母乳の冷凍保存におすすめの母乳パック4選!使い方、選び方、保存期間をご紹介!
母乳を保存しておきたいと思ったとき、便利なのが母乳パックです。衛生面や安全性に配慮された作りのため、雑菌の混入が防げますし、パックごと冷凍保存も可能です。母乳パックの使い方と、おすすめの商品を紹介します。
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目次
母乳パックとは?いつ使う?
母乳パックとは、搾乳した母乳を一時的に保存するための専用の袋のことです。パックの中は滅菌されており、衛生的に扱える工夫がなされています。搾乳量がわかるように目盛りがついていたり、保存期間を忘れないよう搾乳した日付を書くスペースが設けられていたりと、母乳を安全に取り扱えるように配慮されています。
母乳パックは、母乳を短期間冷蔵・冷凍保存するときに役立ちます。母乳の保存期間の目安ですが、搾乳直後の母乳を保存する場合、冷蔵であれば24時間以内、冷凍した場合は1か月以内に使い切ることをおすすめします。
もっと長い期間保存自体はできるようですが、家庭用冷蔵庫は開け閉めの回数が多く、庫内の温度が高くなりがちです。また、他の食品と一緒に保存するため雑菌にさらされやすいことから、なるべく早めに消費することが望ましいとされています。
冷凍保存した母乳は、冷蔵庫に移すなどして解凍してから使います。例えば、NICUに入院中の赤ちゃんに母乳を持って行ったり、保育園に預けて昼間の哺乳に利用したりできます。陥没乳頭など、何らかの事情で赤ちゃんに直接母乳をあげるのが難しい場合にも活用されています。
母乳パックの使い方と選び方
母乳パックの一般的な使い方を紹介します。
1.搾乳器などを使い、母乳を清潔な容器(消毒した哺乳瓶など)に入れます。
2.よく手を洗い、母乳パックの切りこみ口をヘッダーにそって切り取り、母乳パックを開封します。
3.母乳パックの開封方法に従い、袋の口を広げます。このとき指などで内側を触ってしまうと、雑菌繁殖の原因になりますので注意しましょう。また、同じく雑菌が混入する可能性があるため、息を吹き込んで袋をふくらませてはいけません。
4.搾乳した母乳をゆっくりと母乳パックの中へ注ぎ入れます。このとき、母乳パックに表示してある最大容量表示のラインを超えて、母乳を入れないようにしてください。規定の量以上に母乳を入れて冷凍すると、膨張して母乳がもれたり、パックが破損したりする可能性があります。
5.母乳パックの中の空気をできるだけ抜いて、チャックで封をします。口部分を数回折り込み、テープで固定します。※封入方法はメーカーや商品によって異なります。
6.搾乳日や容量、名前など必要な項目を記入し、冷凍します。
母乳パックは衛生面に配慮された商品を選びましょう。サイズが複数あるので、月齢に合った量の母乳パックを利用します。上部のジッパーで開ける部分が大きく開き、マチがあって自立するものだと、パックに母乳を入れるときに安定するのでおすすめです。
母乳パックのおすすめ商品4選
おすすめの母乳パックを5つピックアップしました。開封方法などに違いがあるため、好みの母乳パックを見つけてくださいね。
メデラ 母乳保存バック
容量:150mL
数量:20枚
メデラの搾乳機に直接装着できる便利な保存バックです。ボトルを消毒してから搾乳し、母乳パックに移し替えるという手間がかからないので、何度も搾乳をする必要がある方に特におすすめです。
底にマチがあり自立するため、冷蔵庫・冷凍庫の中でも保管場所に困りません。冷凍庫焼けを防ぐ2重構造になっているので、母乳の質をしっかりと守ってくれますよ。
ピジョン 母乳フリーザーパック
容量:80mL
数量:50枚
衛生面を配慮した設計になっており、手で触れたヘッダー部分を切り取ってから保存することができます。口元が広いため、搾乳した母乳を入れるのも不要な空気を抜くのも簡単です。
パックの上部分から母乳を入れ、使用時にはパックの下部分をカットするという設計になっていて、雑菌ができるだけ混入しないようになっています。
カネソン 母乳バッグ
容量:100mL
数量:50枚
外側にナイロン、内側にポリエチレンを使った二重構造になっていて、マイナス85℃の冷凍にも耐えられる強度があります。搾乳した母乳を移し替えるときに指が袋の内部に当たらないよう、つまみを引っ張ってパックの上部を開く設計になっています。
内部を一度も外気に触れさせない独自の製法で製造されていて、病産院からの信頼も厚い母乳パックです。
チェラッブ 母乳&ベビーフード パック
容量:150mL
数量:10枚
ヘッダーから搾乳した母乳を入れたら、袋の横についているキャップから母乳を注げるようになっています。
UV滅菌済みなので安全性が気になるママにもおすすめです。母乳の保存が不要になってもスプーンが付属しているので、離乳食の携帯袋として活用できるのが良いですね。
その他のお役立ちグッズと代用品
母乳パック以外の母乳保存アイテムについてもご紹介します。
メデラ 母乳ボトル
容量:150mL
数量:3本
すべてのメデラ社製搾乳機に取りつけることができる母乳ボトルです。母乳の保存に最も安全といわれているポリプロピレンで作られています。
ボトルのまま冷蔵・冷凍保存できるため、母乳パックに移し替える手間がありません。また消毒して繰り返し利用できるためとても経済的です。
ピジョン母乳保存用哺乳瓶キャップ
ピジョンの哺乳瓶につけて、衛生的に母乳を密閉保存できる哺乳瓶キャップです。指かけ穴がついていて、お湯に触れずに湯せんができるようになっています。突起つきで冷蔵庫や冷凍庫に寝かせておいてもこぼれたり転がったりしません。
メモリダイアルがついているので、搾乳した時間を記録しておくことができます。
引用元:www.amazon.co.jp■この商品に関する口コミ
・温めるときに斜めになってもこぼれないので使い勝手が良いです。
・一般的な哺乳瓶のフタのまま冷蔵庫や冷凍庫で保存するのは衛生面で抵抗があったので、この商品を愛用しています。
ジップロックでも代用できる?
母乳パックと似た形状のため、ジップロックのようなキッチンバッグで母乳を保存することができないか、考える方もいるようです。
キッチンバッグは食品を包むことを前提に作られてはいますが、滅菌処理は行われていないものがほとんどです。生まれて間もない赤ちゃんに飲ませる母乳を保存する容器としては、衛生面の観点からおすすめできません。
母乳を保存するときは、消毒できる容器か、もしくは滅菌処理されているものを使いましょう。
母乳パックを楽天・Amazonでチェック!
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正しい取り扱いで母乳を衛生的に保存しよう
母乳を保存するときに、一番気になるのはやはり衛生面です。赤ちゃんの身体を守るためにも、搾乳前には手をしっかりと洗い、消毒した哺乳瓶を使いましょう。搾乳したらすぐに新しい母乳パックに入れる、冷蔵・冷凍した母乳はなるべく早めに使用するなど、取り扱いには十分に気をつけたいですね。