも見られる動画・絵本などが充実していますよ。
教材 | DVD、CD、できたよシール、収納BOX |
価格 | ・(一括支払い)68,600円(税込) ・(分割払い)月々8,575円×8回 |
お届け方法 | 一括納品 |
対象年齢 | 0歳から8歳 |
7+BILINGUAL(セブンプラスバイリンガル)
7+BILINGUALは、右脳開発で世界に認められた七田式教育の幼児・小学生向け教材です。七田式英語学習法の特徴は、英語を3倍速で聞く「高速視・聴・読」と、場面をイラストで見る「イメージ学習」を取り入れていることです。このふたつの学習法で右脳を活性化させ、「忘れない英語」を身につけます。
1日の学習は「日本語で聞く・英語で聞く・音読する」というカリキュラムに沿って行い、これを毎日繰り返すことで英語を確実に定着させます。
子どもが意欲的に取り組めるイラスト集や音声ペンもしくはCDといった教材のほか、かけ流しCDやぬりえなどの特典がついているので、楽しみながら学習でますよ。
教材 | 7+BILINGUAL 音声ペンver. 7+BILINGUAL CDver. |
価格 | 22,280円 |
お届け方法 | 一括納品 |
対象年齢 | 3歳から12歳 |
ポピー Kids English
「ポピー Kids English」は、小学英語の準備ができる幼児向けの英語教材です。ポピペンと呼ばれる音声ペン対応の絵本とCDがついたおはなし絵本が毎月届き、遊び感覚で主要単語や表現を学べます。
教材は1~3までのレベル別で成長に合わせて学べます。ポピペンに対応したシールやカードゲームも不定期に入っているので、教材が届くのが待ち遠しくなりますよ。月々の会費は1,680円と、手頃な価格帯なのもポイントのひとつです。
コース | ・レベル①(年中~小1) ・レベル②(年長~小2) ・レベル③(小1~小3) |
教材 | (毎月)ポピペンBook、ポピペン Book かきこみノート、おはなしBook、親用ガイド(不定期)CD、ポスター、シール、カードゲーム、テーブルゲーム |
価格 | 一括払い:19,140円 毎月払い:月々1,680円(税込)(初回月のみポピペン3,300円(税込)がかかります) |
お届け方法 | 1ヶ月に1回 |
無料で楽しめる英語教材3選
ポケモン Kids TV 公式サイト
ポケモン Kids TVはダンスや世界の童謡、英語の知育系動画などをYouTubeで無料配信するポケモンの公式チャンネルです。日本語の知育教材と合わせ、英語の読み聞かせ絵本や歌がコンテンツとして提供されています。
かわいいポケモンたちとワクワクするようなストーリー展開で、遊びの延長として英語に親しめますよ。自然な感覚で英語に触れられるのがうれしいですね。
こどもずかん
学研プラスの絵本「0さい~4さい・こどもずかん・英語つき(絵/よしだじゅんこ)」では、掲載されている英単語の発音をサイトで公開しています。単語をクリックすると、単語の正しい発音を確認できます。絵本のイラストと音が連動することで、記憶に定着しやすくなりますよ。
子ども英語 LearnEnglish Kids
子ども英語 LearnEnglish Kids はイギリスの国際交流機関「ブリティッシュ・カウンシル」の公式サイト内に設けられた英語学習ページです。
幼稚園・小学生向けの無料オンラインゲームや読み書き練習、歌やダンス動画などが豊富にそろっています。海外らしいユニークなキャラクターが、多文化を感じさせてくれますよ。ゲームは英語でプレイするので、遊びを通じて英語に触れられます。
子どもにおすすめの英語教材アプリ
絵本ナビえいご
「絵本ナビえいご」は、「日本e-Learning大賞2022」で経済産業大臣賞を受賞したアプリです。日本をはじめ欧米の絵本、動揺童話、物語などの英語絵本が1,000冊以上読み放題。すべての絵本で、ネイティブによる読み聞かせ音声が収録されています。
発音ゲームやカードコレクションなど、楽しく続けれる仕掛けもたくさんあります。繰り返し絵本を英語で読むうちに、英語で英語を理解する脳ができあがり「聞く・読む・話す」力が育まれます。対象年齢は0歳から、月額1,200円で利用できます。
ワオっち!イングリッシュスクール!
子ども向けアプリ「ワオっち!」シリーズの英語知育アプリです。子どもの英語が「楽しい」「好き」という気持ちを育み、親子でコミュニケーションをとりながら総合的に英語の力を養います。搭載されているのは挨拶&会話、カルタ、ゲーム、紙芝居絵本といった魅力いっぱいのコンテンツです。
対象年齢は2歳から10歳、コンテンツは有償ですが毎月更新される4つのゲーム・絵本は無料で利用できます(アプリ内課金あり)。
楽しい英語 Fun English
猫のキャラクターと一緒に英語を学ぶアプリです。リーディング、スペリング、発音はもちろん、アメリカ英語、イギリス英語のアクセントの違いも学べます。8歳以下が対象で、7日間の無料トライアルのあと月額1,600円(年間6,400円~)で利用できます。(2023.12.23更新)
英語教材で英語を好きになろう!
乳幼児向けの英語教材は、音やアニメーションなど、子どもが自発的に英語に触れようとするしかけが詰まっていますが、子どもがはじめて英語教材に触れるときは、聞き慣れない英語の響きに拒否反応を示すことがあるかもしれません。
そんなときは、無理のない範囲で少しずつ英語に触れ合う時間を作っていきましょう。サンプル教材や無料体験を利用して、反応を試してみるのも良いですね。
言語形成期を過ぎると、第二言語に対しても文法や文脈を理解して語学を習得する力がついてきます。それまでは英語に対する苦手意識を持たないよう、焦らずに親子で楽しく英語に触れあってみてはいかがでしょうか。
※この記事は2023年12月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。