生後1ヶ月半の赤ちゃんの成長やお世話のポイントは?ママの疑問を徹底解説!
生後1ヶ月半頃の赤ちゃんとの生活に、不安や悩みを抱えるママ・パパは多いでしょう。ここでは、生後1ヶ月半の赤ちゃんの成長やお世話のポイントを紹介します。生後1ヶ月半の赤ちゃんを育てているママ・パパが抱える疑問や悩みについても、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
生後1ヶ月半の赤ちゃんの体重
生後1ヶ月半の赤ちゃんの体重の目安は、以下の通りです(※1)。
男の子 | 女の子 |
---|---|
3.53~5.96kg | 3.39~5.54kg |
生後1ヶ月頃の赤ちゃんは、1日に25~30gずつ体重が増えることが一般的です。生後1ヶ月半頃には、生まれたときの体重の約1.5倍になります。赤ちゃんの成長速度に驚きを感じるママ・パパは多いのではないでしょうか。
しかし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、体重が大きめ・小さめでも心配し過ぎないようにしましょう。
生後1ヶ月半の睡眠時間と生活リズム
生後1ヶ月半の赤ちゃんの睡眠時間の目安は、14~17時間程度です。1日の生活は、基本的に新生児のころと同様、寝る・授乳する・排泄するの繰り返しですが、少しずつ起きていられる時間は長くなるでしょう。
赤ちゃんの睡眠時間は個人差が激しく、泣いてばかりであまり寝ない赤ちゃんもいれば、寝てばかりいる赤ちゃんもいます。ほかの赤ちゃんと比べて寝ない、寝過ぎるように感じても、心配いらないケースがほとんどです。
生活リズムが少しずつ整い始める赤ちゃんもいますが、この時期はまだリズムが整わなくても問題ありません。赤ちゃんの生活リズムが整いやすいよう、日中はなるべく明るい環境で過ごし夜には暗い環境としてあげたり、お風呂や授乳を毎日同じ時間に行ったりしましょう。
新生児のときは眠っていることが多かった娘ですが、生後1ヶ月頃から眠っている時間が短くなりました。ぐずりが激しく、抱っこしていると眠るのに、布団に下ろした瞬間に泣き始めるので、一晩中抱っこし続けたことも珍しくありません。娘があまりに寝ないので、心配になったこともありましたが、順調に成長してくれたので良かったです。
夜はまとまって眠ることが多くなりました。夜まとまって眠るせいか昼間はほとんど起きています。1人で機嫌よく遊ぶ時間が増えてきました。
生後1ヶ月半の母乳やミルクの量や授乳時間
母乳の場合
生後1ヶ月半頃になると、1回あたりの授乳量が増えてきます。授乳間隔は3~4時間おきが目安ですが、赤ちゃんによっては1日中おっぱいを欲しがることもあるでしょう。
母乳はミルクと異なり、赤ちゃんが飲んだ量がはっきりとわかりづらいため、赤ちゃんが欲しがるだけ与えて問題ありません。赤ちゃんがおっぱいを欲しがる間隔が短いと母乳不足を疑ってしまうかもしれませんが、体重が増えているようなら心配いらないことが多いようです。
このころの赤ちゃんの哺乳量の目安は、1日780mL程度といわれています(※2)。授乳量に不安がある場合は、小児科や産科、助産院などに相談されるのも良いでしょう。赤ちゃん用のスケール(体重計)がある場合は、授乳前後の赤ちゃんの体重変化から飲んだ母乳の量を計算してみるのも1つの方法ですが、1回の授乳量より数日単位の赤ちゃんの体重変化のほうが大切です。
生後1ヶ月を過ぎると母乳を一度にたくさん飲めるようになるので、授乳間隔は少し空くようになりました。しかし、まだまだグズることが多いので、授乳時間ではなくても母乳をあげてしまいがちです。
娘はおっぱいが大好きで、1日中授乳していたような気がします。当時育児日記をつけていたのですが、1日の授乳回数が15回を超えていることもしばしばでした。母乳はどのくらい飲んでいるのか判断しづらいため、求められるだけ与えていました。体重は1日に40g以上増えていたので、母乳不足の心配はせずにすみました。
母乳とミルクの混合の場合
母乳にミルクを足す場合、赤ちゃんがお腹を空かせているようならまず母乳から与えるようにしましょう。その後足りない分をミルクで補うと良いですね。1回あたり40~60mLを目安にミルクを足してみてください。赤ちゃんが足したミルクを飲まない場合には、母乳で満腹になっていることが多いので、無理に飲ませる必要はありませんよ。
ミルク育児の場合
ミルク育児の場合、1回あたり120~160mLのミルクを1日6回程度与えるようにしましょう。ただし。ミルクの量の目安は粉ミルクメーカーによって異なるので、粉ミルクの商品表示にしたがうようにしてくださいね。
生後1ヶ月半のお世話のポイント
おでかけは少しずつ
1ヶ月健診で問題がないことを確認したら、赤ちゃんとのおでかけを始める家庭が多いのではないでしょうか。しかし、このころの赤ちゃんは抵抗力が弱く、おでかけによる刺激が強いため、まずは外気浴や近所の散歩からスタートするようにしましょう。予防接種を受ける前なので、人混みへの外出は控え、短時間で帰宅することをおすすめします。
1ヶ月健診で大きな問題がなかったため、少しずつ外出をスタートしました。いきなり長時間のおでかけをするのは不安があったため、基本的に近所を10~15分程度散歩する程度でしたが、外に出られることは私にとってもよい気分転換になりました。子どものグズグズにイライラしていても、外に出ればすっと気分が落ち着くことが多かったです。
起きている時間にはスキンシップをとろう
生後1ヶ月半頃になると、少しずつ赤ちゃんが起きている時間が増えていきます。赤ちゃんが起きているあいだは、抱っこやマッサージなどをして、スキンシップをとるようにしましょう。赤ちゃんの首がすわるまでは、抱っこのときにしっかりと首を支えてあげてくださいね。
スキンシップは赤ちゃんの心の発達に大きな影響を与えるだけでなく、ママやパパとの信頼関係を育むためにも必要なものです。体調不良で抱っこするのが難しい場合は、身体に触れたり声をかけたりしてあげると良いですね。
昼夜を意識してみよう
このころの赤ちゃんは、まだ生活リズムが整っていないことが多いでしょう。朝になったら部屋を明るくし、夜になったら暗くするなど、昼夜の区別がつきやすい環境を作ることは、生活リズムを少しずつ整えるきっかけになるかもしれません。
娘が生後1ヶ月半頃だったときは、昼夜を問わず寝たり泣いたりを繰り返していました。当時「生活リズムを整える」という意識がまったくなく、大人と同じペースで生活をさせていましたが、今になって思うと昼夜の区別がつきやすい環境を整えてあげるべきでした。それが原因かはわかりませんが、娘の生活リズムはなかなか整わず、その後も長い期間夜泣きに悩まされることになりました。
お風呂はなるべく同じ時間帯に
赤ちゃんの生活リズムを整えたいなら、なるべく同じ時間帯にお風呂に入れることをおすすめします。毎日決まった生活習慣を繰り返すことで、赤ちゃんの生活リズムが整いやすくなりますよ。
生後1ヶ月半の赤ちゃんに関する疑問や悩み
赤ちゃんが寝ないで限界!
赤ちゃんが夜に眠ってくれないと、ママ・パパは精神的にも肉体的にもつらいものですよね。生後3~4ヶ月頃になると生活リズムが整ってきて、まとまって眠ってくれる赤ちゃんが増えていくようです。
赤ちゃんが寝ずつらいときは、赤ちゃんが眠ったときにママもいっしょに眠ったり、息抜きをしたりして上手に手を抜きましょう。パパや周囲の人にSOSを出し、サポートを求めることも大切です。
寝ぐずりがひどかった娘は、抱っこをしているあいだは眠ってくれるものの、抱っこから下ろした瞬間大号泣することが多かったです。ひどいときは一晩中抱っこしていなければならず、肉体的にも精神的にも限界でした。夫の仕事が忙しく、夜泣きの対応のサポートをお願いすることはできませんでしたが、家事の手を抜くことには賛成してくれたので助かりました。
生後1ヶ月半の赤ちゃんでも笑うことがある?
一般的に、赤ちゃんが自分の意思で笑うようになるのは生後2~3ヶ月頃からです。しかし、早い子の場合、生後1ヶ月半ごろからあやすと笑うようになることもあります。
赤ちゃんも風邪をひくの?
生後5~6ヶ月頃までの赤ちゃんは、ママからもらった免疫があるので風邪をひきにくいといわれますよね。しかし、ママがすべての細菌やウイルスの免疫をもっているわけではないため、低月齢の赤ちゃんでも風邪をひくことがあります。
保育園や幼稚園などに通っている上のきょうだいがいる場合は、園での風邪の流行に注意しましょう。赤ちゃんの咳や鼻水が長引くときや機嫌が悪いとき、発熱したときなどは医療機関を受診することをおすすめします。
視力はどれくらい?
このころの赤ちゃんの視力はまだ弱く、目の前のものがぼんやりと見える程度だといわれています。赤ちゃんの視力の発達に活躍してくれるのが、モビールやメリーです。焦点を合わせたり、動くものを目で追ったりする練習にも効果が期待できるでしょう。
この時期の赤ちゃんは、白と黒に興味を示すとされています。白と黒が多く使われている絵本を読み聞かせてあげると、目で絵を追っている様子を見られるかもしれませんね。
子どもが生後1ヶ月を過ぎたころから、たまに絵本の読み聞かせを行っていました。読み聞かせていたのは妊娠中に用意していた「あかあかくろくろ」という絵本で、白と黒と赤を基調にしたイラストを、子どもは興味深く見つめていたように思います。同じシリーズの絵本が何冊か出ており、友人の出産祝いとしてプレゼントしたこともありますが、私の周りでは評判が良かったです。
指しゃぶりはさせておいて良いの?
赤ちゃんの指しゃぶりやこぶししゃぶりが気になるというママ・パパも多いですが、このころの指しゃぶりは赤ちゃんの自然な反射のひとつなので心配いりません。赤ちゃんが自分の手の存在に気づき、遊び始めているケースもあるので、成長のひとつととらえるようにしましょう。
おしゃぶりは使わせても良いの?
おしゃぶりは、新生児のころから使える便利なアイテムです。赤ちゃんの精神安定に効果が期待できるため、赤ちゃんがなかなか泣き止まないときなどに活躍してくれることでしょう。
「おしゃぶりを使っていると赤ちゃんの噛み合わせが悪くなる」という話を耳にしたことがある人も多いかもしれませんが、2歳までにおしゃぶりを卒業すれば問題ないといわれています。
おしゃぶりについては賛否両論ありますが、私は使って良かったと思っています。なぜなら、寝ぐずりが長引かずよく寝てくれるようになり、赤ちゃんが落ち着くためのアイテムがひとつあることでとても安心できたからです。1歳過ぎには自然と使わなくなりました。
生後1ヶ月半の赤ちゃんの成長を見守ろう
新生児との生活と比べると、生後1ヶ月半頃の赤ちゃんにはさまざまな変化があります。赤ちゃんの成長とともに日常生活が変化し、これからの成長がますます楽しみになることでしょう。赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にし、貴重な成長の場面を見守ってあげてくださいね。