「母乳実感」哺乳瓶のちくびや特徴を徹底解説!産院用の直付けタイプもある?
赤ちゃんグッズで有名なピジョンから発売されている「母乳実感」という哺乳瓶をご存知でしょうか。「母乳実感」は、これまで多くのママやパパに愛用されてきたロングセラーの哺乳瓶です。ここでは「母乳実感」の種類やサイズ、いつからいつまで使えるのかなどについて紹介します。
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目次
ピジョンの母乳実感とは?
豊富な育児用品を取り揃えているピジョンは、日本だけでなく世界中で愛されています。ピジョンの製品は、どれも赤ちゃんとママやパパが本当に使いやすいものを目指して作られています。信頼できる哺乳瓶の人気ブランドなので、赤ちゃんに与えるものの安全性にこだわりたいママやパパたちにも人気です。
「母乳実感」はそんなピジョンが、ママのおっぱいを飲む赤ちゃんの口の動きを60年に渡り研究して開発された哺乳瓶です。おっぱいとの併用がしやすく、ボトルの形も調乳や授乳、洗浄がしやすいように工夫されています。
ピジョンの母乳実感の特長は?
母乳を飲む口の動きが再現できる
母乳実感は、ママのおっぱいを飲む赤ちゃんの口の動きを再現できるように作られた哺乳瓶です。おっぱいをぱくっとくわえる「吸着」や、舌を波のように動かしてちくびをしぼるよう母乳を引き出す「吸啜(きゅうてつ)」、引き出した母乳を飲み込む「嚥下(えんげ)」がしやすいように作りが工夫されていますよ。
母乳との併用がしやすい
直接おっぱいをのむときと同じ状態で飲めることを目指した哺乳瓶なので、ミルクは飲むけれどママのおっぱいを拒否してしまう「乳頭混乱」を起こしにくいのが大きな特徴です。そのためミルクと母乳の混合育児のママや、完全母乳育児(完母)を目指しているママにおすすめです。また、成長に合わせてちくびをサイズアップしていくことで、赤ちゃんが適切な量のミルクや母乳を飲むことができますよ。
広口で丈夫な容器が便利
母乳実感は、一般的な哺乳瓶と比べて口の部分が広くなっています。そのため調乳がしやすく、洗浄や消毒といったお手入れも簡単です。また本体の素材には、耐熱ガラスや軽くて割れにくい「PPSU」というプラスチックが使われています。
「PPSU」は医療機器にも使用される質の良いプラスチックで、軽くて割れにくく、洗浄や消毒をしっかりと行うことができます。安心して毎日繰り返し使うことができますよ。
ピジョンの母乳実感と母乳相談室との違いは?直付けタイプもある?
ピジョンからは、母乳実感以外にも2種類の哺乳瓶が販売されています。ひとつが「桶谷式直接授乳訓練 母乳相談室」、もうひとつが「スリムタイプ哺乳瓶」です。スリムタイプ哺乳瓶は、その名の通りすっきりとしたスリムな形をしています。耐久性と安全性、使いやすさにこだわった哺乳瓶で、母乳実感よりもお手頃な価格です。では、母乳相談室は母乳実感とどのような点が異なっているのでしょうか。
本体のサイズと素材
母乳実感のサイズは、160mL、240mL、店舗限定販売の80mLの3種類があり、赤ちゃんの成長に合わせて使い分けることができます。また素材は、耐熱ガラスとプラスチックの2種類があり、いろいろなシーンでの使い分けや好みによる選択がしやすいのが特徴です。
一方の母乳相談室はサイズが160mL、素材が耐熱ガラスの1種類のみです。母乳相談室は、上手におっぱいを飲むことができない場合のトレーニング用に開発された新生児向けの哺乳瓶であるため、サイズや素材についてもその目的に絞られたものとなっています。そのため母乳相談室は、おっぱいの異常などにより一時的に母乳育児を中断しているママや、母乳育児を目指している新生児のママにおすすめです。
ちくびの種類(サイズや直付け)
母乳実感のちくびは、SSからLLの5種類のちくびがあり、サイズアップすることで新生児期から卒乳時期まで使うことができます。ちくびの穴は、SS、Sサイズは丸穴、M、L、LLサイズは、「Y」のような形のスリーカットになっています。スリーカットのちくびは、赤ちゃんの吸う力によって中身の出る量が調節できるようになっており、吸う力がついてきた赤ちゃんに適した構造です。
またこのほかに、直付けタイプのちくびがあります。通常のちくびは、ちくびと哺乳瓶本体のあいだをプラスチック製のキャップでつなぐようになっていますが、直付けタイプのちくびは、哺乳瓶にちくびを直接すぽっと被せる形をしています。病産院で使われることが多いので、退院後の赤ちゃんが違和感を持たずに使ってくれる期待ができることや、パーツが少なくお手入れ・組み立てが簡単であることから購入したいと考えるママやパパも多いようです。
ただし、直付けタイプは一般の販売店では扱っていないため、購入元は病産院の売店やインターネットがメインになるでしょう。また、通常の母乳実感と直付けタイプは口径が異なるため、直付けタイプ専用の哺乳瓶を購入する必要があります。
一方の母乳相談室は新生児期に特化した哺乳瓶であるため、ちくびはSSサイズのみです。2ヶ月以降も哺乳瓶を使用する場合は、母乳実感のちくびに切り替えることをおすすめします。
ちくびの替えどきの目安
いずれのちくびも、1つのちくびだけを使っていると赤ちゃんがそれ以外のちくびを受けつけなくなってしまう可能性があります。そのため、2~3つのちくびをローテーションして使うことをおすすめします。またちくびは使っていくうちに、破れる、穴が広がる、潰れるなどの劣化が見られるようになります。使うたびに劣化の有無をチェックし、1~2ヶ月を目安として取り替えるようにしましょう。
ちくびは母乳相談室と互換性あり
母乳実感と母乳相談室の哺乳瓶は口径が同じであるため、ちくびを取り替えて使用することができます。新生児期に母乳相談室を使っていた場合も、2ヶ月以降は赤ちゃんの成長に合わせて母乳実感のちくびを使うことができるので便利で経済的ですね。
本体のデザインが豊富
母乳相談室はシンプルなデザインのみであるのに対して、母乳実感はそのほかに、柄物やキャラクターのデザインが何種類もあるのが特長です。好みや気分に合わせてデザインを選ぶことができるので、授乳の時間が楽しくなりそうですね。
店頭で購入できる
母乳実感は直付けタイプを除き、西松屋やアカチャンホンポといったベビー用品販売店やドラッグストアの店頭で購入することができます。急にちくびの替えが必要になったときでもすぐに入手しやすいので便利ですね。
それに対して母乳相談室は、桶谷式母乳育児相談室の指導のもとで使用することが奨励されているため、一般の店舗では販売されていません。Amazonや楽天といったインターネット店舗であれば取り扱っている場合があるので、在庫をチェックしてみてくださいね。
ピジョンの母乳実感(本体)のおすすめ商品!【新生児~】
1.安定感のあるガラス製の哺乳瓶
本体素材:ほうけい酸ガラス
容量:160mL
付属のちくび:SSサイズ(0ヶ月~)
授乳はママと赤ちゃんのスキンシップ。お腹を満たすだけでなく、安心と満足を得るといいます。様々な事情で母乳をあげられないときも、グッズを利用して母乳育児に近い授乳をサポートすることもできるのではないかと思います。ピジョンの「母乳実感」は、母乳育児に戻れるようにという商品コンセプトで、ママのおっぱいから飲むのと同じ口の動きで飲めるつくりになっています。長く愛されているのが納得できる商品だと思います。私は入院中に使用しました。洗いやすい広口なのもとても助かりました。
耐熱ガラス製の哺乳瓶は、熱に強く傷もつきにくいので、洗浄・消毒がしっかりとでき、衛生的に使うことができます。また、調乳の際にプラスチック製の哺乳瓶に比べて瓶の表面と中心部とで温度差が生まれにくく、手早く均一に冷ますことができるので、ミルクの温度調節がスムーズにできますよ。
160mLと小さめのサイズなので、月齢の低いあいだはもちろん、離乳食が始まってから少量のミルクを作る場合にも活躍しそうですね。
2.持ち運びに便利なプラスチック製の哺乳瓶
本体素材:ポリフェニルサルホン(PPSU)
容量:240ml
付属のちくび:Mサイズ(3ヶ月頃~)
数ある哺乳瓶の中で、赤ちゃんの吸い付きが一番よかったのが「母乳実感」でした。飲みやすいのか、最後まで飲みきってくれるので助かります。長男、次男ともに愛用したグッズです。プラスチックタイプとガラスタイプがありますが、共働きの我が家は会社での搾乳が多かったので、携帯しても安心なプラスチックタイプが重宝いたしました。
母乳実感のプラスチック製の哺乳瓶は、医療機器にも使われる安全性の高いポリフェニルサルホン(PPSU)という上質な素材を使用しているので、安心して使用することができますよ。ガラス製に比べて軽くて割れにくいので、おでかけにも便利ですね。
3.アニマル柄がかわいい哺乳瓶
本体素材:ポリフェニルサルホン(PPSU)
容量:240mL
付属のちくび:Mサイズ(3ヶ月頃~)
愛らしいアニマル柄の哺乳瓶は、性別を問わず使うことができると人気です。こちらを含めてイラストつきの母乳実感はプラスチック製なので割れにくく、動物のイラストに興味を持った赤ちゃんが手を伸ばしてきても安心して持たせてあげることができますよ。
4.ポップなスター柄の哺乳瓶
本体素材:ポリフェニルサルホン(PPSU)
容量:240mL
乳首サイズ:M(3ヶ月頃~)
シンプルなものが好きだけれど、子どものものには少し柄を入れたいというママやパパにぴったりなのが、こちらのスター柄です。3つのスターはすっきりとした印象ですが、大きな青いスターのみがドットになっているところに遊び心がうかがえておしゃれですね。飽きがこないデザインなので、長く使うことができますよ。
5.ディズニー好きのママにおすすめミッキー&ミニー柄の哺乳瓶
本体素材:ポリフェニルサルホン(PPSU)
容量:240mL
付属のちくび:Mサイズ(3ヶ月頃~)
キュートなミッキーとミニーの柄のこちら哺乳瓶は、ディズニー好きのママやパパにたまらないひと品です。はっきりとした色使いなので、赤ちゃんの好奇心をくすぐるかもしれませんよ。こちらの画像は240mLのものですが、160mLのものは正面を向いたかわいらしいミッキー柄です。かわいさと実用性が両立していますね。
6.店舗限定販売の80mLサイズの哺乳瓶
本体素材:ほうけい酸ガラス
容量:80mL
付属のちくび:SSサイズ(0ヶ月頃~)
こちらは、2017年12月からアカチャンホンポやベビーザらスなどの店舗限定で販売されている哺乳瓶です。80mLと小ぶりな容量は、少量のミルクを1日に何度も飲む月齢の低い赤ちゃんにぴったりですよ。手のひらにフィットする丸みのあるボトルは、かわいらしさと使いやすさが両立した形状です。ハリネズミとクマの2種類から選べるキュートなデザインはプレゼント用としても喜ばれそうですね。
7.部品が少ない直付けタイプの哺乳瓶
本体素材:ほうけい酸ガラス
容量:200mL
付属のちくび:低負担・流量大
主に病産院で使用される、哺乳瓶とちくび、キャップがセットになったものです。容量は200mLのほか、100mLのものがあります。ちくびの種類は、吸う力が弱い赤ちゃんでもしっかりと飲める「低負担・流量大」のほか、乳頭のサイズが小さくて飲みやすい「低体重児用」、一般的な新生児に向いている「一般新生児用」の全部で3種類があります。一番小さい目盛りが10mLなので、細かい分量まで計って調乳することができますね。
ピジョンの母乳実感(ちくび)のおすすめ商品!【新生児~】
新生児におすすめのちくび
個数:1個入り
穴:丸穴
新生児期におすすめの一番小さいサイズのちくびです。このころの赤ちゃんには、少量ずつこまめにミルクをあげるので、小さめの160mLサイズの哺乳瓶とセットで使うのがおすすめですよ。こちらのちくびで飲む量の目安は10分で50mLです。新生児でも飲む量が多い赤ちゃんは、ワンサイズ大きいSサイズを使ってみても良いでしょう。
1ヶ月頃からおすすめのちくび
個数:2個入り
穴:丸穴
1ヶ月頃からの赤ちゃんにおすすめのちくびです。ちくびを選ぶとき、ママのおっぱいと同じように、1回の授乳で10~15分かけて飲むことが目安のひとつとなります。Sサイズのちくびで飲む量の目安は10分で100mLです。
1ヶ月頃の赤ちゃんは、新生児期よりも吸う力が強くなり、口の中も成長してきます。SサイズのちくびはSSサイズに比べて大きく、中身が出る量も多いので、赤ちゃんが快適に哺乳できるように成長に合わせてちくびをサイズアップすると良いですね。
3ヶ月頃からおすすめのちくび
個数:2個入り
穴:スリーカット
3ヶ月頃からの赤ちゃんにおすすめのちくびです。飲む量の目安は、10分で150mLです。Mサイズ以上のちくびは、穴が「Y」のような形をしたスリーカットになっており、赤ちゃんの吸う力によって出るミルクの量が調節できるのが特徴ですよ。
6ヶ月頃からおすすめのちくび
個数:2個入り
穴:スリーカット
6ヶ月頃からの赤ちゃんにおすすめのちくびです。飲む量の目安は10分で200mLです。個人差がありますが、このころの赤ちゃんは歯が生え始めており、ちくびを噛むことがあるため、破れたりちくびの穴が広がったりすることが増えるようです。2個入りなので、劣化を防ぐためにも交互に使うことをおすすめします。
9ヶ月頃からおすすめのちくび
個数:2個入り
穴:スリーカット
9ヶ月以上の赤ちゃんにおすすめの哺乳瓶です。飲む量の目安は5分で200mLです。ピジョンのちくびの中では最大サイズで、哺乳瓶の卒業時期まで使うことができますよ。離乳食が始まってからも1歳頃まではミルクをあげる場面が続くので、ストローやマグへ完全に移行する前まで使う機会がありそうですね。
ピジョンの母乳実感(キャップ・フード)のおすすめ商品!
おでかけや保管に便利なキャップ・フードのセット
個数:1個入り
赤ちゃんとのおでかけで哺乳瓶を持っていくときに便利なのが、母乳実感専用のキャップ・フードセットです。ちくびにほこりや汚れが付着するのを防いでくれるので、衛生的に持ち運ぶことができますよ。値段もお手頃なので、うっかりなくしてしまったり、壊れてしまったりした場合でも買い替えやすい点もうれしいですね。
ピジョンの哺乳瓶を楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonでピジョンの哺乳瓶の他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてみてくださいね。
一度試してみる価値あり
赤ちゃんとママやパパのことを考え、研究を重ねた結果生まれた「母乳実感」は、多くのママやパパたちに愛用されている哺乳瓶です。母乳とミルクの混合で育てようと思っているママや、一時的にミルクに切り替えるママにとって、乳頭混乱が起こりにくい「母乳実感」は心強い味方になってくれますよ。
また、ほかの哺乳瓶を試してみたけれど赤ちゃんが嫌がって飲んでくれないというときにも、「母乳実感」を試してみてはいかがでしょうか。実際に「この哺乳瓶なら赤ちゃんが飲んでくれた」という声が多く寄せられていますよ。哺乳瓶を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。