生後1ヶ月の赤ちゃんの様子とお世話の基礎知識【イラストでまるわかり】

赤ちゃんは生まれて1ヶ月が経つ頃には、生まれたころに比べふっくらとした体形になり、身体がしっかりとしていきます。手足をバタバタと動かしたり、あやすと反応したりするようになり、少しずつコミュニケーションが楽しくなりますね。ここでは、生後1ヶ月の赤ちゃんの成長や発達の様子をイラストでわかりやすく解説します。

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この記事の監修

小児科医
染谷 朋之介

目次

  1. 生後1ヶ月の赤ちゃんの身長・体重
  2. 生後1ヶ月の赤ちゃんの心と身体の発達
  3. 生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間とリズム
  4. 生後1ヶ月の授乳間隔・時間・母乳やミルクの量
  5. 生後1ヶ月からの外出デビュー
  6. 生後1ヶ月のお風呂の入り方
  7. 生後1か月の赤ちゃんとの遊び方
  8. 生後1ヶ月の便秘対策
  9. 生後1ヶ月の風邪・発熱時のケア
  10. 赤ちゃんとの生活を楽しもう
  11. あわせて読みたい

生後1ヶ月の赤ちゃんの身長・体重

赤ちゃんの体重は、平均して1日に25~30gのペースで増えていきます。生後1ヶ月を迎える頃に、身長が5cm以上伸び、体重が1~2kg増えていれば順調に発育している証拠です。新生児のころに比べて全体的にふっくらした身体つきになります。

生後1ヶ月の赤ちゃんの心と身体の発達

身体の発達~首・視力・手足~

赤ちゃんの運動機能は少しずつ発達し、生後1ヶ月頃には生まれたときに比べて身体つきがしっかりします。手足や顔を自分の力で動かせるようになり、手足をバタバタさせて遊ぶ姿が見られますよ。指しゃぶりやこぶししゃぶりを始める赤ちゃんもいるでしょう。

首はまだ完全にすわらないものの、生後1ヶ月後半にはうつぶせの状態で首を少し持ち上げるようになることが一般的です。視力はまだ0.02~0.04程度だといわれていますが、急速に発達し、生後3ヶ月頃までには物を見つめたり物の動きを追えるようになったりします。

心の発達

赤ちゃんは生後1ヶ月になると自分の周囲の人を認識するようになります。抱っこするとママやパパをじっと見る姿が見られますよ。あやすと反応するようになるのも生後1ヶ月を過ぎた頃からです。早い子では生後1ヶ月半頃から、自分で泣き声ではない声を発するようになったり(クーイング)、ニコッとほほえむようになったりしますよ。

生後1ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間とリズム

米国の国立睡眠財団(NATIONAL SLEEP FOUNDATION)によると、生後1ヶ月の赤ちゃんが必要とする睡眠時間は14~17時間程度です。昼間に起きている時間が少しずつ長くなりますが、睡眠リズムには個人差があります。

寝ない赤ちゃんが多い!

生後1ヶ月の赤ちゃんが寝ないことに悩むママやパパは多いようです。眠りが浅く、昼夜の区別がまだはっきりとついていないため、夜中に何度も起きる赤ちゃんは珍しくありません。

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なかにはよく寝る赤ちゃんも!

寝ない赤ちゃんが多い一方で、何時間もまとめて眠る赤ちゃんもいます。睡眠には個性があるため、そこまで気にする必要はありません。体重がしっかりと増えているのであれば、夜中に起こして授乳しなくても問題ありませんよ。

昼夜を意識してみよう

生後1ヶ月頃はまだ睡眠のリズムがつく時期ではありません。しかし、生活リズムは徐々に整っていくものなので、少しずつ昼夜を意識して生活すると良いですよ。まずは、同じ時間に赤ちゃんを起こして光を浴びせることを意識してみてはいかがでしょうか。

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生後1ヶ月の授乳間隔・時間・母乳やミルクの量

母乳の場合の授乳間隔や量

生後1ヶ月の赤ちゃんを母乳のみで育てる場合、3~4時間おきに6~8回授乳をするように指導されることが多いようです。しかし、赤ちゃんによって一度に飲める量は違います。1日に10回以上の頻回授乳を続けている赤ちゃんも少なくありません。

混合育児の授乳間隔や量

母乳にミルクを足す場合には、先に赤ちゃんに母乳を与えるようにしましょう。生後1ヶ月頃にはまだ母乳育児が軌道に乗らないことも多いものです。赤ちゃんの体重の増え方がゆるやかな場合には、母乳が足りていない可能性があります。赤ちゃんの体重が増えないときには、ミルクを多く足すようにしてくださいね。

赤ちゃんが夜寝る前のみミルクにする場合には、120~160mLが目安です。

ミルクの場合の授乳間隔や量

ミルクのみで赤ちゃんを育てる場合には、1回120~160mLのミルクを1日6回程度与えるのが目安です。メーカーによって目安は異なるため、ミルクのパッケージに記載されているメーカーの指示を参考にしてくださいね。ミルクの場合にも、メーカーの指示を目安にしつつ、赤ちゃんの欲しがるだけ与えて構いません。

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生後1ヶ月からの外出デビュー

1ヶ月健診で問題がなければ、少しずつ赤ちゃんを外の空気に触れさせてあげましょう。ただし、最初から張り切って外出をする必要はありません。まずは庭やベランダで外気浴をさせたり、近所を短時間お散歩したりするところから始めてみてくださいね。

赤ちゃんが外の空気に慣れてきたら、少しずつおでかけをスタートしても良いですね。上記のポイントを参考に、赤ちゃんに負担がかからない短時間のおでかけから始めてみましょう。

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生後1ヶ月のお風呂の入り方

1ヶ月健診でママに問題がなければ、赤ちゃんと一緒に大人のお風呂に入るようになる赤ちゃんが多いようです。赤ちゃんと一緒にお風呂に入る一般的な手順は上記の通りです。

パパが赤ちゃんをお風呂に入れてあげても良いですね。ただし、ママだけで赤ちゃんをお風呂に入らなければいけない場合などには、ベビーバスで沐浴を続けるのもおすすめですよ。

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生後1か月の赤ちゃんとの遊び方

赤ちゃんが起きているあいだは、赤ちゃんの身体にたくさん触れましょう。スキンシップは赤ちゃんの五感を発達させることに効果的です。この時期はガラガラのような音の出るおもちゃや、メリーのような動くおもちゃがおすすめです。赤ちゃんがおもちゃを目で追うことは、視力の発達にもつながります。

生後1ヶ月の便秘対策

生後1ヶ月頃は1日に何度もゆるいうんちをする赤ちゃんが多いものの、この時期から便秘になる赤ちゃんもいます。赤ちゃんがうんちを出せなくて苦しんでいるときには、マッサージや運動、綿棒浣腸でお腹やお尻を刺激してあげてください。どうしても改善しないときは、病院を受診しましょう。

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生後1ヶ月の風邪・発熱時のケア

生後1ヶ月頃の赤ちゃんは鼻の穴が狭く、鼻や気管の粘膜が敏感なため、風邪をひいていなくてもすぐに鼻水や咳が出たり鼻が詰まったりします。赤ちゃんの咳や鼻水が出ているときには、部屋を温かくし加湿してあげると良いですよ。

赤ちゃんが母乳やミルクをしっかり飲めていなかったり、息をするとぜいぜいという音が聞こえたりするときは診察を受けましょう。38℃以上の発熱があるときはすぐに受診してください。

赤ちゃんとの生活を楽しもう

赤ちゃんが生まれて1ヶ月が経ち、ママやパパはようやく赤ちゃんがいる生活に慣れてきたころですよね。初めてのことの連続で、うまくいかないこともあるかもしれません。しかし、赤ちゃんは日々確実に成長していきます。赤ちゃんとの生活を楽しみながら過ごしてくださいね。

(文・ままのて編集部/イラスト・さがみかずさ)

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