【体験談】生後6ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズムと過ごし方!睡眠時間・スケジュールを体験談とともに解説!
生後保健師監修|6ヶ月といえば、赤ちゃんの表情がいっそう豊かになり、むちむちし始めた身体つきが愛おしいころかもしれませんね。それまではねんねばかりだった赤ちゃんは寝返りやずりばいを始め、アクティブに過ごすことも増えてくるでしょう。ここでは、変化の時期である生後6ヶ月の生活リズムと過ごし方を体験談を交えて解説します。
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目次
生後6ヶ月頃の赤ちゃんの生活リズム・過ごし方
まとまった睡眠がとれるようになる
生後6ヶ月くらいになると赤ちゃんの生活リズムが整い、昼寝は午前と午後の2回になってきます。ひどかった夜泣きが徐々に落ち着き始め、ママは数ヶ月ぶりにまとまった睡眠を取れるようになったという体験談が多く寄せられています。
ただし、睡眠に関しては赤ちゃんの個人差が大きいものです。まだまだおっぱいを欲しがって夜泣きをする赤ちゃんもいるため、あまり気にしないようにしましょう。
生後6ヶ月頃になると1日の過ごし方が規則的になってきました。朝起きたらまずおっぱいで、次におもちゃで遊びます。飽きたらまたおっぱいを飲んで昼寝するといった感じで生活リズムが安定しています。夜泣きは相変わらず続いていますが、夜中に起きる回数は減りました。
さすがに一晩中ぐっすりと眠ってくれることはありません。しかし、代わりにパパがお世話をしてくれたときなど、私は朝まで熟睡できたので、体力的にとても楽になりました。おかげで寝不足でイライラすることもなくなり、パパにも我が子にも優しくなれました。
授乳は1日5~6回が目安
生後6ヶ月頃には一度の授乳で飲むミルクや母乳の量が増えるので、授乳ペースが安定してくるといわれています。一般的には1日5~6回のペースで落ち着く赤ちゃんが多いようですが、赤ちゃんによってばらつきがあるでしょう。
離乳食は1日1~2回
最近は生後5ヶ月頃から離乳食を始める家庭が多いようです。食物アレルギーの症状が現れたときにすぐに病院に連れて行けるよう、離乳食の時間は日中にすると安心ですね。
離乳食は、その日の様子を見ながら、1日1回食からスタートします。順調にいけば、生後6ヶ月には1日1~2回の離乳食が定着してくるでしょう。離乳食が進むペースは赤ちゃんによって異なるため、2回食に進めていなくても問題ありません。大切なのは離乳食を生活リズムの中に組み込むことなので、無理なく進めていきましょう。離乳食の進め方については、こちらの厚生労働省の資料も参考にしてみてくださいね。
1日のスケジュールは生後5ヶ月の頃とあまり変わりませんでした。生後6ヶ月前半では離乳食が朝に1回、生後6ヶ月後半では朝1回と夕方の1回で計2回に増えたくらいでした。
離乳食は、赤ちゃんが寝ているあいだに作っていました。決まった時間に起床や授乳(ミルク)、離乳食、入浴、就寝ができるように心がけ、その合間に昼寝させたり遊ばせたりしていました。
遊ぶ時間が増える
生後6ヶ月になると多くの赤ちゃんは首がすわり、寝返りができるようになっています。目を離した隙にコロコロと移動しているかもしれません。早ければずりばいをし始める赤ちゃんもいるでしょう。
生後6ヶ月くらいで児童館に行き始める赤ちゃんが多いようです。ぐらつかずに縦抱きができるようになるため、抱っこ紐でお散歩しながらいろいろな景色を見せてあげても良いでしょう。日中にたっぷり刺激を与えると、夜ぐっすり寝てくれますよ。
夜にぐっすり寝てくれるようになったので、昼間はほとんど起きています。起きているときは常に遊んでいたいようなので、ただ家にいるだけのときはぐずってしまうことが多いです。そのため、午前中からお昼にかけて近所の図書館や公園などにお散歩しに行くようにしていました。
帰ってきて疲れたころに一緒に昼寝をし、夕方は家でおもちゃで一緒に遊んでいました。おもちゃを与えておくとひとりで遊んでくれることが増えたため、そのあいだに家事をしていました。
首がすわったので遊び方がどんどん増え、6ヶ月で初めて高い高いをしました。とにかく楽しいみたいでよく笑います。少しずつお出かけもするようになりました。
横抱きよりも縦抱きが増え、周りのものが見えるようになったせいか、きょろきょろとあちこち見渡しています。抱っこしているときに興味をひかれるものがあると身体を前のめりにし、落としそうになることが増えたので、十分に気をつけて抱っこするようになりました。
生後6ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間と生活リズム
睡眠時間の目安
生後6ヶ月の赤ちゃんの睡眠時間は1日12~16時間といわれています。昼に2~4時間、夜に10時間くらいの睡眠を取るのが理想的です。授乳回数や日中の過ごし方によって多少違うため、あくまでも目安と考えてくださいね。
お昼寝は午前と午後に1回ずつ
生後6ヶ月になると生活リズムは整い、毎日同じような時間に昼寝をするようになります。午前の遊びの後に1回、昼の離乳食の後に1回昼寝をする赤ちゃんが多いようです。
夜泣きをする赤ちゃんも
生後6ヶ月頃になると夜泣きをする赤ちゃんも多いでしょう。夜泣きの原因ははっきりとはわかっていません。まだ赤ちゃんの睡眠リズムが整っていないことなどが関係していると考えられています。
赤ちゃんのひどい夜泣きが続くとママやパパも夜に眠れなくてつらいものですが、赤ちゃんと一緒にお昼寝をするなど、上手に息抜きをしてくださいね。
寝かしつけがつらいときには夜間断乳やネントレも
夜間断乳とは、その名の通り夜間のみ授乳を控えることです。日中は今までと同様にミルクや母乳を与えます。夜泣きをしたときは抱っこやトントンで対応し、朝まで授乳せずに過ごします。
ネントレとは、赤ちゃんがひとりで入眠できるようなるためのトレーニングです。欧米では赤ちゃんの寝室と両親の寝室が別であることは珍しくなく、ごく当たり前のこととして浸透しています。
初めのうちは、どちらの方法でもママは罪悪感を覚えるかもしれませんが、赤ちゃんは順応性に富んでいます。ママの身体の負担が軽減されるだけでなく、赤ちゃん自身の睡眠の質が上がるというメリットもあるため、前向きに検討してみましょう。
生後6ヶ月のタイムスケジュール例
離乳食が始まったり、赤ちゃんが夕寝をしなくなったりすることで、ママやパパは赤ちゃんの生活リズムがつかめなくて苦労することがあるようです。ここでは、生後6ヶ月の赤ちゃんのタイムスケジュール例を紹介します。赤ちゃんのリズムには個性があるため、理想通りでなくても気にし過ぎないでくださいね。
離乳食が1回の赤ちゃんのタイムスケジュール
こちらの赤ちゃんは7時に目覚め、21時に就寝しています。離乳食はまだ1回食で、11時に食べています。ごはんの後は眠くなるのか、お昼寝は3時間と長めですね。
お風呂の後は4時間ほど自由時間があり、身体の火照りが完全に取れてから就寝しています。入浴は就寝の2時間前までに済ませると寝つきが良くなるといわれているので、理想的な生活リズムといえるでしょう。
夜中の3時に授乳するというリズムで安定しています。ママがつらいようなら夜間断乳を検討しても良いかもしれません。
離乳食が2回の赤ちゃんのタイムスケジュール
こちらの赤ちゃんは6時に起床し、20時に就寝しています。離乳食は2回食に進み、8時と15時に食べています。食物アレルギーの症状が現れた場合でもすぐ病院を受診できる時間に設定しているようです。
日中には散歩や外遊びをし、日光を浴びながら健康的に過ごしています。就寝前の19時に授乳を済ませ、22時に再び授乳をし、そのあとは朝までぐっすりです。ママもまとまった睡眠が取れるのはありがたいですね。
朝6時ごろに起きてから授乳(母乳とミルク)します。自分とパパの朝ごはんを済ませ、パパの出勤後に洗濯機を回し、離乳食を作り始めます。午前中に、離乳食と一緒にミルクを与えていました。その後買い物と散歩を兼ねてでかけます。
30分~1時間ほどで帰り、私の昼ごはんが終わってからまたミルクをあげ、昼寝をします。私が眠いので強引に横になって寝ていると、一緒に息子も寝ていました。夕方には夕食の準備もしつつ、2回目の離乳食を与えます。
2回目の離乳食の後、自分が夕食を済ませてからお風呂です。チェアで寝かせている間に猛スピードで私が入浴し、終わってから息子を入れます。夜22時ごろに主人が帰ってきてからミルクを飲ませて寝かせます。
朝は7時くらいに起こし、離乳食をあげた後、しばらくひとりで遊ばせていました。ひとり遊びをしてくれる子だったので、とても助かりました。それから抱っこベルトで抱っこをして商店街へ買い物へ行き、午前中に一度授乳して寝かせていました。
お昼にもう一度離乳食をあげ、午後にも一度授乳をして寝かせていました。夕方にまた離乳食をあげ、その後1時間ほど空けてお風呂に入れます。お風呂から上がった後は、絵本を読んであげたり一緒におもちゃで遊んだりし、21時には授乳して寝かしつけていました。
生後6ヶ月頃の生活リズムを整えるためには?
朝は決まった時間に起こす
毎日できる限り、6~8時くらいの決まった時間に起こしましょう。朝は寝室のカーテンを開けて赤ちゃんに明るい朝の陽ざしを感じてもらうことで、「明るい朝=起きる」「暗い夜=眠る」という生活リズムを覚えさせることができます。
ママは1日中大変で、夜中もおむつを替えたり場合によっては授乳したり、睡眠不足になりがちだと思います。でも、遅くまで赤ちゃんを起こしておくことがないよう、赤ちゃんには早寝早起きをさせ、母親も赤ちゃんの生活リズムに付き合わなければならないと思っていました。
大変なのはあと数ヶ月です。ママは夜遅くまで忙しく、寝坊したいときも多いでしょう。しかし、赤ちゃんのスケジュールを狂わせないよう、決まった時間に起こしたり寝かせたりすることが大事だと思います。
しっかりと身体を動かす
生後6ヶ月頃になると赤ちゃんは体力がついてきます。夜中に泣く理由は、あり余った体力を持て余しているからかもしれません。日中にしっかりと身体を動かして体力を消耗させれば、寝るべき時間に自然と眠くなり、徐々に生活リズムは整っていくでしょう。散歩ができない雨の日は、室内で手遊び歌などがおすすめです。
6時ごろに起床していました。午前中に1回、午後に1回昼寝をしていました。子どもはベビースイミングをしており、ベビースイミングの日は早めに午前の昼寝を済ませ、ベビースイミングから帰ってきた後の昼寝はたっぷりまとめて眠っていました。
午前中たくさん活動しておくと、まとまって寝てくれます。授乳は1日8回、大体3時間おきくらいです。離乳食は、1回のときは朝9時ごろ、2回のときは朝9時ごろと昼3時ごろに食べさせていました。夜はだいたい8時台には寝かせていました。
授乳→おむつ替え→午前寝→授乳→おむつ替え→児童館に行く→おむつ替え→授乳→午後寝→授乳→おむつ替え→遊ぶ→お風呂→授乳→就寝が我が家のリズムです。
基本は寝るか、遊ぶか、児童館に行くかで、そのあいだに買い物に行くこともありましたが、インフルエンザが流行っていたため、買い物の際はほとんど預けていました。ストレス発散になるのでよくママ友と児童館に行き、ベビーマッサージやベビーダンスをしていました。
決まった生活パターンを繰り返す
赤ちゃんの体内時計が完成するまでは、なるべく毎日同じ生活パターンを繰り返すことを意識してみましょう。朝は7時に起こし、ごはんを食べたら散歩、そのあと昼寝をして…といっただいたいのイメージで構いません。赤ちゃん自身が寝る時間を身体で覚えれば、寝かしつけは楽になるでしょう。
平日も休日も赤ちゃん中心のスケジュールで動いていました。赤ちゃんが起きているあいだに買い物に出たり、赤ちゃんの授乳の時間に被らないように予定を入れたりしました。
遠出や実家への帰省はなかなかスケジュールを立てるのが難しく、ゆとりのある過ごし方ができるように心がけました。赤ちゃんだけでなく、自分もなるべくゆったりとした気持ちでストレスなく過ごせると良いなと思っていました。時間に余裕のあるほうが、赤ちゃんも機嫌が良いようでした。
おすすめ本
生後6ヶ月を快適に過ごす秘訣は、とにかく「遊ぶ」こと!
生後6ヶ月は、首すわり前の何をするにも心配な時期を終え、ママの心に育児を楽しむゆとりが生まれるころです。ぜひ毎日の育児に遊びを取り入れ、赤ちゃんの新しい表情を引き出してくださいね。
起きているあいだはたくさん赤ちゃんと遊ぶことで、夜の睡眠の質が向上します。夜の時間をのんびり過ごすことができれば、ママはメリハリのある充実したママライフを送れるでしょう。生活リズムや離乳食のペースなど、心配なことがあるときは、先輩ママからのアドバイスも参考にしてみてください。