生後6ヶ月の赤ちゃんの様子とお世話の基礎知識【イラストでまるわかり】

生後6ヶ月は、赤ちゃんが生まれて半年の節目の時期です。寝返りやお座りができるようになる一方で、離乳食や夜泣きが始まり新たな悩みに直面するママやパパもいるかもしれません。ここでは、生後6ヶ月の赤ちゃんの成長や発達の様子をイラストでわかりやすく解説します。

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この記事の監修

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小児科医
眞々田 容子

目次

  1. 生後6ヶ月の赤ちゃんの身長・体重
  2. 生後6ヶ月の発達の様子~おすわり・人見知り~
  3. 生後6ヶ月の離乳食の量や進め方
  4. 生後6ヶ月の授乳回数や量
  5. 生活リズムと睡眠時間・夜泣き
  6. 生後6ヶ月の遊び方
  7. 生後6ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント
  8. 赤ちゃんの成長ペースを見守ろう
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生後6ヶ月の赤ちゃんの身長・体重

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生まれて半年がたつと、赤ちゃんの成長スピードは緩やかになります。体重は月に300~500g程度増えるのが一般的です。

生後6ヶ月頃は、赤ちゃんの運動量が増えたり離乳食が始まったりする時期のため、体重の増え方には個人差があります。赤ちゃんの体重がなかなか増えないと、ママやパパは心配になるかもしれませんね。しかし、成長曲線のカーブに沿って少しずつ成長していれば、心配ないことがほとんどです。

服のサイズは70~80cmを着せるケースが多いようです。しかし赤ちゃんの体形によってサイズはまちまちです。

生後6ヶ月の発達の様子~おすわり・人見知り~

寝返り

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生後5~6ヶ月になると、多くの赤ちゃんが寝返りを始めます。最初は足や腰をひねるだけですが、少しずつ重心の移動を覚え、自分で転がってうつ伏せの体勢になれるようになります。

ただし寝返りの時期には個人差があるため、赤ちゃんがなかなか寝返りをしなくても心配しないでくださいね。特に身体が大きい赤ちゃんは、寝返りが遅い傾向にあります。

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お座り

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生後6ヶ月ころになると、少しずつお座りができるようになる赤ちゃんが増えます。しかし、赤ちゃんが自分で身体を支えて安定してお座りできるようになるまでは、時間がかかります。赤ちゃんがお座りするときには、必ず大人が赤ちゃんのそばで見守るようにしてくださいね。

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人見知り

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生後6ヶ月頃になると、人見知りが始まる赤ちゃんが多いものです。赤ちゃんが人見知りするのは、ママやパパと他人の区別がつくようになってきた証拠です。それだけ他人に興味が出てきたともいえます。なかにはパパ見知りをする赤ちゃんもいるため、ママにとってもパパにとっても苦労が多い時期です。

赤ちゃんの人見知りはしばらく続くもののため、赤ちゃんに時間をかけて慣れさせるしかありません。ママは人見知りに過剰に反応せず、相手と親しく接する姿を見せてあげると良いですよ。ただし人見知りは赤ちゃんの心の成長の一環のため、赤ちゃんのペースに合わせてあげてくださいね。

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歯が生えてくる赤ちゃんも

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赤ちゃんの歯が生える時期には個人差があります。生まれてすぐから歯が生える赤ちゃんもいれば、1歳過ぎまで歯が生えない赤ちゃんもいます。生後6~9ヶ月頃に歯が生え始めるのが一般的です。下の前歯が最初に出てくるケースが多いものの、赤ちゃんによっては歯が生え始める順番が違う場合もあるため、心配はいりません。

生後6ヶ月の離乳食の量や進め方

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生後5~6ヶ月になると、赤ちゃんは離乳食を食べ始めます。まだ赤ちゃんの食べ物をかみつぶす力はまだ未熟なため、離乳食を始めたばかりの生後6ヶ月頃には、かみつぶさずに飲みこむことができるペースト状のものを与えます。

まずは1日1回、お米をつぶしたおかゆを食べさせて、慣れてきたらすりつぶした野菜、豆腐や白身魚へとステップアップしていきます。離乳食を始めてから1ヶ月以上が過ぎ、順調に離乳食を飲み込むことができるようになったら、離乳食の回数を1日2回にしてみましょう。

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生後6ヶ月の授乳回数や量

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赤ちゃんの離乳食が始まると、授乳回数やミルクの量をどう調整すれば良いのか悩むママやパパは多いでしょう。生後6ヶ月頃はまだ栄養の多くを母乳やミルクから摂る時期です。離乳食を食べているからといっても、授乳の回数にはほとんど影響しません。

基本的に、離乳食を始めて1ヶ月は母乳もミルクも赤ちゃんが欲しがるだけ与えて構いません。2回食が始まったら、離乳食の後に母乳やミルクを与えるようにしてください。母乳は赤ちゃんが欲しがるだけ与えても問題ありません。授乳回数の目安は1日5~6回です。ミルクの場合は、1回あたり200~220mLを4~5回与えることが一般的といわれていますが、個人差があります。

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生活リズムと睡眠時間・夜泣き

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生活リズムと睡眠時間

生後6ヶ月頃の赤ちゃんに必要な睡眠時間は、12~15時間(※)だといわれています。夜にまとまって寝る時間が増え、昼寝は午前と午後に1回ずつになるころでしょう。まだ夜に何度も目を覚ます赤ちゃんもいますが、毎日なるべく同じ時間に同じことを繰り返すことで、少しずつリズムが整っていきますよ。

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夜泣き

生後6ヶ月になると、赤ちゃんの夜泣きに悩まされるママやパパは少なくありません。夜泣きの原因ははっきりとわかっていませんが、生活リズムや寝る環境を整えることで赤ちゃんの夜泣きが軽減することがあります。

しかし、どんなに生活リズムや環境を整えても、夜泣きがおさまらない赤ちゃんもいます。夜泣きは成長の過程のひとつのため、ママやパパは上手に息抜きをしながら赤ちゃんの夜泣きに付き合ってあげてくださいね。

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生後6ヶ月の遊び方

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おすすめの遊び方

生後6ヶ月頃の赤ちゃんは、ママやパパとのやりとりをする遊びが大好きです。やりとり遊びの中で、だんだんと言葉を覚えたり、自分と相手の役割や順番がわかるようになったりします。

赤ちゃんはお座りが上手になる時期のため、絵本をじっくりと眺めることができるようになります。絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとママやパパがやり取りを楽しめる遊びのひとつです。

「いないいないばぁ」や手遊びもおすすめです。赤ちゃんが満足するまで何度も繰り返してあげましょう。ママやパパと赤ちゃんのスキンシップの時間を楽しんでくださいね。

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おすすめのおもちゃ

生後6ヶ月になると、赤ちゃんは手先が少しずつ器用になり、細かいものをつかむことができるようになります。自分の手でものをつかみ、口に入れて確かめる時期でもあります。赤ちゃんにとっては、いろいろなものの形や材質、色などを知ることそのものが遊びなのです。

身近にあるものが全ておもちゃになる時期ですが、おもちゃを用意するのであれば次のようなものがおすすめです。

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生後6ヶ月の赤ちゃんのお世話のポイント

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風邪・熱に注意しよう

生後6ヶ月頃になると、赤ちゃんがママの胎内でもらった免疫が切れてきて、赤ちゃんが風邪をひいたり熱を出したりすることが多くなります。39℃前後の高熱が3~4日ほど続き、熱が引いたあとに身体中に赤い発疹が出る「突発性発疹」にかかるのも、生後6ヶ月頃からです。

赤ちゃんが発熱していても、しっかりと母乳やミルクを飲めていて、元気な様子であればそこまで心配はいりません。赤ちゃんが母乳やミルクを飲めなかったり、ぐったりとした様子であったりする場合には、夜間でもすぐに病院を受診してください。

安全対策をしっかりとしよう

赤ちゃんが寝返りできるようになったりお座りできるようになったりすると、赤ちゃんの行動範囲がぐっと広がります。ベビーベッドからの落下や誤飲などの事故が起こりやすくなるので、安全対策を徹底しましょう。

6~7ヶ月健診を受けよう

赤ちゃんの健診のタイミングは自治体によって違いますが、6~7ヶ月健診がある自治体は多いようです。健診では赤ちゃんの身体の発達を確認できるだけでなく、日ごろの育児の悩みを相談するチャンスでもあります。離乳食の進め方のアドバイスを受けられるケースもあります。健診のお知らせが届いたら、受けに行くようにしてくださいね。

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赤ちゃんの成長ペースを見守ろう

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生後6ヶ月は赤ちゃんが生まれて半年がたち、我が子の成長を大きく実感するころですよね。離乳食が始まり、寝返りやお座りなど赤ちゃんのできることが増えてくるので、ママやパパは大忙しです。

離乳食が思うように進まなかったり、赤ちゃんの夜泣きが始まったり、発達のスピードが周囲に比べてゆっくりだったりと、ママやパパは悩みや不安を感じることもあるでしょう。しかし成長のペースは、赤ちゃんによって違います。赤ちゃんの成長ペースをゆっくり見守ってあげてくださいね。

(文・ままのて編集部/イラスト・さがみかずさ)

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