哺乳瓶の消毒は電子レンジが便利?時間や方法、おすすめの人気商品9選!
赤ちゃんの健康のために、毎日使う哺乳瓶の消毒は欠かせませんよね。一方で、哺乳瓶の消毒にかかる手間を面倒に感じるママもいるのではないでしょうか。赤ちゃんの世話に忙しいママには、短時間で簡単に哺乳瓶を消毒できる電子レンジ消毒がおすすめですよ。ここでは、電子レンジ消毒の注意点や西松屋、コンビなどのおすすめ商品を紹介します。
本ページはプロモーションが含まれています
目次
哺乳瓶の消毒はなぜ必要?
赤ちゃんはママから免疫を受け取って生まれてきますが、その免疫は生後減少し、6ヶ月頃には赤ちゃん自身の免疫に切り替わっていきます。しかし、赤ちゃんの免疫は大人に比べて未熟であるため、ちょっとした雑菌でも消化不良や感染症の原因になってしまう可能性があります。そのため、特に免疫が未熟な4ヶ月頃までは、哺乳瓶の消毒をしっかりと行ったほうが良いでしょう。
哺乳瓶消毒の種類
煮沸消毒
哺乳瓶の消毒と聞いて、まず初めに思い浮かぶのが「煮沸消毒」ではないでしょうか。自宅にある道具で消毒をすることができるので、哺乳瓶を使用する頻度が少ない場合や、専用の消毒グッズの用意がない場合におすすめです。一方で、火を使って熱湯を用意する必要があることや、哺乳瓶を熱湯から取り出す際に落として割ってしまう可能性があることから、敬遠するママもいる消毒方法です。
薬液消毒
薬液消毒は、専用の容器にミルトンなどの薬剤を溶かして薬液を作り、その中に哺乳瓶をつけて消毒する方法です。哺乳瓶だけでなく、おしゃぶりやおもちゃなどのベビー用品をまとめて消毒することができます。一方で、消毒の際には薬液につけるため時間がかかり、専用容器の置き場所に悩むママの声もあります。
電子レンジ消毒
電子レンジを利用した哺乳瓶の消毒では、専用の容器に水と哺乳瓶を一緒に入れ、3~5分ほど加熱をします。電子レンジのスイッチを入れた後は、放っておくだけで容器の中の蒸気が消毒をしてくれるため、手間がかからず便利です。その手軽さから、近年では3つの消毒方法の中で主流になっているやり方です。
哺乳瓶の電子レンジ消毒のメリットは?時間の目安は何分?
3~5分程の短時間でできる
電子レンジ消毒の大きなメリットとして、簡単に、かつ短時間で消毒できる点があげられます。具体的には、専用容器に哺乳瓶と指定の量の水を入れ、3~5分程加熱するだけで消毒することができます。消毒の時間を少しでも短くして、他の家事や赤ちゃんの世話をする時間をより多く確保したいママにはぴったりですね。
加熱時間は専用容器のサイズや哺乳瓶の本数によって差があるので、専用容器の説明書やパッケージを事前に確認してくださいね。
準備と片付けが楽
電子レンジ消毒には専用の容器を使用します。消毒後にそのまま哺乳瓶を保管できる専用容器が多いため、「準備や片付けが楽だ」という声があるようです。薬剤を使った消毒の場合には準備や後片付けに手間がかかるため、電子レンジ消毒を選ぶママも多いようです。
水だけで消毒できる
薬液消毒の場合、安全性が確保されているとはいえ、薬品が赤ちゃんの口に入る可能性があることや薬品の臭いを気にするママが多いようです。電子レンジ消毒では、薬剤を使用せずに水だけで消毒することができる点がうれしいですね。
電子レンジがあれば赤ちゃんとの旅行先でも消毒できる
赤ちゃんを連れての旅行や実家への帰省をする際には、哺乳瓶の消毒をどうするべきか困るママもいるのではないでしょうか。電子レンジ消毒であれば、外出先の電子レンジで消毒することができて便利です。
哺乳瓶の電子レンジ消毒のデメリットは?
専用の容器を購入しなくてはならない
哺乳瓶を電子レンジで消毒をするためには、専用の容器を用意する必要があります。薬液消毒と同様に、専用容器の置き場所に悩むママもいるようです。
消毒直後は熱くて使うことができない
電子レンジで消毒をした直後は、哺乳瓶自体が高温になっているためすぐに使用することはできません。専用容器も熱くなっているため、触れられる温度まで冷えるのを待ってから取り出しましょう。
電子レンジ対応の哺乳瓶が必要
哺乳瓶の種類によっては、電子レンジで消毒することができない場合があります。あらかじめ「手持ちの哺乳瓶が電子レンジに対応しているかどうか」をしっかりと確認しましょう。
効果がはっきりとわかりづらい
電子レンジ消毒は、煮沸消毒や薬液消毒といった他の消毒方法と殺菌効果に違いはありませんが、簡単で時間がかからないため、効果を実感しづらいと考えるママもいるようです。
哺乳瓶の電子レンジ消毒の注意点
使う哺乳瓶の本数に適した容器を選ぶ
電子レンジ消毒の専用容器にはさまざまなものがあり、商品によって一度に消毒できる哺乳瓶の本数が異なります。母乳中心であまり哺乳瓶を使わないママは少ない本数で消毒できるものを、哺乳瓶を頻繁に使うママは数本まとめて消毒できるものを選ぶと便利ですよ。
購入の際には、使用するたびに消毒をするか、時間があるときにまとめて消毒するかなど、どのようなスタイルで利用したいのかを検討すると良いでしょう。
容器が電子レンジのサイズに合うか確認する
小さめの電子レンジの場合、専用の容器がひっかかり、ターンテーブルが回らない可能性があります。せっかく購入したにも関わらず使用できないということにならないよう、自宅の電子レンジのサイズに合ったものを選ぶようにしましょう。
取扱説明書をきちんと読んで使い方を確認する
電子レンジで哺乳瓶の消毒をする前には、しっかりと取扱説明書を読みましょう。使い方を間違えた場合、十分な消毒効果が得られないだけではなく、哺乳瓶や消毒専用容器の破損や変形、電子レンジの故障や事故を引き起こす恐れがあります。
電子レンジ消毒の前にしっかりと洗浄する
哺乳瓶は消毒する前に、きちんと洗浄することが大切です。ミルクのカスなどが残っていると、せっかく消毒をしても雑菌が繁殖してしまう可能性があります。乳首の取り付け部分などに汚れがたまりやすいので、細かい部品を分解してから洗浄し、分解したまま消毒をするようにしましょう。
電子レンジ消毒後の哺乳瓶の乾燥や保管はどうする?
残った水滴は無害でも保管は乾燥させてから
電子レンジ消毒をした直後は、容器が非常に熱くなっています。容器本体や容器内の熱湯、蒸気などで火傷する危険があるので、冷えるまでは庫内に放置しましょう。触れられる温度まで冷めたら取り出し、水切り穴から容器内に残った水を抜きます。このとき、残ったお湯があふれる危険があるので、赤ちゃんの近くでは行わないように注意してくださいね。
水を切った後は、容器や哺乳瓶内に水滴が残ります。この水滴は一度沸騰した状態になっているので、そのまま調乳を行っても衛生上は問題ないといわれています。ただし、次の調乳まで時間が空く場合には、乾燥させてから保管しましょう。電子レンジ消毒が終わった後の乾燥について、以下の3つの方法をご紹介します。
容器のふたを開けて自然乾燥
哺乳瓶の中に残った水をよく振り切ってから、ふたを開けた容器の中で哺乳瓶の口が下になるようにして乾燥させます。水を切るためのすのこや突起が付いている容器であれば、スムーズに乾燥することができますね。中まで乾くように、哺乳瓶の口をふさがないようにすることがポイントです。
哺乳瓶スタンドなどで自然乾燥
哺乳瓶を容器から取り出し、哺乳瓶スタンドや食器用の水切りかごを使って乾燥させます。水滴が乾きやすいように、通気性が良いものを使用しましょう。哺乳瓶の口などが直接触れるので、哺乳瓶スタンドや水切りかごは事前に清潔な状態にしておいてくださいね。
清潔な布巾やキッチンペーパーで拭く
清潔な布巾やキッチンペーパーで哺乳瓶に付いた水滴を拭き取ります。このとき、布巾などに雑菌が付いているとせっかく消毒した意味がなくなってしまうので、必ず清潔なものを使うようにしましょう。
消毒後24時間以上経ったら再度消毒を
多くの電子レンジ消毒用の容器は、消毒後そのまま保管ケースとして使用できます。乾燥した後は、埃や害虫を防ぐためにふたをして保管してくださいね。なお、保管もできる消毒容器を使う場合であっても、消毒後24時間以上経ってから哺乳瓶を使用する場合は、再度消毒するようにしましょう。
哺乳瓶の電子レンジ消毒におすすめのグッズ(1、2本用)
コンパクトサイズが魅力
本体サイズ:20.5×12×12.5cm
コンパクトサイズで、小型の電子レンジでも加熱できる消毒器です。持ち運びや収納がしやすいところも特長です。ふたを乗せるタイプなので、「お手入れが簡単だ」と評判ですよ。わずか3分の加熱で消毒が完了するので時短になります。赤ちゃんが哺乳瓶を卒業してからも、蒸し器として使ったり瓶の消毒に使ったりと活用できる点がうれしいですね。
お手軽な西松屋の哺乳瓶消毒器
サイズ 約 幅20.8×奥行12×高さ12cm
哺乳瓶を斜めに保つすのこホルダーが付属しているので、哺乳瓶の口を下にして消毒することで蒸気のめぐりや水滴の水切れが良くなり、スムーズに使うことができます。ホルダーを外せばマグタイプの哺乳瓶も消毒できますよ。他の商品と同様に、蒸し器として使うこともできます。
ミッフィーの絵柄がかわいい
サイズ 約24×19×7cm
ミッフィーのプリントがかわいい消毒ケースは、広口、細口などほとんどの形の哺乳瓶を2本まで消毒できます。水を切るための穴が斜口構造になり、容器の中に埃や害虫が入りにくいので衛生的に使うことができます。消毒後はそのまま保管ができ、縦置きも横置きもできるので収納しやすいですね。
マグタイプ哺乳瓶も消毒できる西松屋オリジナル商品
サイズ:幅21×高さ13.5×奥行き12(cm)
西松屋のオリジナルブランド「ELFINDOLL」の商品です。普通の哺乳瓶だけでなく、マグタイプの哺乳瓶も消毒することができますよ。母乳育児や混合育児で、哺乳瓶を使う機会が少ないママにおすすめです。場所をとらないので、里帰り出産を予定している妊婦さんにも人気ですよ。
哺乳瓶の固定部品付きで抜群の安定感
梱包サイズ 24.5×24.5×12 cm
シンプルなデザインで、哺乳瓶の消毒だけでなく蒸し器としても使うことができる点が評判のアイテムです。サイズが大きめなので、哺乳瓶を2つ同時に消毒したり、哺乳瓶と一緒に乳首やふたを消毒したりすることができます。複数のものをまとめて消毒したいママや、双子の赤ちゃんのママにおすすめですよ。
付属の固定部品をセットしておけば哺乳瓶が転がってしまうことがなく、そのまま保管することもできて便利ですよ。簡単に消毒できるので、パパにも使いやすいと評判です。蒸し器として使用した後も、ふたをしてそのまま冷蔵庫に入れることができるため、忙しいママにぴったりですね。
ポップなカラーとデザインが魅力
サイズ(約):縦11×横27.5×高さ6.5cm
独特の形が特徴的な「ドクターベッタ」の電子レンジ消毒用のケースです。すべてのサイズの哺乳瓶に対応しています。かわいいデザインで、そのまま出しておいても部屋のインテリアに馴染みますね。哺乳瓶を卒業してからは、小物入れとしても活用できそうです。上ふたは4ヶ所にロックがかかるようになっているので、乳幼児が勝手に触ってしまった場合でも安心です。なお、ドクターベッタの哺乳瓶であっても製品によっては電子レンジで消毒ができないため、注意してくださいね。
哺乳瓶の電子レンジ消毒におすすめのグッズ(3本以上用)
人気メーカー「コンビ」の保管もできる専用容器
サイズ:W253×D125×H205mm
電子レンジ用除菌ケースとしても保管ケースとしても使うことができる容器です。レンジ皿があるタイプとフラットタイプ、どちらの電子レンジでも使うことができます。落ち着いた色合いとシンプルなデザインで、インテリアに自然に馴染みますよ。哺乳瓶だけではなくおしゃぶりなどの小物類の消毒にも活用してみてくださいね。
電子レンジ消毒も可能な便利グッズ
電子レンジ消毒と薬液消毒の2役を兼ねる
ミルクを使うママの悩みといえば、哺乳瓶の消毒ではないでしょうか。哺乳瓶のお手入れは毎日の事ですから、少しでも手軽にきちんと消毒したいですよね。我が家では電子レンジで消毒していました。とても簡単で便利でしたよ。水を使ったスチーム消毒なので薬剤を使わないのも嬉しいポイント。おしゃぶりや搾乳機など他の消毒にも使えて、帰省や旅行先でも使いやすいアイテムです。
哺乳瓶、乳首だけでなく、マグやおしゃぶり、搾乳器など幅広いグッズの消毒に使用できます。哺乳瓶は3セットまで消毒可能です。電子レンジ消毒だけでなく薬液消毒もできるので、使用シーンやグッズによって消毒方法を分けることができますね。電子レンジ消毒後はそのまま保管ができることや、縦置きと横置きの両方ができることもうれしいポイントでしょう。
おでかけに便利な除菌パック
梱包サイズ:30.5 x 25.4 x 7.6 cm
電子レンジ除菌パックは、約20回使用できるパックが5枚セットになっています。除菌パックに哺乳瓶と水60mLを入れ、電子レンジで加熱するだけで消毒できます。除菌ケースと比べてスマートに持ち運べるので、おでかけや帰省のときでもかさばらない点がうれしいですね。海外製品ですが、日本語の説明書が同封されているため安心です。
哺乳瓶の専用グッズ以外で代用も
哺乳瓶の電子レンジ消毒専用グッズを使わず、100均の食品保存容器やファスナー付きの食品保存袋で代用することも可能です。使用前に耐熱温度が100℃以上であることを必ず確認しましょう。特に食品保存容器については、本体とふたで耐熱温度が異なることがあるので注意してくださいね。
食品保存容器や食品保存袋に哺乳瓶1本と水50mLを入れ、電子レンジで3分ほど加熱します。このとき、密閉はせずに蒸気を抜くための隙間を必ず確保しておきましょう。食品保存袋であれば、ファスナーの端を少し開けておくと良いですね。また、食品保存袋を使う場合は形状が安定せず水がこぼれる可能性があるので、皿の上に乗せて加熱することをおすすめします。
この方法はあくまで代用としてのやり方なので、日常の消毒には専用容器を使うことをおすすめします。実際に代用して消毒するときは、こまめに様子を見ながら加熱するようにしましょう。
赤ちゃんのおしゃぶりやおもちゃも消毒したほうが良い?
直接赤ちゃんの口に触れるおしゃぶりについても、哺乳瓶と同様に新生児期から4ヶ月頃までは消毒することをおすすめします。また、赤ちゃんが月齢を重ねると頻繁に口に入れるようになるおもちゃについても、外出先で落としてしまったときなどには、必要に応じて消毒するようにしましょう。
おしゃぶりやおもちゃなどのベビー用品が電子レンジで消毒できるかどうかについては、事前に説明書をよく確認しましょう。電子レンジ消毒ができない場合には、ミルトンやミルクポンといった薬液消毒で消毒できる場合もあります。
哺乳瓶の電子レンジ消毒グッズを楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonで哺乳瓶の電子レンジ消毒グッズの他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。
時短グッズをうまく活用して楽しい育児を!
電子レンジを利用した哺乳瓶消毒グッズは、水だけで除菌することができ、赤ちゃんにも安心ですね。その上手間がかからないので、ママにとって頼もしい存在になってくれることでしょう。ママにも赤ちゃんにもやさしい電子レンジ消毒を活用して、赤ちゃんとの楽しい時間を少しでも多く作っていきましょう。
※この記事は2021年1月時点の情報をもとに作成しています。