離乳食メロンはいつから?簡単レシピ8選&冷凍・与え方のコツ!【初期~完了期】

高級品というイメージがあるメロンですが、品種改良が進み最近ではスーパーでも手頃な価格で販売されているのを見かけるようになりました。実はメロンは冷凍保存もできる便利な食材なのです。ここではメロンの持つ栄養と赤ちゃんに嬉しい効能、メロンをよりおいしくする追熟(ついじゅく)のやり方、月齢別のおすすめレシピなど紹介します。

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目次

  1. 離乳食のメロンはいつから?加熱は必要?
  2. 離乳食メロンの与え方のコツ
  3. 離乳食メロンの冷凍保存のコツ
  4. 離乳食初期(生後5・6ヶ月)のレシピ
  5. 離乳食中期(生後7・8ヶ月)のレシピ
  6. 離乳食後期(生後9・10・11ヶ月)のレシピ
  7. 離乳食完了期(1歳~1歳半)のレシピ
  8. メロンの栄養と選び方
  9. メロンでおいしく水分補給しよう
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こぼれおちる果汁と濃厚な甘みが魅力のメロンは、大人も子どもも大好きな果物ですよね。高貴な味わいから贈答品として利用されることが多く、高級なイメージを持つ人も多いかもしれませんが、近年の品種改良の成果でリーズナブルな値段のメロンも増えてきました。デザートとして離乳食に取り入れてみてはいかがでしょうか。

離乳食のメロンはいつから?加熱は必要?

メロンは果肉がやわらかく調理も簡単なので離乳食にも取り入れたい果物ですが、食べさせ方に少し注意が必要な果物でもあります。

実はメロンはキウイや桃、パイナップル、りんごなどと並んで口腔アレルギー症候群を起こしやすい食品のひとつです。離乳食初期(ゴックン期)から与えることができる果物ですが、まずは加熱した果肉から果汁を絞って水で薄めたものをひとさじ与え、注意深く赤ちゃんの様子を見てあげましょう。果肉そのものを与えるのは、離乳食中期(モグモグ期)からでも遅くはありませんよ。

初めのうちはメロンのように生で食べられる果物も、加熱して与えることをおすすめします。生で与えてはいけないというわけではありませんが、加熱したほうがアレルゲン(アレルギーの原因となる物質)を抑えられるためです。加熱処理をした食材を与えながらアレルギー反応がないことを確認して、段階的に生食に移行していくのが良いでしょう。電子レンジなどをうまく活用して加熱処理をしてみてくださいね。

時期
かたさ・大きさ
初期 (5・6ヶ月頃) 〇すりつぶした果肉を濾して、取れた果汁を薄める。
中期 (7・8ヶ月頃) 〇舌で潰せるくらいのかたさ。果肉をすりつぶしてピューレペースト状にする。
後期 (9~11ヶ月頃) 〇少し粒が残るくらいのかたさ。果肉は細かく刻む。
完了期 (1歳~1歳半頃) 〇皮と種を取り除けばそのままでも。食べやすいよう適度にカットする。
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離乳食メロンの与え方のコツ

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離乳食にメロンを使う場合、皮を厚めに切り取り、スプーンや包丁を使って種とわたをしっかりと取り除きます。そうして残った赤肉(青肉)のやわらかい部分を離乳食の時期にふさわしい形状に加工していきましょう。

初めて与えるときは果汁をしぼる

メロンは離乳食初期(ゴックン期)から与えることができます。初めて与えるときは他の食材を与えず薄めたメロン果汁のみにし、赤ちゃんにアレルギー反応が出ていないかを確認します。下ごしらえでは、皮をむいたメロンを清潔なガーゼやキッチンペーパーにくるんで果汁のみを抽出するようにしましょう。絞った果汁を水で薄めレンジなどで加熱し、飲みやすい温度にしてから赤ちゃんにあげてみてくださいね。

果汁に慣れたら裏ごししてピューレにする

果汁でアレルギー反応がなく、赤ちゃんがメロンの味に慣れてきたら果肉に進みましょう。目安は離乳食中期(モグモグ期)からですが、赤ちゃんの様子を見て判断してくださいね。

果肉をあげるときは、やわらかい部分をすりつぶしたり裏ごししたりしてピューレ状にして与えます。ブレンダーやミキサーを使っても良いでしょう。ピューレにしたメロンはそのままはもちろん、ヨーグルトや他の果物と和えてもおいしいですよ。

月齢に合わせて細かくカットする

離乳食中期(モグモグ期)~離乳食後期(カミカミ期)といえば、赤ちゃんも食べることにだいぶ慣れてきたころですね。歯が生えてくる子どももいるかもしれません。

離乳食初期(ゴックン期)ではピューレのようにすりつぶしていたメロンの果肉を赤ちゃんの成長にあわせて細かくカットして与えてみましょう。皮に近い部分は筋っぽさが残りがちなので、しっかりと熟したメロンを選んで中心部に近いやわらかい部分を使ってくださいね。

離乳食メロンの冷凍保存のコツ

メロンは水分が多く、一度切ってしまうと冷蔵庫でも長期間保存することが難しい果物です。そうはいっても1玉で購入した場合など、すぐに食べきるのも難しい大きさですよね。離乳食用にメロンを冷凍保存したいと考えるママは多いのではないでしょうか。

結論からいえば、メロンは冷凍保存が可能です。しかし、冷凍するとどうしても風味が落ちてしまいます。メロンのおいしさを最大限味わってもらうには、やはり切ってそのまま食べることが望ましいでしょう。このことを踏まえた上で、冷凍保存のコツを紹介していきます。

製氷皿で簡単冷凍

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離乳食初期などの1回の食事量が少ないときは、製氷皿でのフリージングが便利です。メロンを裏ごししピューレやペースト状にしたものを少量ずつ製氷皿に入れて保存しましょう。ヨーグルトにまぜたり、パンケーキの味付けに使ったりと便利に使えますよ。

フリーザーバッグに入れて冷凍

一度に食べる量が増えてきたらメロンをフリーザーバッグで冷凍する方法もおすすめです。ピューレにしたメロンをフリーザーバッグに平にならしながら入れます。このまま冷凍すると使いにくいので、フリーザーバッグの上から菜箸などで筋を入れておきましょう。使うときはその筋でメロンを板チョコレートのようにパキンと折って取り出してくださいね。

皮をむいてそのまま冷凍

メロンはそのままでも冷凍することができます。通常の下ごしらえのように皮をむき、種とわたの部分を取り除いたら使いやすいサイズにカットしましょう。そのままフリーザーバッグに入れるなどして冷凍庫で保存します。凍ったまますりおろして使うこともできますよ。

冷凍メロンの解凍の仕方

冷凍したメロンの解凍の方法は電子レンジの解凍機能を使用する、もしくは自然解凍のふたつの方法があります。離乳食初期~中期に与えるピューレを低アレルゲン化するため加熱して与えたい場合は、与えるときに長めに電子レンジにかけ、解凍しながら火を通す方法があります。

しかし、カットメロンのように本来の食感が残っている状態なら自然解凍が良いでしょう。メロンは水分が多く完全に解凍させると水っぽくなってしまうので、冷凍のままミキサーにかけてフレッシュジュースにしたり、半解凍の状態でアイスのように食べたりするのがおすすめですよ。

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離乳食初期(生後5・6ヶ月)のレシピ

離乳食初期(ゴックン期)に取り入れたいレシピを紹介します。まずは少しずつ与えてみましょう。

※以下、この記事のレシピでは600Wの電子レンジを使用した場合の加熱時間を記載しています。

メロンピューレ

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[材料]※作りやすい分量
メロン1/8個

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1.メロンの皮をむき種とわたを取り除き、果肉をカットする。
2.耐熱容器に入れて電子レンジで20秒ほど加熱する。
3.加熱して出た果汁ごと、すりつぶしたり裏ごししたりしたら完成。

メロンジュース

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[材料]
メロン 1/6個

1.メロンの皮をむき種とわたを取り除き、果肉をおろし金ですりおろす。
2.清潔な布かキッチンペーパーで果肉をこす。
3.しぼれた果汁を電子レンジで10秒ほど加熱して完成。

離乳食中期(生後7・8ヶ月)のレシピ

メロンのヨーグルトムース

[材料]※作りやすい分量
メロンピューレ適量
プレーンヨーグルト100g
牛乳(または調乳したミルク)100mL
粉寒天1g
水50mL

1.鍋に牛乳(またはミルク)、寒天、水を入れよく混ぜながら加熱する。沸騰したら弱火にしてさらに1分ほど加熱する。
2.ヨーグルトを電子レンジで30秒ほど加熱し温める。
3.加熱したヨーグルトを1に少しずつ加えてしっかりと混ぜ合わせる。
4.3を容器に入れて冷蔵庫へ。完全に固まったらメロンピューレをのせて完成。

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POINT

温めた寒天に冷たいヨーグルトを入れると分離してしまう恐れがあるので、ヨーグルトは必ず加熱してから加えましょう。このとき泡だて器を使って空気を取り込むようにまぜると、ふんわりとした仕上がりになります。

メロンとりんごのパンがゆ

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[材料]※約2食分
メロン1/8個
りんご1/8個
6枚切り食パン1枚
牛乳(または調乳したミルク)60mL

1.メロンとりんごは皮をむき、りんごは種、メロンは種とわたを取り除く。
2.1の果肉をそれぞれみじん切りにして電子レンジで30秒加熱する。
3.食パンは耳を切り落とし、鍋で牛乳(またはミルク)とクタクタになるまで煮る。
4.3に2をのせて完成。

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離乳食後期(生後9・10・11ヶ月)のレシピ

メロンジャム

[材料]
メロン 1/2玉
砂糖 大さじ1~2
レモン果汁 小さじ1/2

1.メロンの皮をむき種とわたを取り除き適度な大きさにカットする。
2.鍋に入れ上から砂糖とレモンをかけ、30分ほど置いてメロンから水分を出す。
3.水分が出たら中火にかけ混ぜながら煮る。アクが出たら取り除く。
4.20分ほど加熱しとろみが出てきたら完成。

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POINT

赤ちゃん向けなので砂糖は控えめですが、気になる方は入れなくても大丈夫です。食パンやヨーグルトにかけるだけでリッチなデザートになります。熟れすぎたメロンや甘みの足りないメロンでもおいしくなるのでぜひ試してみてくださいね。

メロンとバナナのパンケーキ

[材料]
メロンピューレ30g
バナナ30g
ホットケーキミックス100g
牛乳50~80mL

1.ボウルにホットケーキミックスを入れ、牛乳を加えてだまがなくなるまで混ぜる。
2.1にみじん切りにしたバナナ、メロンピューレを加えてさらに混ぜる。
3.フライパンに油を薄くひき、2の生地を流し込む。両面をよく焼いたら完成。

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POINT

市販のホットケーキミックスには全卵粉末(鶏卵を乾燥させた粉末状の製品)が入っていることが多いようです。卵アレルギーが気になる場合、食品メーカーによっては卵不使用のホットケーキミックスを販売しているので、離乳食の進み具合により卵不使用のものを使用しても良いですね。

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離乳食完了期(1歳~1歳半)のレシピ

メロンの果肉入りゼリー

[材料]
メロン 1/8個
水 120mL
粉ゼラチン 小さじ1/2

1. メロンは皮をむき、種とわたを取り除きみじん切りにする。
2. 鍋にメロンと水を加え、温まったらゼラチンを加えて泡だて器でよく混ぜる。
3. 2を耐熱容器に流し込み、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。固まったら完成。

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POINT

ゼラチンはアレルギーが出るおそれがあるため、食べるのは離乳食完了期(パクパク期)である1歳以上が望ましいとされています。初めて与えるときはひとさじから試してみてくださいね。心配な場合は粉寒天でも代用できます。

メロンのフレッシュジュース

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[材料]
メロン 1/6個
バナナ 1本
プレーンヨーグルト 100g
牛乳 100mL

1.メロンは皮をむき、種とわたを取り除いて一口大にカットする。
2.バナナは皮をむいて輪切りにする。
3.1、2とヨーグルト、牛乳を加えてミキサーにかける。なめらかになったら完成。

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POINT

メロンのうまみが最大限に感じられるスムージーです。冷凍メロンでもおいしく作れるのでフリージングのストックが残ってしまったときにもおすすめです。メロンとバナナにこだわらず、そのときある果物や野菜を組み合わせながらアレンジしてみてくださいね。

メロンの栄養と選び方

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メロンは栄養が豊富

メロンは約90%が水分でできており、文字通りみずみずしいジューシーな味わいが魅力の果物です。水分以外にはカリウムが豊富なことで知られています。カリウムには高血圧や肥満予防の効果が期待できるほか、利尿作用があるのでむくみ防止にも良いですね。

またメロンには便秘改善に効果があるとされているペクチンも含まれています。メロンは水分もとれるので、お通じが悪いときの赤ちゃんの離乳食に取り入れてみましょう。

水分が多く消化に良い一方で、下痢になってしまわないよう気を付けて与えたい食材でもあります。食べすぎには注意したいですね。

おいしいメロンの選び方

メロンは購入してからすぐに食べても良いのですが、基本的には追熟することで甘さがより濃厚なものになるようです。追熟は風通しの良い日陰においておこないます。冷蔵庫に入れると追熟が進まないので、食べる少し前に冷やして食べるのがおすすめです。

追熟完了の目印となるのはメロンのおしりの部分です。押したときに少し柔らかさを感じるものが食べごろです。熟れたメロンの甘い香りも感じられるはずです。

メロンを選ぶときは、網目がしっかりしていてなるべく均一なものが良いとされています。カットメロンの場合は切り口が新鮮でみずみずしいものを選びましょう。軸が太く、反対にツルは細くやせ細っているものが良品です。甘い香りがして持ったときにずっしりと重さを感じるものを選んでくださいね。

メロンでおいしく水分補給しよう

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水分が多く消化に良いメロンは赤ちゃんにとっても嬉しい食材です。特に汗をかく季節は脱水になりやすく、体温調整機能が未発達な赤ちゃんは水分補給が課題となってきます。ストローやマグであまり水分を飲んでくれない赤ちゃんには、離乳食にメロンのような果物を多く取り入れて水分を取らせるのも良いでしょう。ぜひお試しください。

※この記事は2019年9月時点の情報をもとに作成しています。アレルギーに関する詳しい情報は、下記のリンクをご覧ください。

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