生後10ヶ月の授乳回数は?夜間授乳は?先輩ママの体験談を紹介!

生後10ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ちを始めてテーブルの上を見まわしたり、バイバイの仕草などママの真似を始めたり、好奇心いっぱいです。ままのてでは、そんな生後10ヶ月赤ちゃんのママの授乳体験談を調査しました。ここでは、生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数や授乳頻度、夜間授乳について解説します。

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この記事の監修

眞々田 容子
小児科医
眞々田 容子

目次

  1. 生後10ヶ月の授乳回数の目安
  2. 生後10ヶ月の赤ちゃんにフォローアップミルクは必要?
  3. 生後10ヶ月の夜間授乳
  4. 生後10ヶ月の赤ちゃんの卒乳に向けての準備は?
  5. 生後10ヶ月の授乳体験談
  6. 生後10ヶ月は離乳食完了まであと一歩
  7. あわせて読みたい

生後10ヶ月の授乳回数の目安

生後10ヶ月になると、赤ちゃんの離乳食も3回食が定着し、母乳やミルクを飲む量や回数が減ってくるようです。生後10ヶ月の赤ちゃんの授乳回数の目安は、1日4~5回といわれています。ミルクの場合は1日5回、そのうち3回は離乳食の後に飲ませることを推奨されています。

離乳食を食べる量は、赤ちゃんによって個人差が大きいので、母乳やミルクを飲む量にムラがあることや、授乳頻度が高いことを気にする必要はありません。一方、この時期になってもあまりに食事が進まない場合は、授乳を減らした方が良いといわれることもあるでしょう。母乳では鉄分やビタミンAなど不足しがちな栄養素もあるため、意識して離乳食の比重を増やしていけると良いですね。


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生後10ヶ月の赤ちゃんにフォローアップミルクは必要?

また生後9~11ヶ月頃の赤ちゃんにフォローアップミルクを与えるよう勧められることもあるでしょう。しかしフォローアップミルクはあくまでも栄養補助的な役割で飲ませるミルクのため、必ずしも飲ませなくてはならないものではありません。

赤ちゃんの成長に不安があったりフォローアップミルクを飲ませるか迷ったりするときには、かかりつけの小児科医や地域の保健師などに相談してから検討するのも良いでしょう。

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生後10ヶ月の夜間授乳

アンケートに協力してくれたママの中にも、生後10ヶ月を迎え、かえって夜間授乳が増えたママがいました。まだまだ夜泣きが続く月齢ですし、日中受ける刺激が増えるにつれ夜泣きが激しくなることもあるでしょう。

授乳で寝かしつけるのもひとつの手段ですが、夜中ぐっすり眠れるよう、早めに寝室に移動し、静かな環境で落ち着かせてから寝かしつけるよう心がけてくださいね。夜中に目が覚めたようにみえても、寝言で泣いていることもあるようです。まずは、そのまま添い寝して様子を見てみましょう。夜間断乳をすると、夜泣きが減るということもあるようです。

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生後10ヶ月の赤ちゃんの卒乳に向けての準備は?

赤ちゃんが1歳になるのを目前に控え、生後10ヶ月頃から卒乳を意識しているママも多いようです。とはいえママのスケジュールと気持ちが許せば、まだ卒乳を頑張らなくてもよい時期です。無理せず、焦らず進めていきましょう。

離乳食後期・カミカミ期(生後9ヶ月~11ヶ月)の赤ちゃんは、1日に必要なエネルギーの60%~70%を離乳食でまかなうといわれています。つまり、まだ母乳やミルクで栄養を取る時期という気持ちで大丈夫です。逆に赤ちゃんが離乳食を大好きな場合、水分が上手に摂れていれば、自然と母乳・ミルクから離れていくのもまったく問題ありません。

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生後10ヶ月の授乳体験談

ままのて編集部に寄せられた、先輩ママの体験談をご紹介します。

なかなか苦労する。(20代)

第一子ということもあり、いろいろなところで完母の話を聞きました。実際に最初は頑張っていたものの、いろんな状況で完母は無理だろうということで、混合にしていました。

外出時や、お友達の家に行くと、荷物も多いし、周りの目も気になり、完母の方がうらやましく悩んだ時期でもあります。悩みはしたものの、混合だから病気をしやすいかといえばそういうわけでもなく元気に成長してくれたので最後の方はあきらめて過ごすようにしていました。

フォローアップミルクはたっぷりと。(30代)

私は生まれてからミルク育児でした。私のイメージですが、母乳は栄養が優れていたりスキンシップにもなるからいつまでも飲ませてあげたいだろうと思います。しかしミルクは荷物も多くなるし、その分栄養はどうなっているのかと思いました。離乳食が始まるともっと思うようになりました。

私の場合、ミルクより食べ物で栄養を取らせたいと思うようになりました。9ヶ月頃からフォローアップに変えてあげていました。しかしすでに牛乳をよく飲んでいましたし、おでかけの時は荷物も多いしと1日1回あげるかあげないかになっていました。

そんなとき、10ヶ月健診で体重が増えていないことを指摘されました。フォローアップミルクは、このときに不足しがちな鉄分など必要な栄養素がたっぷり入ってるから最低でも1日3回200mLは飲ませてくださいといわれました。

おっぱい20%(20代)

離乳食が大好きで日々の栄養をご飯からとれるようになりました。おやつなんかも食べる分お茶も飲むので授乳がなくても大丈夫みたいです。まだ牛乳が飲めないので、夜中は何回か泣くと授乳しています。りんご果実のジュースデビューをしたので外出時も楽になりました。

水分をしっかり取れるようになるとあんまり執着しないのかな?お兄ちゃんと違いすぎてビックリ!あんまり張らなくなったのでぺったんこになりました。役目ももうすぐ終わりです。

飲んだり飲まなかったり(20代)

夜寝る前にミルクを飲んだ後、いつもは母乳も飲んで眠っていました。一度ですが、ミルクの後、パパに抱っこされていると自然に眠ってしまうという日がありました。1歳半くらいの卒乳を目指してこのころから卒乳方法を調べていたこともあり、こうやってだんだん自然に卒乳できたらいいな、と思いました。
夜寝る前にミルクを飲んだ後、いつもは母乳も与えて眠っていました。一度ですが、ミルクの後、パパに抱っこされていると自然に眠ってしまうという日がありました。1歳半くらいの卒乳を目指してこの頃から卒乳方法を調べていたこともあり、こうやってだんだん自然に卒乳できたら良いな、と思いました。

離乳食をよく食べた日はミルクや母乳はあまり飲みませんでした。飲む量も飲んだり飲まなかったり、その日によってまちまちです。離乳食をあまり食べなかったからと多めにミルクを作ったら、まったく飲まずにガッカリする日もありました。

まだまだおっぱい大好きです。(30代)

10ヶ月に卒乳しようと思い、卒乳にむけてストローで飲む練習をしてきましたが、まだまだおっぱいが大好きです。1日5~6回の回数は変わりなく、量は少し減ってきました。しかし、ずっと寝かしつけに添い乳をしていたので、まだまだおっぱいが大好きです。

添い乳に慣れてしまうとなかなか卒乳できないと周りからいわれてはいましたが、寝かしつけが楽にできるのでついつい添い乳に頼ってしまっていました。卒乳できるか少し心配でした。

授乳より食べ物?(10代)

授乳も1日に3回、2回と回数はすごく減り、私自身も母乳の出が悪くなったので、フォローアップミルクに切り替えました。ストローで上手に飲むようになったので、りんごジュースを薄めたり、オレンジジュースを薄めたり、お茶を飲ましたりと飲み物もミルク以外に与えていたので、ご飯のあとの栄養補充としてミルクを飲ませるぐらいでした。ご飯の後なので飲む量も少なく、よく飲んで100mLぐらい、普段はそれ未満という感じでした。

授乳リズムが変わるとおっぱいトラブル(20代)

1歳で卒乳を目指していたので、少しずつ授乳回数を減らそうと努力を始めたころでした。生活のリズムがいつもと変わってしまったことがあって、しばらくなかった夜中の授乳をすることがありました。

いつもと違う時間に授乳をしたからか、母乳のつくられるリズムも変わってしまい、私の胸が張ってしまい痛くなることがありました。いつも同じ時間で授乳していたので、母体で母乳がつくられるのもリズムができていたのだと思います。

胸が張るのはとても痛く、そうなると赤ちゃんに飲んでもらうしかありません。授乳回数を減らしていきたいのに、赤ちゃんにたくさん飲んでもらうという矛盾がありました。赤ちゃんに飲ませずに搾乳して乗り切ろうともしましたが、自分での搾乳は難しかったです。

離乳食量増加に伴い授乳量が減少(20代)

離乳食が三回食で安定してきたので、食後の授乳の回数はだんだんと減っていきましたが、起床時、おやつ代わり、寝る前の三回はがっつりおっぱいタイムをとっていました。

ストローやコップから水分を摂ることがなかなかできず、突破口が見えなかったので、コップトレーニング用のマグセットを準備し、生後10ヶ月頃にストローマグをクリアしました。コップは支えてあげれば飲めましたが、ストローマグの方がこぼれなくて楽でした。

母乳・ミルク混合でもすくすく(20代)

母乳とミルクの混合で育てました。母乳のときに足りなければミルクを足し、ミルクのときには全量ミルクのみにしました。ミルクは飲みすぎないようにするため、母乳を飲むときに近い動きの必要な哺乳瓶を選びました。

離乳食が順調に進んだので、10ヶ月の半ばには母乳はやめ、ミルクだけになりました。1日に200~240mLを3,4回飲みました。
離乳食の食べ具合と、体調などをみて、量と回数を決めました。寝る前にも栄養補給と水分補給とスキンシップを兼ねて、飲ませることもありました。

授乳回数の変化(30代)

10ヶ月となれば授乳回数も少しずつ減るのかと思いきや、夜中にぐずり出すことが増えおっぱいを前よりも一回多くあげていました。そして、試しにおっぱいをあげずに抱っこだけでこのまま寝かしつけてみようとしたのですが、どうしてもおっぱいが欲しいみたいで飲まずには寝られないみたいです。

以前は朝までぐっすりだったので初めは寝不足にもなりましたが、これも愛情だと思えば可愛くて仕方がありませんでした。飲む回数は増えましたが、飲む時間が前より5分短くなっていました。

生後10ヶ月は離乳食完了まであと一歩

アンケートの結果からは、赤ちゃんが離乳食も3食しっかり食べるようになり、マグやストローも上達してく様子がみられました。

そろそろ卒乳をと計画するママや、ミルクのセットを持ち歩くのに煩わしさを感じ始めるママもいるようです。授乳のやめどきは、この時期にという正解はありませんので、ママの気持ち・赤ちゃんの気持ちを大事に取り組んでくださいね。授乳というコミュニケーションが取れるのも長い目で見れば短いあいだです。ママが納得いくまで楽しんでくださいね。

ままのてでは、生後1ヶ月から2歳までの授乳に関する体験談を大々的に調査しましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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