おむつはいつまで?夜のおむつをはずすコツや先輩ママの体験談を紹介

おむつのはずれる時期には個人差があるものですが、実際のところ平均で何歳頃にはずれるものなのか気になりますよね。早く挑戦すれば良いというものでもなく、子どもの発達や性格によって開始時期や必要な期間は異なります。特に夜のおむつはずしに苦戦したというママは多いようです。先輩ママの体験談を交えておむつをはずすコツを紹介します。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. おむつはいつまで?平均的な目安
  2. 夜のおむつはいつまで?
  3. 夜のおむつをはずす手順は?
  4. おむつがはずれる時期はひとりずつ違う
  5. あわせて読みたい

おむつはいつまで?平均的な目安

おむつはずしのスタートは1歳半~3歳頃が多い

ママたちがおむつはずしをスタートするのは、子どもが1歳半~3歳頃の時期であるケースが多いようです。子どもを保育園に通わせている場合、保育園の意向に合わせて比較的早めにトイレトレーニングを始めることもあるでしょう。また幼稚園の場合は、入園に合わせておむつを卒業させることも多いようですね。

シールでおむつはずしを楽しく

2歳を過ぎたころにトイレトレーニングを意識し始め、「おしっこしたいとき教えてね」というところから始めました。トイレへの声かけを行い、おしっこが出たときはたくさんほめました。保育園でも時間を決めてトイレに連れて行ってもらえるので少しずつできるようになってきました。イヤイヤ期が重なり上手くいかないときが続いたので、トイレができたらシールを貼るための用紙をトイレの壁に貼りました。成功したらシールを貼ってあげるようにすると、それからはスムーズにトイレに行くようになりましたよ。今2歳7ヶ月ですが、うんちをしたいときも自分から「うんち出る」と言うことが増え、昼間は布パンツで過ごせています。

おむつがはずれるのは2歳~4歳頃が多い

おむつはずしをスタートする時期はさまざまですが、結果としておむつがはずれるのは2歳~4歳頃の場合が多いようです。子どもによっての個人差が大きく、おむつはずしを初めて半年以内に終わることもあれば1年以上かかることもあります。ママやパパは「いつまでにはずさなくてはいけない」と気負わないようにしましょう。

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1年かけてのんびり卒業

息子の通う保育園ではおむつはずしのスタートが早く、2歳前から行いました。順調に進んでいたのですが、寒い季節になるとトイレが近くなるのかまたおむつが必須に。うんちに関してはなかなかトイレでするのが難しいようで、うんちのときだけおむつを履かせることも多かったです。

そんな風にはずれたり戻ったりを繰り返しながら、完璧におむつはずしをすることができたのは3歳になってからでした。時間はかかりましたが、のんびりマイペースに進めたので、親子ともにストレスが少なかったように思います。

2歳から始め、4歳でおむつはずし完了

2歳を過ぎたころに補助便座を購入しましたが、なかなかうまくトイレトレーニングができませんでした。あまり頑張りすぎるのも親子ともにストレスになるので、言葉がわかるようになって本人にやる気が出たらトイレトレーニングをやろうと思い、自然に任せることにしました。

まわりのお友達はトイレトレーニングを完了してパンツになっている子がいたり、親には「まだおむつ外れないの」などと言われたりしましたが、保育園の先生の「焦らなくていい」という言葉に励まされました。年少クラスになってからは保育園でトイレトレーニングが始まり、保育園の幼児用便器だとトイレがしやすかったようで、スムーズにおしっこができるようになりました。家では自分で身体を支えて、大人用の便器でおしっこをしていました。

しかし、お漏らしが怖くてなかなかパンツに切り替える勇気が出ず、保育園ではパンツ、家ではおむつという日々が続きました。保育園では何度もお漏らしをしてしまい、申し訳なかったです。保育園から帰宅する際にパンツにおしっこやうんちのお漏らしをすることもかなり多く、しばらくは大変でした。

自然に任せてのんびりトイレに慣れさせて、結局トイレでうんちができるようになったのは3歳半すぎてから。完全におむつがはずれたのは、4歳の年中さんの春でした。時間はかかりましたが、子どものペースに任せたので、親子ともにトイトレが負担にならなかったのは良かったです。補助便座はほとんど使わなかったので、今思うと買わなくてよかったかなと思います。

夜のおむつはいつまで?

年齢よりも身体の成長具合による

昼間はおむつをしなくても問題ないのに、夜はおねしょが多くておむつが手放せないという子どももいるでしょう。

子どもは大人に比べて膀胱の機能が未熟で、多くの尿を貯めることができません。また、睡眠中は抗利尿ホルモンが分泌されますが、この量が少ないと夜間の尿の量が増えておねしょにつながります。膀胱の容量やホルモンの分泌量は、子どもの身体の発達や体質によっても異なるので、焦らないようにしましょう。

熟睡タイプのおかげか?あっさりおむつはずし成功

2歳半になると朝起きてもおむつが渇いている日が増えたので、思い切って夜のおむつはずしに挑戦しました。昼間のおむつはずしにはそれなりに苦戦したのですが、意外にも夜のおむつはずしはあっさり成功。それからもう1年になりますが、数えるほどしかおねしょをしていません。眠りが深いタイプだからでしょうか。保育園でも夜のおむつはずしはすんなりいく子と1年以上かかる子がいるようで、とても個人差があるように感じました。

昼よりも夜のほうが時間がかかることが多い

一般的におむつはずしは、昼のよりも夜のほうが時間がかかることが多いようです。未熟な膀胱機能や抗利尿ホルモンの影響、睡眠中の身体の冷え、睡眠不足などさまざまな理由が考えられます。

夜のおむつをはずす手順は?

朝のおむつが乾く日が続いたらはずしてみる

朝の着替えのときにおむつが濡れていない日が続いているようなら、夜のおむつはずしのスタートの合図です。「今日から普通のパンツで寝てみようか」と提案してみましょう。うまくいったときはたくさんほめてあげてくださいね。うまくできなかったとしても怒らようにしましょう。

キャラクターもののトレーニングパンツが活躍

夜のおむつはずしを始めたものの、子ども自身もおむつのほうが楽だと思っている様子…。習慣になるまでは、夜寝る前にトイレに行くのが特に億劫なようでした。かわいいキャラクターもののトレーニングパンツを購入し「ねんね用のパンツだよ」と教えると毎日のように履きたがり、夜のおむつはずしが一気に進みました。

おねしょ対策を万全にする

初めて夜のおむつはずしに挑戦するなら、おねしょ対策は万全に行いましょう。おねしょに備えてトレーニングパンツや防水ズボン、おねしょシーツなどを使って布団を濡らさない工夫をすることで、翌朝のパパやママの負担を軽減できるでしょう。

おねしょでパジャマやシーツを濡らしてしまうことを見越して、洗濯をしても衣類がすぐに乾く夏におむつはずしをスタートさせるママもいるようです。

子どものおねしょが心配で無理に夜中に起こしてしまうと、抗利尿ホルモンの分泌をさまたげてしまい逆効果になる可能性があります。寝る前にトイレを済ませたら、あとはぐっすり眠らせてあげましょう。

防水ズボンでおねしょ対策

おねしょをしてしまうとマットレスに染みてしまうのではないかと思い、夜のおむつはずしになかなか挑戦できませんでした。先輩ママはどうしていたのか調べる中で、いろいろなおねしょ対策アイテムがあることを知りました。我が家は悩んだ末におねしょ用の防水ズボンを購入。寝るときにパジャマの上から着用させればOKだったのでとても手軽で、マットレスまで染みることはありませんでした。おかげで子どもがおねしょをしても気にせずにおむつはずしに挑戦できました。

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おむつがはずれる時期はひとりずつ違う

おむつはずしで大切なことは周りと比べないことです。「昔は3歳までにははずしていた」「うちの子はもうおむつを卒業した」といった周囲の声に焦ってしまうことがあるかもしれません。しかし、親子そろってプレッシャーを感じてしまっているうちは良い方向にはいかないことが多いようです。時期は違えどいつかはおむつがはずれると考えて、子どものペースに合わせましょう。

そろそろおむつはずしを始めたいと考えるママやパパは、「いつまでにはずす」という目標を立てるのではなく、まずは子どもがトイレトレーニングに挑戦してみようと思える環境作りから始めると良いでしょう。

最近ではトイレトレーニングをテーマにした絵本もよく見かけますね。トイレでのおしっこに成功したらシールを貼ってごほうびにするなど、何か楽しみを設ける方法もおすすめです。子どもの好みに応じて、楽しくトイレトレーニングに取り組めるような工夫をしてみてくださいね。

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