更新日:2018年02月02日

【体験談】子どもの頻尿の原因と対処法!病気ではなく心理的な原因も?

筆者の3歳の息子は、精神的なことが原因で頻尿になってしまいました。子どもの頻尿は身体的な病気以外に、心理面に起因する場合もあることを知っていますか。子どもの精神的な頻尿の原因から治し方まで、体験談をもとに医師監修の記事で解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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精神的な頻尿と診断されるまで

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突然のことでした。筆者の3歳の息子が本当に突然、何度もおしっこに行くようになったのです。5分おきにトイレに駆け込む姿を見て、まず「膀胱炎かしら」と思いました。しかし、おしっこをするときに痛みがあるわけでもないらしく、ふだんとは違う息子の姿に、すぐに病院へ向かいました。

尿検査をし、結果は陰性。その時、医師が「もうすぐ入園式かな」とひとこと。筆者が「そうです」と答えると、「この時期、頻尿になる子が多いんだよね」というお話をされました。そうです、息子の頻尿は精神的なものだったのです。

精神的な頻尿とは?

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子どもの頻尿で特に多いのが「心因性」のものだといわれています。その代表が、緊張してトイレに行きたくなるというもの。

大人でも、緊張するとトイレに行きたくなりますよね。子どもも同じで、緊張したりストレスを感じやすくなったりしているとトイレが近くなるのです。特に、入園や入学したてのころ、また、運動会や発表会前などに起こりやすいでしょう。
また、下の子が生まれたばかりの子どもにも、精神的な(心因性の)頻尿がみられるといいます。

■筆者の体験談
筆者の息子はまさにこれでした。入園前であること、妹ができて赤ちゃん返りをしたので何事も息子優先にしてあげていたところを、そろそろやめようかな、と思い始めた矢先の出来事でした。とにかく朝起きてから夜寝るまで、短いときでは5分おきにトイレに駆け込む日々が始まったのです。

精神的な頻尿の症状

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精神的な頻尿の症状としては、ひどい時は5分おきにトイレに行く、しかし何かに夢中になっているときはトイレのことを忘れるので間隔があく、寝ているときは一度もトイレに行かない、といったところです。前提として、尿検査では異常はみられません。

原因として考えられるもの

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精神的な頻尿状態になるまで、子どもはどのようなストレスと戦っているのでしょうか。いくつか例をあげてみたいと思います。

1.入園や入学、進学などの環境変化を控えている
2.発表会、運動会などの行事が迫っている
3.引っ越しやきょうだいの誕生など、環境が大きく変わった
4.おもらしを叱られた、おもらしをしたお友だちの姿を見てしまったなど何らかのトラウマ
5.車の渋滞などに巻き込まれて、トイレを無理に我慢する経験をしてしまった

筆者の息子の場合は、1と3が原因ではないかと考えました。

筆者の息子のお友だちの体験談

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■お友だちのケース1
小学校1年生の女の子。学年で発表をするために、体育館で合唱の練習の日々。しかしその子は自分の音痴を気にして、歌うことをとにかくいやがっていたのです。そんなとき、頻尿が始まりました。5分おきにトイレに駆け込むようになり、ママが病院へ連れて行きましたが、結果は精神的な頻尿との診断でした。

■お友だちのケース2
幼稚園の年長児。運動会の練習で組み体操をがんばっていたのですが、なかなかうまくいかないところがありました。それに対するプレッシャーからか、頻尿が始まりました。その子のママは、まずは膀胱炎を疑って病院へ行きましたが、膀胱炎ではなく精神的な頻尿であると診断されたのです。

精神的な頻尿の治し方は?

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トイレに行く回数が頻繁なので、毎回おしっこが出るわけではありません。しかし子どもが尿意をもよおしていることは嘘ではないのです。ここでママに心がけてほしいことは、子どもがトイレに行きたがるときは自由に行かせてあげること。

「また行くの」「さっきも行ったよ」などと言ってしまうと、よけいに状況を悪くしてしまうので避けたほうがよいでしょう。子ども自身も「なんでこんなにしょっちゅうトイレに行きたくなっちゃうのかな」と不安に思っているのではないでしょうか。

ママが「行きたいときに行っていいんだよ」と温かく見守ってあげることが、精神的な頻尿を治す近道であることを忘れないでください。

子どもの不安を取り除いてあげて

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精神的な頻尿を克服するには、子どもが抱えている不安を取り除いてあげる必要があります。その方法として、以下のことがあげられます。

・子どもとのスキンシップをたくさんとる
・抱きしめて安心させてあげる
・頻尿であることをきびしく指摘しない

ママが子どもに「何か不安なことがあるのか」と聞き出して不安を取り除こうとすると、子どもにはよけいにストレスがかかるということです。何が不安なのか、子どものほうからママに言ってきた場合は、それに応えてあげることが大事です。それ以外の場合はとにかく子どもに安心感を与えるために、たくさんスキンシップをとることが必要になってきます。

そして、プラシーボ効果をためしてみるのもひとつの手です。プラシーボ効果とは、たとえばラムネなど、薬でもなく実際に効果もないものを「おしっこの薬だよ」と言って子どもに与えることです。子どもがそれを信じ「これでもう治るんだ」と思い込むことで安心感を得ることができるといいます。

大丈夫、頻尿は必ず治る

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入園や発表会などへの不安が原因であった場合、その行事が終わることにより、トイレに行く回数がふつうに戻ったり、間隔があいてきたりします。子どもにとって何かしら不安なことがあって頻尿になってしまった場合でも、自由にトイレに行かせていれば1ヶ月もたたないうちに治ってしまうのがほとんどだということです。

筆者の息子の場合も、トイレに行きたがるたびにこちらは頻尿が気になってしかたありませんでした。しかし自由にトイレに行かせていただけで、半月ほどでおさまりました。

子どもはストレスを発散することがまだ上手にできないため、ストレスを感じると体のシステムに不調をきたしてしまうのでしょう。しかし子どもはこのような経験を経て、少しずつ強くなっていくのだと、筆者自身にも勉強になりました。頻尿は必ず治るので、ママは根気よく見守ってあげてください。

まとめ

いかがでしたか。子どもの頻尿はとてもよくみられることのようです。筆者も、近所のママから子どもの頻尿についての悩みを打ち明けられたことが3回ほどあります。
頻尿になってしまう子どもはきっと、今、いっぱいいっぱいのときなのでしょう。そんなときは、「安心させてほしい」というS.O.S.だと受け取って、たくさん抱きしめてあげてください。
不安を解消してあげられるのは、家族しかいないのですから。

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