生後1・2・3・4ヶ月の便秘を改善する5つ対処法!【体験談あり】
生後1~4ヶ月の赤ちゃんは、1日にゆるいうんちを何度もすることが一般的です。一方で、便秘に悩まされる赤ちゃんもいます。排便のときに苦しそうにいきむ赤ちゃんの姿はママとしても心苦しいものですよね。ここでは、赤ちゃんの便秘の5つの対処法を紹介します。実際に赤ちゃんの便秘で悩んだ先輩ママのリアルな体験談も必見ですよ。
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目次
生後1~4ヶ月頃のうんちの様子
生後1~4ヶ月頃の赤ちゃんは基本的にミルクや母乳のみで栄養を摂取しているため、水分が多くゆるゆるのうんちをすることが多いです。生まれてすぐの赤ちゃんは授乳のたびにうんちをしますが、成長とともに回数が減っていきます。
母乳で育てていたためか、うんちはやわらかめでした。生後3ヶ月頃になるとうんちのリズムができてきたように思います。おむつ交換はだいたい1日7回くらい、うんちは1日2回くらいしていました。うんちは午前中に1回、夕方に1回、授乳の直後にすることが多かったです。
おしっこでおむつを交換した途端、うんちをしてまた交換…ということもよくありました。おむつ交換はそれなりの刺激になるようで、おむつ交換後にうんちが出ることがあるそうです。
生後1ヶ月・2ヶ月から便秘になる赤ちゃんもいるの?
離乳食が始まるまでは便秘知らずの赤ちゃんがいる一方で、生後すぐから便秘に悩まされるケースもあります。なかにはうんちが4~5日出ない赤ちゃんもいて、ママとしてはとても心配になりますよね。毎日うんちが出ない体質の赤ちゃんもいますが、3日以上うんちが出ない場合は便秘を疑ってみましょう。
新生児から生後1ヶ月までは毎日快調にうんちが出ていました。しかし、生後2ヶ月の後半くらいから、急に1~2日に1回とうんちの間隔が空き始めました。
便秘になることも多く、綿棒でおしりの穴を刺激してうんちを出してあげることが多々ありました。うんちの間隔が空きだすと1回のうんちが大量なので、処理が大変だった記憶があります。
赤ちゃんの便秘への対処法
「の」の字マッサージ
便秘には胃腸の動きを促す運動が効果的です。手軽にできるものだと、赤ちゃんのお腹に「の」の字を書くようにマッサージするものがあります。ベビーマッサージは赤ちゃんとのスキンシップにもなるのでおすすめですよ。
足を動かす運動
赤ちゃんの足を動かすことによってお腹が刺激され、便通が良くなることがあります。たとえば、寝ころんだ赤ちゃんの足首をやさしく持ってペダル漕ぎの要領で足を屈伸させたり、赤ちゃんの片足のかかとをお腹につけゆらゆら動かしたりしてみてください。赤ちゃんに無理のない姿勢で、やさしくお腹とおしりを刺激してあげてくださいね。
おしりのマッサージ
おしりに直接刺激を与えるマッサージも赤ちゃんの便秘解消に効果的です。指におしり拭きなどを巻き付け、赤ちゃんの肛門をやさしく押してあげましょう。強く押すと赤ちゃんの肛門を傷つけてしまう恐れがあります。おしりをマッサージするときには爪を短く切るなど、最善の注意を払ってくださいね。
うちの子が生後2ヶ月だった頃には、授乳後にお腹が張って苦しそうにウンウン唸っていることがよくありました。そこで、おしりふきを指に巻き付けて肛門を刺激してあげていました。
肛門を押したタイミングで、おならと一緒にうんちが出てくることが多かったです。うんち自体はやわらかいのですが、かなり空気が一緒に入っている感じでした。
綿棒浣腸(かんちょう)
おうちでできる便秘解消方法としては綿棒浣腸が有名ですね。浣腸をするとたまっていたうんちが急に出てしまうことがあるので、おむつの下に新聞紙やレジャーシートを敷いてから試してみましょう。手順は以下の通りです。
1.綿棒の先端をベビーオイルやオリーブオイル、ワセリンなどで湿らせます。
2.赤ちゃんの両足を持ち上げ、肛門に綿棒を当てます。
3.綿棒を2~3cmほど中に入れ、肛門の内側をこするように回します。1秒に1回転くらいのペースでゆっくり行ってください。
4.綿棒を抜いたら、赤ちゃんのお腹を軽くマッサージしてあげましょう。
まずは1分程度を目安にやってみましょう。腸の動きが活発になる授乳後30分くらいに行うと効果が高まりますよ。綿棒浣腸をやりすぎると便秘が癖になるという噂もありますが、医学的には根拠がないといわれているため、安心して行ってください。
生後3ヶ月頃からうんちが出ない日が増え、便秘がちになってしまいました。 綿棒にオリーブオイルをつけてお尻を刺激してあげると、すぐにうんちが出てくるので、丸1日うんちが出なかった日には必ず綿棒浣腸を行っていました。
どうしてもうんちが出ないときには、ミルクを足したり、水分を多くあげたりすることを心がけました。 げっぷもしっかり出し、お腹に力を入れやすいようにしてあげました。
ミルクの種類を変えてみる
ミルク育児をしている場合は、粉ミルクの種類を変えてみることで、便秘が軽減することがあります。粉ミルクにはオリゴ糖が含まれていることが一般的ですが、配合量はミルクの種類によって違います。赤ちゃんとミルクとの相性も異なるため、他のミルクを試してみると良いかもしれませんね。
病院を受診する
排便リズムは赤ちゃんによって異なるので、うんちが毎日出なくてもそれほど心配する必要はありません。しかし、ひどい便秘の場合は放っておくとうんちがどんどんかたくなり、さらに出にくくなってしまうおそれがあります。
母乳不足が原因で便秘になっていたり、病気が隠れていたりする場合もあります。赤ちゃんの機嫌が悪い、食欲がない、うんちがかたいなどの症状があるときには受診しておくと安心ですね。
離乳食前の赤ちゃんの便秘の原因
赤ちゃんの便秘にはさまざまな原因が考えられます。体質的なものも大きいので、一概にこれが原因とは断定できませんが、参考にしてみてくださいね。
いきむ力が足りない
生まれて間もない赤ちゃんの場合、うまく力んだり肛門を緩めたりすることができず便秘になってしまうことがあります。しばらくすれば自分で排便のコツをつかんでいくことが多いようです。
ミルクが合っていない
なかにはミルクが合わずに赤ちゃんが便秘になってしまうことがあります。ミルクを変えた直後に便秘になってしまったのなら、ミルクが合っていない可能性も考えてみましょう。
母乳不足
まれに、母乳不足によって便秘が引き起こされるケースもあります。おっぱいが出にくい場合、赤ちゃんはおっぱいを吸うために汗をかき、水分不足となってしまうことがあるようです。
赤ちゃんの体重があまり増えていない場合には、ミルクを足すようにすると良いかもしれません。母乳が足りているか不安な場合には、小児科や母乳外来などで相談するようにしてくださいね。
排便リズムの個性
単純に赤ちゃんの排便リズムの個性である可能性も考えられます。生後1ヶ月を過ぎると腸の動きが整い始め、母乳の消化吸収が良くなるので、排便ペースが減ることがあります。
赤ちゃんに合った対処法を見つけよう
赤ちゃんのうちから便秘に苦しむ姿を見ると気の毒になってしまいますが、成長するにつれて改善されていったり、生活習慣や食事内容を見直すことによって解消したりすることが多いようです。
なかには体質的に便秘になりやすいタイプの赤ちゃんもいますが、今から対処法を知っておけば焦らずに対応できるようになりますよ。赤ちゃんに適した対処法を見つけて、体質とうまく付き合っていきましょう。