【体験談】生後5・6・7・8ヶ月の便秘の原因と解消法!おすすめ離乳食メニューやマッサージ、綿棒を使った方法などを紹介!

離乳食が始まると、赤ちゃんの便がかたくなります。特に離乳食をスタートした生後5・6ヶ月頃や2回食になる生後7・8ヶ月頃は、便秘になる赤ちゃんが多いようです。ここでは、生後5~8ヶ月の赤ちゃんの便秘のサインと原因、解消法を紹介します。実際に赤ちゃんの便秘を経験した先輩ママの体験談も、参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 生後5・6・7・8ヶ月のうんちの様子は?便秘になりやすい?
  2. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘のサインは?どうやって判断する?
  3. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の原因は?
  4. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!マッサージ
  5. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!綿棒浣腸
  6. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!運動
  7. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!離乳食の見直し
  8. 生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!水分の摂取(砂糖水・白湯)
  9. 赤ちゃんの便秘が長引くときは、医師に相談しよう
  10. あわせて読みたい

生後5・6・7・8ヶ月のうんちの様子は?便秘になりやすい?

離乳食が始まり便秘になりやすい

赤ちゃんのうんちは離乳食が始まる前は軟らかいのですが、離乳食が始まるとだんだんと固形になっていきます。大人のうんちに近づいていくことで、においも強くなっていくでしょう。またうんちが硬くなることにより、生後5・6・7・8ヶ月の赤ちゃんは便秘になりやすくなります。

離乳食が進むにつれて、排便リズムが整っていくことが多いため、便秘の症状は一時的なものとなるケースが多いです。

かたまりのあるうんちになりました

おむつから漏れるようなゆるゆるだったうんちは、生後5ヶ月頃になると、少しかたまりのある感じになりました。うんちの回数も減り、基本的には1日に1回ほど出ていましたが、たまに2~3日うんちが出ないことがありました。

そんなときやっと出たうんちはよく緑色がかっていました。初めて緑色のうんちを見たときはびっくりしましたが、インターネットで調べてみるとうんちが酸性になると緑色になるそうで、とくに問題はなく安心したのを覚えています。

2回食になってから便秘になりました

離乳食が2回になったころ、便秘のように便が何日か出ないときや、硬くて出すのに苦しそうなときがありました。水分を多めにしたり、運動をさせたりと便通がよくなるような努力は日々していました。

離乳食が始まると、便秘がちに

離乳食が始まると、便秘になってしまうことが出てきました。母乳だけのころは、うんちはかなりゆるめでした。離乳食を与えるようになると、腸の中の環境が変わるためか、うんちが出ない日がありました。うんちが1日出ないと、お腹の中でうんちが硬くなってしまい、腹筋の弱い赤ちゃんには、ますますうんちを出しにくくなるようでした。

ころっとうんちデビュー

離乳食にささみとしゃけを取り入れてみたところ、うんちがコロンとした形状で出ることがしばしば見られるようになりました。またたまごも娘は大丈夫だったので、全卵半分を1回の食事に与えたら、ゆで卵のような独特なにおいのうんちが出ました。

離乳食が始まり下痢をすることも

離乳食が始まったばかりのころは、腸内環境の変化により一時的に下痢になることがあります。赤ちゃんが下痢をしていても、機嫌が良く、元気で体重が増えていれば問題ありません。下痢が長引いたり、赤ちゃんの機嫌が悪かったりする場合は、医師に相談することをおすすめします。

離乳食による下痢の始まり

生後5ヶ月の誕生日を迎えたのと同時に離乳食を開始しました。1日1回の離乳食でしたが、与えた直後から少し下痢をするようになりました。そのため様子を見ながら離乳食を続け、うんちが硬くなったら量を増やすというやり方をしていました。

それまでは便秘をすることもよくありましたが、離乳食を始めてからは便秘はなくなりました。逆に、軟便で、洋服からうんちが漏れてしまうことが多々ありました。そのため、外出時には着替えを必ず2着持ち歩いていました。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘のサインは?どうやって判断する?

赤ちゃんの排便ペースには個人差があるため、何日うんちが出なければ便秘だという明確な判断基準はありません。ほとんどの赤ちゃんは、3日に1回はうんちが出るものですが、週に1度の排便で問題ない赤ちゃんもいます。うんちが出ていない日数だけでなく、以下のサインを目安に便秘かどうか判断しましょう。

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赤ちゃんのお腹が張っている

便秘になると、赤ちゃんのお腹がパンパンに張ることがあります。うんちが数日出ていない場合、赤ちゃんのお腹を定期的にチェックしておきましょう。

赤ちゃんの機嫌が悪い

便秘になると、不快感から赤ちゃんの機嫌が悪くなることが多くあります。赤ちゃんの機嫌が良く、食欲もあるようなら、2~3日うんちが出ていなくてもあまり心配いりません。

赤ちゃんの食欲がない

赤ちゃんの食欲がなく、離乳食を食べなかったり母乳やミルクを飲まなかったりするのも、便秘のサインのひとつです。ただし赤ちゃんが離乳食を食べない場合は、便秘以外に原因があるかもしれません。赤ちゃんが離乳食を嫌がる原因や対処法は、以下のリンクを参考にしてみてくださいね。

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赤ちゃんがいきんでもうんちが出ない

赤ちゃんがいきんでいると、うんちをしようとしているとわかるママも多いことでしょう。赤ちゃんがいきんでいるのに、いつまでもうんちが出ない場合は便秘をしている可能性があります。

顔を真っ赤にしてうんちをしていました

離乳食の量が増えるとともに便秘になる頻度も高くなって心配しました。うんちもまとまってきたので、ふんばらないと出ないようで、顔を真っ赤にしてがんばっていました。

赤ちゃんのうんちが硬い

赤ちゃんのうんちが硬いことも便秘のサインといえます。赤ちゃんはまだ腹筋の力が弱く、硬いうんちよりもやわらかいうんちのほうが出しやすいものです。硬いうんちは出すのが難しいだけでなく、出るときに肛門を傷つけ、切れ痔を引き起こしてしまうこともあります。

赤ちゃんが切れ痔になると、痛みのためうんちを嫌がるようになるかもしれません。うんちが腸内にとどまる時間が長いと、うんちの水分が吸収されて、より硬くなる悪循環に陥ってしまうこともあるので注意が必要です。

赤ちゃんのうんちに血が混じっていた

ある日のことです。赤ちゃんのうんちに赤い糸のようなものがいくつか混じっていました。離乳食を始めた時期だったので消化できなかったものが混じったのかと思い、最初は気にとめませんでした。しかし何日も続いたので出血ではないかと心配になり、うんちの入ったおむつを持って小児科に行きました。

先生に診てもらったところ、赤い糸のようなものは切れ痔からの出血だと教えてくれました。このころの赤ちゃんは腸の粘膜がやわらかいので切れ痔になることが多いのだそうです。赤ちゃんが元気だったら特別気にすることはないということなので安心しました。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の原因は?

離乳食と母乳・ミルクのバランスの乱れや不足

離乳食期の赤ちゃんが便秘をする場合、離乳食や母乳・ミルクの量が不足していることが原因かもしれません。離乳食の量は適切かどうか、母乳やミルクの量が減ったことによって水分が不足していないかチェックしましょう。離乳食と母乳・ミルクのバランスについても、配慮するようにしてくださいね。

排便のための筋肉が未発達

赤ちゃんは腹筋の力が未熟で、離乳食の影響で硬くなったうんちを出すのが難しい可能性があります。排便のための筋肉が発達することで、便秘の症状も緩和していくでしょう。

運動不足

赤ちゃんは、身体を動かして毎日しっかりと遊んでいるでしょうか。生後5・6・7・8ヶ月の赤ちゃんはまだハイハイを始める前ですが、寝返りをしたりお座りを始めたりする時期です。赤ちゃんが安全に遊べるスペースを作り、十分に運動させてくださいね。

生活リズムの乱れ

生活リズムが不規則だと、赤ちゃんの排便リズムもなかなか整わないものです。毎日決まった時間に起こし、授乳や離乳食、お風呂などもなるべく決まった時間に行うことが望ましいでしょう。

ストレス

ストレスを感じると、腸の動きが悪くなり便秘になることがあります。赤ちゃんにはストレスはなさそうに見えるかもしれませんが、赤ちゃんはママのストレスを敏感に感じ取るものです。ママのストレスは赤ちゃんのストレスの原因になることがあるため、ママがストレスをためないようにすることも大切でしょう。

病気

病気が原因で赤ちゃんが便秘になってしまうことがあります。頑固な便秘が続く場合は、以下のような病気の可能性が考えられるので注意しましょう。

・巨大結腸症(ヒルシュスプルング病)
・先天性甲状腺機能低下(クレチン病)
・脳性まひ
・腸回転異常

家庭で便秘解消法を試しても改善されない場合は、かかりつけの小児科で相談してみてくださいね。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!マッサージ

赤ちゃんが便秘をしているときは「のの字マッサージ」を試してみてはいかがでしょうか。赤ちゃんのお腹の上で、平仮名の「の」の字を書くようにマッサージをしましょう。軽くお腹がへこむ程度の力でマッサージをすると、腸の動きが活発になり、便秘が解消するかもしれません。

また赤ちゃんのうんちが出そうで出ないときは「肛門マッサージ」をしても良いですね。ママの親指で赤ちゃんの肛門の周りをやさしく押してあげるだけなので簡単です。肛門マッサージをするときは、ママの手の爪は短く切り、手洗いをしっかり行いましょう。

お風呂でお腹のマッサージをしていました

離乳食を始めると、それまで母乳育児で便秘とは無縁だった赤ちゃんのうんちがあまり出なくなりました。 うんちが出る回数はチェックしていなかったのですが、おむつを替える頻度が減ったことから、便秘の可能性に気づきました。

それからは、お風呂のときに浴槽の中でお腹のマッサージをしてあげました。お風呂から出るとすぐにうんちが出たので、効果はあったようです。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!綿棒浣腸

赤ちゃんの便秘解消法といえば、綿棒浣腸をイメージする人も多いのではないでしょうか。綿棒浣腸をするときは、赤ちゃん用の細い綿棒ではなく、大人用の綿棒を使います。ベビーオイルやクリーム、ワセリンなどをつけた綿棒を肛門に1~2cm程度挿入し、くるくると動かしましょう。

すぐに効果が出ることもあれば、排便までに時間がかかることもあります。綿棒浣腸をしてもうんちが出ない場合は、時間をおいてもう一度試してみてくださいね。綿棒浣腸をする回数は、1日2回程度が目安となります。「綿棒浣腸がくせになってしまうのでは」と心配するママもいますが、くせになることはないので心配ありません。

3日うんちが出ないときは、綿棒浣腸をしていました

消化器官が発達してきているのか、水っぽいうんちはなくなり、ネバっとした茶色いうんちになってきました。また、便秘もあり、3日間出ていないときは綿棒浣腸をしていました。綿棒浣腸をすると、綿棒浣腸なしでは排便できなくなると聞いて心配でしたが、乳児健診で質問したところそのようなことは一切ないそうです。

初めて病院で浣腸

子どもの便秘が日常化してしまい、綿棒浣腸をして3日に1回しかうんちが出ませんでした。とくに機嫌が悪いわけでもなく、あまり心配はしていなかったのですが、生後5ヶ月頃に5日便秘が続いたときは、さすがに心配になって病院に行きました。

赤ちゃんの便秘はよくあることらしく、看護士さんに慣れた手つきで浣腸していただき、すぐに排便できました。今までは黄色い水のようなうんちでしたが、このときは水分が少なめの、歯磨き粉のようなうんちがむにょむにょと出てきたのでびっくりしました。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!運動

赤ちゃんの便秘解消には運動が欠かせません。寝返りやお座りがしやすい環境を整えてあげたり、手遊びや身体を使った遊びなどをしてあげたりしてもよいですね。赤ちゃんの手の届かないところにおもちゃを置いて、自分で取らせるようにするとハイハイの良い練習にもなります。

ハイハイが始まり便秘が改善

生後5~6ヶ月頃は便秘がひどく数日でないこともざらでしたが、ハイハイが始まり筋肉がついたのか、最低でも3日に1回は出るようになり、調子が良いと3~4日連続で出してくれることもありました。

足を動かす体操をするとうんちが出ることがありました

便秘になったときは「綿棒浣腸」が良いと聞いていましたが、怖かったので、仰向けに寝かせて歩かせるように足を順番に動かす体操をしていました。そうすると、テンポよく「ぷっぷっぷっぷっ」とおならが出て、うまくいくとうんちが出ました。このころは、なんだか24時間、いつもうんちのことばっかり考えていた気がします。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!離乳食の見直し

果物や野菜、イモ類、ヨーグルトなど、便秘解消に効果が期待できる食材を離乳食に取り入れてもよいですね。便秘というと「食物繊維」を取ると良いイメージがありますね。その食物繊維には「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の2種類があることをご存知でしょうか。

海藻やキノコ、果物などに含まれる「水溶性食物繊維」にはうんちをやわらかくする働きがあります。赤ちゃんのうんちが硬いようなら、水溶性食物繊維を積極的に取り入れるようにしましょう。一方、ゴボウなどの野菜などに含まれる「不溶性食物繊維」はうんちのかさを増やすのに効果的です。

おすすめ離乳食メニュー

便秘に効果的な果物、野菜、イモ類を使ったメニューを紹介します。野菜や果物の種類を変えるなど、自分なりにアレンジしてみても良いですね。

・バナナ豆乳(生後5~6ヶ月におすすめ)
バナナを加熱し、ミキサーやブレンダーなどにかけてとろとろの状態にしたあと、豆乳を加えて混ぜる。

・野菜のミックスあえもの(生後7~8ヶ月におすすめ)
柔らかく茹でたキャベツ、皮をむいてあく抜きしすりつぶしたじゃがいも、湯むきしたトマトをあえ、だし汁を加える。

・さつまいもスティック(1歳~1歳6ヶ月におすすめ)
さつまいもを赤ちゃんが握りやすいスティック状に切ってあく抜きしたあと、鍋にかけ少量の油を注ぎ、数分経って油がなじんできたら取り出して油をしっかりときる。

バナナを食べて便秘知らず!

娘はバナナが好きなようで、1日1/3本ほど食べていたからか、便秘はせず、1日に2回立派なうんちをしていました。排便する時間も朝食後と夕飯後と、ほとんど決まっています。夕飯後にすることに慣れなかったころはお風呂場でされることもありました。

ヨーグルトを食べられるようになって便秘が解消しました

離乳食が始まったばかりのころは何日もうんちが出ないことが多かったのですが、離乳食でヨーグルトをあげられるようになってからは2~3日に一度はうんちが出るようになりました。

消化機能はまだ未熟なのか、離乳食であげた野菜のツブツブがそのまま出てしまうため、汚い話ですが「キーマカレー」のような感じでした。においもかなりきつくなってきました。

生後5・6・7・8ヶ月の便秘の解消法!水分の摂取(砂糖水・白湯)

離乳食が始まると、母乳やミルクの量が減って、水分不足から便秘になる赤ちゃんもいます。便秘解消のため、水分補給を積極的に行わせるようにしましょう。母乳やミルクが足りている場合は、麦茶や白湯、砂糖水などを取り入れると良いですね。

赤ちゃんが水分補給を嫌がる場合は、離乳食にスープなどの汁物を取り入れたり、おやつに水分の多いみかんなどの果物を用意したりしてはいかがでしょうか。汗をかきやすい夏場などは、とくに水分補給を意識するようにしてください。

うんちが硬く、便秘予防に水分を多くする

このころのうんちはコロコロと硬めなことが多かったため、便秘の防止に麦茶を薄くしたものをスプーンの練習も兼ねてチョコチョコとスプーンに2~3杯をあげていました。こぼしてしまうことが多いのですが、水分を多めにあげるとうんちも出やすくやわらかくなっていたようです。

うんちが緩くなったときに、おしりふきで何度か拭いていると赤くなってしまうので、洗面器にお湯を張ってお尻だけをタオルで洗っていました。

赤ちゃんの便秘が長引くときは、医師に相談しよう

赤ちゃんの便秘解消法を試してみても、なかなか便秘が改善されないこともあります。5日以上うんちが出ない場合は、かかりつけの小児科などで相談してみるようにしましょう。また便秘が5日未満でも、食欲がなかったり機嫌が悪かったり、排便時に出血したりする場合は、すぐに受診することをおすすめします。

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