更新日:2017年11月17日

生後3ヶ月ってどんな時期?赤ちゃんの成長と子育てのポイント

生後3ヶ月になると徐々に赤ちゃんとの生活にも慣れたころでしょうか。このころの赤ちゃんは、ママとパパの識別ができるようになり、あやすときゃっきゃと笑い声をあげるようになります。ここでは生後3ヶ月の赤ちゃんの成長と、子育てのポイントについて解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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生後3ヶ月の成長の目安

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生後3ヶ月の赤ちゃんは、体重は生まれたときのほぼ2倍にまで成長しています。また、首がすわりはじめる赤ちゃんも出始め、縦抱っこでも安定するようになります。

男女別の成長の目安は以下です。

男の子 身長:57~66cm  体重:5~8kg
女の子 身長:56~64cm  体重:4.5~7.5kg

このころの成長には赤ちゃんによってばらつきがありますので、あまり神経質になりすぎないで、あくまで目安ととらえてくださいね。

生後3ヶ月ってどんな時期?

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生後3ヶ月をむかえたころから赤ちゃんの首がすわってきます。また、全体に皮下脂肪がついて、丸々としたいわゆる赤ちゃん体型になってくる赤ちゃんも多いです。このころの赤ちゃんは笑顔を見せるだけでなく、あやしてあげると声をあげて笑うようになります。

生後3ヶ月ごろから「たそがれ泣き(コリック)」が始まる赤ちゃんもいます。たそがれ泣きとは、赤ちゃんが毎夕方のだいたい決まった時間になると、とくに理由もなくむずがったり機嫌が悪くなり泣き出すことをいいます。大体生後1ヶ月半から5ヶ月くらいにかけて、たそがれ泣きが盛んにおこるといわれていますが、1歳前後まで続く赤ちゃんもいるようです。

このころの赤ちゃんは手を顔の前に持ってきて、じーっと見つめていることがあります。これをハンドリーガードと言い、生後2ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんによく見られる反応です。赤ちゃんが自分の身体を確かめている行動のあらわれだといわれています。手を見つめることにはじまり、そのうちに手を口の中に入れたり舐めたりして、感覚を確かめだします。お気に入りの指を発見して指しゃぶりをはじめる赤ちゃんもいるようです。

生後3ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と時間、ミルクの量

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生後3ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔と時間は、母乳育児・ミルク育児、または混合育児によって異なります。

また、赤ちゃんによっても差はありますので、あくまでも目安としてとらえてくださいね。

母乳の場合

生後3ヶ月になると、段々と授乳ペースが整ってきます。赤ちゃんの「満足している」というサインがママにとってわかりやすくなるころです。母乳の場合の授乳間隔は、一日6〜8回、一回の授乳は片方ずつ10分ほどが目安です。

ただ、赤ちゃんによっては一度の授乳によって飲める量が異なります。そのため、授乳間隔はあくまでも目安であり、一日10回を超えるからといって心配する必要はありません。

母乳量が足りているかどうかは、授乳頻度よりは、体重が順調に増えているかどうかに注意するようにしてみましょう。夜の授乳の間隔が空く赤ちゃんでも、体重が順調に増えているようであれば心配ありませんが、もし体重の増加が停滞気味な場合は、夕方〜夜にかけて授乳回数を増やしてみる、もしくはミルクを足してみるのを考慮するのも良いでしょう。

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ミルクの場合

粉ミルクのパッケージに記載されている量はあくまで目安であり、赤ちゃんによって個人差がありますので、以下の点に注意しながら、赤ちゃんにあったミルクの量をみつけてくださいね。

赤ちゃんが起きているとき機嫌が良く、排便やおしっこが普段より減ってない場合は、ミルクが十分に足りているというサインです。

2ヶ月ごろから以前よりもミルクを飲む量が減ったように感じるママもいるかもしれません。少しずつでも順調に体重が増えていれば問題はありません。逆に飲みすぎを心配するママもいますが、それは赤ちゃんによっては必要なミルクの量が多いということです。この時期のミルクの飲みすぎによって将来肥満になったりということはありませんので安心しましょう。

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母乳とミルクの混合の場合

生後3ヶ月くらいになると、赤ちゃんの口まわりの筋肉も発達して授乳に慣れ、母乳の量も増えることでそろそろ完全母乳に移行というママが増えます。完全母乳に移行を希望するママは、体重の増え具合に注意しつつ、ミルクの回数を徐々に減らしてみてください。

生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠

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生後3ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は、一日13~17時間ほどです。このころになると、昼夜の区別が徐々についてきます。朝はできるだけたっぷりの日光を浴び、夜は部屋を暗くして早めに寝かしつけをするようにして、生活のリズムを整えていくようにすると良いでしょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんの育児のポイント

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1.生活リズムを整える

昼夜の区別がついてくるころですので、一日の生活リズムも整ってきます。日中にしっかりと日光を浴び、天気の良い日は外に出かけるなど、無理のない範囲で日中に赤ちゃんが活発に活動できると、赤ちゃん自身が生活リズムに慣れてくれやすいかもしれません。

夜寝る前に本を読み聞かせする、決まった時間にお風呂に入れる、などの習慣付けもおすすめです。

2.コミュニケーションをしっかりと取る

生後3ヶ月になるとママとパパの顔もしっかりと認識できるようになり、表情もぐっと豊かになってきます。赤ちゃんにお話ししたり歌ったり、本の読み聞かせなどを通じて、積極的にコミュニケーションをとるようにしましょう。

3.3~4ヶ月健診へ行く

3〜4ヶ月健診では、首すわりと股関節脱臼の確認などが行われます。首すわりは必ずしも3〜4ヶ月健診のときに座っているべきというわけではなく、まだ座っていない場合はしっかりしてきているかを確認します。股関節脱臼の疑いがあり、と診断された場合は早めの治療で治る可能性があります。

3〜4ヶ月健診の主な流れは身長・体重の測定、全身のチェック、首すわりなど発達のチェック、問診です。これから始まる離乳食についての指導や予防接種について説明を受けることもあります。

4.便秘に気をつける

生後3ヶ月ころ、便秘になったと心配になるパパとママも多いようです。しかしこれは母乳やミルクの摂取の仕方が変化しつつあることを反映している一過性のものであることが多くあります。本当の便秘では母乳やミルクを受け付けずはいてしまったり、ウンチそのものもとてもかたくなったりします。ウンチの回数が少ないというだけで便秘といえるものではありません。赤ちゃんの機嫌が良く食欲や睡眠も普段通りの場合は、それほど心配する必要はありません。

とはいえ何日も出ない日が続くと心配になってくるママもいるでしょう。こまめに水分補給をしてあげて、おへその周りを「の」の字マッサージしたり、両足を持って優しく自転車こぎ体操をしてあげると良いでしょう。最終手段として、綿棒浣腸をされるママも多いようです。

5.予防接種は計画的に

生後2ヶ月を過ぎたあたりから、予防接種が始まります。生後2ヶ月で最初の予防接種を受けた場合は、3ヶ月になったら、2度目の「B型肝炎」「ロタウイルス」「ヒブ」「小児用肺炎球菌」と、1回目の「四種混合」を受けます。3ヶ月になって初めて予防接種を始める場合は、「ヒブ」「小児用肺炎球菌」「ロタウイルス」「B型肝炎」「四種混合」を受けるようにしましょう。

生後6ヶ月までに接種が望まれるワクチンは、2016年現在は7種類あり、接種回数は15回にもなるため早めに接種計画を立てることをおすすめします。

6.ストレスをためすぎない

生後3ヶ月がすぎ、ママも疲れがたまってくるころです。育児ストレスをためすぎないようパパや周囲の家族に赤ちゃんのお世話を頼んで、ママがリフレッシュできる時間が作れると良いですね。

7.成長には個人差があることを忘れない

赤ちゃんは一人ひとりの成長のスピードがあります。ついよその子を比べてしまって、我が子の成長具合が心配になるママも多いですが、赤ちゃんの成長には個人差があることを忘れないようにしましょう。

生後3ヶ月の赤ちゃんに関する体験談

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ようやく昼夜のリズムが安定してきた生後3ヶ月のころは、それまでどこか未知の生き物のようだった赤ちゃんをようやく「わが子」と実感してきたころでもありました。声に出して笑ってくれたり、アーやウーといったおしゃべりがはじまったりと、赤ちゃんらしい愛くるしさが満開していたように見えました。

平均より大きく生まれたわが子も、3ヶ月ころから成長曲線の下線ギリギリを行くようになり、完全母乳だったために心配になることもありました。5日連続の便秘に頭を抱えて「の」の字マッサージや自転車こぎ体操をおむつ変えごとにしていたのも、今では懐かしい思い出です。

生後3ヶ月の赤ちゃん、成長のまとめ

生後3ヶ月の赤ちゃんは、生まれたときのほぼ2倍の体重まで成長し、全体に丸々とした赤ちゃん体型になってくる時期です。また、情緒面でも成長が著しく、あやすと笑ってくれたり、自分の手やからだの部分を認識して、なめたり口にいれたりし始めます。

赤ちゃんの口周りの発達にしたがい一度に飲める量が増えたり、満腹中枢ができることで「お腹いっぱいになった」と赤ちゃんが認識でき始めるころです。母乳育児・ミルク育児に関わらず、一度に飲む量よりも体重の推移に注意して、ママと赤ちゃんの「授乳ペース」をつかむようにすると良いでしょう。

また、昼夜の感覚がはっきりしてきて、生活のリズムが整ってくるころでもありますので、朝しっかり起こして、日中はできるだけ日光を浴びたり、夜は早めに就寝の習慣をつけるようにしましょう。

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