生後11ヶ月の授乳回数は?夜間授乳・寝かしつけどうしていた?先輩ママの体験談を紹介!
生後11ヶ月頃の赤ちゃんは日に日に好奇心や自己主張が強くなります。つかまり立ちで上手に伝い歩きをする子、早いと一人歩きを始める子もいます。目が離せない一方、ますますコミュニケーションが楽しくなる時期です。ままのてでは11ヶ月の赤ちゃんの授乳回数、夜間授乳や寝かしつけについて、体験談をふまえて解説します。
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目次
生後11ヶ月の授乳回数の目安
赤ちゃんが生後11ヶ月になると、授乳頻度により差はあるものの7割前後の栄養を離乳食から摂るようになっています。今回アンケートに協力してくれたママには、すでに卒乳に向けて準備を始めているママ、卒乳が完了したママもいました。
生後11ヶ月頃の赤ちゃんの授乳回数や量は離乳が進まないようであれば、授乳頻度を落としたほうが良いといわれています。ミルクであれば一日500ml程度、母乳であれば1日2,3回の授乳で離乳食を補足する程度に抑えるのが理想的とされています。
一方、母乳に関しては欲しがるだけあげてよいと、自治体の保健センターでは指導されることも多いようです。WHO(世界保健機関)でも、離乳食(補完食)を始めたあとも子どもが欲しがるたびに授乳は続けるよう推奨しています(※1)。
また離乳食や授乳から栄養があまり摂れていないと感じる場合にはフォローアップミルクを飲ませるママもいます。フォローアップミルクは、離乳食期の栄養補助の目的で飲ませるもので、必ずしも飲ませないといけないものではありません。かかりつけ医や保健師など専門家に相談して利用を検討しましょう。
生後11ヶ月頃になると卒乳・断乳を意識して焦ったり迷ったりするママもいるかもしれません。復職に向けて計画的に卒乳を進めたいというママの気持ちや、授乳のスキンシップを恋しがる赤ちゃんの気持ちなど、バランスを見て母子のペースで卒乳・断乳を進めるのが良いでしょう。
生後11ヶ月の赤ちゃんの夜間授乳と寝かしつけ
生後11ヶ月になると赤ちゃんが甘えるようになり授乳回数が増えたというママ、寝かしつけのタイミングだけ赤ちゃんがおっぱいに寄ってくるという体験談もありました。これまでおっぱいやミルクで寝かしつけをしていたママは、これからどうやって寝かしつけようか心配になることもあるでしょう。
まずは日中たくさん動いてもらって、お昼寝、お風呂、寝かしつけのリズムを作るように心がけましょう。生活リズムが整ってくると、無理に寝かしつけなくても赤ちゃんは決まった時間に自然に眠くなるようです。また、添い寝して絵本を読む、背中をトントンとするなど、授乳のかわりの入眠の儀式をつくってみてはいかがでしょうか。
生後11ヶ月の授乳体験談
ままのて編集部に寄せられた、先輩ママの体験談をご紹介します。
我が家の子どもはそれまで母乳で育ててきたせいか、ママのおっぱいが大好きで、生後11ヶ月頃はまだ卒乳できるような様子はまったくありませんでした。
私は母乳の出があまり良くなかったので、生後11ヶ月頃にはおっぱいはあまり出ていなくて、ほとんど形だけの状態だったので早く卒乳させたかったのですが、ママとの大切な絆だったのか、なかなかおっぱいから離れてくれませんでした。
母乳の出を補うためにあげていたミルクは、このころにはフォローアップミルクに変えて、食事の後などに50mL~80mLぐらい飲ませてあげていました。
授乳はこの時期もうほとんどありませんでした。6ヶ月ほどで母乳のほうはえずくのでやめていました。ミルクも栄養補助の形に切り替わっていたので1日のミルクの量はおやつに少し飲むのと、寝る前に飲むのと2回をあわせて200~300mLほどでした。
母乳のほうは止まっていたので離乳食が順調なのはかなり助かりました。お茶をたくさん飲んだりしたときはミルクが減ったり、食べられないときは500mLほど飲む日も何日かありました。
卒乳に向けてのタイムリミットがやってきました。我が子は授乳回数が少なくなりつつあり、でも離乳食はまったく食べません。ちなみに計画卒乳予定だったので段々と回数を減らし出しました。
1日朝昼のご飯後は必ずで、昼寝の授乳をなくしだしたり、寝る前のそい乳を辞めたりして授乳回数を減らしながら牛乳に切り替えてあげました。フォロミーアップはまったく飲まなかったのであげていません。鉄分が不足するのでチーズは欠かせませんでした。
嫌がっていたミルクも飲むようになり、母乳も飲みました。ですが、離乳食ももう後期なのでだんだん飲む量は減り、ミルクはフォローアップでした。作ってもあまり飲まないこともありました。
母乳は寝るときには特に恋しくなるようで、胸に顔をすり寄せて欲しがってきました。飲むには飲みますが、安心感を得るために飲むという感じだったように思います。保育園に入ることを考えて、日中はミルク、夜は母乳という形で慣れさせていました。
生後7ヶ月から保育園に通わせていたので、もともと日中の授乳はなく1日多くて4回くらいだったと思います。11ヶ月頃には、食欲も旺盛になりお茶や温めた牛乳を飲むようになっていました。
母乳の出る量が減ってきていたのか、寝る前の授乳のときも噛まれることが多かったです。スムーズに卒乳できるよう、生後11ヶ月頃には添い寝で寝かしつける練習を始めていました。
生まれたときから完全母乳で育てていて、どうしても哺乳瓶でミルクを飲んで欲しいタイミングでも完全に拒否。私が寝ていれば、パジャマをめくって勝手におっぱいを飲んでいた、おっぱい大好きおっぱい星人の娘が、ある日突然自然卒乳を迎えたのは、生後11ヶ月頃のことです。
自然卒乳を迎える前日まで、離乳食3回+おやつ2回をもりもり食べているのに、1日の授乳回数は約4回。1歳で断乳すると決めていたので、この子は大変そうだなーと思っていたところ、急にピタっと飲まなくなってしまったので。授乳の体勢にしてみると、おっぱいを見て笑う始末。スムーズでありがたいけど、寂しいおっぱい生活の最後でした。
1歳から保育園に通い始める予定だったので、あと1ヶ月で卒乳しようとしていました。少しずつ授乳を減らそうとしていて、11ヶ月の初めの頃は1日5~6回授乳していましたが、11ヶ月の終わりのほうでは4回に減らしていました。
私の母乳の状態も、トラブルをさけたかったので、朝の授乳は最初にやめ、胸が張って痛くならないように、母乳が詰まらないように工夫しました。授乳回数は、赤ちゃん本人にはわからないくらい、少しずつ回数を減らしたので、無理に欲しがられることはありませんでした。
生後3ヶ月までは母乳が主でしたが、5歳上の長男が入退院を繰り返していたので、だんだん粉ミルクに移行しました。母乳は足りているか否かの見極めが難しく、一時期「泣く→授乳」というパターンになり、体重が極端に増えているのでは?と思えました。健診で相談すると、やはり泣いたからといっておっぱいをくわえさせるのはあまり感心できないといわれ、以後離乳食の回数を増やしつつ、ミルクは栄養補助のような役割にシフトチェンジしていきました。
母乳とミルクの混合で育ったかたちになりましたが、心身ともに成長には影響ありませんでした。授乳する人が赤ちゃんをしっかりと見て、愛情をかけてあげるのが赤ちゃんがおいしく飲む秘訣だと教わりました。
夜、添い乳をしたまま寝てしまった時のこと。夢を見ていたら突然おっぱいに激痛が走り飛び起きました。おっぱいを見るとなんと流血!子どもはすっかり寝付いていたのですが、おっぱいはずっと加えていたようで、何かの拍子に噛み締めた模様。
おっぱいが切れたのは初めての出来事だったので、あたふた。とりあえず乳頭保護クリーム(私は「ランシノー」という製品を使用)を塗った上に小さく切ったラップを被せ乳頭をケアしました。噛まれた後の授乳はドキドキでしたが意外にも痛みはなく、安堵したのでした。
11ヶ月にもなると、離乳食も3回になるので授乳の回数が減る人も多いと聞きますが、我が子はまったく回数が減りませんでした。むしろ、甘えておっぱいを吸う回数が増えたような気がします。
実際、おっぱいを飲んでいるかと言うと、ほどんど飲んでいないように感じました。ただくわえて、安心しているようでした。1日のおっぱいの回数を決めて飲ませている友人などもいましたが、我が家は飲みたいときに飲みたいだけ与えていたので、おっぱい星人になってしまいました。それでも、授乳しているときの幸せは母親の特権だと感じました。
生後11ヶ月は食べることがメインになってくる時期
生後11ヶ月の赤ちゃんは、離乳食もすっかり板についてきて、卒乳を考え始めたという声も多く聞かれました。一方で赤ちゃんが甘えるようになり、「授乳回数が増えた」というママもいました。
生後11ヶ月にもなると、赤ちゃんの個性や主張がでて、ママの悩みもさまざまでしょう。授乳の回数が多い、増えた、自然に飲まなくなるというのも、赤ちゃんの気持ち次第と大らかに受け止められると良いですね。