鼻水吸引器は赤ちゃんにおすすめ?鼻吸い器の種類や選び方、人気商品を紹介!
赤ちゃんの鼻水除去に使える鼻水吸引器を知っていますか。赤ちゃんは鼻の機能や粘膜が発達途中なため、鼻水が出やすいのです。赤ちゃんは自分で鼻をかむことができないため、鼻づまりで苦しそうにしていることもありますよね。ここでは、赤ちゃんの鼻づまりに効果的な鼻吸い器の選び方、鼻水での医療機関の受診の目安について解説します。
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目次
赤ちゃんの鼻水吸引器(鼻吸い器)とは?
赤ちゃんの鼻水を取るための器具や機械
赤ちゃんは、気候の変化などで鼻水が出やすいですよね。赤ちゃんは鼻の穴が小さく、鼻の中の粘膜もまだ発達途中のため、鼻づまりを起こしやすいのです。また、赤ちゃんは自分で鼻をかむことができないため、症状の軽減や回復にも時間がかかります。自宅に鼻水吸引器があると、簡単に鼻水を取り除けるので安心です。
いろいろな呼び方がある
鼻水吸引器は、一般的に鼻吸い取り器や、鼻水取り器などさまざまな名称で販売されています。また、商品ごとにわかりやすく、覚えやすい商品名がついています。お店やインターネットで探すときの目安にしましょう。
手動と電動のタイプがある
鼻水吸引器には、手動タイプと電動タイプがあります。手動タイプは、ストローのようなもので赤ちゃんの鼻水を吸い上げるものや、スポイト式、ポンプ式のものがあります。電動タイプは、電池を入れて使用するものやコンセントにつないで使用するものがあります。予算や使う場所、頻度などにあわせて選んでみてはいかがでしょうか。
鼻水吸引器(鼻吸い器)の役割
中耳炎予防
中耳炎とは、耳の奥の中耳という部分に菌が入って炎症が起こる病気です。一度かかると治りづらく耳垂れや痛みの症状があるため赤ちゃんにとってはつらい病気です。
赤ちゃんや子どもの耳の中は、耳管と呼ばれる耳と鼻をつなぐ管が太く短いため、鼻から耳に菌が入ってしまうことがあります。菌の繁殖も起こりやすいため、中耳炎にかかりやすいようです。鼻水吸引器で鼻水を取り除くと耳管内に鼻水がたまるのを防ぐため、中耳へ菌が入り込んだり菌を繁殖させたりすることが減るでしょう。
副鼻腔炎予防
副鼻腔炎は、鼻の奥にある副鼻腔という部分に炎症が起こる病気です。普通の風邪であっても、鼻水が長引くなどして副鼻腔で炎症を起こすことで発症します。副鼻腔炎も一度かかると治りづらく、頭痛や倦怠感を伴う病気です。鼻水吸引器でこまめに鼻水を取り除いて副鼻腔炎を予防しましょう。
病気の早期回復
鼻水が出始めると、なかなか治らないということがありますよね。鼻水吸引器でこまめに鼻水をとってあげることで、症状の悪化を防いだり回復を早めたりする可能性があります。
ケガの予防
赤ちゃんの鼻水を取り除く方法として、ベビーオイルなどで湿らせた綿棒で鼻腔を掃除する方法があります。まだ動きが活発ではない、落ち着いて鼻の掃除ができる新生児の時期などはその方法も良いでしょう。しかし、赤ちゃんの動きが活発になってくると、綿棒で鼻の粘膜を傷つけてしまうこともあります。鼻水吸引器は鼻の粘膜を傷つけないよう設計されているので、安心して使うことができますよ。
感染予防
赤ちゃんの鼻水を取り除く方法として、ママが直接口で鼻水を吸い上げる方法があります。器具がなくてもできるので簡単であり、見慣れない器具を使うよりもママに吸われるほうが赤ちゃんも安心できるでしょう。ただし、鼻水の菌やウイルスにママが直接触れてしまうため、ママが病気に感染してしまう恐れがあります。
鼻水吸引器は鼻水が口の中に入りにくいように作られているので、感染予防に役立ちますよ。
鼻水吸引器(鼻吸い器)の種類とメリット・デメリット
口で吸い上げるタイプの鼻水吸引器
鼻水の吸引器を使うのに勇気がいるという方は、「ママ鼻水トッテ」などのママが吸い上げるタイプのものから試してみると良いかもしれません。耳鼻科の先生が考案された商品です。
口で吸い上げるタイプの商品のメリットは、見慣れない器具や機械を使うより、ママが吸い上げることで赤ちゃんの心理的な圧迫が少ないということがあげられます。また、ママの吸いこみ加減で、赤ちゃんの耳にかかる圧力をコントロールできるというのも安心ですよね。
デメリットは、ママへの感染が絶対にないとは言いがたいことかもしれないですね。
推奨年齢:0〜5歳
ストローのようにママが吸うだけで鼻水を取れます。吸った鼻水がボトルにたまるしくみになっているので、ママの口に入ることがなく安心です。赤ちゃんを寝かせた状態でも、抱っこした状態でも使用できるので、赤ちゃんが安心できる体勢での吸引が可能です。場所をとらず、いつでも手軽に使えて便利ですね。
スポイト式・ポンプ式タイプの鼻水吸引器
手動タイプには、スポイト、ポンプ式の鼻水吸引器があります。スポイトやポンプを手で加減しながら鼻水を吸引していきます。
手動タイプのメリットは、口で直接吸い上げないので、ママの口に菌が入ってしまうことによる感染の心配がない点があげられます。値段もお手ごろで持ち運びが楽なところもうれしいですね。
デメリットとしては、ママの吸う力やメモリで吸引力を調整できるタイプではないため、赤ちゃんの耳に圧力がかかってしまいやすい点です。こちらのタイプは、使用前に手のひらや頬っぺたなどで吸引力を試してから赤ちゃんに使用するのが良いでしょう。
推奨年齢:0歳〜
スポイト式の鼻水吸引器です。菌がママの口に入ってしまうことによる感染の心配がありません。赤ちゃんの鼻を傷つけないよう、ノズル部分にはシリコンゴムを使っています。サイズもママの手におさまるコンパクトサイズなので、扱いやすいのもうれしいですね。
ポンプ式の鼻水吸引器です。ポンプの部分を手で押して吸引します。コンパクトサイズなので持ち運びもしやすく、気になったときにすぐに使えて便利です。逆流防止機能がついているので、鼻水が逆流してしまうことを防ぎます。使い終わったら簡単に洗浄できます。
電動小型タイプの鼻水吸引器
電動のハンディタイプや小型タイプのメリットは、ママへの菌の感染が防げることでしょう。他にも、電動なのにコンパクトで軽く、乾電池や充電で使用できるので、外出や外泊のときに持ち運べるという点が便利です。
デメリットとしては、口で吸うタイプや手動ポンプのタイプに比べるとやや値段が高く、洗浄が面倒なタイプがあるという点があげられます。
推奨年齢:0歳〜
スタイリッシュなデザインの、電池式による電動タイプの鼻水吸引器です。電動式でありながら、200g未満と軽量なコンパクトサイズ。使用する場所の心配をせずに、どこでも赤ちゃんの不快な鼻水を吸ってあげられるのはうれしいですね。
推奨年齢:0歳〜
コンビの電動鼻吸い器です。静音設計なので、夜間の吸引も安心ですね。先端ノズルが2種類ついているので、成長にあわせて使い分けられます。サラサラとした鼻水から、ドロドロの鼻水まで幅広く吸引することが可能です。新生児から使用できるのもポイントです。
電動据え置きタイプの鼻水吸引器
電動式鼻水吸引器がより強力になった据え置きタイプは、子どもが多い家庭や、子どもがよく鼻水を出しているという家庭におすすめです。
据え置き型タイプのメリットはその性能でしょう。耳鼻科のものと大差がないくらい吸引力があり、吸引の圧力の調整もできるところです。耳鼻科や小児科に通わなくても、同じくらいしっかりと鼻水を吸引できます。
デメリットとして価格が高額なことをあげるママも少なくありません。しかし、据え置きタイプの電動鼻水吸引器の口コミなどを見ると、金額以上の効果があると実感しているママも多いようです。保証期間が1年間ついているものが多いので、安心して使うことができますね。
ほかにも、大きいので持ち運びができないこと、部品の洗浄が少し面倒なことなどがデメリットとしてあげられます。確かに持ち運びはむずかしいのですが、パーツの分解や取り外しが簡単なため、使用後の機械の洗浄が苦になるという声は少ないようです。
推奨年齢:0歳〜(新生児から使用可)
電動据え置き型の鼻水吸引器です。小児科や耳鼻科などで使用しているものに近い形で、しっかりと鼻水を吸引できます。構造上パーツは多いですが、簡単に分解ができて取り外しも簡単なので、洗って清潔に保てます。保証期間が1年間ついているので安心ですね。
推奨年齢:0歳〜大人まで
吸引力があり、しっかりと鼻水を吸引できます。吸引した鼻水は鼻水吸引キットにたまるしくみなので、ホースなどが汚れにくく、お手入れが簡単なのはうれしいですね。3種類のシリコンゴム製オリーブ管がついているので、子どもから大人まで使用できます。
推奨年齢:0歳〜大人まで
電動据え置き型タイプの吸引器で、鼻水をしっかり取ってくれます。チューブを洗う必要がないためお手入れが簡単で忙しいママにとっては嬉しいですね。本体の高さもわずか13.9cmとコンパクトなので持ち運びも可能です。初めて使用する人でも簡単に操作しやすいでしょう。
鼻水吸引器(鼻吸い器)の商品選びのポイント
鼻水吸引器は、値段も特徴もさまざまです。購入の際は、口コミを見たりかかりつけ医に相談したりすると良いですよ。鼻水吸引器を選ぶ際の主なポイントは、以下の通りです。
・値段
・持ち運び可能か
・吸引力の強さ
・洗浄の簡単さ
それぞれのご家庭ごとに、予算や使う頻度、保障の有無、自宅以外で使う可能性があるかといったことを検討し、鼻水吸引器を選ぶと良いでしょう。
鼻水吸引器(鼻吸い器)の使い方のポイント
低圧でやさしく吸う
鼻水吸引器でいきなり強く吸引すると、赤ちゃんが痛がったり、赤ちゃんの耳に負担がかかってしまったりすることがあります。耳と鼻は奥でつながっているため、吸引器のチューブで鼻をふさいでしまうと圧力の関係で耳に影響をおよぼす可能性があります。
チューブと鼻の穴の間に少し隙間をあけ、赤ちゃんの様子を確認しながらやさしく少しずつ吸引するようにしましょう。
時間を置いてこまめに吸う
一度の吸引で全ての鼻水を取りきろうとすると、うまく吸い取れなかったり吸引に時間がかかったりして、耳に負担をかけることがあります。鼻水は一度吸い上げても、時間が経つと粘膜からまた出てくることがあります。一度に一気に鼻水を吸い上げるより、一日数回に分け、時間を置いてこまめに吸うようにしましょう。
短時間で終わらせる
長時間鼻水の吸引をしていると、赤ちゃんの耳に負担がかかったり、鼻の粘膜を傷つけてしまったりすることがあります。吸引はできるだけ短時間で終わらせるようにしましょう。
鼻水で医療機関を受診するときの判断基準
鼻水が出ているだけの場合、病院へ連れて行くべきなのか、家で安静にさせているべきなのか、迷うことも多いことでしょう。下記の症状を目安にして受診をするようにしましょう。
・呼吸が苦しそうなとき
・鼻水が黄色くドロドロしている
・鼻水が数日止まらない
・食欲が落ちている
・咳や熱も伴っている
他にも、目やにが出ている、目の周りが赤い、眠れないなどの様子が見られたときは耳鼻科や小児科を受診しましょう。
鼻水吸引器(鼻吸い器)に関する体験談
筆者の子どもたちも、鼻水が出始めるとなかなか治らず、耳鼻科で吸引してもらったり、薬を処方してもらったりしていました。上の子が副鼻腔炎になってしまったことをきっかけに、電動鼻水吸引器を購入することにしました。
副鼻腔炎を繰り返したくなかったので、家庭でもしっかり吸引できるものを購入したいと思い、電動で据え置き型のしっかりとした吸引力のあるものを探していました。口コミなどを参考にしながら、予算も考慮して、メルシーポットを購入することにしました。
鼻水吸引器を購入して、本当に良かったと思っています。はじめはコツがつかめず、うまく吸えなかったのですが、コツをつかむとしっかり取れて気持ちが良いです。子どもは頻繁に鼻水を出しますが、吸引してあげると薬を飲まずに良くなっていったり、すぐに治らなくとも悪化せずに済んだりと、目に見えて効果が出ていたように思います。
吸引のためだけに耳鼻科に通うのは大変ですし、日中に耳鼻科で吸引してもらっても、夜寝る前にはまたつまって苦しそう、ということもあるので、家庭で好きな時に吸引できるのは本当に楽でした。
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鼻水吸引器(鼻吸い器)で赤ちゃんの不快感を取り除こう
鼻水吸引器が良いと聞いても、怖くてなかなか使いづらい、タイプがさまざまでわかりにくいというママもいるでしょう。しかし、一度使うと手放せない、小児科に行く頻度が減ったというママも少なくありません。便利な鼻水吸引器を活用して、赤ちゃんもママも気持ち良くすごしたいものです。
鼻水吸引器で鼻水対策はしたものの、赤ちゃんの体調が悪化したり、鼻づまりが解消されなかったりする場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
※この記事は2022年11月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。