おむつの種類とテープ式・パンツ式の違い!水遊び用やトレパンもある?
赤ちゃんのおむつは、素材や形状・目的などによってさまざまな種類にわけられます。ここでは、おむつの種類やそれぞれの特徴について紹介します。テープ式・パンツ式のおむつの違いや使いわけ方も、参考にしてみてくださいね。おむつの違いを理解して、赤ちゃんとパパやママにとって使いやすいおむつを選びましょう。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
おむつの素材は紙おむつと布おむつの2種類!
赤ちゃんのおむつの素材は、布と紙の2種類です。それぞれにメリット・デメリットがあることを理解し、家庭に合ったおむつを選びましょう。「自宅では布おむつ、外出中は紙おむつ」など、2種類の素材のおむつを併用しても良いですね。
紙おむつ
赤ちゃんのおむつの主流が紙おむつです。産院などでも紙おむつを採用しています。紙おむつのメリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・後始末の手間がかからない
・吸水性が高く、うんちやおしっこが漏れにくい
・おむつ替えの頻度が少ない
・コンパクトに持ち運び可能
【デメリット】
・ゴミが出る
・ゴミのにおいが気になる
・使い捨てなので布おむつよりも費用が高い
布おむつ
紙おむつが開発される前までは、一般的に布おむつが使われていました。現在では紙おむつが主流ですが、布おむつにメリットを感じて使っている方も少なくありません。布おむつのメリット・デメリットは下記の通りです。
【メリット】
・初期費用が掛かるが、繰り返し洗って使えるので経済的
・赤ちゃんのデリケートな肌にやさしい
・二人目以降にお下がりすることができる
・ゴミが出ない
【デメリット】
・こまめにおむつ替えをする必要がある
・うんちやおしっこが漏れやすい
・洗濯の手間がかかる
・かさばる
布おむつは、紙おむつと比べておしっこをしたあとに不快感を感じやすいため、トイレトレーニングが進みやすいという意見があります。しかし、トイレトレーニングの進み方には個人差が大きく、布おむつのほうがトイレトレーニングが進みやすいとは一概に言い切れません。
紙おむつの種類はテープ式とパンツ式にわけられる!
紙おむつは、その形状によって「テープ式」と「パンツ式」にわけられます。
テープ式紙おむつ
テープ式はお腹側と背中側が開いた作りになっており、テープでおむつを赤ちゃんのお尻に固定します。新生児から使用できるテープ式のおむつは、赤ちゃんのねんねの時期に活躍してくれるでしょう。
パンツ式紙おむつ
パンツ式は、下着のパンツのような形をしているおむつです。赤ちゃんが活発に身体を動かすようになっても、さっと履かせることができます。新生児などの小さいサイズは、取り扱いがない場合が多いようです。
テープ式おむつとパンツ式おむつはどう使いわける?
テープ式のおむつとパンツ式のおむつを使いわける方法に、明確な決まりはありません。新生児のころは、テープ式おむつを使うことがほとんどです。赤ちゃんが動き出すようになると、徐々にテープ式からパンツ式に切り替える家庭が多いようです。
テープ式からパンツ式への切り替えの目安は、下記の通りです。
・赤ちゃんが活発に動くようになり、おむつ替えが大変になった
・赤ちゃんが成長し、おむつのサイズがきつくなった
・おむつからうんちやおしっこが漏れやすくなった
テープ式からパンツ式に切り替え始めのころは、2種類のおむつを併用している家庭も少なくありません。パンツ式に切り替えたものの、おむつ替えに苦労するようならテープ式に戻しても良いですね。詳しい切り替えのタイミングは、下記のリンクを参考にしてみてはいかがでしょうか。
テープ式紙おむつのメリットとデメリットは?
テープ式のおむつには、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
テープ式のメリット
テープ式のおむつのメリットには、以下のようなものがあります。
・赤ちゃんを寝かせたまま取り外せるので、首すわり前の赤ちゃんに負担をかけない
・うんちのときのおむつ替えがしやすい
・ウエストのサイズ調整ができてフィットさせやすい
・かさばらないのでコンパクトに持ち運べる
・パンツ式よりも安価
おむつ替えの頻度が多く、赤ちゃんが活発に動き回ることができない低月齢のころは、テープ式のおむつを便利に活用できるでしょう。
テープ式のデメリット
テープ式のおむつのデメリットは、以下の通りです。
・うんち・おしっこが漏れやすい
・赤ちゃんが動き回るとテープが外れたり、おむつがずれたりしやすい
・赤ちゃんが活発に動くようになると、おむつ替えが大変
赤ちゃんが自由に動き回れるようになってからは、テープ式のおむつに不便さを感じるパパやママが多いようです。
パンツ式のメリットとデメリットは?
パンツ式のおむつには、どのようなメリットがあり、またどのようなデメリットがあるのかを紹介します。
パンツ式のメリット
パンツ式おむつのメリットは、以下の通りです。
・赤ちゃんを立たせたままおむつ替えが可能
・赤ちゃんが動いてもおむつがずれにくい
・トイレトレーニングがしやすい
・外出時おむつ替えがしやすい
赤ちゃんが活発に身体を動かすようになってからは、赤ちゃんの動きに対応できるパンツ式を選んではいかがでしょうか。
パンツ式のデメリット
パンツ式おむつのデメリットには、以下のようなものがあります。
・テープ式と比べて値段が高い
・うんちとのときのおむつ替えが大変
・赤ちゃんが眠っているときのおむつ替えがしにくい
・テープ式よりかさばる
夜のおむつ替えに苦労する場合は、赤ちゃんが眠っているあいだはパンツ式よりもテープ式を使ったほうが手間がかからないかもしれませんね。
パンツタイプのおむつにとくに不便はありませんでしたが、あえてデメリットをあげるとすれば、若干かさばるので荷物になることと、うんちをした際におむつのサイドを破るのに手間取るということでした。
紙おむつの種類には目的に応じたものもある!
パンツタイプの紙おむつには、日常使いのものだけでなく、さまざまな目的に応じたものがあります。
水遊び用おむつ(水遊びパンツ)
赤ちゃんをプールなどで遊ばせるときにおむつのまま水の中に入ると、水を吸っておむつがふくらんでしまいます。そこで活躍するのが、水遊び用おむつです。普通のおむつと違って水を吸わないので、水に濡れてもふくらみません。
水遊びパンツは、赤ちゃんのうんちをしっかりとキャッチしてくれる構造になっています。しかし、水遊び用のおむつをつけていればうんちが絶対に漏れないわけではありません。うんちに気づいたら、すぐに新しいおむつに変えてあげましょう。
また、水遊びパンツはおしっこやうんちを吸収することではなく、外に出さないことを目的として作られています。おしっこを吸水しないため、日常使いのおむつとして使うことはできません。
トイレトレーニング用おむつ
紙おむつの特長は、赤ちゃんのおしっこを素早く吸水し、サラサラの状態を保ってくれることです。しかしその吸水力の高さと快適性によって、赤ちゃんがおしっこをした感覚をつかむのが難しいかもしれません。
トイレトレーニング用のおむつは日常使いのものと違い、おしっこをしたあとに濡れた感じや冷たい感じが残るため、おしっこが出た感覚をつかみやすいでしょう。
おねしょ用おむつ
夜専用のおねしょ用おむつは、日常使いのおむつよりも吸水力が高く、眠っているあいだにおしっこが漏れてしまう可能性を軽減することができます。昼のおむつは卒業したけれど夜のおねしょが不安なときや、旅行先などでおねしょを避けたいときなどにおすすめです。通常のおむつと比べて厚手なので、日常使いにはおすすめしません。
赤ちゃんに合った、使いやすいおむつを探してみよう
赤ちゃんのおむつにはさまざまな種類があるので、どれを選べば良いのか悩んでしまいますよね。赤ちゃんや家庭によって使いやすいおむつは異なるため、一概にどのおむつが最適だと断言することはできません。赤ちゃんの成長に合わせて、パパやママにとって使いやすいおむつを探してみましょう。
同じ種類のおむつでも、メーカーや商品によって使い勝手は異なります。新しいおむつを試してみたいときは、少量パックのものを活用するのがおすすめです。赤ちゃんの肌に合っているかどうかも重要なポイントなので、チェックするようにしましょう。