更新日:2017年04月21日

母乳育児でおっぱいが張らない!差し乳と溜まり乳の原因と対策

母乳育児をしているお母さんのおっぱいは張るものだと思われがちですが、実はおっぱいが張らないこともあるのです。母乳育児でおっぱいが張らないなんてどんな時?と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、母乳育児でのおっぱいが張らない原因と対処法をご紹介いたします。

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おっぱいが出る仕組み

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母乳はお母さんの血液からできています。赤ちゃんがお母さんのおっぱいを吸う事で、お母さんの脳に伝わり脳下垂体という場所からプロラクチンというホルモンが分泌され、お母さんの体に指示をだし、乳線に張り巡っている毛細血管へと大量の血液が流れます。そして毛細血管から、母乳に必要な栄養や免疫などの成分を抽出して母乳が作られています。

通常、乳頭の筋肉は乳汁が溢れないように収縮しているのですが刺激に敏感な知覚神経が集まっているため赤ちゃんが乳首をくわえて吸うことにより神経が刺激され乳頭の筋肉は緩み、さらに視床下部を刺激し下垂体後葉からオキシトシンというホルモンが分泌され乳汁を乳房から積極的に押し出すのです。

お母さんの体内の女性ホルモンと赤ちゃんがおっぱいを吸う行為、この2つの要因があってこその母乳なのですね。さて、母乳育児をしているとどうやら溜まり乳(おっぱいが張る人)と差し乳(おっぱいが張らない人)のどちらかに分かれるようです。

おっぱいが張らない(差し乳)ママの特徴は?

産後しばらく経ってもおっぱいの張りを感じない、産後初めの方は母乳の出る量がとても少ない、授乳の間隔があいたとしてもおっぱいが張らない、搾乳しても出る母乳の量は少ない、が差し乳ママの主な特徴です。

おっぱいが張らない(差し乳の)原因は?

赤ちゃんが3か月くらいになると一度に飲める量も増えるため〝母乳が溜まって張っていたおっぱい〟から〝赤ちゃんが吸うたびに母乳が作られるおっぱい〟に変わったことにより、おっぱいが張らなくなったものと考えられます。

おっぱいが張らない時の対策

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定期的に授乳する

おっぱいが張らないとつい授乳間隔を開けてしまいがちですが、赤ちゃんが乳首を吸うことによりプロラクチンやオキシトシンが分泌され母乳が作られ、胸が張ります。それにより、授乳リズムができ、乳腺の開きにもつながるので定期的な授乳をおすすめいたします。

授乳前にマッサージする

〝赤ちゃんが吸うたびに母乳が作られるおっぱい〟は母乳が出るまでに時間がかかってしまうことがあるため、授乳前に指で乳首のマッサージをすると刺激になり母乳が出やすくなると考えられています。強くマッサージをすると乳首を傷つけてしまうので優しくゆっくりマッサージすることをおすすめします。

短時間で左右のおっぱいを交互に授乳する

おっぱいが張らないと母乳の量が少なく足りていないのでは?と心配になることもあると思います。母乳が出にくくなってきたら、違う方のおっぱいに、また出にくくなってきたら違う方のおっぱいに、と短時間で交互に母乳を飲んでもらうことをおすすめします。そうすることにより、母乳の量が増えるのです。

水分を多めに摂取する

母乳育児をするお母さんの1日の水分摂取目安量は1Lと言われています。おっぱいが張らない場合でも、しっかりと水分補給をすれば母乳量を増やす手助けにもなります。

おっぱいが張りやすい(溜まり乳)の特徴と原因

溜まり乳ママの特徴

産後すぐおっぱいが張り母乳がよく出る、授乳の間隔があくとおっぱいがパンパンに張り痛むことがある、甘いものや高カロリーのものを食べるとおっぱいが張る・詰まる、搾乳すると多量の母乳が出る、が溜まり乳ママの主な特徴です。差し乳ママの特徴とは正反対ですね。

溜まり乳の原因

赤ちゃんが飲む母乳量よりも、作られる母乳量の方が多いために赤ちゃんの飲み残した母乳が少しずつ乳房にたまっていくので、それに伴い強い張りや痛みが出てくるものと考えられます。

溜まり乳のママは乳腺炎になりやすい?

溜まり乳は、授乳間隔が少しでもあいてしまうと張って痛く、しこりがよく出来て母乳が詰まってしまいます。そのため、乳腺炎になりやすいのです。溜まって時間が経った母乳は赤ちゃんにとっては美味しくないものになるので、赤ちゃんは母乳を飲むのを嫌がることがあります。また、口の中で母乳が噴射するので飲みにくくなります。

乳腺炎を防ぐためには

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まとめ

このように、張らないおっぱいだからといって母乳が出ないわけではないのです。張らないから母乳が出ないと諦めてしまっては、母乳が出るようになるせっかくのチャンスを逃してしまうことになります。母乳が赤ちゃんにとって必要な量が出るようになるためにも、赤ちゃんにおっぱいを吸わせてあげてくださいね。

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