授乳ケープを手作りしよう!生地の選び方と手作り方法10選
編み物は無理だけど、生まれてくる赤ちゃんのために何か作りたい!と思うこと、ありますよね?そんな時は、授乳ケープを作ってみませんか?ミシンがあれば、直線縫いやバイアステープを使うことで簡単に出来上がります。生地の選び方を理解して、世界に1枚だけの授乳ケープを作ればお出かけや突然の来客も笑顔で対応できますね。
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目次
授乳ケープを手作りしてみませんか?
授乳ケープには色々なタイプがありますが、どれもデザインはシンプルな物ばかりです。材料費もあまりかからず、製作時間も数時間で済みますから、編み物のように途中で挫折、という悲しい結果も免れますね。
授乳ケープは高価な物ではないので、買ってしまえば話は早いのですが、育児グッズを手作りすることで赤ちゃんを迎える心の準備も進むのではないでしょうか。また、他の育児グッズも同じ生地で手作りすればおしゃれ感が一気にupしますね。
手作り授乳ケープにおススメの生地
綿
綿は、肌触りが良く、汗の吸収力に優れているのでおススメです。しっかりした厚みのものであれば、ミシンに慣れていない人でも縫いやすいので初めての手作りに最適な生地と言えるでしょう。
ダブルガーゼ
ダブルガーゼも綿素材のものが一般的なので、通気性や汗の吸収力に優れています。ふつうのガーゼと違い、二重構造になっているため、一重のガーゼよりも保温性が良いです。
ちなみにトリプルガーゼという生地もあり、厚みが増えるほどに透け感がなくなります。目隠しとしての授乳ケープですから、手芸屋さんで実際に透け感を確かめてから購入することをおススメします。
麻
麻は、ガーゼのように柔らかくはないので、赤ちゃんの顔に当たるような授乳ケープには不向きでしょう。その分、しっかりとした生地なので、ワイヤー入りのエプロンタイプを手作りしたい人におススメの生地です。
無印のエプロンのようにナチュラルな感じを出したい場合には、最適な生地といえるでしょう。
バスタオル
授乳ケープが必要なのは、お出かけの時だけではありませんね。出産直後は、突然の来客も増えるので病室や自宅でも授乳ケープを必要とする場面が出てくるでしょう。そんな時、バスタオルの授乳ケープがあれば、吸水性も抜群ですし、何度も洗濯できて良いですね。
いただき物で使っていないバスタオルがあれば、授乳ケープを手作りしてみませんか?
厚みと柄もチェックしましょう
先述のとおり、授乳ケープは目隠しが目的ですから生地が透けてしまうと意味がありません。ただし、あまり厚すぎると重みで赤ちゃんが窮屈な思いをしてしまいます。手芸屋さんで生地を手にとり、手触りや透け感、厚みをチェックしましょう。
柄は、ママが着るものですから、ご自分の洋服の好みに合わせるのが良いでしょう。来客時用に自宅で使う授乳ケープを手作りする場合には、赤ちゃんらしい柄を選んでも良いですね。
授乳ケープの種類
エプロン型(ワイヤー入り)
ミシンに慣れていない人でも簡単に手づくりできるデザインといえば、エプロン型ではないでしょうか。授乳ケープの型紙をきちんととって、縫い代にアイロンをかけておけば、隅々をざっくり縫い、首にかける紐を取り付けるだけで完成します。
もう少しこだわってみたい人は、授乳ケープの胸元にワイヤーを入れて、赤ちゃんの顔に授乳ケープがかからないようにし、ママからも赤ちゃんの顔が見えるようにしましょう。
ポンチョ型
お洒落さを追求したい方には、ポンチョ型がおススメです。頭からスッポリかぶれるので、脇から中が覗いてしまうこともありませんし、あからさまに授乳ケープを着ているように見えないので外出先で使いやすいです。エプロン型に比べ生地が多めに必要となりますが、縫い方自体は簡単です。
ストール型
生地の裁断すらうまくできるか自信がない人や短時間でアバウトに授乳ケープを作りたい方は、手持ちのストールを活用してみましょう。ストールを肩から羽織った状態で、前をとめられる仕掛けを作るだけで完成します。簡単なので、外出用に色々なストールを用意しておきたい人にもおススメです。
授乳ケープの手作り方法10選
エプロン型の授乳ケープ
ここでご紹介する授乳ケープの作り方は、作り方も単純ですが、手順ごとに写真があるのでとてもわかりやすいです。シンプルなエプロン型ですが、授乳ケープの役割をしっかり果たしてくれます。
エプロン型の授乳ケープ(ワイヤー入り)
こちらの授乳ケープもエプロン型ですが、胸元にワイヤーを通して赤ちゃんの顔を覗けるようにしてあります。ワイヤーは100均でお手軽に手に入りますが、ミシンに慣れていない人はボタンホール作りに苦戦してしまうかもしれません。
ボタンホールの代わりにスナップボタンやマジックテープで代用しても良いですが、マジックテープは端が鋭いので、めくれ上がらないようにしっかり縫いつけるようにしましょう。
ポンチョ型授乳ケープ(リメイク)
マキシドレスやチュニックをリメイクして授乳ケープを作りませんか?ハサミを入れた部分を始末するだけなので、失敗が少なく、市販に近い出来上がりが目指せますよ。
ストール型授乳ケープ(リメイク)
こちらでご紹介する作り方は、手持ちのストールにスナップボタンを付ければ出来上がる簡単授乳ケープです。他の手順が簡単なので、スナップボタンを使ったことがない人も「チャレンジしてみようかな?」という気になれますね。
バイアステープを活用しましょう
縫い代の始末が面倒な方は、バイアステープを活用しましょう。カラフルなバイアステープを使えば、ポップなさし色になって一石二鳥です。
授乳ケープのはだけを防止できるデザイン
こちらの作り方は、「半分ポンチョ」という感じのデザインで、肩からスッポリかぶれますが、後ろ身頃は、背中の途中までしか隠さないタイプです。前身頃の内側にV字の取手があり、そこに腕を通すことで授乳ケープのはだけを防止できるようになっています。
ストール型授乳ケープ(図面付き)
こちらのストール型授乳ケープは、わかりやすい図面付きです。しかも、手順が4段階で完結するので、裁縫に自信のない方も安心してトライできます。
超アバウトなポンチョ型授乳ケープ
こちらで紹介するポンチョ型授乳ケープは、裁断も縫製も超アバウトです。サイズやデザインは市販のものを参考にしながら、正方形の布を三角に折って、頭を通す穴を開けただけなのに立派なポンチョに見えますね。製作時間は、1時間半だったそうです。
型紙いらずの簡単ポンチョ
こちらも型紙いらずの簡単ポンチョです。ボタンと色違いの糸でボタンをとめてあるのがかわいらしいですね。写真からもわかる通り、頭を通す穴はかなりアバウトな裁断です。ザクザク切って、手早く完成できるのが魅力的ですね。
ダブルガーゼのストール型授乳ケープ
こちらの作り方は、出来上がりや手順ごとの写真だけでなく、手書きの作り方もダウンロードできるようになっているのでとても親切です。ガーゼは手触りが柔らかい分、綿よりも縫いにくいかもしれません。しっかりとアイロンがけをしてから縫製にとりかかることをおススメします。
授乳ストラップも一緒に作ってみませんか?
授乳ストラップとは
授乳服でも授乳しているうちにシャツの授乳口がふさがってきて赤ちゃんの顔にかかってしまうことが多々ありますね。授乳ストラップは、シャツをしっかりまくり上げて固定してくれるので、授乳ケープの中がスッキリします。
購入しても良いですし、必需品というほどの物ではありませんが、授乳ケープを手作りするついでに同じ柄の生地で授乳ストラップまで作ってみるとお洒落ですよね。簡単に作れるので、ついでに作ってしまいましょう。
材料
基本的に必要なのは長い紐だけです。出来上がりの長さが70~90cmほどあればどんな紐でも大丈夫ですが、伸縮性のあるゴムの方が着やすいでしょう。
お洒落さを追求したい方は、ゴム紐を布でくるんでシュシュのようにしたり、革紐やレースの先にアクセサリー用のモチーフを着けてアレンジすると良いでしょう。
作り方
作り方は、いたって簡単!革紐やレースを輪にすれば出来上がりです。手縫いで紐の両端をとめても良いですし、リボン結びにして結び目をアクセントにしても良いですね。両端を縫いとめた箇所やリボン結びにした箇所にアクセサリー用のモチーフを着けたり、コサージュやヘアアクセサリーを着けても良いですね。
ちなみにシュシュタイプの授乳ストラップを作る場合は、ゴムを1m用意し、ゴムのまわりをくるむ生地を2m用意するようにしましょう。縫い代を内側にして直線縫いするので生地の幅があまり狭いとゴムが通らなくなってしまいます。最低でも5cm程度の幅で裁断しましょう。
思い立ったが吉日!体力、気力のあるうちに作ってしまいましょう。
いかがでしたか?どれも簡単な作り方なのでとりかかりやすいと思います。妊娠中は、お腹が大きくなってくると足がむくんだり、腰が痛くなったりとなかなかひとつのことに集中しにくくなります。授乳ケープは低コストで簡単に手作りできるので、必要か不必要か迷わないで、体力、気力のあるうちに作ってしまいましょう。