【助産師監修】ピュアレーンとは?授乳中のおっぱいケアにおすすめのクリーム
ピュアレーンをご存じでしょうか?乳首の潤いを保つことができるクリームで、授乳中のおっぱいケアに便利なアイテムです。ここでは、授乳中におこりやすい乳房のトラブルや、ピュアレーンをはじめとする乳頭ケアクリームをご紹介します。乳房のトラブルへのの対処法、ケア法についても参考にしてみてくださいね。
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この記事の監修
目次
ピュアレーンとは?
天然乳頭ケアクリーム
ピュアレーンは乳頭用ケアクリームで、母乳育児用品のメーカーとして有名なMedelaが作った妊娠中や授乳中の乳首に直接塗って使用するものです。妊娠中や授乳中には、さまざまな刺激によりおっぱいトラブルが多く、ケアが必要。天然成分から作られているため、赤ちゃんがなめても良い素材で作られています。
純度の高い天然ラノリンを使用
ピュアレーンは、天然ラノリン100%。ラノリンとは羊毛から抽出した羊毛脂のことで、保湿効果があり、塗ることで乾燥や刺激から皮膚を保護しやすいといえるでしょう。
授乳前にふき取らなくても良い
天然ラノリン100%で、添加物や保存料を一切使用していません。赤ちゃんが口に含んでも安心で、授乳前にふき取る必要がありません。赤ちゃんが泣いたときや夜中の授乳など、ふき取らずにそのまま授乳できるのはうれしいですね。
赤ちゃんのお肌にも使える
ピュアレーンは、乳頭ケアのためのクリームとして販売されていますが、赤ちゃんのお肌にも使えます。赤ちゃんのお肌はデリケートなので、かさついたり赤くなったりしたときはスキンケアが必要です。天然ラノリン100%なので、赤ちゃんのスキンケアにも使えます。
授乳中の乳頭トラブルとは?予防法はあるの?
乳頭トラブルの原因
母乳育児中は、赤ちゃんが一日に何度もおっぱいを吸ったりくわえたりするため、乳首が刺激を受けて傷つきやすくなります。特に最初の数ヶ月はママの乳首がまだやわらかくなっていなかったり、赤ちゃんが乳首をくわえるのが上手でなかったりするため、乳頭トラブルを起こしやすいでしょう。
産後すぐは授乳の回数も多く授乳時間も長いため、乳首・乳頭が刺激を受けやすい状況になります。特に初産の場合乳首はまだかたく、皮膚がまだ柔らかいため、赤くなって痛みを感じるママが多いようです。さらに、授乳初期はおっぱいも張りやすく、下着による摩擦でも痛みを感じやすくなります。
赤ちゃんの歯が生えてくると、赤ちゃんに乳首を噛まれるママも多いでしょう。おっぱいを噛まれると痛いだけでなく、傷ができてしまったり出血したりと、その後の授乳がつらいですよね。傷が治らないうちにまた授乳をしなければならないのは大変です。
しかし授乳中に痛みを感じても、授乳をやめることは簡単ではありません。痛みを我慢して授乳するとさらに刺激となり、痛みや傷が悪化しやすくなります。
乳頭トラブルの予防法は?
赤ちゃんとママが授乳に慣れるまでは、どうしても乳頭トラブルはおこりがちです。しかし、少しのコツで乳頭トラブルを未然に防いだり、症状を軽くしたりすることができます。乳頭トラブルを予防するために、下記のことに注意をするようにしてみてください。
・乳輪までしっかり深くくわえさせる
・授乳のポジションを変える
・おっぱいを長時間同じ方向からくわえさせない
・授乳後は赤ちゃんを無理に引きはがさない
(赤ちゃんの口にママの小指をかけて圧を抜き、乳頭がひっぱられないようにする)
・授乳前に乳頭をマッサージする
・おっぱいが張っているときは少し絞って授乳する
おすすめの乳頭ケアクリーム5選
1.ピュアレーン
塗ることで乳頭を保湿、保護できます。天然ラノリンが100%使用され、授乳前にふき取らずに授乳できます。赤ちゃんのスキンケアにも使えるので一本あると良いでしょう。
2.ランシノ―
天然成分ラノリン100%なのでおっぱいのケアだけでなく、赤ちゃんのお肌にも使えますよ。
3.ラノリンクリーム
イスラエル発、ママと赤ちゃんのための「マミーケア」から発売されている「ラノリンクリーム」です。ラノリン100%で、デリケートなお肌のケアにも使えます。
4.ピアバーユ
カネソンのピアバーユは、授乳で本当につらいときに大変助かった乳首ケアグッズです。切れた乳首をケアするために、授乳や搾乳をした後は毎回付けるようにしていました。赤ちゃんが舐めても安心な馬油のため、次に授乳するときにふきとらなくても大丈夫なのが嬉しいポイントです。これを付けて、母乳パッドを被せ、乳首が下着と接触しないように必死にケアをしました。少しの量だけでも出しやすく、小さいので携帯にも便利ですよ。防腐剤無添加なのもおすすめのポイントです。
こちらは低温抽出した馬油を使用したナチュラルオイルです。a-リノレン酸などの豊富な栄養素を含んでいます。オイル状なので良くのびてお肌に馴染みます。香料・防腐剤無添加で馬油99.9%と純度が高いのも特徴です。
5.ニプルペール
トウモロコシ、ヤシから抽出したアミノ酸のオイルと、食用としても利用できるヒマワリ油から作られた植物性の保護クリームです。オイルタイプなので使いやすく便利ですね。
乳頭ケアクリーム以外の対処法
乳頭保護器をつける
乳首に痛みや傷があるときは、乳頭保護器を使うことで乳首を保護しながら授乳ができます。乳頭保護器は薄いシリコンゴムなどでできており、乳首にフィットさせた状態で授乳をします。痛みや傷からの保護だけでなく、扁平、陥没乳首や乳首が小さいなど、赤ちゃんが吸い付きにくい場合にも役立ちます。
痛みが強いときは、搾乳して哺乳瓶で与える
痛みが強いときには無理をせず、搾乳して哺乳瓶で与える方法もあります。粉ミルクを使うこともできますが、急に授乳回数を減らすと作られた母乳によっておっぱいがパンパンに張ってしまい、痛みが強く出たり、乳腺炎の原因になることもあります。いつもの授乳回数にあわせて搾乳するよう心がけましょう。
キズパワーパッドを使う
ネットなどで、乳頭の傷にキズパワーパッドが効くという口コミを目にします。傷なので確かに効果的で、はやく傷が治るようにうながしてくれます。痛みが強く、早く治したいという場合にはとても便利ですね。
ただし、貼ったまま授乳すると、赤ちゃんが誤ってキズパワーパッドを飲み込んでしまう恐れがあり、大変危険です。しっかり貼ったつもりでも、よだれや母乳などによってはがれやすくなります。キズパワーパッドを使用するときには、貼った側は搾乳して哺乳瓶などで与えるなど、直接赤ちゃんが触れないような配慮が必要です。
ピュアレーンに関する体験談
乳頭トラブルとピュアレーンの使用について、ままのてに寄せられた体験談を紹介します。
ふたりの子どもの授乳中にピュアレーンを使用していました。まだ入院中に頻回の授乳で乳頭の痛みが出てしまい、産院ですすめられて使用してみました。塗った後ふき取らずに授乳できるので、安心して使っていました。たっぷり塗っていたので、さすがにガーゼでささっとぬぐっていましたが、しっかりふき取らなくて良いのは本当に安心でした。
乳頭トラブルがあるうちは授乳後に毎回塗っていましたが、本当に保湿力が高かったです。授乳回数が減り、乳頭トラブルも少なくなってくると乳頭へ塗ることはなくなりましたが、顔の部分的な乾燥など、保湿にも使えるので便利でした。一本持っておくと安心だと思います。
楽天・Amazonで乳頭ケアクリームをチェック!
楽天・Amazonでの他の乳頭ケアクリームを探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。
赤ちゃんとの授乳タイムを楽しもう
授乳中は、授乳回数が多いことなどもあり、乳頭トラブルを完全に防ぐことは難しいようです。痛み、傷の程度はさまざまでも、何かしら乳頭トラブルを経験したママが大半です。でも、乳頭トラブルがあるからといって授乳を完全にやめるのは難しく、その後もうまく付き合いながら授乳をしていくことになります。
そうした際に、ピュアレーンをはじめとする乳頭ケアクリームは、トラブルとうまく付き合いながら授乳を続けるために、あると便利なアイテムです。おっぱいのくわえさせ方やマッサージなど、乳頭トラブルが起こる前にできる予防法を取り入れることで、乳頭トラブルを予防または悪化を防げますよ。
赤ちゃんにおっぱいをあげる瞬間は、ママであることを実感する幸せな時間ですが、乳頭トラブルによって授乳がつらくなる時期があるのも事実です。ケアクリームなどを使いつつ、貴重な授乳時間を少しでもリラックスして楽しめると良いですね。