【助産師監修】生後2ヶ月の過ごし方!先輩ママの1日の生活スケジュールは?体験談あり
赤ちゃんが生まれて2ヶ月経っても、まだお世話は大変です。抱っこしないと寝なかったり、泣いてばかりで家事が進まなかったりと悩んでいるママもいるのではないでしょうか。反対に少し余裕が出てきたママは毎日を単調に感じているかもしれません。先輩ママたちのリアルな体験談とともに、生後2ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方や悩みを紹介します。
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目次
生後2ヶ月の赤ちゃんの1日の過ごし方
生後2ヶ月の赤ちゃんは、まだ生活リズムが安定していないことがほとんどです。なかなか寝ない子、ぐっすり眠る子、抱っこしていないと泣いてしまう子、ひとりで機嫌良く過ごせる子など、赤ちゃんによって過ごし方はさまざまです。いずれにせよまだリズムが安定する前なので、周囲と比べることなくゆったり構えくださいね。
昼間に起きている時間が少し長くなる
生後2ヶ月の睡眠時間は1日に15時間ほどです。まだ昼夜の区別がしっかりできているわけではなく、寝ている時間のほうが多くはありますが、少しずつ昼間に起きている時間が長くなっていきます。新生児のときに比べてできるしぐさも増え、かわいい姿が見られるかもしれません。
お昼寝は3回程度
生後2ヶ月頃になると午前中・お昼・夕方とお昼寝のリズムがなんとなくできてくる赤ちゃんが出てきます。ただし、お昼寝の時間の長さには個人差があり、短いときと長いときにムラがあるようです。
生後2ヶ月では生活スケジュールを整えるのは難しいものですが、理想的な生活をイメージしておくと習慣化につなげやすいでしょう。
起きている時間に身体を動かすことが増える
まだ寝返りなどはできませんが、生後2ヶ月になると赤ちゃんの動きは少しずつ活発になってきます。起きている時間は身体をバタバタさせる時間が増え、メリーなどのおもちゃに笑顔を見せることもあるでしょう。
黄昏泣きをする子も
生後2ヶ月頃になると、理由もなく夕方にグズグズ泣く、いわゆる「黄昏泣き」をする赤ちゃんもいるでしょう。あまりにひどいときはこの時間にお風呂に入れても良いかもしれません。ママのお腹で羊水に包まれていた感覚に近いことから、お風呂に入ると安心して泣き止む赤ちゃんが多いようです。
先輩ママの生後2ヶ月の生活スケジュール
赤ちゃんによって個人差があるとはいえ、他の赤ちゃんはどのような毎日を過ごしているのか気になりますよね。先輩ママたちは赤ちゃんが生後2ヶ月のときはどのように毎日を過ごしていたのか、体験談を紹介します。
午前中のうちに家事を済ませる
生後2ヶ月頃には、午後になると上手に昼寝ができなくてグズグズしたり、夕方になると黄昏泣きが始まって泣き続けたりすることがあります。赤ちゃんの機嫌が比較的良い午前中に家事を済ませると、午後に余裕を持って赤ちゃんと向き合えるかもしれませんよ。
赤ちゃんが機嫌が良いのが朝方だけで、昼間は泣き続けてずっと抱っこしていることが珍しくありませんでした。そのため、朝早めに起きて、掃除、洗濯、夕食の下ごしらえまで終わらせるようにしていました。
午前中に散歩や買い物にでかける
午前中は機嫌が良い赤ちゃんが多いため、午前中のうちに買い物や散歩にでかけてみるのもおすすめです。生後2ヶ月の赤ちゃんにとっては、近所の散歩やスーパーでの買い物は十分に刺激になります。午前中に外の刺激を受けることで、午後にしっかりとお昼寝することが期待できますよ。
朝方に1度授乳した後に寝て、7時半ごろ起きていました。午前中は機嫌が良いので、散歩をかねてス―パーに買い物に行くのが定番です。スーパーから帰った後、10時か11時に昼寝をし、午後も一度昼寝をしていました。
食事・家事がなかなかできないというママも
生後2ヶ月の赤ちゃんはまだまだ手がかかるものです。少しずつママやパパのそばでひとり遊びをするようになる赤ちゃんもいますが、常に抱っこして欲しいタイプの赤ちゃんもいます。赤ちゃんの機嫌の良いタイミングを見計らって、うまく食事の時間や身体を休める時間を見つけるようにしてくださいね。
我が子は、抱っこしていないとすぐに泣くタイプの赤ちゃんでした。抱っこからおろして泣かないタイミングで簡単に食事を済ませていたため、ご飯の時間はいつもバラバラでした。調理に時間のかかるものレンジを使うものはほとんど不可能でした。
正しい生活リズムを意識してひとり時間を確保する
生後2ヶ月頃はまだ生活リズムができていない時期ですが、理想的な生活リズムを意識することで、その後のリズム作りが楽になります。生活リズムができてくるとひとり時間が確保しやすいため、少しずつリズムを意識してみても良いですね。
新生児時代の昼夜逆転生活がつらすぎて、少し慣れてきた2ヶ月からは生活リズムを意識して過ごすようになりました。朝は7時には起こし、午前、昼、午後の3回昼寝。夕方は16時までに起こして17時半くらいに入浴し、頑張って19時半には暗い寝室に連れて行って寝かしつけました。
とても忙しかったのですが、そうすると夕食も落ち着いて食べることができ、ひとりの時間が持てて結果的に気持ちが楽になりました。この生活を続けたおかげか生後3ヶ月半くらいで夜の睡眠時間が安定し、私もようやくぐっすり眠れるようになりました。
生後2ヶ月の過ごし方に関するアドバイス
予防接種後の過ごし方は?
予防接種の後の赤ちゃんは疲れています。接種後に思わぬ副反応が出る可能性があるので、すぐかかりつけ医に相談できるように遠出は避け、なるべくゆっくり過ごすようにしてください。お風呂に入っても問題はありませんが、無理に入らなくても大丈夫ですよ。
外出はしたほうが良いの?
赤ちゃんにとって外気に触れることは良い刺激になり、赤ちゃんの質の良い睡眠やママの気分転換にもつながります。気候が良ければ散歩に連れて行ってあげましょう。
ただし、雨の日や夏の暑い日、冬の寒い日に無理をする必要はありません。また、まだ人混みは避けるようにしておきましょう。絶対に毎日でかけなければいけないというわけではないので、赤ちゃんやママの体調を見ながら決めてくださいね。
寒い季節だったので、抱っこ紐で赤ちゃんを抱いたままママコートで散歩するのが定番でした。定番はゆっくり家の周辺を歩き、コンビニやスーパーに寄って帰るというコース。昼食などを作るのが面倒なときはよく買って帰りました。今まで知らなかったお店などを知ることができ、楽しかったです。
あるとき暖かい日があったので、暖かい洋服を着せ初めてベビーカーでいつものコースを回ってみると、あっという間に寝てしまうことがありました。それからは、ぐずって大変なときはすぐにベビーカーででかけるという習慣がつきました。赤ちゃんも視界が変わったのか新鮮そうでした。
赤ちゃんがぐずって家事ができない!
この時期は抱っこしていないと泣いてしまうという赤ちゃんが多く、常に両手がふさがっていることが少なくありません。生活リズムが整うまでは、赤ちゃんが昼寝をしている合間や機嫌が良いときを狙って家事を済ませられないこともあるでしょう。
無理せず家事は最低限に済ませるのがベストですが、たまっていく家事を見て憂鬱な気持ちになってしまうときは、抱っこ紐を使って赤ちゃんを寝かしつけながら最低限の家事を済ませる方法もおすすめです。
赤ちゃんに危険がないよう注意しながら、簡単な掃除や洗濯などができるだけでも気持ちが軽くなるかもしれませんね。赤ちゃんによってはバウンサーやおしゃぶりも効果的ですよ。
かわいい赤ちゃんの時期は一瞬です。家事でストレスをためるくらいなら、買い物はネットスーパー、ロボット掃除機や乾燥機など便利なサービスや家電を取り入れても良いかもしれませんね。
赤ちゃんのお世話で家事がきないことが多く、それがストレスになっていました。あるとき市の保健師訪問で家事ができないと相談したら「そんなにやらなくて大丈夫」といわれました。
赤ちゃんのために掃除機は毎日かけなくてはいけないし、布団も頻繁に干し、洗濯は大人のものと分けていたので毎日2回以上しなければいけないと思っていました。初めての子育てに気負いがあり、ネットや育児書に影響されすぎていたようです。それからは家事はほどほどに、できないときもあるさくらいの気持ちで過ごせました。
単調な日々に暇を感じる…
赤ちゃんのお世話で大忙しと感じるママがいる一方で、生後2ヶ月では生活スケジュールにあまり変化がなく、単調な日々だと感じてしまうママもいます。出産直前まで忙しく働いていたママなどは特にその傾向が強いのかもしれませんね。
赤ちゃんは成長するにつれて生活リズムが整い、長く外出することができるようになります。身体つきがしっかりして一緒に遊べるようになると、また違った楽しさを感じることができるでしょう。もう少しの辛抱なので、今は赤ちゃんのお世話の合間に好きなことをするなど、上手に息抜きしてくださいね。
生後2ヶ月のときはまだ寒い季節だったので、あまり外出できず気分転換ができないと感じることが多かったです。そこで私がはまったのが料理です。それまでは料理が好きだったわけではありませんが、育児中は自由に楽しめるのが家での食事くらいしかなかったこともあり、食い意地が爆発しました。
子どもの昼寝の時間も安定し始めたので、自分が食べたいと思ったものを片っ端から作っていきました。料理も上達したし栄養も取れて一石二鳥です。煮込み料理やパンなど、オーブンを使った料理なら赤ちゃんが寝ているうちに仕込んでおいて、お世話の合間に火加減を見るだけだったので楽ちんでした。
まだまだ大変な生後2ヶ月!完璧を求めすぎないで
赤ちゃんが生まれてあっという間に2ヶ月がすぎてしまい、言いようのない焦りを感じているママもいるかもしれません。しかし、ほとんどの赤ちゃんはまだまだつきっきりのお世話が必要な時期です。
そんなか弱い赤ちゃんの大切な命を守り育てていることこそが、頑張っている証です。ママは自分の毎日にもっと自信を持ってくださいね。
※この記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。