赤ちゃんの哺乳瓶のおすすめ12選!選び方やサイズ、新生児向きの種類も紹介
哺乳瓶にはたくさんの種類があるので、どれを買えばいいのか悩むママも多いのではないでしょうか。ここではママに人気の哺乳瓶の種類と選び方とともに、ピジョン、ドクターベッタ、ヌークなどのおすすめの哺乳瓶や便利な使い捨て哺乳瓶をご紹介します。
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目次
哺乳瓶は本当に必要?
母乳育児のママの場合、哺乳瓶は使わないから必要ないという方も少なくないですよね。確かに哺乳瓶はすべてのママが必ず使う育児グッズではありません。しかし、ママが病気にかかって薬を飲みたいときなど、何らかのトラブルがあったときのためにひとつは用意しておくと安心ですよ。
また、完全母乳育児(完母)でも哺乳瓶があれば、搾乳した母乳をママ以外の人が与えることができます。急用で赤ちゃんを預けたいときや、寝不足でゆっくりと休みたいときなどに授乳を代わってもらうこともできるので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
哺乳瓶本体の種類
哺乳瓶のサイズ
哺乳瓶のサイズは商品によって異なりますが、70mLから300mLまで幅広く販売されています。新生児のころは一回の授乳量が少ないので、120mL~160mLほどのものがおすすめです。はじめからミルク中心で育てようと思っているのならば、あらかじめ大きめのサイズのものを準備しておいても良いですね。
哺乳瓶の素材(ガラス・プラスチック・シリコン)
哺乳瓶本体に使われている素材は、ガラスやプラスチックがほとんどです。ガラス製のものは傷が付きにくく、繰り返し消毒をしても劣化しにくいのが魅力です。ただし、落とすと割れてしまう可能性が高く、重みがあるので外出用としては不便に感じるママも少なくありません。
一方、軽くて持ち運びしやすいプラスチック製の哺乳瓶は落としても割れにくいので、おでかけや赤ちゃんが自分で哺乳瓶を持てるようになったときにおすすめです。しかし使い続けていくと、ガラス製のものと比べて傷が付きやすく、においや色が移りやすいので注意が必要です。ガラス製とプラスチック製には、どちらにもメリットとデメリットがあるので、使用するシーンによって使い分けるのもひとつの方法ですよ。
また、種類は多くはなく海外製が主ですが、ガラス製・プラスチック製のほかに、やわらかなシリコン製の哺乳瓶も販売されています。
哺乳瓶のちくび(ニップル)の種類
哺乳瓶ちくびの素材
赤ちゃんの哺乳瓶のちくびの部分は、天然ゴムやイソプレンゴム、シリコンゴムが使われることが多いです。天然ゴムは3つの素材の中で一番やわらかく、ママのちくびに近いのが特徴です。ただし、ゴムの特有のにおいが強いので、赤ちゃんが嫌がる可能性がある点に注意が必要です。
シリコンゴムは、ゴム臭がなく耐久性に優れているため多くのちくびに使われています。固めの感触が特徴で、赤ちゃんのそしゃく力の向上が期待できるものもありますよ。一方で、固めの感触に赤ちゃんが違和感を覚えて嫌がることもあるようです。イソプレンゴムは天然ゴムとシリコンゴムの中間のような素材で、かすかにゴムのにおいがあります。
ちくびの素材は赤ちゃんによって好みが別れるので、手持ちの哺乳瓶からミルクを飲まないとき・哺乳瓶を嫌がるときには別の素材のちくびに変えてみることをおすすめします。
哺乳瓶のちくびの穴の形・大きさ
ちくびの穴の形は3種類あり、新生児期には自然にミルクが出る丸穴がおすすめです。生後2~3ヶ月頃になり、しっかりと吸う力がついてきたら、「Y」のような形のスリーカットや「X」のような形のクロスカットにステップアップしましょう。
スリーカットやクロスカットは、赤ちゃんの吸う力によってミルクが出る量が変わります。クロスカットのほうが出てくるミルクの量が多いので、赤ちゃんの成長に合ったものを選ぶようにしてくださいね。哺乳瓶のちくびには対象月齢があるので、事前に確認するようにしましょう。
哺乳瓶の選び方
哺乳瓶の使用頻度
赤ちゃんの哺乳瓶を選ぶときにまず考えたいのが、使用頻度です。どのくらいの頻度で、どのような状況で使用するのかにより、どのような哺乳瓶を何本選べば良いのか変わるものです。例えば母乳中心の場合はあまり哺乳瓶を使用しないので、トラブルなどの際に役立つものを1本用意しておくと安心です。
母乳とミルクの混合の場合は1回あたりのミルクの量があまり多くないので、容量の少ない160mL程度のものを何本か用意しておいてはいかがでしょう。また完全ミルク育児(完ミ)などでミルク中心の場合は使用頻度が高いので、多めに用意しておくと便利ですよ。
赤ちゃんの月齢・発達
赤ちゃんの月齢や哺乳量、飲む力に合わせて哺乳瓶を選ぶようにしましょう。とくに新生児のころは使用しやすいちくびの穴の形が異なるので、長く使えるようにと対象月齢の高いものを選ぶと赤ちゃんが上手に使えないことがありますよ。
哺乳瓶の容量
哺乳瓶の容量について、新生児のころは一回の授乳量が少ないので、120~160mLほどのものがおすすめです。それ以降は飲む量が増えるので、200~240mLほどのサイズのものを用意すると良いでしょう。
哺乳瓶の機能性
哺乳瓶のバリエーションは豊富で、母乳を飲む練習ができるものから赤ちゃんがミルクを飲む姿勢にこだわったものまでさまざまです。また軽くスリムで持ち運びやすいものや、丈夫で長持ちするものもあるので、使用する場面を考えて選ぶのもひとつの方法ですよ。
広口のものや形がストレートのものは、スポンジ・ブラシが中に入りやすくお手入れがしやすいので、手間なく衛生的に使うことができそうですね。
デザイン性や価格
哺乳瓶は、メーカーがこだわったさまざまなデザインのものがあります。形状やカラー、イラストなど気に入ったものを選ぶと授乳の時間が楽しくなりそうですね。また、種類が多い分、安いものから高いものまで価格にも差があります。使用頻度やシーン、必要本数などを考えて生活スタイルに合ったものを選びましょう。
おすすめの哺乳瓶:ガラス製
1.母乳育児を目指す新生児のママにおすすめの「母乳相談室」
・容量:160mL
・本体材質:ほうけい酸ガラス
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
哺乳瓶の人気ブランドであるピジョンから販売されているこちらの哺乳瓶は、完全母乳を目指すママにおすすめです。赤ちゃんがおっぱいを飲むときに必要な「吸う力」を育てるための哺乳瓶なので、ちくびのサイズはSSのみとなっています。ただし、吸う力が弱いとミルクが出ないようにできているので、赤ちゃんが上手に飲めない場合もあるようです。
ミルクは飲めても母乳を拒絶する「乳頭混乱」と呼ばれる状態を起こしにくいため、母乳育児に移行するための練習に役立ちます。「母乳実感」という哺乳瓶のちくびを取り付けて使うことができるので、新生児期以降も哺乳瓶を使い続けることになっても安心ですよ。
2. 人気メーカーピジョンの「母乳実感」
こちらは、赤ちゃんがおっぱいを飲むときの口の動きを研究して作られた哺乳瓶です。容器が広口なので調乳しやすく、お手入れも簡単にできますよ。乳頭混乱が起こりにくいので、多くの病院や産院でも使われています。哺乳瓶使用者の約6割が愛用しているといわれる大人気の商品ですよ。
やわらかくて弾力のあるちくびでおっぱいを飲む練習ができるので、ミルクと混合のママだけでなく、完全母乳を目指すママにも人気です。一方で、哺乳力がついてくるとミルクが出過ぎてしまい口からこぼしてしまうこともあるようなので、赤ちゃんの成長に合わせてちくびをサイズアップする必要がありそうです。
授乳がより楽しくなるかわいい柄付きのものもバリエーション豊富に取り揃えられているので、チェックしてみてくださいね。
3.特徴的なカーブでむせにくい構造の哺乳瓶
・容量: 200mL
・本体材質: 耐熱ガラス
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
赤ちゃんが、母乳を飲むときと同じ姿勢でミルクを飲むことができる哺乳瓶です。頭を起こした状態で飲むことで、耳管へミルクが流れ込むリスクが減り、中耳炎などの病気を防ぐ効果が期待できそうです。
また、哺乳瓶の中の気泡がカーブの形に沿うように上のほうに流れていくので、赤ちゃんが空気を飲み込みにくくむせにくいのも特徴です。赤ちゃんのミルクの吐き戻しに悩んでいるママにもぴったりの哺乳瓶ですね。
カーブや角のある形状なので丁寧な洗浄が必要ですが、四角い瓶のおかげで倒れても転がりにくいですよ。
4.ドイツの大人気ブランド「NUK」の哺乳瓶
・容量: 240mL
・本体材質: ほうけい酸ガラス
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
口腔専門医師と歯科医師によって研究・開発されたヌーク(NUK)は、ドイツの97%もの産院で使われている人気ブランドです。赤ちゃんの顎の発達を自然に促すため、ママのちくびにできるだけ近い形状のちくびを採用しています。細身ですっきりとしたデザインなので、おでかけのときでもかさばらずに持ち歩くことができますよ。一方で、コンパクトな分、口が狭くて粉ミルクを入れにくいという声や、目盛り線がこまかいため調乳がしづらいという声もあるようです。
フードがしっかりしまっているかどうかクリック音で確認することができるので、うまく締まっていなくてミルクがこぼれてしまうという心配がいらないのがうれしいですね。
おすすめの哺乳瓶:プラスチック製
1.ガラスのような透明感が魅力のプラスチック製哺乳瓶
・容量: 120mL
・本体材質:トライタン
・消毒方法:煮沸、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
欧米で哺乳瓶の素材としてよく使われているトライタンは、日本ではドクターベッタがはじめて採用しました。軽量であることなどプラスチック素材のメリットに加えて、まるでガラスのような透明感のある見た目も人気の理由のひとつです。
特徴的なカーブのついたボトルで、正しい授乳姿勢を保ちやすいのもうれしいポイントですが、その反面お湯を注ぐ際に目盛りが使いづらいという声もあるようです。
フード部分にはかわいらしい四葉のクローバーがデザインされています。使うたびに幸せな気持ちになることができそうですね。
2.ちくびのサイズ変更がいらない哺乳瓶
・容量: 240mL
・本体材質:PPSU
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
こちらは、環境ホルモンを含まない新素材PPSUが使用された安心して使える哺乳瓶です。軽くて割れにくいので、持ち歩きに便利ですよ。
まだ吸う力の弱い赤ちゃんは飲みづらいこともあるようですが、赤ちゃんがしっかりと使えるようになれば、成長に応じてちくびのサイズを変える必要がなく、サイズアップで苦労することがないのはうれしいですね。
3.ミルクの量が調整できる哺乳瓶
・容量: 240mL
・本体材質:PPSU
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:2・3ヶ月~18ヶ月
母乳と同じ飲み方を練習することができるこちらの哺乳瓶は、母乳育児を望むママにぴったりです。赤ちゃんの飲む力に合わせて、ミルクの出る量を4段階で調節することができるのが魅力的ですね。一方で流量調整用のリングが付いている分パーツが多いので、毎回の洗浄や組み立てが手間だという声もあるようです。
ちくびは丸穴が3つある特徴的な形状で、ミルクと唾液が混ざりやすく赤ちゃんがミルクの味をしっかりと感じることができるように工夫されていますよ。
4.デザイン性と機能性が両立した哺乳瓶
・容量:260mL
・本体材質:ポリプロピレン
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
ビビッドカラーのボトルが特徴的なこちらの哺乳瓶は、スウェーデン発のおしゃれな育児グッズです。本体のサイズは180mL、260mLの2サイズ、ちくびは4サイズの展開なので、新生児期から卒乳まで対応できますよ。広口で洗いやすく、食洗機でも洗うことができるのがうれしいですね。ちくびの通気弁がミルクと空気の流れをスムーズにするので、吸う力が強くない赤ちゃんでも飲みやすい構造になっています。その反面、吸う力の強い赤ちゃんの場合は、ミルクが出すぎてしまうこともあるようです。
内部に収納できるパウダーボックスが付属しているので、おでかけ先への粉ミルクの持ち歩きやおやつ入れとしても使えて便利ですね。また、付属の網状のフィルターを使えば粉ミルクがダマになりにくく、哺乳瓶をシェイクするだけで調乳することができますよ。
5.赤ちゃんも大好きアンパンマンの哺乳瓶
・容量: 160mL
・本体材質:ポリプロピレン
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、薬液
・対象月齢:0ヶ月~
アンパンマンのデザインがかわいい哺乳瓶です。簡単に取りはずしができる耐熱のシリコンカバーが付いているので、熱いお湯を使う調乳を安心して行えます。赤ちゃんが吸い付きやすい伸びの良いちくびなので、母乳とミルクの混合育児にも向いていますよ。目盛りがはっきりと見やすいので夜の調乳もしやすいですね。
ボトルのプリントが取れやすいという声があるので、洗浄・消毒を丁寧に行う必要がありそうですが、広口なのでスポンジやブラシが内部の奥まで届きお手入れがしやすいですよ。
おすすめの哺乳瓶:シリコン製
ころんとしたフォルムで握りやすい哺乳瓶
・容量: 250mL
・本体材質:シリコーン
・消毒方法:煮沸、電子レンジ、スチーム滅菌器、食洗機(トップラック)
・対象月齢:3~6ヶ月
シンプルなデザインのこちらは、アメリカ生まれのオールシリコンの哺乳瓶です。ブラシを使わずに手でも洗うことができますよ。ママの手にすっぽりと収まるサイズで、人間工学にもとづいた握りやすいデザインになっているので、授乳の負担が軽くなりそうです。
口コミはおおむね好評ですが、なかには中身が漏れるという声もあるので、おでかけなどの持ち歩きには注意する必要がありそうです。口が広いので洗浄がしやすく、食器洗浄機(食洗機)が使用できる点が魅力的ですね。
使い捨て哺乳瓶はおでかけや旅行におすすめ
日本ではまだあまり聞きなれないかもしれませんが、海外では著名人をはじめ多くのパパやママに愛用されているのが使い捨ての哺乳瓶です。おでかけや旅行などで哺乳瓶を洗ったり消毒したりすることが難しいときや、夜間の授乳で消毒が大変なときなどに便利です。
1. 衛生的でコンパクトな使い捨て哺乳瓶
・容量: 240mL
・本体材質:ポリプロピレン
・対象月齢:0ヶ月~
・個数:2個入り
厳しい衛生管理の下で作られているので、安心して使うことができる使い捨て哺乳瓶です。保存袋から取り出す際に指がちくびやボトルの内部に触れることがないので、衛生的に使うことができますよ。また、紙コップのように重ねた状態で持ち歩くことができるので、防災用品として用意しておくといざというときに役立つでしょう。1個当たり29gと軽く、持ち運びやすいのもうれしいポイントです。
2.機能性が高いジャバラ式の使い捨て哺乳瓶
・容量: 250mL
・本体材質:ポリプロピレン
・対象月齢:0ヶ月~
・個数:4個入り
ひとつひとつがカプセルに収納されているこちらの使い捨て哺乳瓶は、ジャバラ式になっているのでコンパクトに持ち歩くことができますよ。また、赤ちゃんの首の角度に合わせてジャバラ式のボトルの角度を変えることができるので、ママにも赤ちゃんにも負担なく授乳ができそうです。哺乳瓶の向きによって出てくるミルクの量を調節することができるので、赤ちゃんの発達やその日の体調に合わせて使えるのがうれしいですね。
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哺乳瓶は多種多様なものが販売されており、ぱっと見ただけでは違いがわかりにくいですが、どれも機能性やデザインが工夫されています。赤ちゃんとママ、パパにぴったりの哺乳瓶を探してみてくださいね。