乳頭保護器で授乳トラブルを解決!おすすめ商品8選と選び方、使い方、注意点
赤ちゃんとママの特別な時間である授乳タイム。しかし、母乳をあげるとき、様々なトラブルが発生することも少なくありません。乳頭に傷ができてしまったり、スムーズに母乳をあげられない…という方必見!!乳頭保護器の使い方や選び方を知っていきましょう。
本ページはプロモーションが含まれています
この記事の監修
目次
乳頭保護器とは?
赤ちゃんが上手に吸えず、乳頭に傷ができたりすると痛みで授乳しにくくなります。また、乳頭の形が授乳に適さず、赤ちゃんが上手に吸えず悩んでいる方も少なくありません。そんな方におすすめなのが乳頭保護器です。
乳頭保護器は、シリコンなどでできたカバーをママの乳頭に被せて使用するもので、乳頭トラブルがあっても授乳を続けることができます。このアイテムを使うことによって、苦痛だった授乳タイムが幸せタイムにかわりるかもしれませんよ。では、乳頭保護器とは実際にどのようなものなのでしょうか?詳しく紹介していきたいと思います。
実は、乳頭保護器をおすすめしない助産師や産院があります。
乳頭から直接吸えなくなってしまう可能性があるからです。
また、保護器おすすめしない産院では、十分な授乳サポートがされていることが多く、すべての母親がそのサポートを受けられるとは限りません。
まだまだ施設によってサポート体制に差があるのが現状です。
そこで、私は乳頭保護器を使用することによって、母親が授乳しやすくなれば良いと考えています。
もちろん、保護器を使用してもうまくいかないこともあります。
しかし実際に、「使用して良かった」「そのうち保護器なしで授乳できた」などポジティブなお声をお聞きします。
1.傷ついた乳頭を保護する
赤ちゃんが強く吸ったり、噛んだりすことにより乳頭に傷ができたりします。ひどいときは出血を伴うことも。2時間・3時間置きの授乳では、なかなか傷は、治らず激痛のなかで授乳することもあります。そのような時に、乳頭保護器を乳頭に被せて使うことによって、傷の痛みの緩和、赤ちゃんが患部に直接触れるのを防ぐことができます。
2.赤ちゃんの授乳をスムーズにする
すべてのママの乳頭が授乳しやすいとは限りません。乳頭が大きすぎたり小さすぎたり、陥没・扁平していたりと上手く赤ちゃんが吸えない場合があります。そのような時にも乳頭保護器を乳頭に被せることで授乳をスムーズに行うことができるかもしれません。
3.乳頭保護器はニップルとも呼ばれる
乳頭保護器は、別名「ニップル」とも呼ばれています。商品を探す際に「乳頭保護器」だけで検索するのではなく、「ニップル」と検索することによって、より多くの商品を閲覧・選択することが可能になります。
乳頭保護器の選び方
乳頭保護器には、乳頭のサイズや傷の大きさによって数種類のサイズがあり、また、素材にもハードタイプとソフトタイプがあります。詳しく見ていきましょう。
1.サイズ
乳頭保護器は、複数のメーカーから販売されています。サイズがS・M・Lとあり、ママ自身の乳頭に合わせて選びます。商品に表記されている直径と乳首の直径を確認してより近いサイズを選びます。わからない場合は、助産師さんなどに相談すると良いでしょう。
2.ソフトタイプ
ソフトタイプの乳頭保護器は、薄いシリコン素材でママの乳頭の感触に近いものです。痛みを感じない程度の擦り傷がある方や乳頭が小さめの方におすすめです。薄手のため、傷を保護する力は弱いので、傷が深い方には少し痛みを伴いますが、赤ちゃんが違和感なく母乳を飲めるというメリットがあります。また、乳頭を刺激しながら授乳ができます。
3.ハードタイプ
ハードタイプの乳頭保護器は、ソフトタイプよりも厚みがあり、哺乳瓶の乳首のような形をしています。乳頭に深い傷や激しい痛みを伴う方や乳頭が陥没している方におすすめです。特に傷が深く痛みを伴う場合に、使用すれば痛みをかなり緩和しながら授乳することができるメリットがあります。
その反面、ママの乳頭との違和感が強く、感触を嫌がったりします。また、赤ちゃんの口と乳頭の間にワンクッション置くことになるので赤ちゃんは直接母乳を吸うよりも吸う力が必要となるので授乳時間が長くなったり、授乳の間隔が狭くなる可能性があります。
乳頭保護器の使い方
便利な乳頭保護器ですが、購入すると取扱説明書が添付されていますので、よく確認して使用してください。ここでは基本的な使い方について説明していきたいと思います。
1.乳房マッサージをする
直接母乳を吸う場合より、乳頭への刺激が少ないのであらかじめ乳房を念入りにマッサージして母乳を出しやすくします。上下に軽くゆすったり、脇から乳頭に向けて軽くさする、乳頭をつまむようにして刺激を与えると良いでしょう。
乳頭保護器を装着したら、母乳が出やすいように少し前かがみになりながら、乳房全体を手で揉みこむようにマッサージをすると母乳が出やすくなります。
2.通気孔を上にして乳房にかぶせる
乳頭保護器のソフトタイプの一般的な形は、円形部分の上だけが無くなった半円形です。半円になっている部分が通気孔となっており、赤ちゃんが授乳時に乳頭を口に含んだ際、赤ちゃんの鼻に保護器が当たらないようにするためです。半円形といっても、乳頭保護器は、薄い膜のような素材なので装着時はカーブに合わせてピタッと付きます。
一方、ハードタイプは哺乳瓶の乳首の形をしており、通気孔を上向きにしてママ自身の乳首に触れないよう乳房にかぶせます。周囲を手でおさえながら胸に密着させるようにつけます。
4.先端に溜めた母乳を吸わせる
乳頭保護器の先端に少し搾乳して母乳を溜めます。乳頭保護器を装着して直ぐにそのまま吸わせると、赤ちゃんは嫌がって吸わなくなってしまう場合もあります。搾乳する際には、親指と残りの4本の指で胸を挟むようにして搾乳します。少しずつ位置をずらしながら挟むと、母乳が出やすい位置が見つかりますのでその位置を覚えておくといいでしょう。
先端にためた母乳を吸わせることにより、乳頭保護器から母乳が出てくることが分かり、吸いつきやすくなります。乳頭保護器に抵抗なく吸いつけると、その刺激で母乳が次々とでてきます。そのまま、普段通りに母乳を飲ませてあげましょう。最初は、乳頭保護器がはずれてしまったり、上手くいきませんが慣れればスムーズに授乳ができるようになります。うまく母乳が出てこない場合は、乳頭保護器が乳房に密着していない可能性がありますので確認してみてください。
乳頭保護器を使うときの注意点
乳頭保護器は大変便利なものですが、使う際にはいくつか注意点があります。ここでは、乳頭保護器を正しく安全に使用するための注意点について解説します。赤ちゃんとママの授乳を快適にするためのものですから、正しく安全に使いたいですね。
1.傷が痛むときは無理をしない
乳頭保護器をすることによって、より痛みがあったり、出血したりする場合には無理をせずに使用を中止したほうが良いでしょう。搾乳したものをあげたり、無理せず粉ミルクを使用しましょう。授乳している際は、「母乳をあげなくちゃ!」とママが義務感に襲われますが、赤ちゃんは粉ミルクでも大丈夫ですから無理せずにゆったりした気持ちでいて下さいね。
2.乳頭保護器の向きの注意する
乳頭保護器には向きがあります。通気孔がある場合には通気孔が上となることがほとんどです。通気孔がない商品もありますので、その際は添付の説明書を読んで向きを確認しましょう。向きを間違えてしまうと、乳房にフィットしなかったり、赤ちゃんが上手に母乳を吸えなくなったりします。せっかくのお助けアイテムですから、上手に活用して快適な授乳タイムにしたいですね。
3.清潔に保つ
乳頭保護器は直接赤ちゃんの口に入れるものですから、清潔に保つようにしましょう。消毒方法は、赤ちゃん専用消毒液につける方法・専用の容器に水をいれて電子レンジで消毒する方法・鍋に水を入れて沸騰させ5分ほどに待つ煮沸消毒する方法などがありますので、自分に合った消毒方法で清潔に保つように心掛けましょう。
おすすめ乳頭保護器8選!
乳頭保護器は実に様々なメーカーから販売されています。母乳育児を助ける乳頭保護器。今回は、おすすめの乳頭保護器とその特色について紹介していきたいと思います。選ぶ際の参考になれば幸いです。
1.ピジョン 乳頭保護器 ソフトタイプ
ピジョンのソフトタイプは、薄くて柔らかいシリコンゴム素材です。乳房にフィットしやすく、違和感が少ないので、赤ちゃんが飲みやすいのが特徴です。赤ちゃんの鼻が保護器に当たらないように半円形に上部がカットされた形状や、吸いやすい硬さなど、赤ちゃんが嫌がらない工夫もたくさん詰まっていますよ。M/Lサイズがあります。
2.ヌーク 乳頭保護器
ヌークは、ドイツのメーカーです。搾乳機でも有名ですね。ヌークの乳頭保護器は、コンパクトで赤ちゃんの頭がママの乳房に直接触れるため、ママと赤ちゃんが密着して安心して母乳を飲むことができるといいます。ケースがついているので、持ち運びにも便利です。サイズもM/Lサイズがありますので、ご自分の乳頭のサイズに合わせて購入下さい。
3.メデラ medela 【日本正規品】 コンタクトニップルシールド
スイスのブランド「メデラ」の乳頭保護器は、波型カットがポイントです。赤ちゃんと乳頭の密着性が強く、母乳を飲みながらママのにおいを感じることができるので、安心して飲んでくれますよ。2個セットになっており、外出時も持ち歩けるように専用ケースが付いています。口コミでも高い人気があります。
4.カネソン ママニップルシールド
カネソンの「ママニップルシールド」は、乳頭が小さい・陥没しているなど悩んでいるママさん方にお勧めです。乳孔部分がY字にカットされているので、赤ちゃんの飲む力にあわせた母乳が出てきます。むせや吐き戻しがしにく設計になっているそうです。また、専用ケースがそのまま消毒容器としても使えるようになっており、衛生面でも安心です。
5.ピジョン 乳頭保護器 授乳用 ハードタイプ
ピジョンのハードタイプ乳頭保護器は、乳頭の大きな方や乳頭の傷が深くてソフトタイプは使えないというママにおすすめです。赤ちゃんの口にフィットする「母乳実感乳首」形状で、ママのおっぱいを飲むときに近い舌の動きができるので、違和感が少ない商品です。また、透明のシリコン素材で、赤ちゃんが母乳を飲めているかがひと目でわかるのもポイントです。
6.カネソン ママニップルガード
カネソンの「ママニップルガード」は、乳頭下部がくぼんだ独自の形状です。乳房からはずれにくく、赤ちゃんがくわえやすくなっています。また、電子レンジ消毒が可能な保護ケースが付いているので、衛生状態が気になるママにとっても嬉しい商品です。
7.カネソン プチパッドα 乳頭補正器
乳頭保護器ではありませんが、陥没乳首で、赤ちゃんが上手に母乳を吸えないかも。。という不安があるママはこちらを試してみるのはいかがでしょう。つけておくだけで、乳頭部分を引き出してくれるアイテムです。普段の生活でブラジャーの下につけておいたり、気軽に試せるのもおすすめポイントです。まだ授乳が始まっていない妊婦さんがケアするのにも使えます。
8.メデラ medela 【日本正規品】 乳頭保護 ニップルフォーマー
こちらは、授乳の際に使用する乳頭保護器ではなく、日常生活で乳頭に痛みや亀裂がある場合、衣類と擦れないよう保護してくれる商品です。柔らかく柔軟性のあるシリコーン製のパッドは、
おっぱいにもフィットし快適にご使用いただけます。ブレストシェルの穴があいた部分に、乳頭がくるように装着します。
著者の乳頭保護器を使用した体験談
著者は、2人の娘を出産しましたが、二人とも乳頭保護器を使用しました。娘たちの吸う力が強く、授乳のたびに出血していました。一度は、娘が大量の血を吐いてしまい慌てて病院に行ったら、著者の乳頭の傷から出ていた血を飲んでいたのが原因だったこともあります。
メデラとピジョンのソフトタイプの乳頭保護器を使用していましたが、授乳の際は多少の痛みはありましたが直に吸われるよりはるかに痛みが少なく、授乳がしやすかったです。ただ、乳頭保護器をはずすタイミングが難しいのです。乳頭保護器に慣れてしまうと、直の乳頭に違和感を感じなかなか吸ってくれず授乳に時間がかかったりします。そのような場合も焦らずに、気長に赤ちゃんと向き合って乗り越えて下さいね。
乳頭保護器を楽天・Amazonでチェック!
楽天・Amazonで乳頭保護器の他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。
乳頭保護器を使用して充実した授乳タイムにしましょう
日に何度も行う授乳タイムが、痛みが伴ったり赤ちゃんが上手に吸えなかったりすると、ママはかなりの苦痛やストレスを感じてしまいます。ぜひ、乳頭保護器を使用して充実した授乳タイムを過ごしてくださいね。
ただ、乳頭保護器を使用しても、授乳が難しい場合もあると思います。その場合は、助産師に相談したり粉ミルクを利用したりするなどフレキシブルに対応してくださいね。みなさんの授乳タイムがすてきな時間になりますように、参考になれば幸いです。