離乳食の味付けにはだし・野菜スープを上手に取り入れよう!調味料はいつから・どれくらい使える?

離乳食の味付けに悩んでいませんか。離乳食は素材本来の味や香りを楽しめる薄味が基本ですが、いつから調味料を使ってよいのか、市販のだしパックは使えるのかなど、気になる方も多いことでしょう。ここでは、離乳食の調味料の使い方や味付けに役立つだし・野菜スープの作り方、簡単なホワイトソースレシピなどをわかりやすく説明します。

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目次

  1. 離乳食の味付けのポイント!
  2. 離乳食のだしの作り方
  3. 離乳食の野菜スープの作り方
  4. 離乳食の野菜スープ・だし汁の冷凍方法は?
  5. 調味料を使った離乳食の味付けと量
  6. 離乳食の味付けにおすすめの風味付け食材
  7. 離乳食が進んできたら味付けにソースも活躍!
  8. だしやスープを上手に使って、おいしい離乳食を作ろう
  9. あわせて読みたい

離乳食の味付けのポイント!

離乳食の味付けについて、知っておきたいポイントを紹介します。

薄味で食材そのものの味を覚えてもらう

離乳食の味付けは薄味が基本です。食材そのものの味を楽しめるように調理しましょう。塩分の多い食事は、赤ちゃんの腎臓に負担をかけたり、濃い味のものしか食べなくなったりする恐れがあるので注意が必要です。

だしや野菜スープでうまみをプラス!

離乳食を薄味にすると、赤ちゃんが離乳食を食べたがらないのではと心配になる方が多いかもしれません。そこで活用したいのが、だしや野菜スープです。少量加えるだけでうまみがアップし、素材のおいしさをひき立ててくれますよ。おかゆや野菜ペーストなど、どのような食材とも相性が良いので積極的に取り入れてみましょう。

調味料は離乳食中期以降から

調味料は、少量であれば離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)から使っても良いでしょう。ただし、味付けというよりかは風味付けと考え、ごく少量にしておきます。離乳食初期(生後5~6ヶ月)は使用しないのが基本です。素材の味を覚えさせるようにしましょう。

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離乳食のだしの作り方

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離乳食のうまみをアップさせるだしの作り方を説明します。

かつおだし

かつおだしを用意するときは、鍋にお湯をわかし、お湯が沸騰したらかつおぶしを入れ、すぐに火を止めます。離乳食用に少量のかつおだしを用意するときは、耐熱容器に削り節を入れて上から熱湯を注ぎ、5分ほど経ったら茶こしなどでこすと良いでしょう。また、茶こしに入れた削り節にお湯を注ぐだけの即席かつおだしも便利ですよ。

【茶こしで即席かつおだし】
茶こしがあると、簡単に即席かつおだしが作れて便利です。熱湯を注ぐだけで、あっという間にかつおだしができますよ。大人用よりもやや薄めですが、やさしい風味が味わえます。

■材料
・削り節:小さじ2
・熱湯:1カップ

■作り方
1.茶こしに削り節を入れる。
2.熱湯を茶こしに注ぐ。

昆布だし

昆布だしはお湯で煮だす方法が一般的ですが、忙しいときは水だしが便利です。昆布は汚れが付いていることがあるので、あらかじめ硬く絞った布巾などで優しく表面を拭き取ると良いですよ。

【水だし昆布だしの作り方】

■材料
・昆布 4cm角1枚
・水 1カップ

■作り方
1.昆布を水に1時間以上浸す。
2.昆布を取り出す。
3.だしを使うときには必ず加熱する。

市販のだしパックを使う場合は?

市販のだしパックがあると、より簡単においしいだしが取れます。だしパックを購入する際は、化学調味料・保存料・食塩無添加であるかどうかをしっかりとチェックしておきましょう。

Bgt?aid=180307891823&wid=001&eno=01&mid=s00000018404001006000&mc=1出典:www24.a8.net
【クックチャム】やさしい出汁パック
¥790〜(2018/12/17 時点)

■内容量 70g

やさしい出汁パックは、老舗のお総菜屋さんが子育て中のママのために開発した商品です。原材料はかつお節と昆布のみで、赤ちゃんはもちろん、上のきょうだいや塩分を気にする方など、家族みんなが安心して食べられます。栄養たっぷりの出汁がらは捨てずに、ふりかけや調味料として使いましょう。

ベビーフードのだしも便利!

【和光堂】手作り応援 和風だし
¥207〜(2018/12/17 時点)

■生後5ヶ月~
■内容量 2.5g×10

お湯で溶くだけで簡単に和風だしが作れる、顆粒タイプのベビーフードです。生後5ヶ月からさまざまな離乳食のアクセントとして使えますよ。使い切りやすい個包装タイプのほか、量の調節がしやすいお徳用サイズが販売されています。

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離乳食の野菜スープの作り方

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野菜スープは、野菜のうまみと栄養を摂取できる一石二鳥のメニューです。野菜スープはさまざまな離乳食に使えるので、覚えておくと便利ですよ。残った野菜はつぶして赤ちゃんの離乳食にしたり、大人用のみそ汁の具にしたりしても良いでしょう。

【鍋でコトコト野菜スープ】

■材料
・野菜(白菜、にんじん、かぶ、たまねぎなど好みのもの)
・水

■作り方
1.野菜を適当な大きさに切る
2.鍋に野菜を入れ、ひたひたの水を張り、火にかける
3.ときどきアクを取り除きながら、弱火で10~20分程度コトコト煮込む
4.ざるやこし器で野菜をこす

離乳食の野菜スープ・だし汁の冷凍方法は?

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離乳食の野菜スープやだし汁をその都度作るのは面倒ですよね。一度にまとめて作って冷凍しておくと便利ですよ。粗熱をとった後、大さじ1ずつ製氷皿に入れて、冷凍保存しておきましょう。

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調味料を使った離乳食の味付けと量

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砂糖(離乳食中期~)

砂糖は離乳食中期からごく少量であれば使えますが、無理に使う必要はありません。赤ちゃんは甘いものが好きなので、砂糖の使いすぎには注意が必要です。さつまいもや果物など、なるべく自然の甘さを味わえると良いですね。また、はちみつや黒糖はボツリヌス菌が混入している恐れがあるため、1歳になるまでは使えません。

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塩(離乳食中期~)

塩は離乳食中期から少量なら使えますが、なるべく離乳食後期以降から使うようにしましょう。赤ちゃんは腎機能が未発達なため、塩分の摂りすぎには注意が必要です。大人の食事に使う量の1/3程度を目安にしましょう。

醤油(離乳食中期~)

醤油は離乳食中期からごく少量使えますが、なるべく離乳食後期以降から使うようにしてください。味付けというよりも風味付けととらえ、ごく少量にとどめましょう。塩分の摂りすぎは赤ちゃんの腎臓に負担をかけるので注意が必要です。醤油を購入する際は原材料表記をチェックして、食品添加物が含まれていないものを選びましょう。

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醤油のかけすぎに注意

子どもがあまりにも離乳食を食べないため、風味づけに醤油を1滴垂らしてみたところ、喜んで食べるようになりました。しかし、醤油のおいしさを知ってしまったのか、醤油なしではほとんど手を付けなくなってしまいました。

味噌(離乳食中期~)

味噌は離乳食中期から使用できますが、塩分が多いため離乳食後期以降からの使用が望ましいでしょう。味噌は塩分が強いため、使用する量はごく少量にとどめます。味噌を購入する場合は、原材料に食品添加物が含まれていないかよく確認しておきましょう。

オリーブオイル・バター(離乳食中期~)

オリーブオイルやバターがあると、ソテーや炒めものなど、調理法のバリエーションが増えます。ただし有塩バターは塩分が強いため、無塩バターを使いましょう。また、脂質の摂りすぎには十分注意してください。オリーブオイルやバターは離乳食中期からごく少量使用できますが、なるべく離乳食後期以降に使いましょう。

マヨネーズ(離乳食後期~)

マヨネーズは離乳食後期から使用できますが、脂肪分を多く含むため、使用するときは酸味を加える程度にとどめます。食べすぎにならないように十分注意しましょう。

ケチャップ(離乳食後期~)

離乳食後期から使用できるケチャップは、味に変化を与えたいときに、風味付け程度に使用します。ケチャップは香辛料の刺激が強いため、使用量には十分注意しましょう。

離乳食の味付けにおすすめの風味付け食材

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離乳食の風味付けに役立つおすすめの食材を紹介します。

焼き海苔(離乳食中期~)

焼き海苔は、離乳食中期から使用できます。離乳食中期では、海苔を水分でふやかしたものを使いましょう。おかゆや豆腐の風味付けにぴったりですよ。大きいサイズの海苔は喉に貼りつきやすいため、細かく切ってから使うと安心です。手づかみ食べのころになると、小さく切ったものをおにぎりに用いることができます。

ごま(離乳食後期~)

ごまは、離乳食後期から使用できます。最初は細かくすりつぶした「すりごま」の状態で与えましょう。ごまは食物アレルギーの症例が一定数報告されていることから、特定原材料に準ずる20品目に指定されています。初めて食べさせるのは小児科が空いている午前中にし、食後はしばらく様子を見ましょう。

粉チーズ(離乳食中期~)

粉チーズは離乳食中期から使用できますが、塩分を含んでいるため使用量には十分注意しましょう。粉チーズはポタージュやリゾットに加えるだけでコクやうまみがアップします。

きなこ(離乳食中期~)

きなこは離乳食中期から使用できますが、粉のまま食べるとむせて気管に入りやすいため、水分を含んだ状態で食べさせましょう。ヨーグルトやおかゆの風味付けにおすすめです。

青海苔(離乳食中期~)

青海苔は離乳食中期から使用できます。青海苔はそのまま振りかけるだけで、食物繊維や葉酸などが手軽に補える便利な食材です。おかゆやスープの風味付けに使用しましょう。

削り節(離乳食中期~)

削り節はだしをとる目的では離乳食初期から使用できますが、食べる場合は離乳食中期からです。おかゆやうどんなどに、削り節を少し振りかけるだけで風味がアップしますよ。乾燥した状態の削り節はのどに引っかかる恐れがあるので、しっかりとふやかすか、粉末状の削り節を使いましょう。

桜海老(離乳食後期~)

桜海老は離乳食後期から使用できますが、えびは7大アレルゲンに含まれていることから、無理に使用する必要はありません。もし食べさせるときは、小児科があいている日の午前中にし、食後は様子を見ましょう。食べさせるときはお湯でふやかして塩分を落とした後、細かくすりつぶした状態で与えます。

カレー粉(離乳食完了期~)

カレー粉は離乳食完了期から使用できますが、カレーには多くの香辛料や塩分が含まれています。味覚の発達段階にある赤ちゃんには刺激が強すぎることがあるため、無理に使う必要はありません。カレー粉を使用する場合は、ごく少量にとどめましょう。あるいは、1歳から使用できる幼児用のカレールウを準備し、説明書の指示にしたがって使用しましょう。

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離乳食の味付けのポイントについて、調味料別に説明します。

離乳食が進んできたら味付けにソースも活躍!

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離乳食が進んできたら、味に変化をつけるためにソースを取り入れましょう。手作りするのが最適ですが、忙しい場合はベビーフードを活用するのもおすすめです。

ホワイトソース

ほんのり甘く、クリーミーなホワイトソースは赤ちゃんが大好きな味です。冷凍保存できるので、まとめて作ると便利ですよ。

【離乳食から使える本格ホワイトソース(生後7ヶ月~)】

■材料
・たまねぎ(みじん切り):50g 
・バター:25g
・小麦粉:15g
・牛乳:100㏄
・水:80㏄

■作り方
1.バターを入れた鍋にたまねぎを加え、透き通るまで炒める
2.小麦粉を加えてよく炒める
3.鍋を火からおろし、牛乳を少しずつ加えてだまにならないようによく混ぜる
4.火にかけながら水を加え、とろみがついてきたら完成

【ピジョン】かんたん粉末 ホワイトソース
¥308〜(2018/12/17 時点)

■生後5ヶ月~
■内容量 56g

生後5ヶ月頃から使用できる、粉末タイプのホワイトソースです。熱湯で溶かすだけで簡単にホワイトソースが作れますよ。ドリアやクリームスープなど、離乳食のバリエーションが広がります。

トマトソース(生後7ヶ月頃~)

トマトソースの甘みと酸味は、離乳食のアクセントにぴったりです。おかゆやパスタ、白身魚など、さまざまな食材と合わせて使ってみましょう。

■材料
・たまねぎ(みじん切り):10g
・にんじん(みじん切り):10g
・トマト水煮:80㏄
・野菜スープ:50㏄
・オリーブオイル:適量

■作り方
1.オリーブオイルを熱したフライパンに、たまねぎとにんじんを加えよく炒める
2.野菜スープとトマトの水煮を加えて中火で煮る
3.たまねぎとにんじんがやわらかくなったら完成

【ピジョン】ベビーフード かんたん粉末 チキントマトソース
¥288〜(2018/12/17 時点)

■生後7ヶ月~
■内容量 25.8g(4.3g×6)

生後7ヶ月頃から使用できる、粉末タイプのチキントマトソースです。鶏ひき肉と2種類の野菜を使い、まろやかな味付けに仕上がっています。パスタやマッシュポテト、おかゆなど、さまざまな食材と相性ばっちりですよ。

だしやスープを上手に使って、おいしい離乳食を作ろう

離乳食作りで大切なポイントは、赤ちゃんの味覚を育てるような味付けにすることです。素材本来の味や香りを楽しめるように、薄味を意識しましょう。だしやスープを上手に使うと、薄味でも十分おいしい離乳食に仕上がります。

離乳食初期は調味料を使わないのが基本です。離乳食中期からは使用できる調味料が増えますが、味付けよりも風味付けとして使いましょう。薄味の料理は離乳食はもちろん、健康を気遣うママやパパにもおすすめです。だしやスープを料理に取り入れて、家族みんなでヘルシーでおいしい食事を楽しみましょう。

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