【保健師監修】新生児・赤ちゃんが泣きやまない原因と対処法!ママの注意点は?

新生児や赤ちゃんが、原因もわからずに泣きやまなくて悩むママは多いようです。おむつを替えたり授乳をしたり、きちんとお世話をしていても泣きやまないと、どうして良いか途方に暮れることもあるでしょう。ここでは、新生児や赤ちゃんが泣きやまない原因と対処法、お世話の注意点を紹介します。

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この記事の監修

二見  朝子
保健師
二見 朝子

目次

  1. 新生児や赤ちゃんの「泣き」の特徴
  2. 新生児・赤ちゃんが泣きやまない原因
  3. 新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの対処法10選
  4. 新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの注意点
  5. 泣きやまないときのママの気持ちを軽くする方法
  6. 新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの体験談
  7. 【動画】厚生労働省 赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~
  8. 新生児・赤ちゃんの「泣き」はママへのメッセージ
  9. あわせて読みたい

新生児や赤ちゃんの「泣き」の特徴

厚生労働省が発表する「赤ちゃんが泣きやまない ~泣きへの理解と対処のために~」によると、赤ちゃんがよく泣くといわれるピークは、生後1~2ヶ月頃で、生後5ヶ月頃には徐々に落ち着くとされています(※1)。

しかし、赤ちゃんの「泣き」には個人差があり、5ヶ月を過ぎても頻繁に泣き続けることもあるでしょう。お風呂のときや夕方に泣く傾向にあるなど目安があったとしても、赤ちゃんは必ずしも理由があって泣くときばかりではありません。何をしても泣きやまないこともあるので、ママはイライラするときがあっても仕方がないですよね。

赤ちゃんが泣き続けると、ママも心の余裕がなくなりやすいものです。また、赤ちゃんの発達に問題があるのかと、不安になるママもいることでしょう。月齢にもよりますが、健康な赤ちゃんでも、一般的に1日に数時間は泣くとされています。赤ちゃんが泣きやまない場合でも、あまり心配しなくても良いという意見もあるようです。

新生児・赤ちゃんが泣きやまない原因

お腹がすいている

赤ちゃんが泣きやまないときに、まずはお腹がすいていないか様子をみてあげましょう。母乳育児の場合は、授乳量の目安がわかりづらいので、赤ちゃんが十分な量を飲めていない場合があります。授乳間隔にこだわりすぎず、赤ちゃんが欲しがるだけ与えて大丈夫ですよ。

ミルク育児の場合は、次のミルクの時間が近づいていないか確認できると良いですね。もし、ミルクが足りないようなら、適切な量のミルクを足したり白湯を飲ませたり、工夫してはいかがでしょうか。

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おむつが汚れている

赤ちゃんのおむつがおしっこやうんちで汚れていると、おしりの不快感から泣きやまないことがあります。赤ちゃんが泣いたら、おむつのチェックも忘れないようにしましょう。

また、おむつが汚れたまま放置をすると、おむつかぶれの原因になることがあります。赤ちゃんがかゆがり、泣きやまない原因のひとつになり得るので注意が必要です。

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眠い・疲れている

赤ちゃんが眠たかったり疲れていたりするときも、泣きやまないことが多いとされます。新生児や赤ちゃんは、まだ上手く睡眠をコントロールできず、スムーズに眠ることが難しいものです。部屋を暗くしたり抱っこしたりしと、眠りやすい環境を整えてあげましょう。

普段から朝はカーテンを開けて太陽の光を部屋に入れてあげるなど、一日のリズムを整えるよう心がけても良いですね。

お腹が張っている

赤ちゃんは、母乳やミルクを飲むときに、一緒に空気を飲むことがあります。通常は、飲み込んだ空気を上手くゲップやおならで出すのですが、赤ちゃんはまだうまく出すことができません。そのため、お腹に空気がたまり、苦しくて泣くことがあります。

母乳やミルクをあげた後は、赤ちゃんを抱っこして、背中を叩いたりやさしくさすってあげたりしましょう。ゲップやおならを出す手助けをしてあげてください。5~10分たっても出ないようであれば、横向きに寝かせてあげて、うつぶせにならないように見守りながら様子をみましょう。

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部屋が暑い・寒い

赤ちゃんが快適に過ごせる室温は、冬は20~23℃、夏は26~28℃程度を目安にすると良いようです。赤ちゃんが泣き止まないときは、快適な温度で過ごせているか確認しましょう。冷暖房器具の設定温度と実際の室温は異なる事がありますので、温度計で確認するようにすると良いですね。

まずは服装を調節してみてください。着せすぎだったり手が冷えていたりと、赤ちゃんにとって不快な温度なのかもしれません。部屋の温度を調節するときは、冷暖房の風が直接赤ちゃんに当たらないように注意しましょう。

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体調が悪い

赤ちゃんが何をしても泣きやまないときは、体調が悪いのかもしれません。赤ちゃんの授乳量やうんちの状態など、普段と違う症状がないか様子をみてあげてください。

もし赤ちゃんの具合が悪そうにしていたり、泣き方がいつもと違ったりするようならば、迷わず小児科やかかりつけ医を受診しましょう。

病気

赤ちゃんが泣き止まない場合、熱があるなど病気の可能性もあります。まずは赤ちゃんの体温を測り、熱が高いようならば医療機関を受診しましょう。生後1ヶ月以内の新生児であれば38.0℃以上、生後1ヶ月以降であれば37.5℃以上が受診の目安です。

体温は状況にも影響を大きく受けますので、入浴後や授乳後などは避けて測定しましょう。また、衣類や掛物で熱がこもって体温が高くなる事もありますので、普段より少し高めくらいの場合には、そういった環境を調整して30分ほど経ってから測定し直してみてください。

受診の際は、熱がいつから何度あるか、赤ちゃんがいつから具合が悪くなったか、食欲はあるかなどをメモしておくと安心です。

精神的な不安

赤ちゃんも不安になったりママに甘えたかったりするときがあります。もしかしたら、赤ちゃんはママに抱っこしてもらったり、歌を歌ってもらったりと触れあいを望んでいるのかもしれません。赤ちゃんが泣きやまないときは、できるだけスキンシップをとって安心させてあげましょう。

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ストレス発散

赤ちゃんも、さまざまな音を聞いたり真新しいものに触れたりと、日々刺激を受けています。そのなかで、赤ちゃんなりに刺激が強かったり、ストレスを感じたりすることもあるでしょう。

また、赤ちゃんには、コリック(たそがれ泣き)と呼ばれる、突然激しくぐずり、泣いてしまう現象があります。夕方~夜間に起こる事が多く、生後5ヶ月までに始まります。原因はお腹に溜まったガスであるという研究もありますが、まだはっきりとは分かっていません。

過敏・興奮・号泣が1日3時間以上続き、これが週3日以上という状況が3週間以上続く場合がコリックであるとされています。どれだけあやしても効果がないのが特徴ですが、生後6ヶ月頃には自然におさまることが多いようです。

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新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの対処法10選

1.赤ちゃんの不満を解消する

赤ちゃんが泣いたら、まずは下記のことを確認しましょう。

・お腹がすいていないか
・おむつが汚れていないか
・暑すぎたり寒すぎたりしないか
・熱があるなど具合が悪くないか

身体的な不満を解消しなければ、どのようなあやし方をしても十分な効果が得られないことがほとんどです。どれかひとつでも当てはまれば、まずは赤ちゃんの不満を解消してあげましょう。

2.音楽や音を聴かせる

赤ちゃんにも大人と同じように、好きな音や落ち着く音楽があります。子守唄やオルゴール音楽・胎内音など、赤ちゃんが好む音を見つけてあげてはいかがでしょうか。

ビニールのガサガサという音や、水が流れる音などもおすすめです。アプリなどを利用して、赤ちゃんの安心できる音を探しても良いですね。

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ほーら、泣きやんだ! すやすやクラシックベスト
¥1,646〜(2021/09/28 時点)

Kids / COLEZO! Hora Nakiyanda! Suyasuya Classic Best
発売日:2011/07/13

「ほーら、泣きやんだ! すやすやクラシックベスト」は、赤ちゃんが好みやすい曲調のクラシック音楽を集めたCDです。モーツァルトのきらきら星変奏曲や、ブラームスの子守唄などおなじみの音楽に、赤ちゃんもママもリラックスできるはずです。

赤ちゃんが泣きやまないときのお守りとして、一枚持っておいても良いベストアルバムです。

3.動画を見せる

何をしても泣きやまないときは、赤ちゃんが好む動画を試してはいかがでしょうか。今は、赤ちゃんが泣きやみやすいさまざまな動画が配信されています。なかには、赤ちゃんが初めて見るものに対して「これはなんだろう」と思う定位反射(ていいはんしゃ)を用いたり、高めの周波数を使用したりと、興味を示すように科学的根拠に基づいて作成された動画もあります。

しかし、スマートフォンやタブレットなどの長時間の使用は、子どもの視力の発達に悪影響が出ることがあるので、利用は短時間にとどめましょう。

4.抱っこの方法を工夫する

普通の抱っこで赤ちゃんが泣きやんでくれないときは、抱き方を変えてみてはいかがでしょうか。首がすわっていない時期は横抱きが一般的ですが、縦抱きの方が落ち着く赤ちゃんもいます。赤ちゃんが泣き止まなくて縦抱きにチャレンジするときは、しっかりと首を支えてあげましょう。

また、赤ちゃんを抱っこしながら、ママが屈伸をする揺れを好む赤ちゃんも多いようです。横揺れで赤ちゃんが泣きやんでくれないときは、ママが屈伸やスクワットなどをして、縦揺れを試してみましょう。

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5.おくるみにつつむ

赤ちゃんはママのお腹にいたときは、子宮壁や羊水に包まれていました。赤ちゃんが泣き止まないときは、おくるみで赤ちゃんを包んであげると、ママのお腹の中にいたころの状態になり安心しやすいといわれています。

おくるみは、きつく巻き過ぎると赤ちゃんの呼吸を妨げてしまいます。赤ちゃんが心地良いと思う力加減を確認しながら、おくるみを巻いてあげましょう。

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6.おしゃぶりをくわえさせる

おしゃぶりは、赤ちゃんを泣きやませるのに便利なグッズのひとつです。赤ちゃんが泣き止まないときは、おしゃぶりを上手に活用しても良いでしょう。

しかし、おしゃぶりの長期間の使用は、乳歯のかみあわせに悪い影響を与える可能性があります。今後、おしゃぶりを常に使用するようになった場合は、遅くても2歳半ごろまでに卒業するように取り組めると良いですね。

7.鏡を見せる

赤ちゃんの視力が発達してくると、鏡をみせるだけで「なんだろう」と自分の顔に興味を持ち、泣き止むことがあります。赤ちゃんの機嫌が良いときの遊びのひとつとして、鏡を見せてあげる方法もおすすめです。

日本視能訓練士協会誌「乳幼児の視力検査」によると、赤ちゃんの視力は、生後1ヶ月で目の前のものが見える程度、生後3ヶ月で0.01~0.04、生後6ヶ月で0.04~0.06、2歳で0.5~0.6程度といわれています(※2)。赤ちゃんの視力や成長にあわせて、鏡を見せてあげられると良いですね。

8.息を赤ちゃんの顔に吹きかける

新生児や赤ちゃんに優しく息を吹きかけると、「なんだろう」とそちらに注意がいき気持ちを切り替えることがあります。耳をくすぐったりほっぺを軽く吸ったりと、赤ちゃんがふと我に返る優しい刺激を与えてみてはいかがでしょうか。

しかし、驚くほど強く息を吹きかけてしまうと、赤ちゃんを怖がらせてしまいます。優しく、ふと気付く程度の力加減を心がけましょう。

9.お気に入りのおもちゃを見せる

赤ちゃんにお気に入りのおもちゃがある場合は、泣き止まないときに目の前に掲げたり音を慣らしたりと興味をひいてみましょう。毎日使い慣れているタオルなど、赤ちゃんが安心するアイテムを渡すのも効果的です。

月齢によって好きなアイテムに差がありますが、日ごろから赤ちゃんが興味を示すものを見つけておくと良いですね。

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10.ママが話しかける

ママの声は、赤ちゃんが最も安心できるものといっても良いでしょう。赤ちゃんが泣きやまないときは、優しく手を握ったり抱きしめたりして話しかけてあげてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの泣き声で声が聞こえないのではと思っても、ママは冷静に「大丈夫だよ」「安心してね」などと声をかけてあげられると良いですね。

新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの注意点

赤ちゃんを揺さぶりすぎない

赤ちゃんを泣きやませようとして、激しく揺さぶってしまうと「乳幼児揺さぶられ症候群」におちいる可能性があります。

乳幼児揺さぶられ症候群とは、激しく揺さぶられることによって、脳の周りの血管や神経などが引きちぎられ、脳出血などの脳の損傷が起こることです。言語障害や失明などの後遺症が残ることもあり、最悪の場合、命を落としてしまうこともあります。赤ちゃんが泣き止まないとしても、感情に任せて強く揺さぶりすぎないようにしましょう。

車のチャイルドシートに乗せたときの揺れや、通常のあやすときの揺れなら赤ちゃんに問題ないとされています。安心して、赤ちゃんのお世話をしてくださいね。

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ケガをしないように気をつける

お座りが上手になったり、つかまり立ちを始めたりと赤ちゃんの姿勢が立つようになると、泣いた勢いで後ろに倒れてしまう危険があります。思い切り倒れると、赤ちゃんに強い衝撃が加わりさらに泣き叫んだり、ケガをしたりする危険があります。

頭を強くぶつけないように、フロアマットをひいたりコーナーガードで家具の角をガードしたりと安全対策を心がけましょう。

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長時間放置しない

赤ちゃんが泣きやまないときは、しばらく泣かせてあげるのもひとつの方法です。しかし、赤ちゃんが泣いたまま長時間放置してしまうと、赤ちゃんのおむつが汚れていたりミルクを吐いていたりと、身体的な変化がわかりません。

赤ちゃんを泣かせてあげる場合は、しばらく席をはずしても、ママの気持ちが落ち着いたら添い寝をしてトントンとあやすなど、定期的に様子を確認しましょう。

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泣きやまないときのママの気持ちを軽くする方法

新生児や赤ちゃんが泣きやまないと、ママがイライラしてしまうのも仕方がないことです。イライラしてやり場がないときの気持ちを落ち着かせ方を紹介します。

深呼吸をする

赤ちゃんが泣きやまなくてイライラしてしまったら、まずは深呼吸がおすすめです。深呼吸は、副交感神経が刺激されてリラックス効果が得られるといいます。

声を荒げてしまう前に数回深呼吸をすることで、少しだけママの気持ちを切り替えられると良いですね。

少し赤ちゃんから離れる

赤ちゃんの泣き声に感情が抑えられない場合は、気持ちを落ち着かせるために少しだけ距離をとることも有効でしょう。柵のあるベビーベッドやベビー布団になどに赤ちゃんを寝かせて安全を確保した上で、温かいお茶を飲んだり好きな音楽を流したりして、気持ちを落ち着かせてみましょう。可能であれば、パパや家族、友人に連絡して、話を聞いてもらっても良いでしょう。

心が落ち着いたら、赤ちゃんのもとに戻ってあげてくださいね。ママがリラックスできると、赤ちゃんにも変化があるかもしれませんよ。

周囲に相談する

赤ちゃんが泣き止まなくて追い詰められてしまったときは、ひとりで抱え込まず、周囲に相談しましょう。時間があれば、パパや祖父母などに、赤ちゃんのお世話をサポートしてもらってはいかがでしょうか。ママがひとりの時間を作ることで、気分転換になりますし、赤ちゃんと離れて改めて我が子の愛おしさを再認識できるかもしれません。

身近に頼れる人がいない場合は、自治体の育児相談やファミリーサポート・一時保育などのサービスを検討しても良いですね。

新生児・赤ちゃんが泣きやまないときの体験談

新生児が泣き止まないときの体験談

周りに頼りながら、自分の感情を抑えました

我が家の長男はよく泣く子でした。出産後に退院をしてから、3時間おきの授乳は覚悟をしていましたが、3時間どころか1時間もたたないうちに泣いて起きることがほとんどでした。出産の疲れも癒えておらずに、赤ちゃんの泣き声を聞くたびに「またか」と思い常にビクビクして、ろくに睡眠もとれずにいました。

里帰り出産をしたのですが、私が赤ちゃんのお世話をしなければというプレッシャーもあり、頑張りすぎたのかもしれません。産後2週間もたたないうちに精神的に不安定になり、常にイライラしていました。

赤ちゃんが泣くたびに、私のサポートをしてくれている実母にもイライラしてしまいました。そんなとき、実母に一度ぐっすりと眠るようにすすめられ、赤ちゃんを任せて睡眠を優先しました。睡眠を十分にとると気分がすっきりして、いくらかイライラがおさまったのです。

産後は疲労がたまりやすく精神が不安定な時期ですが、育児をサポートしてくれる人に任せて、自分の身体を優先することも大切だと感じましたよ。

1ヶ月以降の赤ちゃんが泣き止まないときの体験談

娘が泣きやまないときは、いったんそばを離れました

我が家の娘はよく泣く子でした。生後5ヶ月になっても何時間でも平気で泣き続けることがあり、とても苦労しました。抱っこができないほどのけぞって暴れることも多く、常に手を焼いていた思い出があります。泣きやまない娘にイライラしてしまうことも、少なくありませんでした。

おむつを替えたりあやしたりしても泣きやまないときは、娘を布団に降ろして、いったんそばを離れるようにしました。最初は、泣いている娘を放置することに胸が痛みましたが、おいしいお菓子を食べてひと息つくと、少し気分が落ち着きます。

また、赤ちゃんの個性にもよるのでしょうが、娘は少し離れることで泣きが弱まることが多く、イライラしながらあやし続けるよりも良かったと思います。

【動画】厚生労働省 赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~

厚生労働省は、「赤ちゃんが泣きやまない~泣きへの対処と理解のために~」という動画を配信して、赤ちゃんが泣きやまないときにどのような対処をすればよいか、どのような点に注意をしてお世話をすればよいかがまとめられています。また、赤ちゃんが理由もわからず泣き続けると、ママやパパがイライラしてしまうこともあるといい、ママがリフレッシュできる方法も紹介されています。

赤ちゃんが泣きやまなくてどうしようもなくなったときは、動画を参考に、少しでも心を落ち着かせられると良いですね。

新生児・赤ちゃんの「泣き」はママへのメッセージ

新生児や赤ちゃんは、まだ言葉が話せません。「泣く」という行為は、自分の変化や気持ちを伝えるための大切な手段です。泣くことで身体的な不快感を訴えたり、感情をあらわしたりと、赤ちゃんにも泣きたい原因があるのかもしれません。しかし、ママはわけもわからず泣き続ける赤ちゃんに、ストレスがたまりイライラすることもありますよね。

赤ちゃんが泣きやまなくて感情が抑えられないときは、心を落ち着かせる工夫をしたり周りのサポートに頼ることを検討してはいかがでしょうか。さまざまなサポート受けながら、ママの身体や心を優先する時間を作っていけると良いですね。

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