【初期OK】梨の離乳食 超簡単レシピ10選!冷凍できる?アレルギーの心配は?

さわやかな甘みと独特の歯ごたえが楽しい梨は夏から秋が旬の果物です。食物繊維を含むことから便秘改善にもぴったりです。梨の果汁は初期から与えることができるので、離乳食に取り入れやすい食材ですね。梨はデザートのイメージがありますが、実は肉料理との相性も良い果物です。ここでは梨の簡単レシピと下ごしらえの手順などを紹介します。

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この記事の監修

管理栄養士
片村 優美

目次

  1. 梨はいつから食べられる?
  2. 離乳食初期(生後5・6ヶ月)の梨レシピ
  3. 離乳食中期(生後7・8ヶ月)の梨レシピ
  4. 離乳食後期(生後9・10・11ヶ月)の梨レシピ
  5. 離乳食完了期(1歳~1歳半)の梨レシピ
  6. 梨の栄養と選び方
  7. 梨の特性をいかした離乳食アレンジを楽しもう
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みずみずしくシャリシャリとして軽やかな食感の梨は、夏から秋にかけて旬を迎える果物です。さっぱりとした甘みが特徴で、デザートだけでなくサラダや和え物などお食事メニューにも活用することができますよ。

梨はいつから食べられる?

梨は離乳食初期(ゴックン期)から使える果物です。アレルギーが出ることはあまりありませんが、シャリシャリとした果肉には食物繊維が豊富に含まれています。便秘改善などの効能がありますが、赤ちゃんが食べる場合は消化器官が未発達なのでお腹がゆるくなるおそれがあります。初めて与えるときは加熱した果汁を1さじから、慣れてきたら果肉へとステップアップしていきましょう。

梨は水分が多いので、赤ちゃんが上手に口に含めないときはとろみをつけてみましょう。お粥などに混ぜ込むのもおすすめです。生で食べるのは離乳食後期(カミカミ期)以降にして、それまでは電子レンジや鍋で加熱してから与えてくださいね。

時期
かたさ・大きさ
初期 (5・6ヶ月頃) 〇すり鉢やブレンダーで裏ごしして、なめらかなペースト状にする。
中期 (7・8ヶ月頃) 〇舌で潰せるくらいのかたさ。すり潰したペースト状から始め、慣れてきたら2~3mm程度のみじん切りにする。
後期 (9~11ヶ月頃) 〇バナナ程度の歯ぐきで潰せるかたさ。6~7mm程度のみじん切りにする。
完了期 (1歳~1歳半頃) 〇歯ぐきで噛めるかたさ。

下ごしらえのコツ

梨の下ごしらえはすり潰すかみじん切りにしてから電子レンジを利用するのがポイントです。加熱時間が比較的短く、使用する調理器具も最低限で済みます。なめらかなペーストにしたい場合はブレンダーを使うと簡単ですよ。

梨は繊維が多いのでざらっとした舌触りになります。初めてのときはペースト状にしたものをこして水分だけを与えましょう。それ以降は月齢に合わせた食べやすい形状にしてくださいね。

1.皮をむいて種を取り除く。
2.すり下ろす・刻むなどして食べやすい形状にする。
3.600Wの電子レンジで1~2分加熱する。

冷凍のコツ

梨を冷凍する場合はすりおろすなどしてペースト状にしたものを冷凍しましょう。大きくカットしたまま冷凍するとシャリシャリとした梨特有の食感が失われてしまいます。1回の食事で使う分量にわけて製氷皿や冷凍用保存袋で保存しましょう。

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離乳食初期(生後5・6ヶ月)の梨レシピ

離乳食初期から与えることができる梨は、のどごしが良く甘味があるので赤ちゃんの離乳食に取り入れたい果物です。旬の食材を与えてあげたい方も、赤ちゃんの月齢に合ったレシピを参考にしてくださいね。

※以下、この記事のレシピでは600Wの電子レンジを使用した場合の加熱時間を記載しています。

梨ジュース

[材料]
梨 1/8個

1.梨は皮をむいて種を取り除く。
2.梨をおろし金ですりおろす。
3.電子レンジで30秒ほど加熱する。
4.網などでこして水分を取り出したら完成。

レシピポイント

電子レンジで加熱する場合は耐熱容器に果汁を入れて、水分が必要以上に飛ばないようにふんわりとラップをしましょう。最初は果汁を水で薄めて濃さを調節してくださいね。

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梨粥

[材料]※約2食分
梨 1/8個
10倍粥(お米小さじ1、水50mL)

1.梨は皮をむいて種を取り除く。
2.梨をおろし金ですりおろす。
3.電子レンジで30秒ほど加熱し、果汁ごとお粥にかけて完成。

レシピポイント

梨ひときれ(1/8個)で約2食分できます。すぐに使わない場合は梨ペーストを製氷皿に入れて冷凍し、他のメニューに使い回すなどしてくださいね。大人が食べるヨーグルトなどに混ぜてもおいしいですよ。

離乳食中期(生後7・8ヶ月)の梨レシピ

梨のコンポート

[材料]
梨 1/8個
水 適量

1.梨の皮をむいて種を取り除き、みじん切りにする。
2.耐熱容器に入れてふんわりとラップをかけ、電子レンジで40秒ほど加熱する。
3.好みで水を加えて完成。

梨と豆腐の和え物

[材料]
梨 1/8個
絹ごし豆腐 20g

1.梨の皮をむいて種を取り除き、半分はみじん切りにし、半分はすりおろす。
2.絹ごし豆腐を4~5mmの角切りにし、梨と混ぜる。
3.電子レンジで40秒ほど加熱して完成。

梨と麩のとろとろ

梨 1/8個
乾燥麩 大1個
野菜スープ 大さじ1

1.梨の皮をむいて種を取り除き、みじん切りにする。
2.麩はすりおろしたりみじん切りにしたりする。
3.鍋に1・2と野菜スープを加えてクタクタになるまで煮て完成。

レシピポイント

野菜スープは赤ちゃんがすでにクリアした野菜を鍋で茹でて、エキスを抽出した汁を使います。野菜スープの代わりに、ベビーフードの和風だしや粉ミルクを使っても良いでしょう。野菜スープをうどんやお粥、パン粥にかけてもおいしく食べられます。

麩は、離乳食中期ごろから取り入れることができる食材です。しかし、小麦アレルギーの心配があるので、最初は少量から与えると良いでしょう。弾力がある食材なので、誤嚥(ごえん)を防ぐためにも食べ慣れないうちは細かくすりおろしてレシピに加えてくださいね。

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離乳食後期(生後9・10・11ヶ月)の梨レシピ

梨入り寒天

[材料]
梨 1/6個
粉寒天 1g
水 100mL

1.梨の皮をむいて種を取り除き、みじん切りにする。
2.1を電子レンジで40秒ほど加熱する。
3.鍋に水と寒天を入れて加熱し、沸騰したら火を弱めて寒天がムラなく溶けるまでよく混ぜる。
4.2の梨を果汁ごと鍋に加える。
5.4を容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やして固まったら完成。

レシピポイント

植物性の粉寒天は、動物性のゼラチンよりアレルギーの心配が少なく離乳食期におすすめの食材です。しかし寒天は常温では溶けないという性質があるので、誤嚥を防ぐためにもやわらかめになるよう水加減を調整してくださいね。

梨と豆腐のパンケーキ

[材料]
梨 1/6個
絹ごし豆腐 30g
ホットケーキミックス 80g
牛乳or白湯で溶いた粉ミルク 50mL

1.梨は粗めにすりおろし、電子レンジで40秒ほど加熱する。
2.ボウルにホットケーキミックスと牛乳(ミルク)を加えて混ぜる。
3.2に豆腐と梨を加えてさらに混ぜる。
4.少量の油を引いたフライパンに3を流し入れ、弱火~中火で両面を3分ほど焼いたら完成。

レシピポイント

市販のホットケーキミックスには全卵粉末(鶏卵を乾燥させた粉末状の製品)が入っていることが多いようです。卵アレルギーが気になる場合、食品メーカーによっては卵不使用のホットケーキミックスを販売しているので、離乳食の進み具合により使用しても良いですね。

ホットケーキミックスに絹ごし豆腐を加えて焼くと弾力が出るので、のどに詰まらせないよう小さくカットしてから与えるようにしましょう。

離乳食完了期(1歳~1歳半)の梨レシピ

梨入りハンバーグ

[材料]
梨 1/6個
牛豚挽き肉 20g
パン粉 10g
牛乳 20mL
醤油 お好みで

1.梨はみじん切りにする。
2.パン粉を入れた小皿に牛乳を流し込み、ふやかしておく。
3.牛豚挽き肉に1・2を加えて粘り気が出るまでよく混ぜる。醤油を入れる場合はこのタイミングで加える。
4.3を食べやすい大きさに成型する。
5.油を引いたフライパンに4を入れ、両面に焼き目がついたら完成。

レシピポイント

梨には肉のたんぱく質を分解してやわらかくする成分が含まれています。そのため肉料理との相性が抜群です。玉ねぎと同様、みじん切りの梨を加えることで適度な甘みが加わり、ジューシーな肉の食感を楽しめますよ。

醤油を加える場合は風味を付ける程度で使用しましょう。醤油で味を付けたら、塩分が含まれる他の調味料は控えてくださいね。

梨のヨーグルトサラダ

[材料]
梨 1/6個
キウイフルーツ 1/3個
ミニトマト 2個
プレーンヨーグルト 大さじ2

1.キウイと梨は皮をむいてみじん切りにする。
2.ミニトマトは湯むきして皮と種を取り除き、みじん切りにする。
3.1、2をプレーンヨーグルトと混ぜ合わせて完成。

レシピポイント

ヨーグルトサラダは水分が含まれる材料が多いので、好みによりプレーンヨーグルトを清潔なガーゼやキッチンペーパーにくるんで水切りをしておくと良いでしょう。赤ちゃんが食べやすいかたさに調節してくださいね。

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梨のバターソテー

[材料]
梨 1/6個
無塩バター 適量

1.梨を薄くスライスする。
2.バターを溶かしたフライパンに1を入れ、弱火でじっくりと焼いたら完成。

レシピポイント

バターの風味が洋風でおしゃれな梨のソテーは大人のおやつにも良いでしょう。パンケーキのトッピングにもぴったりです。弱火でじっくりと加熱することで砂糖を使わなくても果物本来の甘みがふんだんに発揮されますよ。

梨の栄養と選び方

梨は大半が水分でできていて、果物の中でも低カロリーなことで知られています。食物繊維が豊富で腸の運動を活発にする作用が期待できるので、つい食べ過ぎてしまう食欲の秋のデザートにはぴったりです。

他にもリンゴ酸やクエン酸をたっぷり含んでいて、疲労回復効果が期待できます。さわやかな甘みはソルビトールという成分によるもので、整腸作用があります。

また、たんぱく質を分解するプロテアーゼを含んでいるため、加熱すると固くなりがちな肉料理との相性が抜群です。肉をすりおろした梨に漬け込んでから焼くとやわらかく、消化が良くなるので試してみてくださいね。

選び方のポイントは重さです。手に取ったときにずっしりと重みがあり、皮がみずみずしく張りを失っていないものが水分を多く含んでいます。品種にもよりますが、表面がざらざらしてコルクのような質感であることが新鮮な証ですよ。

梨の特性をいかした離乳食アレンジを楽しもう

一般的に梨が市場に出回るのは7~10月頃とされ、ピークは8月から9月にかけてです。食べられる期間が短い果物だからこそ、機会を逃さずに赤ちゃんに食べさせてあげたいですね。

加熱してそのまま与えるのはもちろん、自然な甘みをいかしたサラダや、プロテアーゼにより肉をやわらかくする効果を期待してハンバーグやチキン料理などに合わせても良いでしょう。さまざまなアレンジを楽しんでくださいね。

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