【哺乳瓶用洗剤まとめ】洗剤は必要?洗い方や消毒方法は?選び方とおすすめ洗剤10選
赤ちゃんの哺乳瓶は、一般的な食器用洗剤で洗っても大丈夫なのか、それとも専用の洗剤を用意したほうが良いのか悩むママは少なくないでしょう。ここでは、一般的な食器用洗剤と哺乳瓶用洗剤の違いや選び方とともに、哺乳瓶用洗剤のおすすめ商品を紹介します。哺乳瓶の洗い方や消毒方法とあわせてチェックしてみてくださいね。
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目次
哺乳瓶用洗剤は必要?食器用洗剤との違いは?
ミルクには脂肪分やタンパク質が含まれており、洗剤を使わずに水洗いするだけでは汚れが落ちきらずに残ってしまいます。汚れが残らないよう、哺乳瓶の洗浄には洗剤を使いましょう。このとき、一般的な食器用洗剤で哺乳瓶を洗っても問題ありませんが、もし洗剤の流し残しがあったらと不安になってしまうママもいますよね。そんなママにおすすめなのが、哺乳瓶専用の洗剤です。
哺乳瓶用洗剤は、一般的な食器用洗剤と比べてやさしい成分で作られています。食材である野菜を洗えるものが多いので、万が一赤ちゃんの口に入ってしまっても安心ですよ。ママも赤ちゃんも不安なく哺乳瓶を使えるように、哺乳瓶用の洗剤を用意すると安心ですね。
哺乳瓶に雑菌がつきやすい場所は?スポンジやふきんにも注意
哺乳瓶の溝
哺乳瓶の溝の部分は、ミルクの残りカスがたまりやすいので注意が必要です。また、底の端の部分はとくに汚れが残りやすいので、念入りに洗うようにしましょう。円柱のような丸型の哺乳瓶だと比較的洗いやすいですが、四角いタイプの哺乳瓶の場合は角の部分の洗い残しに気をつけてくださいね。
ちくびの溝
哺乳瓶本体に比べて洗いにくいのが、ちくび(ニプル)の部分です。一般的な家庭用スポンジではちくびの先端部分まで届かないので、うまく洗うことができません。ちくびを洗う場合には、先が細くなっているスポンジや、小さなブラシなどを使うのが便利です。ちくび専用のブラシが販売されているので、そちらを活用しても良いですね。
スポンジ・ブラシ
台所のスポンジは、一見きれいに見えても雑菌だらけです。しっかりと水気を切って干しておいても雑菌の繁殖を防ぎきるのは難しいので、定期的に煮沸消毒や天日干しをするようにしましょう。また普段使っているスポンジではなく、哺乳瓶専用のものを用意すると衛生的ですよ。使用頻度に合わせてこまめに交換するとより安心です。
ふきん
哺乳瓶を拭いて乾燥させる場合は、水滴を拭き取るためのふきんも雑菌の温床になってしまいがちです。使うたびに水で流していても、濡れたままでは衛生的ではありません。こまめに洗濯をし、広げて干してしっかりと乾かしましょう。ふきんのかわりにキッチンペーパーを使うママもいるようです。
哺乳瓶の洗い方のポイント
赤ちゃんが飲み終わったらすぐ洗う
使い終わった哺乳瓶は、すぐに洗うことを心がけましょう。そのままにしておくと雑菌が繁殖したり、汚れが固まって落ちにくくなったりしてしまうので、注意が必要です。
専用のブラシ・スポンジを使う
哺乳瓶を洗うときには、専用のブラシを用意することをおすすめします。普通のスポンジやコップ用のスポンジでも洗えないわけではありませんが、専用のものを使ったほうが短時間で隅々まできれいに洗えますよ。ブラシを選ぶときは、ガラス製の哺乳瓶はナイロン製のブラシ、プラスチック製の哺乳瓶はスポンジと、哺乳瓶の素材に合ったものにすることが大切です。
また、哺乳瓶のちくびは独特の形をしているので、普通のスポンジでは汚れに届かなかったり、無理に洗おうとして破損の原因になったりする可能性があります。細かいところまでしっかりと洗浄をするためには、専用のブラシを用意することをおすすめします。哺乳瓶の洗浄は洗剤を使って汚れを落とし切ることもポイントです。
ミルクの残りカスに注意する
哺乳瓶の底や口、ちくびなどのミルクの残りカスがたまりやすい場所は、念入りに洗うようにしましょう。汚れが落ちたら、哺乳瓶に洗剤が残らないようしっかりとすすいでくださいね。
食洗機よりも手洗いがおすすめ
哺乳瓶によっては食洗機(食器洗い機)で洗浄できるものもあります。しかし、哺乳瓶は口が細く内部の汚れが落ちにくい場合があるため、やはり専用のブラシを使った手洗いがおすすめです。
ちくびは軽くて庫内で飛ばされてしまう可能性があるので、食洗機での洗浄には向かない場合が多いようです。食洗機を使用する場合には、哺乳瓶と食洗機の説明書を事前に確認してくださいね。
なお、食洗機を使う場合はあくまで洗浄の代わりと考え、消毒については別途行ったほうが良いでしょう。
哺乳瓶の消毒方法と乾燥・保管
しっかりと哺乳瓶を洗うことができたら、次は消毒ですね。消毒方法にはいくつか種類があります。哺乳瓶の種類によって可能・不可能な方法があるので、説明書を確認し、手持ちの哺乳瓶に合った消毒方法を選びましょう。
煮沸消毒
煮沸消毒は、沸騰したお湯に哺乳瓶やちくびを5分ほど入れる消毒方法です。特別な道具は必要なく、自宅にあるもので消毒ができるので経済的ですね。ただし、熱湯を使う必要があったり、消毒中はその場を離れられなかったりと手間がかかってしまうので、ミルク中心で哺乳瓶を毎日何本も消毒するママには負担が大きいかもしれません。
薬液消毒
専用の容器に薬剤を溶かして、哺乳瓶を所定の時間つけ置きする消毒方法は、手間が少ないので忙しいママに人気です。薬液は一度作ったら24時間使うことができるのがうれしいですね。一方で、薬剤を購入しなくてはならないため、ほかの消毒方法と比べると費用がかかってしまう点に注意が必要です。また薬液のにおいが気になってしまうという声もあります。
電子レンジ消毒
電子レンジ消毒は、専用の容器に水と哺乳瓶を入れて加熱するだけでできる手軽な方法です。短時間で消毒ができるのが魅力的ですね。薬剤が赤ちゃんの口に入ることに抵抗があるママも、この方法なら水だけで消毒できるので安心ですよ。ただし、専用の容器を用意しなくてはならないことがデメリットです。
消毒後はしっかりと乾燥
煮沸消毒や電子レンジ消毒をした場合、哺乳瓶やちくびには水滴がつきます。煮沸されたものなので衛生上の問題はありませんが、そのままにしておくと雑菌が繁殖する原因になる可能性があります。清潔なふきんで水滴を拭き取ったり、コップ立てや哺乳瓶スタンドに干したりしてしっかりと乾燥させてから収納しましょう。
埃などを防いで保管
乾燥させた後、哺乳瓶をそのまま放置していると、埃や害虫がついてしまう恐れがあります。乾燥させた後は、フタつきの容器に収納して哺乳瓶に汚れがつくのを防ぎましょう。哺乳瓶専用の保管ケースのほか、フードケースや100均の食品保存容器にしまっておいても良いでしょう。
哺乳瓶用洗剤の選び方
哺乳瓶用の洗剤には、一般的な食器用洗剤と同じようにプッシュ式やポンプ式、スプレー式などの種類があります。また商品によって泡立ちや泡切れの良さ、使いやすさや成分が違うので、自分が使いやすいものを探してみてくださいね。
商品紹介のほか、実際にその洗剤を使用したママの声を口コミなどでチェックしておくと、洗剤選びに役立ちますよ。
おすすめの哺乳瓶用洗剤(プッシュ式)
人気メーカー「コンビ」の哺乳瓶用洗剤
人気の哺乳瓶メーカー「コンビ」の哺乳瓶用洗剤です。無リン・無香料・無着色で、赤ちゃんの肌や環境への影響が気になる人にとってはうれしいですね。天然ヤシ油由来の成分を配合しており、ミルク汚れをスッキリと落とします。泡切れも良いので使いやすい製品です。天然オレンジオイルのやさしい香りに包まれて、リラックスしながら哺乳瓶を洗浄できるかもしれませんよ。
赤ちゃんにもママにもやさしい成分
無香料・無着色・無防腐剤・無蛍光剤・無漂白剤・無柔軟剤と、赤ちゃんにとって心配な成分をできる限り使わずに作られた洗剤です。また、赤ちゃんに触れるママの手のことを考えて、植物性の保湿成分を配合しているので、敏感肌やアレルギー体質のママにもおすすめですよ。
食料原料100%で野菜も洗える
無香料・無着色・植物性で、100%食品に使用されている原料を使用した洗剤です。ミルクの油曇りがすっきりと落とせて泡切れが良い上に、手肌にもやさしいとママから評判ですよ。哺乳瓶の洗浄以外に、油汚れを落とすための調理中のハンドソープ代わりにも使うことができます。820mLの大容量なので、完全ミルク育児などで毎日哺乳瓶を使うママにおすすめです。哺乳瓶、ちくびのほかに、野菜や果物、離乳食用の食器やおもちゃを洗うときにも使うことができます。
さとうきびと椰子からできた洗剤
さとうきびと椰子(ヤシ)から抽出した天然の植物油で作られた無香料・無着色の洗剤です。哺乳瓶のほか離乳食用の食器も洗うことができます。川、海、土などへの環境汚染の原料となる成分を使っていないので、環境にもやさしい洗剤です。コンパクトなサイズで持ち運びやすいので、旅行や帰省にも持っていきやすいですね。150mL入りのほか280mL、400mL入りもあります。ボトルのデザインがおしゃれなので、お友達のママへのギフトにもおすすめですよ。
「ダスキン」の哺乳瓶・野菜洗剤
食品に使用されている原料100%で作られているので、哺乳瓶だけでなく野菜も洗うことができます。肌にやさしいので、手荒れが心配なママにはうれしいですね。天然由来でありながら配合成分には除菌効果があるので、スポンジの除菌もできます。手にフィットするスリムなボトルはシンプルなデザインで、キッチンになじみますよ。
おすすめの哺乳瓶用洗剤(ポンプ式)
おなじみの哺乳瓶メーカー「ピジョン」の洗剤
無リン・無着色で100%食品用原料成分を使用した哺乳瓶用洗剤です。哺乳瓶だけでなく、おしゃぶりや歯がためなど赤ちゃんの口に入るものの洗浄に役立ちますよ。離乳食用の野菜も洗えるので便利ですね。スポンジの除菌にも活用できます。
泡で出てくる哺乳瓶用洗剤
泡タイプの哺乳瓶・食器洗い用洗剤です。香料・着色料・保存料などの添加物は一切使用していないので、すすぎ残しを心配せずに使用できますよ。洗剤を使うママの手肌のことを考えて、シソ・アロエエキスが配合されているのがうれしいですね。
「ミルトン」の哺乳瓶用洗剤
哺乳瓶の消毒液で有名な「ミルトン」の洗剤で、新生児期から使うことができます。ワンプッシュの量でも十分に泡立つので、さっぱりと洗うことができると評判ですよ。哺乳瓶やちくび、搾乳機のほか、おしゃぶりや離乳食用の野菜・果物など直接赤ちゃんの口に入るものも洗うことができます。離乳食に使うりんごのワックス落としなどにも使えますね。無香料・無着色・無リンで、植物性の洗浄成分を使用しています。
おすすめの哺乳瓶用洗剤(スプレー式)
無香料・無着色の泡スプレータイプの洗剤です。哺乳瓶に直接スプレーできるので、細かいところまでしっかりと泡が届きますよ。泡の持ちが良いのでワンプッシュでミルク汚れをしっかりと洗浄してくれる上、泡切れも抜群なので時短になります。使いやすいので洗浄のストレスが少なく、哺乳瓶を頻繁に使うママからも評判ですよ。詰め替え用も販売されているので、経済的な商品です。
哺乳瓶用の洗剤はいつまで使う?離乳食の食器はどうする?
離乳食用の食器の洗浄には、大人の食器を洗うときと同じ洗剤を使って問題ないでしょう。哺乳瓶用の専用洗剤を使わない場合でも、すすぎや消毒・保管をしっかり行うことで安全性を保つことができます。洗浄後はしっかりとすすぐのが基本ですが、洗剤のすすぎ残しが気になる場合には、引き続き哺乳瓶用の洗剤を使っても良いですね。
離乳食の種類によっては、ミルクよりも油分が多く含まれるものがあります。哺乳瓶用の洗剤で汚れが落としにくい場合もあるので、必要に応じて通常の洗剤と哺乳瓶用の洗剤を使い分けるのがおすすめですよ。また、包丁やまな板で生ものを扱った後は、アルコールや熱湯で消毒して食中毒を予防したいですね。
なお、離乳食が始まる生後5~6ヶ月頃になると、赤ちゃんはいろいろなものを口に入れることが増えてくるので、このころから哺乳瓶の消毒をやめて洗浄だけにするママが増えてくるようです。
また、哺乳瓶用の洗剤は安全な成分が使われているため、野菜や果物を洗うときにも使用できるものが多いという特徴があります。哺乳瓶用の洗剤を使い切れるか気になるときは、哺乳瓶以外も洗えるかを確認すると良いでしょう。
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哺乳瓶用洗剤は必要に応じて用意しましょう
哺乳瓶用の洗剤は、必ずしも使用しなければいけないわけではありませんが、用意しておくと安心ですよね。哺乳瓶用の洗剤を使うかどうかも気になるポイントですが、まずは哺乳瓶を使ったらすぐに洗うように心がけることが大切です。ママの都合や赤ちゃんの体調・様子に合わせて、必要だと感じたら哺乳瓶用洗剤を用意するようにしましょう。
※この記事は2024年10月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。