赤ちゃんと外出先での離乳食!持ち運びにおすすめの容器・ベビーフードや注意点は?
赤ちゃんの離乳食が始まると、外出先での食事はどうしたら良いのかわからず悩んでしまいますよね。ここでは、外出先での赤ちゃんの離乳食への月齢別の対応方法や、注意点を解説します。持ち運びにおすすめのベビーフードの選び方、ポーチや容器などの便利アイテムも紹介します。
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目次
離乳食期の外出はどうする?
赤ちゃんの離乳食が始まると、おでかけのタイミングや出先で必要なものがわからず、不安になってしまうかもしれません。ここでは、離乳食期の赤ちゃんとスムーズに外出する方法を紹介します。
離乳食初期(生後5~6ヶ月頃)
離乳食初期は、赤ちゃんが離乳食に少しずつ慣れていく時期です。離乳食が始まって約1ヶ月のあいだ、赤ちゃんは1日1回の離乳食を食べます。離乳食を始めて1ヶ月が過ぎると、少しずつ2回食にチャレンジしていきます。
この時期に赤ちゃんを連れて外出する場合は、離乳食の時間をずらし、外出前か外出後に離乳食を与える方法がおすすめです。普段の食事のリズムを崩さない程度であれば、食事の時間が多少前後しても大きな問題はありません。
そのため、おでかけの前やおでかけの後に離乳食を食べさせましょう。一番リラックスできるおうちで食事をしておけば、外でぐずることもなく、ママも赤ちゃんも気持ち良くおでかけができそうですね。
外出先では、離乳食の代わりに母乳やミルクを与える方法もあります。離乳食初期は、栄養のほとんどを母乳やミルクから摂っています。おでかけが短時間である場合や、離乳食を食べられる環境でない場合には、母乳やミルクを1回分の食事として考えても良いでしょう。
ただし、母乳やミルクだけでは足りないと感じたり、赤ちゃんがお腹をすかせて泣いたりすることもあるかもしれません。そういった場合には次の食事時間を少し早めたり、赤ちゃんせんべいなど赤ちゃん用のお菓子を与えたりするのも良いですよ。お菓子を与える場合は、パッケージの対象月齢を確認してからあげるようにしてくださいね。
離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)
離乳食中期は、離乳食が始まって2ヶ月ほど経った2回食の時期です。この時期の外出では、離乳食を持っていくのがおすすめです。
外出先で離乳食を食べさせるには、手作りの離乳食を持ってでかける方法と、市販のベビーフードを持参する方法があります。お店などに離乳食を持ち込む場合には、事前に持ち込みが可能であるのかを確認しておくと良いでしょう。持参した離乳食が持ち込めない場合には、大人の食事の前後に公園などで与えることもできますよ。
手作りの離乳食を持っていく場合、こぼれないように工夫されている離乳食用の容器やフードジャーを使えば便利です。デパートやショッピングモールの授乳室には電子レンジが完備されているところもあるので、耐熱容器に入れて持参すれば、簡単に温めることも可能です。保温効果のない容器に入れて持っていくときは、食中毒防止のため、容器を消毒した後に必ず冷ました状態で詰めましょう。
■市販のベビーフードを活用しよう
市販のベビーフードは、漏れや食中毒の心配がないので安心ですね。市販のベビーフードには、粉末タイプ、フリーズドライタイプ、レトルトパウチタイプ、レトルトカップタイプ、瓶詰めタイプなどがあります。持ち運びに向いているのは、そのまま食べさせられる瓶詰めタイプか、レトルトカップタイプです。
ただし、普段食べ慣れていないものを突然出されても、赤ちゃんは食べないことがあります。離乳食を持参する場合、赤ちゃんが食べ慣れたいつものメニューを作って持っていくのがおすすめです。外出先で使ってみたいと思うベビーフードがあれば、一度家で食べるかどうか試してから持っていきましょう。
ファミリーレストランなどの家族向けの店では、赤ちゃん用の離乳食がサービスとして準備されていたり、メニューとして販売されていたりすることがあります。うっかり離乳食を忘れたときのために、よく行く外出先に離乳食サービスをおこなっているお店があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。
離乳食後期~完了期(生後9ヶ月~1歳6ヶ月頃)
離乳食後期・離乳食完了期になると、赤ちゃんは大人と同じように1日3回の離乳食を食べるようになります。この時期に外出する場合、離乳食が準備されているファミリーレストランなどに行く方法、大人用の外食メニューを取り分ける方法がおすすめです。
大人用のメニューでも、ご飯やうどんをお湯でふやかしたり、豆腐や野菜を細かくして食べさせたりするなど、工夫次第で離乳食代わりにすることができますよ。ただし、いつもと同じかたさや塩分に近づくようにすることが大切です。塩分の高いものはお湯で薄める、油っぽいものは与えないなど、味の濃さや油分がいつもより過剰にならないように注意したいですね。
離乳食期に外出先で食事する際に必要なグッズは?
使い慣れたフォークやスプーン
使い慣れたフォークやスプーンではない場合、赤ちゃんは嫌がって食べないことがあります。外出先でコンパクトなものを使いたいときは、家でも何回か練習し、慣れさせておきましょう。
汚れ対策グッズ
食べこぼしのことも考えて、お手ふき、タオル、着替えなど、汚れることを想定した準備をすることが大切です。食事用のエプロン、スタイなど、洋服の汚れ防止グッズを持っていきましょう。
食べ終わった後の容器や汚れた衣服を入れるためにビニール袋があると便利です。外出先のテーブルや床を汚してしまうこともあるので、ウェットティッシュも準備しましょう。
ベビーフード用の容器
手作りの離乳食は、電子レンジが使えるもしくは保温性がある容器に入れて持っていくと良いでしょう。市販のベビーフードを利用するときにも容器があると便利です。赤ちゃんによっては、ベビーフードの瓶から直接食べるのを嫌がったり、冷たいままの食事を嫌がったりすることもあります。
電子レンジ対応の耐熱容器があれば、デパートやフードコートの授乳室にある電子レンジを利用したり、ドライタイプのベビーフードにぬるま湯をかけて食べさせたりすることもできます。
あると便利なもの
フリーズドライの離乳食を使う場合や取り分けで味を薄めたりする場合など、お湯があると便利です。保温効果のある小さめの水筒にお湯を入れて持っていくと良いでしょう。
外出先で食事を与えるとき、赤ちゃん用の椅子がない場合に大人の椅子に座らせると、ずり落ちたり転落したりしてしまう危険性があります。ベビー用のチェアベルトがあれば、大人用の椅子にも安定した状態で座らせることができ安心ですよ。
離乳食期の外出の注意点は?
持参する場合には、普段食べ慣れたものを持っていく
赤ちゃんは好まない味や触感などの食材やメニューを与えても、食べないことがあります。家では他のものをあげることができますが、外出先では難しいことが多いでしょう。おでかけのときは、赤ちゃんが食べ慣れたものや好きなものを持っていくことをおすすめします。
携帯用のスプーンに慣れさせておく
赤ちゃん用のスプーンには金属製、木製、プラスチック製などのものがあります。いつもの食事のスプーンと素材が変わると口触りが変化するため、違和感で食べてくれないことがあります。食べ慣れたスプーンを持っていくか、外出用の携帯スプーンを普段の食事でも何回か使って慣らしておくと良いでしょう。
ぐずったり嫌がったりするときは無理をしない
初めての環境や慣れない場所、人が多い場所などでは、赤ちゃんはストレスを感じることがあります。いつもと違う環境での食事に緊張して食欲がなくなってしまうこともあります。ぐずったり嫌がったりするときは無理に食事をさせないようにしましょう。
食事の時間にこだわりすぎず、赤ちゃんがお腹をすかせたタイミングに食事を与えたり、場所を変えて食べさせたりするなど、臨機応変に対処してあげたいですね。
外食のときの持ち込みは店に確認する
大人が食事をとるタイミングで、持参した手作りの離乳食や市販のベビーフードを赤ちゃんに与えたい場合、利用するお店に離乳食の持ち込みが可能かどうかを確認しましょう。離乳食メニューがあるときは、アレルギーなどがない限り、お店のものを優先して食べてほしいというお店の思いを理解して受け入れることが大切です。
持ち込みに関して理解を示さない他のお客さんがいることもあります。事前にお店に離乳食を持ち込むことを伝えておけば、個室や見えにくい場所を配慮してもらえることがありますよ。
離乳食期の外出!市販のおすすめベビーフードを紹介
市販のベビーフードは手間が少なく、漏れや食中毒の心配がない点、衛生面でも安心ですね。持ち運びに向いているベビーフードを紹介します。
和光堂の和風弁当は多品目の野菜がうれしい!
【内容量】80g×2
【対象】生後9ヶ月~
9ヶ月頃(離乳食後期)からの和光堂のベビーフードです。7大アレルゲン不使用で、にんじん、さやいんげん、ごぼう、さといもなど、多品目の野菜が使われているのがうれしいですね。スプーンがついているので、持っていくのを忘れてしまった場合にも慌てず対応できます。
キユーピーのまろやか和風ランチはそのまま電子レンジが使える!
【内容量】120g
【対象】生後12ヶ月頃~
12ヶ月頃(離乳食完了期)からのキユーピーのベビーフードです。そのままでもおいしく食べさせることができますが、電子レンジで温めれば赤ちゃんがより食べやすくなるかもしれませんよ。7大アレルゲン不使用で、着色料・保存料・香料も不使用です。
離乳食期の外出!持ち運びに便利な容器4選!
離乳食の持ち運びに便利な容器をご紹介します。漏れ防止の工夫や保冷、保温効果など、自分の欲しい機能を備えたものを選びましょう。
リッチェルのクールお弁当箱は液体がこぼれにくい!
【サイズ】
本体:21cm×13cm×9cm
離乳食や市販のベビーフードを持ち運ぶために作られた容器です。パッキンがついており、汁物でもこぼれにくい構造になっています。専用の保冷剤がついているため、フルーツやヨーグルトを入れるのも良いですね。
蓋を外せば電子レンジにいれられるので、外出先でも温め直すことができますよ。コンパクトに収納された専用のスプーンつきです。
モッシュのフードコンテナは開けやすい!
【サイズ】
直径:9cm
高さ:9.6cm
こちらのフードコンテナは真空断熱二層構造になっているので、高い保温・保冷効果があります。58℃以上の保温や13℃以下保冷はおよそ6時間持続するため、朝作っても夕方まで温度が持続します。
牛乳瓶をモチーフにした、ころんとしたフォルムとパステルカラーがかわいいですね。女性でも開けやすいよう、蓋にはシリコンゴムがついています。
サーモスのディズニーフードジャーは保温・保冷機能に優れている!
【容量】約300ml
【サイズ】
直径:約9.5cm
高さ:約11cm
1904年のブランド設立以来、世界中に普及している「サーモス」の、アメリカ直輸入のインポートアイテムです。魔法瓶と同じ高真空断熱で作られたコンパクトなランチジャーには、ディズニーキャラクターやアイアンマン、バットマンなどの人気ヒーロー、女の子に人気のミッフィーのデザインがあります。
ジップロックのタッパーは冷凍も電子レンジも可能!
【サイズ】11.8cm×11.8cm×17.9cm
食品の保存容器で人気の「ジップロック」の中でも、液体が漏れにくく冷凍から電子レンジ加熱までできるスクリューロックは、人気の高い商品です。通常のものはシンプルなブルーの蓋にクリアカラーの容器ですが、人気キャラクターが描かれたコラボレーション商品もあります。かわいいマリーちゃんの絵柄なら、子どもも喜んでくれそうですね。
離乳食期の外出!持ち運びに便利なポーチ2選!
ニニータの離乳食ケースはカバンにすっぽり収まる形!
【サイズ】約10cm×21cm×約6cm
スタイリストの西脇智代さんが手がけるブランド「ニニータ」の離乳食ケースは、見た目のかわいさだけではなく、機能性に優れていることからも人気です。離乳食はもちろん、カップ、飲み物、長いスプーンまで入る横長の形で、カバンにすっぽり入るのが便利ですよ。
保温保冷効果のあるアルミシートが内側に貼りつけられており、外側はラミネート加工で汚れにくいのが特徴です。内側にメッシュポケットがついているので、保冷剤を入れることができます。
アットファーストのランチバッグは縦でも横でも使える!
【サイズ】約10cm×約22cm×約17cm
スクエア型のランチバッグに開け閉めしやすいダブルファスナーがついています。持ち手が縦と横の2箇所についているので、離乳食の内容によって横持ちにも縦持ちにもできるのがポイントです。花柄や水玉など柄も豊富で、大人用にもいくつも欲しくなってしまう便利なバッグですね。
離乳食の外出!ママも赤ちゃんも楽しいおでかけにしよう
外出はママの気分転換にもなりますよね。赤ちゃんのために、なるべく普段と変わらない内容の食事を与え、楽しいおでかけにしましょう。準備をきちんとしてからでかけると、ママも赤ちゃんもストレスをあまり感じることなく過ごせるでしょう。
※この記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。