【授乳ケープ】は必要?外出時の授乳マナーに関する体験談
母乳育児の場合、外出先で授乳室やベビールームが完備されていれば良いのですが、公園などにはない場合もありますよね。そんなときに、授乳ケープを使って赤ちゃんに授乳をするママも多いようです。しかし、外での授乳に抵抗を感じるママもいることでしょう。ここでは、授乳ケープの必要性や、外出先での授乳マナーに関する体験談を紹介します。
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目次
授乳ケープは必要?産前に準備する?
妊娠中にそろえる出産準備品のひとつに、「授乳ケープ」を考えるプレママも多いでしょう。授乳ケープは、赤ちゃんを出産してから、どれくらいの頻度でどの程度使うのか見当がつかない育児グッズのひとつですよね。授乳ケープは、妊娠中に購入をしておいた方が良いのでしょうか。
授乳ケープは母乳育児が整ってからでも遅くない
授乳ケープは、赤ちゃんと抱っこやベビーカーで出かけるときに、防寒具やブランケットなどとしても活用できるので、ひとつ持っておいても無駄にはならないでしょう。
しかし、授乳ケープは出産後に赤ちゃんが散歩や外出ができる、生後3ヶ月ごろから購入を考えても遅くありません。まずは、母乳育児がスムーズにすすむかどうか、見極めてから購入しても遅くないという先輩ママが多いようです。
また、妊娠中に授乳ケープを手作りするママもいます。しかし、出産後、ミルク育児をすることになったり、出産祝いのプレンゼントとしていただいたり、手作りしたものの結局使わなかった…というママの声もあります。
必要な育児グッズは人それぞれ
必要な育児グッズは、人それぞれです。たとえば、手軽にお湯を沸かすことができる調乳ポットは、完全ミルク育児のママには必需品です。しかし、完全母乳育児のママには必要なかったとい声も多いでしょう。
ミルク育児をする場合、授乳ケープは使う場所が少ないと言えるでしょう。周りの先輩ママから「必要だよ」と言われたものが、自分にとって必要かどうかは、そのときにならないとわかりません。
そういった意味でも、授乳ケープは「使った」「使わなかった」の意見が大きくわかれる育児グッズではないでしょうか。妊娠中に購入しようか迷っているならば、焦って用意しなくて良いかもしれませんね。
授乳ケープを使用したママの体験談
授乳ケープに関して、「授乳ケープが役に立った」「毎日のように使った」という経験をしたママもいます。完全とはいわずとも母乳育児をしていて、外出が多かったり、二人目以降の赤ちゃんであったりするママの場合、授乳ケープを持ち歩いていたというケースが多いようです。
また、授乳ケープは、赤ちゃんがベビーカーで眠ってしまったときにそっと掛けたり、肌寒いときに抱っこひもの上からケープを羽織ったりと、防寒や紫外線対策としても使うことができます。授乳服といっても、服の隙間から肌が見えることがあるので、外出先で授乳をする場合は、授乳ケープがあると安心できそうですね。
ここではままのて編集部に寄せられた、「授乳ケープを使っていた」先輩ママの体験談を紹介します。
長時間の外出は授乳ケープが便利
完全母乳の育児をしていたので、授乳ケープは外出時にとても役立ちました。特に、実家が新幹線で行き来する距離なので、帰省をするときは必ず授乳ケープを持って行くようにしました。
座席に座るときは常に赤ちゃんを抱っこしている状態です。授乳ケープを持つまではいつも赤ちゃんが泣かないかヒヤヒヤして、少しぐずると周りの目が気になりデッキに出ていました。指定席をとっても、結局、実家の最寄り駅までの4時間、パパと交代でデッキに立つこともあり、一時期は帰省がストレスになりました。
しかし、授乳ケープを使うようになってから、帰省がとても楽になった気がします。新幹線で赤ちゃんがぐずり出してもケープの下で授乳をすることで、自然と寝てくれることもありました。パパに通路側に座ってもらい、私は窓側で授乳ケープをかぶりながら、赤ちゃんがグズったりお腹が空いたときはケープの下で授乳することで、周りの乗客にもほとんど迷惑をかけずに済んだと思います。
新幹線に授乳室として開放してくれるスペースはありますが、泣いている赤ちゃんを連れて車掌さんにお願いに行く手間が省け、授乳ケープは必要な育児グッズでした。
母乳とミルクの混合育児をしていました。授乳ケープについて、初めは「使わないかな」と購入するのを控えていたのですが、赤ちゃんが生後4ヶ月ごろから外出が多くなり「欲しいな…」と思うようになりました。
たとえば、赤ちゃん連れでママ友とランチをするときは、個室をとったり赤ちゃんOKなお店を選んだりしいましたが、赤ちゃんがグズると周りの目が気になります。あやすことに一生懸命になり、ママ友と話が進まないまま時間が過ぎていました。
月に何度もあるわけではない、せっかくのママ友とのランチです。ママ友と話す時間も大切にしたかったのと、季節が肌寒くなる時期だったのとで赤ちゃんが生後5ヶ月ごろに授乳ケープを購入しました。
私は、授乳ケープがあってとても良かったと思います。ママ友とのランチのときも、さっとケープをかぶり授乳をすると、赤ちゃんも落ち着いて機嫌がよくなります。すると、私も気兼ねなくママ友とのランチを楽しめました。また、外出時に赤ちゃんが抱っこやベビーカーで寝てしまったときも、ブランケット代わりに赤ちゃんにかけることができたので、とても助かりましたよ。
上の子がいると授乳ケープが必要
上の子が2歳1ヶ月のころに第二子が生まれました。上の子がいると、支援センターのベビールームへ遊びに行こう…という日ばかりではありません。公園や水遊び場へ行くことも多い日常でした。基本的に母乳で育てていたものの、外で授乳すると周りの目が気になり、外出時は赤ちゃん用のミルクを持ち歩くようにしていました。
私は母乳の出が良い方だったと思うのですが、外で赤ちゃんにミルクを与えると、帰ってからおっぱいがパンパンに張ることが多くとても苦痛でした。それが原因かはわかりませんが、赤ちゃんが生後3ヶ月のころに乳腺炎になったのをきっかけに、外出のときも授乳ができるように授乳ケープを購入しました。
公園へ遊びに行った際に赤ちゃんがグズったときは、ママ友やパパに上の子を見てもらうようにお願いして、公園の隅のベンチで授乳をしました。身体をすっぽりおおうポンチョタイプのものだったので、周りから見られる心配も少なく、安心して授乳ができました。
おかげで、おっぱいがパンパンに張ることが減りましたよ。
我が家には三人の子どもがいますが、授乳ケープは必需品でした。一人目のときは、外出をしたとしても授乳室の有無を確認する余裕がありました。また、一人目のときは授乳ケープ自体におしゃれで機能的なものが少なく、伸びる素材のワンピースやチュニックを着て、赤ちゃんを服の中に入れて授乳をしていました。
二人目・三人目では授乳ケープがとても役に立ちました。上の子がいると、一人目より出かける機会や人に会う機会が増えます。三人目になると上の子の幼稚園の用事で出かけることが多かったのですが、園に授乳室はありません。職員室の一部を開放してもらえる場合がありますが、子どもや先生の声が響いてくるので、目隠しがあったとしても肌を出して授乳するのは気が引けました。
そんなときに授乳ケープがあると、いざというときにスペースの隅で授乳できるという安心感がありました。上の子がいる場合は授乳ケープを使わないとしても、いざというときのお守り代わりに持っておいても良いのではないかと思います。
授乳ケープを使わなかったママの体験談
授乳ケープがいくら便利だとはいえ、ライフスタイルや育児スタイルによっては「まったく使わなかった」というママもたくさんいます。また、ケープでおおわれていたとしても、外での授乳に抵抗があるママもいるでしょう。
事前に、外出先に授乳室があるかどうかを調べて出かけるママもいます。デパートやショッピングモールに行くことが多ければ、授乳室を使用すればよいので授乳ケープは使わないかもしれませんね。
ここではままのて編集部に寄せられた、「授乳ケープを使わなかった」先輩ママの体験談を紹介します。
外での授乳に抵抗がある
母乳育児をしていました。赤ちゃんが生後3ヶ月頃から、パパが休みの日はよく外出をするようになったのですが、必ず事前に授乳室があるか調べていました。授乳ケープの存在は知っていたのですが、どうしても外で授乳をすることに抵抗があったのです。
ショッピングモールやデパート・赤ちゃん向けのアミューズメントパークには授乳室が完備されている施設がほとんどです。そのため、特に授乳ケープがなくても不便ではありませんでしたよ。
母乳育児をしていますが、授乳ケープは持っていません。私が住んでいる地域は、主に車で移動する地域です。赤ちゃんを車に乗せて、ママ友と遊びに行くこともたくさんありますが、外出先に授乳室がなければ、だいたいは車の中ですませることがほとんどです。
最近の車の後部座席には、スモークが貼られています。通行人がいても、カーディガンやストールを使えば肌が見えることはありません。また、車に赤ちゃんの紫外線対策用のカーテンを取り付けていたので、閉めれば外から見られる心配も少なかったです。
授乳期が終わってしばらく経ちますが、結局、授乳ケープは購入せずに終わりましたよ。
本体サイズ:高さ530mm 幅 700mm 厚み1.5mm
重量:170g
ディズニーの車用カーテンは、後部座席の窓に取り付けられる子どもの日よけ用カーテンです。メッシュカーテンと遮光カーテンの二重構造になっているので、子どもが起きているときはメッシュのみ・眠ったら遮光カーテンを閉めるなど、使い分けができます。
車で授乳する場合遮光カーテンを閉めることで外から見られにくくなるので、活用しているママが多いようですね。
引用元:review.rakuten.co.jp■この商品に関する口コミ
・とてもかわいい柄です。車で授乳するときに隠れると思いダブルカーテンを購入しました。
・子どもの日焼け防止、授乳時の目隠しに役立っています。
ほかのもので代用できる
完全母乳育児でしたが、授乳ケープは購入しませんでした。もちろん、ママ友やパパと赤ちゃんを連れて外出をすることがありましたが、最近はどこへ行っても授乳室が完備されていることが多い気がします。そのため母乳育児中も「授乳ケープが必要かな」と思う機会もなかった気がします。
もし外出先に授乳室がない場合は、大き目のストールと安全ピンなどで代用していたかもしれません。ストールの方が授乳ケープとしては少々使い勝手が悪くても、赤ちゃんが卒乳してからもファッションとして使えるので良いかなと思いました。
母乳育児をしていたので授乳ケープの存在は知っていましたが、私は購入せずにすみました。というのも、私は抱っこ紐ではなくスリングを使用していたからです。スリングは、生後6ヶ月くらいまでは赤ちゃんの頭がすっぽりと隠れる状態です。授乳服を着ていれば、スリングで赤ちゃんを抱っこしたまま、周りに気付かれずに授乳をすることができました。
また、1枚布のスリングであれば、生後6ヶ月以降でも授乳ケープとして代用することができるのではないでしょうか。私の場合は生後6ヶ月以降は離乳食も始まり、生後8~9ヶ月には外出先に離乳食を持っていく機会も増えたので、授乳ケープは使いませんでしたよ。
対象年齢:新生児~2歳頃
ファムベリースリングは、ゆったりとしたドレープラインが特徴の一枚布で作られたスリングです。ママの肩にあたる布の部分と、赤ちゃんを抱っこする部分に綿が入っているので、ママの肩や赤ちゃんに負担が少なく済みます。
ファムベリースリングは、糸から厳選してスリングに適しているオリジナル生地を使用しているので、ママと赤ちゃんにとって優しいこだわりがあります。
授乳ケープがあればマナーは問題ない?
公共の場での授乳については、さまざまな意見があります。授乳は実際に肌を見せることになるので、抵抗を感じる人もいるでしょう。また、周囲の人が授乳風景を見て不快に思うこともあるようです。
ここでは、ままのて編集部に寄せられた、「人前での授乳に対する意見」を紹介します。
人前での授乳に肯定的な意見
実際に授乳ケープを使い、授乳をしてきました。赤ちゃんはどのような場所でもお腹は空くし、グズルときもあります。
公共の場で胸元を見せて授乳をするならともかく、授乳ケープやストールなど目隠しをしながら授乳をしているママは良いのではないでしょうか。逆に、育児を応援したくなりますよ。
実際に授乳ケープなどを使って、外で授乳をしたことがありません。しかし、以前、「赤ちゃん連れで出かけるときは、授乳室でなければ授乳をするべきではない」という意見を聞いたことがあり、子育てをしにくい世の中だなと思いました。
授乳ケープで隠れていれば、そこまで考える必要はないと思います。
外で授乳をするのは、周りに授乳室がなかったり上の子がいたりと、やむを得ない場合が多いと思います。私は特に気になりません。
人前での授乳に否定的な意見
飲食店で授乳をしているママを見かけたことがあります。さりげなくパパに隠してもらっているようにも見られましたが、たくさんの男性客がいるなかなので、少し場所を考えても良いのではないかと思いました。
ショッピングモール内のベンチで授乳しているママを見まかけました。ほんの少し先にある授乳室が、満室だったのかもしれません。しかし、授乳風景をストールで隠すわけでもなかったので、せめて授乳ケープを使うかベビールームですれば良いのに…とそのときばかりは感じました。
もともと、ママが外で授乳することに反対ではありませんでした。しかし、以前子育てサークルで、赤ちゃんを横抱っこしながらおっぱいを吸わせて活動しているママが居て、さすがに胸元が見えるのは…と不快に思ったことがあります。
それ以来、人がどのように思うかはわからないので、授乳ケープを使っても、外での授乳は控えるようにしています。
おすすめの授乳ケープ5選
授乳ケープにはさまざまなタイプがあります。周囲に使用しているママがいれば、一度使わせてもらい使い勝手を確かめても良いかもしれません。授乳ケープを使用したとしても、男性が多かったり年齢を問わず人が集まったりするところは場所を選んで、少し周りに気いながら授乳できると良いですね。
サイズ:カバー 約85cm ×63cm ストラップ約62cm
ワイヤー入り授乳ケープは、背中まですっぽり隠すことができる大判サイズなので、サイドから授乳している赤ちゃんが見えにくく安心です。また、胸の部分にはソフトワイヤーが入っているので、赤ちゃんの頭と胸をおおうことができます。
かさばらない生地なのでコンパクトにたたむことができ、持ち歩きにも便利ですよ。
素材:綿100%
エスメラルダの授乳カバーは、18カラーから選べるデザインが豊富な授乳カバーです。軽い素材ですが赤ちゃんが暴れたり風が吹いたりしても、めくれにくい設計です。
コンパクトに持ち運びができる収納ポーチ付きなので、荷物が多いママにも負担が少なくすみますね。
Sweet Mommyのこちらの授乳ケープは普段着のように使いこなすことができます。直接着ることで授乳ケープの役割も果たすので持ち運びが不要になり、とても便利です。
やわらかな素材でできているので着心地も抜群ですよ。
DORACOのフードつきケープは、肌寒い時期のポンチョ代わりにもなる授乳ケープです。ケープの布がゆったりしていて中にゆとりがあるので、授乳中に赤ちゃんが動いても安心です。
見た目が授乳ケープに見えないことから、普段使いとして愛用しているママも多いようです。
Copper Pearlの授乳ケープは、身体全体を隠すことができるポンチョ型です。伸縮素材で身体にフィットする素材なので、授乳中に赤ちゃんが泣いたり足をばたつかせたりしてもめくれることが少なく安心です。
頭からかぶるポンチョ型なので、赤ちゃんの授乳で急いでいるときも、もたつかずにセットすることができますよ。
授乳ケープは自分の育児スタイルにあわせて選ぼう
授乳ケープは「必ずしも必要な育児グッズではない」という、先輩ママの意見が多いようです。しかし、赤ちゃんはどのような場所でもお腹はすきますし、グズることもあるでしょう。母乳育児の場合は、もしものときのためにひとつ持っておいて良いグッズかもしれません。
外出時に授乳室がなくて、やむを得ず外で授乳をすることもあるでしょう。もし、上の子がいるならば、パパやママ友にみてもらい、なるべく目立たない場所を選んで授乳をするよう心がけてはいかがでしょうか。また、授乳ケープを購入する際は、持ち運びに便利なコンパクトタイプや赤ちゃんのストール代わりになるタイプなど、自分の育児スタイルや季節にあわせて選ぶことができると良いですね。