更新日:2018年10月25日

【生後5ヶ月】赤ちゃんの身体の発達と心の発達を解説

生後5ヶ月は、離乳食が始まったり寝返りができるようになったりと、赤ちゃんの成長を感じられる時期です。ここでは、生後5ヶ月頃の赤ちゃんの身体と心の発達を解説します。離乳食を始めるタイミングや、睡眠リズム、赤ちゃんとの生活で注意したいことのポイントをご紹介します。

監修 : ままのて 医師・専門家
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記事の監修

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小児科医
染谷 朋之介

生後5ヶ月の赤ちゃんの身長・体重

身長

生後5ヶ月の赤ちゃんの身長の目安は、以下の通りです。

・男の子:約61.9cm~70.4cm
・女の子:約60.1cm~68.7cm

赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、周りの赤ちゃんと比べて小さめだからといって、心配しすぎないようにしましょう。また、生まれたばかりのころは、赤ちゃんの身長が伸びるペースは早いのですが、このころから成長が緩やかになっていきます。

体重

生後5ヶ月頃の赤ちゃんの体重の目安は、以下の通りです。
・男の子:約6.1kg~9.2kg
・女の子:約5.74~8.67kg

体重も身長と同様、発達が緩やかになっていきます。太りすぎ、痩せすぎではないかと心配になるママもいるかもしれませんが、個人差があるので心配しすぎないでくださいね。どうしても不安なときは、6ヶ月健診などで相談してみると安心です。

生後5ヶ月の赤ちゃんの身体の発達

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首がしっかりとすわる

生後5ヶ月頃になると、ほとんどの赤ちゃんの首がしっかりとすわります。うつぶせにすると頭を持ち上げ、首を左右に動かすことができるようになります。ただし、まだ首の筋肉は強くないので、激しく揺さぶらないように注意しましょう。

赤ちゃんを激しく揺さぶってしまうと「乳幼児揺さぶられ症候群」になり、最悪の場合、命を落としてしまう可能性も考えられます。力を入れすぎずに遊んだりあやしたりするのは問題ありませんよ。

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視力の発達

赤ちゃんの視力は、生後3~6ヶ月頃に大きく発達するといわれています。視力の発達の目安は、以下の通りです。

・生後3ヶ月:ものを目で追う「追視」ができるようになる
・生後4ヶ月:遠近感がわかるようになる
・生後5~6ヶ月:小さなものや、コントラストが強くない色(パステルカラーなど)が見えるようになる

視力の発達を妨げないよう、テレビやスマートフォンはあまり赤ちゃんに見せないようにすることをおすすめします。

よだれが増える

生後5~6ヶ月頃になると、赤ちゃんのよだれの量が増えてきます。ただ、よだれの量には個人差があるので、1日中ダラダラ出ている子もいれば、ほとんど出ない子もいます。よだれが出たら、こまめにふいてあげるようにしましょう。

よだれを放っておくと、乳児湿疹などの肌トラブルの原因となってしまうことがあるので、注意してくださいね。

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手先が器用になる

このころになると手先が器用になり、両手でものをつかめるようになります。手に持ったものを何でも口に入れてしまう時期なので、赤ちゃんが誤飲してしまう可能性があるものは、そばに置かないようにしましょう。特に以下のようなものに注意してくださいね。

・ビニール袋
・タバコ
・電池
・薬
・硬貨

また、ハサミなどの触ると危ないものも、手の届かないところへ置いておくようにしましょう。

寝返りができるようになる

赤ちゃんが寝返りを始める時期の目安は、生後5~6ヶ月頃になります。しかし、赤ちゃんによっては、うつぶせの状態が苦手で寝返りをしないこともあります。なかなか寝返りをしない赤ちゃんに不安を感じてしまうママもいるかもしれませんが、心配しすぎないでくださいね。

赤ちゃんが寝返りをするようになったら、行動範囲が広がります。そのため、キッチンなどの危険なものが多い場所にはベビーゲートを設置したり、コンセントキャップをつけたりと、安全対策を欠かさないようにしましょう。

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お座りができるようになる赤ちゃんもいる

このころからお座りを始める赤ちゃんもいます。安定して赤ちゃんがお座りできるようになる目安は、生後7~8ヶ月頃といわれています。生後5~6ヶ月のお座りは安定していないことも多いので、必要なら支えてあげるようにしましょう。

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生後5ヶ月の赤ちゃんの食事

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授乳

生後5~6ヶ月頃から離乳食が始まりますが、まだ食べる量が少ないので、主な栄養源は母乳やミルクとなります。低月齢のころと比べて赤ちゃんの吸う力が発達するので、授乳間隔は安定し、授乳時間も短くなることが多いです。

授乳時間が長くなる場合は、遊び飲みをしている可能性があります。授乳時間の目安は、10~15分程度です。赤ちゃんが遊び飲みをしているようなら、片乳15分ずつ、30分を目安に切り上げるようにしましょう。

母乳の場合は欲しがるだけ、ミルクの場合は200mLを1日に4~5回程度与えるようにしてくださいね。離乳食が始まると、授乳量が減ることがありますが、あまり心配しないようにしましょう。

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離乳食

生後5ヶ月頃になると、離乳食を始めるべきか悩んでしまいますよね。赤ちゃんの離乳食を始めるサインは、以下になります。

・生後5ヶ月を過ぎた
・よだれがたくさん出る
・家族の食事をじっと見つめる
・家族の食事中に口をもごもご動かす

これらのサインが見られたら、まずは1さじのおかゆから離乳食を始めてみてください。もしも赤ちゃんが嫌がって口をつけてくれない日が続くようなら、無理に進めず、一度中断しても良いですね。

離乳食を作る時間が取れない場合は、市販のベビーフードを活用してみてはいかがでしょうか。また、1回の食事量がとても少ないので、まとめて作っておき、製氷皿などに入れて1回分ずつ冷凍しておくと便利ですよ。

生後5ヶ月の赤ちゃんの睡眠

睡眠時間

生後5ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間は15時間程度で、夜にまとまって眠ってくれることが多くなります。お昼寝は、午前・午後に1回ずつが目安となります。お昼寝の時間が遅くなってしまうと、夜なかなか寝つけなくなってしまうことがあるので、15時までには切り上げるようにしましょう。

ただし、赤ちゃんの睡眠時間には個人差があるので、参考程度に考えてくださいね。また、生後4ヶ月頃から「成長ホルモン」が分泌され始めます。身体の成長を促す成長ホルモンは、夜の睡眠時に多く分泌されます。そのため、赤ちゃんが夜にしっかりと眠れる環境を整えることが大切です。

生活リズムを整えるのが大切

このころの赤ちゃんは昼夜の区別がつくようになるので、生活リズムを整えましょう。起床、授乳、離乳食、お昼寝、お風呂、就寝などの時間を決め、毎日そのスケジュール通りに過ごすようにしてくださいね。

また、朝に太陽の光を浴びると、夜に「メラトニン」という睡眠ホルモンが分泌されるようになります。ただし、夜に強い光を浴びると、メラトニンの分泌は阻害されてしまいます。そのため、赤ちゃんのそばでテレビやスマートフォンなどを使用するのは控えましょう。

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夜泣きが始まる

生後5~6ヶ月頃になると、夜泣きが始まる赤ちゃんもいます。授乳やおむつ替えなど、身体的な不満を解消してあげることで落ち着くこともありますが、何をしても泣きやんでくれないこともあります。パパやママにとって負担が大きい時期ですが、夜泣きは赤ちゃんの成長の過程のひとつです。

日中に赤ちゃんとお昼寝をしたり、周囲に相談したり、家族にサポートを求めたりして乗り切れると良いですね。

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生後5ヶ月の赤ちゃんの排泄

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うんち

離乳食が始まると、うんちが緩くなったり、硬くなったりすることがあります。下痢や便秘ではないかと心配になるかもしれませんが、ご機嫌で食欲があれば、問題ないことがほとんどです。また、うんちの回数が減ってしまうこともありますが、お腹が張って苦しそうだったり、機嫌や体調が悪かったりしなければ、心配する必要はないでしょう。

おしっこ

おしっこの回数は、授乳量や汗の量などによって変わります。赤ちゃんのおしっこの回数が少なくなると心配になりますが、1日のおしっこの量が変わらないようなら大丈夫ですよ。また、汗をたくさんかいたときも、おしっこの量が少なくなることがあります。

おしっこの回数が少ないときや汗をたくさんかいたときは、普段よりも多めに水分を摂らせましょう。元気で機嫌が良ければ問題ないことが多いですが、以下の症状が見られる場合は、脱水の可能性があります。

・機嫌が悪い
・ぼーっとしている
・唇が乾燥している
・熱がある
・吐く

あてはまるものがある場合は受診しましょう。

こまめな水分補給を忘れずに

赤ちゃんの便秘や脱水を防ぐため、こまめに水分補給を行うようにしましょう。母乳やミルクだけでなく、白湯や麦茶などを与えても良いですね。また、便秘が気になるときには、プルーンやリンゴの果汁、ヨーグルトなどを与えるのも効果的です。

生後5ヶ月の赤ちゃんの心の発達

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言葉

生後5~6ヶ月頃になると、赤ちゃんは喃語を話し始めるようになります。赤ちゃんがおしゃべりをしていたら、相槌を打ったり、赤ちゃんの真似をしたりして、コミュニケーションをとるようにしましょう。パパやママがあやすと、声をあげて笑うこともありますよ。

好奇心が旺盛

このころの赤ちゃんは、いろいろなものに興味を示します。気になるものに手を伸ばし、触ってみたり、口に入れてみたりするので、危ないものは手の届かないところに置きましょう。赤ちゃんの好奇心や探究心は、心が発達している証拠です。

安全面に注意する必要はありますが、赤ちゃんが楽しく動ける環境を整えてあげてくださいね。

人見知り

人見知りは生後7ヶ月頃から始まることが多いですが、早い子は生後5ヶ月頃から始まることもあります。ママ以外の人に近づいたり、パパが抱っこしたりするだけで大泣きしてしまう赤ちゃんに、頭を悩ませるママも少なくありません。

ただ、人見知りは赤ちゃんの心の成長過程のひとつなので、ネガティブにとらえすぎないようにしましょう。赤ちゃんが人見知りしていても、ママが親しく接することで、赤ちゃんも徐々にママ以外の人と接することができるようになります。

ただ、一朝一夕で解消するものではないので、長い目で見守ってくださいね。

生後5ヶ月の赤ちゃんでも成長は一人ひとり違う

生後5~6ヶ月頃は、離乳食が始まったり、言葉を話し始めたりと、赤ちゃんの成長を感じられる時期です。その分、ほかの赤ちゃんとの発達の差が目についてしまうかもしれません。しかし、赤ちゃんの成長のスピードはそれぞれ違うので、あまり神経質になりすぎないようにしましょう。

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