更新日:2017年12月12日

まんまる抱っことは?まんまる育児のやり方と注意点

生まれる前の赤ちゃんはママのお腹のなかで、まんまるの姿勢で過ごします。「まんまる抱っこ」「まんまる育児」は、赤ちゃんを胎内にいたころの環境に近づけてあげることで、赤ちゃんが心地良く成長することを目指すもの。実際にまんまるにすると泣き止む赤ちゃんも多いようです。ここではまんまる育児のメリットと注意点について紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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まんまる育児とは?

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まんまる抱っこ・まんまる寝は、助産師さんやママの経験則から生まれた育児の知恵です。

ママのお腹のなかの赤ちゃんは、背骨をCカーブに保った姿勢で過ごしています。まんまる育児では、生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこするときや寝かせるときに、赤ちゃんの身体を胎内での姿勢に近い姿勢にしてあげます。赤ちゃんをまんまるの姿勢にしてあげることで、赤ちゃんが落ち着くと考えられています。

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昔はまんまる生活が当たり前だった?!

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昔の日本では、赤ちゃんをイジコというかごに入れて寝かせていました。その中に寝かせると背中がちょうど胎児のように丸くなります。そのカゴを仕事場の脇において農作業しながら育てていたようです。

昔からまんまる寝は、育児の知恵として日本で受け継がれていたのかもしれませんね。

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まんまる育児のメリット

まんまる抱っこ・まんまる寝の姿勢は、赤ちゃんのお腹のなかでの姿勢に近いため、生まれたばかりの赤ちゃんにとって快適だと考えられています。実際に、赤ちゃんが泣いているときにまんまる抱っこをしてあげるとすぐに泣き止んだ、赤ちゃんをまんまるに寝かせると落ち着いて眠ってくれたという声も多いようです。

赤ちゃんが泣き止んでくれ、落ち着いてよく寝てくれるため、ママにとっても心地よく育児をする手助けになるでしょう。2~3時間おきに授乳をしなければいけない新生児の時期には、赤ちゃんが泣かずに寝てくれるということは、ママにとっても心強いことですよね。

ただし、まんまるの姿勢が赤ちゃんにとって良いということは医学的には立証されていません。また、赤ちゃんはまだ言葉を話すことができないため、本当に赤ちゃんにとって心地良い状態なのかははっきりとはわかりませんよね。

赤ちゃんがなかなか泣き止まない、赤ちゃんが寝てくれないと悩んでいる方は、試してみても良いかもしれませんよ。

まんまる抱っこの前に身体をほぐそう

赤ちゃんの身体が固かったり凝っていたりすると、快適だといわれるまんまるの姿勢も、赤ちゃんにとって苦しい体勢となりかねません。まんまる抱っこをする前には、赤ちゃんにマッサージや体操をしてあげて、身体をほぐしてあげましょう。

背中や頭に手をそっと置くだけも、しばらくするとその部分が温かくなり、コリがほぐれやすくなるといわれていますよ。

ここでは、赤ちゃんと一緒に楽しくできる簡単な体操を紹介します。新生児からできる体操なので、赤ちゃんとのスキンシップの一貫として取り入れてみてくださいね。

足トントン体操

赤ちゃんの股関節を柔軟に保ち、動きの良い身体を目指す体操です。

1.あぐらをかいて、そのなかに赤ちゃんを抱っこします。
2.赤ちゃんの足首を持ち、パチパチパチと足裏をあわせます。
3.赤ちゃんの足裏をあわせた状態で、トントントンとかかとをお尻に軽くつけます。

かいぐり体操

赤ちゃんの肩関節をやわらかくする体操です。

1.あぐらをかいて、そのなかに赤ちゃんを抱っこします。
2.赤ちゃんのひじを持ち、両手をぐるぐると回します。
3.反対方向にもまわします。
4.片方の手を頭にタッチさせます。
※回数は柔らかい方の肩を多めに、固い方の肩を少なめに行います。

まんまる抱っこの仕方

赤ちゃんが快適に過ごせるまんまる抱っこの仕方のポイントは下記の3つです。
・全身を丸くする
・手足を伸ばさない
・身体をねじらない

新生児を正しく横抱きしていると、自然とまんまるの形になるでしょう。ただし新米ママ・パパのなかには、緊張して身体に力が入り、上手に横抱きできていない方もいるのではないでしょうか。

上記の動画では、赤ちゃんが快適に過ごせる抱っこの仕方を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

外出先でまんまる抱っこをするためには、スリングを利用すると良いといわれています。ただしスリングはとても便利な一方で、間違った使い方をすると赤ちゃんが苦しくなったり赤ちゃんを落下させたりする危険性があります。使うときには正しい使い方を練習するようにしましょう。

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まんまる寝の仕方

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まんまる寝とは、赤ちゃんが寝るときに背骨がCの字になるように丸くしてあげるというものです。眠る姿勢を丸くしてあげることで、赤ちゃんがぐっすり寝てくれます。ただし赤ちゃんの背骨がアルファベットのCのように丸い時期は首がすわるまでです。

まんまる寝をさせるには、専用の寝具を利用するほか、授乳クッションを利用することもできます。ただし柔らかい素材の寝具は乳幼児突然死症候群(SIDS)の危険因子とも考えられているため、長時間の利用は避けることをおすすめします。

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まんまる育児の注意点

まんまる育児を実践している人のなかには、赤ちゃんが泣き止んだ、ぐっすり眠ってくれたと実感している人も多いようです。しかし、まんまるの姿勢が赤ちゃんにとって良いということは医学的には立証されていません。また、赤ちゃんはまだ言葉を話すことができないため、本当に赤ちゃんにとって心地良い状態なのかははっきりとはわかりませんよね。

まんまる育児を実践するときには、下記のことに注意するようにしてくださいね。

赤ちゃんの首が苦しくないか確認する

まんまる育児では、赤ちゃんの背骨をCのカーブを描くように抱っこやねんねの姿勢を作ります。まんまる抱っこをするときには首が前傾するため、首が苦しくないか確認するようにしましょう。

赤ちゃんが身体を動かす時間をつくってあげる

生まれたばかりの赤ちゃんは、お腹の中の姿勢になることで落ち着くでしょう。しかし、ママのお腹の外に出て少しずつ外の世界に慣れていかなければなりません。赤ちゃんが自分で手足を動かすことで、赤ちゃんの身体が発達していきます。

赤ちゃんを常にまんまるにしておくのではなく、赤ちゃんの手足を自由に動かせる時間を意識的につくってあげると良いでしょう。

まんまる寝をするときには赤ちゃんから目を離さない

まんまる寝では丸い状態で赤ちゃんを寝かせるために、授乳クッションや柔らかい素材の寝具を利用します。そのため、乳幼児突然死症候群(SIDS)や窒息の危険性を指摘する医療関係者もいるようです。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の原因は、まだ医学的に立証されていません。最近はさまざまな研究から、赤ちゃんを寝かせるマットレスや敷布団は硬いものを使用することが推奨されています。

まんまる寝のための寝具は長時間使用せず、赤ちゃんが寝つくまでの短時間や、大人がしっかりと目を離さずに赤ちゃんのそばにいられるときにのみ使用することをおすすめします。

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まんまる抱っこの体験談

まんまる抱っこ、まんまる育児について、mamanokoに寄せられた体験談を紹介します。

子どもをふたり、まんまる姿勢で育てました。まんまるの形で寝かせるときと普通の姿勢で寝かせたときでは、睡眠時間が大幅に違います。まんまる寝にして寝かせると、5時間くらいまとめて寝てくれました。上の子も下の子も夜は起こすまで起きなかったので、私の身体もかなり休まり、ありがたかったです。まんまる寝は、赤ちゃんにとってとても快適な姿勢なのだと感じました。

まんまる寝は、寝返りができるようになったら難しくなるので、それまでにしてあげられると良いと思います。
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¥1,404〜(2017/12/12 時点)

今夜も寝かしつけに四苦八苦しているママは、赤ちゃんを「まんまる」の姿勢にしてみましょう。あんなに大変だったのがウソのよう、すーっと穏やかな表情になり、あっという間に寝てくれます。育てやすい子になれば、ママも子育てを楽しめる。いつもニコニコぐっすりの赤ちゃんにする、まったく新しい方法です!

まんまる抱っこでごきげんな育児を!

新しい家族が増えて始まった新生活で赤ちゃんが泣いてばかりいると、ママもパパも焦ってしまうことがありますよね。慣れない育児で一生懸命なママやパパにとって、赤ちゃんが泣き止まない・なかなか寝てくれないということは大きな悩みの種です。

まんまる抱っこ、まんまる寝といったまんまる育児は、生まれたばかりの赤ちゃんが泣き止んだり、ぐっすり眠ってくれたりするというメリットがあります。上手に取り入れて、赤ちゃんもママやパパもごきげんな育児ができると良いですね。

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