【管理栄養士監修】離乳食中期(7~8ヶ月頃)の量や食材別のポイントは?レシピや味付けなどを解説!【モグモグ期】

離乳食の進み具合は一人ひとり違うとわかっているものの、食べる量が気になるママは多いのではないでしょうか。離乳食初期からステップアップする生後7ヶ月・8ヶ月頃の離乳食中期の量やかたさ、味付けの目安、そして進め方のポイントをおすすめのレシピとともに紹介します。主食・副菜・主菜のポイントも管理栄養士監修記事で解説します。

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この記事の監修

片村 優美
管理栄養士
片村 優美

目次

  1. 離乳食中期(モグモグ期)はいつから?
  2. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期の量・かたさ・味付けは?
  3. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期(モグモグ期)の進め方は?
  4. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期の主食とポイント
  5. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期の野菜(副菜)とポイント
  6. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期の果物(副菜)とポイント
  7. 離乳食中期のタンパク質とポイント
  8. 【生後7~8ヶ月】離乳食中期におすすめのレシピ4選
  9. 生後7~8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べないときには?
  10. 赤ちゃんのペースに合わせて、焦らず離乳食を進めよう
  11. あわせて読みたい

離乳食中期(モグモグ期)はいつから?

赤ちゃんの離乳食は、大きく4つの段階にわけて進められます。それぞれの段階と月齢の目安は、以下の通りです。

・離乳食初期(ゴックン期) 生後5~6ヶ月頃
・離乳食中期(モグモグ期) 生後7~8ヶ月頃
・離乳食後期(カミカミ期) 生後9~11ヶ月頃
・離乳食完了期(モグモグ期) 生後12~18ヶ月頃

離乳食を始める時期にもよりますが、だいたい生後7~8ヶ月頃に離乳食中期の食材を食べ始める赤ちゃんが多いようです。しかし、赤ちゃんの成長には個人差があるため、上記の通りに離乳食が進まないこともあります。月齢の目安は参考程度に考え、赤ちゃんの様子を見ながらステップアップしていくようにしましょう。

離乳食中期はモグモグ期とも呼ばれ、赤ちゃんは舌を上下に動かしながら、やわらかい離乳食を舌を使ってつぶして食べられるようになります。この時期の食事の回数は1日2回(2回食)です。

生後7~8ヶ月頃になるとお座りができるようになる赤ちゃんもいるので、お座りが安定してきたら、椅子に座らせて離乳食を与えても良いでしょう。ママやパパが赤ちゃんの正面に座ると、赤ちゃんがしっかりと舌をモグモグさせているか見ながら食べさせることができますよ。

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【生後7~8ヶ月】離乳食中期の量・かたさ・味付けは?

離乳食中期の食材の量

離乳食中期は、主食・主菜・副菜を組み合わせて与えるようにしましょう。離乳食中期の1食あたりの主食の量の目安は、以下の通りです。

【主食】
・おかゆの場合:50~80g
・食パンの場合:8枚切りのものを1/2枚
・うどんの場合:乾麺の状態で10~15g

【主菜】
・魚・肉の場合:10~15g
・豆腐の場合:30~40g
・卵の場合:卵黄1~全卵1/3個
・乳製品の場合:50~70g

【副菜】
・果物・野菜:20~30g

主菜の1食あたりの量は、与える食品によって異なります。ただし、赤ちゃんの食事量は個人差が大きいので、様子を見ながら調整するようにしましょう。

離乳食中期のかたさ

離乳食中期ごろになると、赤ちゃんは舌を上下に動かし、やわらかい離乳食をつぶしながら食べることができるようになります。離乳食初期(ゴックン期)に行っていたすりおろしや裏ごしは不要ですが、指でつまんだら簡単につぶせる程度のやわらかさを目安にしましょう。豆腐やプリン程度のかたさを意識すると良いですね。

食材の大きさはみじん切りから5mm角程度が望ましいです。カットした状態で加熱すると、火の通りが早いので、短時間でやわらかくすることができます。

離乳食中期の味付け

離乳食中期になると、砂糖やバターなど、ごく少量の調味料を使うことができますが、控えめにするようにしましょう。薄い味付けにしても赤ちゃんがおいしく食べられるよう、だしを活用すると良いですね。

また、離乳食中期頃からは、さまざまな味や食感のものを与えることをおすすめします。新しい食材に挑戦するときは、アレルギーの心配が考えられます。何かあったときにすぐに病院へ足を運べるよう、午前中に1さじからスタートするようにしてくださいね。

【生後7~8ヶ月】離乳食中期(モグモグ期)の進め方は?

離乳食中期は2回食に慣れていく時期です。2回食に移行したばかりのころは、午前の食事はいつも通りの量を与え、午後は1/3~1/2程度の量からスタートしましょう。赤ちゃんが2回食に慣れてきたら、徐々に量を増やしていきます。

できるだけ毎日決まった時間に1日2回の離乳食を与えるようにすると、生活リズムを整えることができるかもしれません。

離乳食初期(ゴックン期)から離乳食中期(モグモグ期)へのステップアップの目安

離乳食を始めて1ヶ月が過ぎたら、2回食を始めます。赤ちゃんが離乳食に慣れた生後7ヶ月頃になると、赤ちゃんはスプーンで口に入れてもらったものを上手にゴックンと飲むことができるようになります。赤ちゃんが2回食に慣れ、ゴックンと上手に食材を飲みこんでいれば、少しずつ離乳食中期(モグモグ期)へステップアップしてよいでしょう。

離乳食中期(モグモグ期)から離乳食後期(カミカミ期)へのステップアップの目安

離乳食中期から離乳食後期に移行するタイミングは、生後9ヶ月以降が目安です。生後9~11ヶ月頃の離乳食後期には、赤ちゃんは舌を左右に動かすことができるようになります。口内で離乳食を動かし、歯ぐきでつぶせるようになるので、食材も豆腐程度のかたさからバナナ程度のかたさのものにステップアップすると良いでしょう。

食事の回数は1日3回となり、離乳食を自分で食べたがる赤ちゃんも多いです。赤ちゃんが離乳食を自分で食べたがるようなら、手づかみして食べられる離乳食を取り入れると良いですね。

【生後7~8ヶ月】離乳食中期の主食とポイント

おかゆ

離乳食中期の赤ちゃんのおかゆは、全がゆです。米と水を1:7の割合で作る7倍がゆを目安にしましょう。炊きあがったごはんの状態から作るときは、ごはんが1・水が3~4の割合で作ると良いですね。

離乳食初期のように、ペースト状にすりつぶす必要はありません。7倍がゆに慣れてきたら、徐々に米と水を1:5の割合で作る5倍がゆに移行していきましょう。

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うどん

うどんは、やわらかく煮てから刻んで与えます。生後8ヶ月頃からは細麺のスパゲッティやマカロニを取り入れても良いですね。そうめんは、生後7ヶ月頃からうどんのように与えることができます。

パン(食パン)

離乳食中期にパンを使うときは、耳を取った食パンを選びましょう。細かく刻んでやわらかく煮て、パンがゆにします。食パン以外のパンは、離乳食中期の赤ちゃんには与えないようにしてくださいね。

粉ミルクを使って、ミルクパンがゆを作っていました

私は母乳育児だったのですが、出産した病院などで粉ミルクをもらう機会が何度かありました。娘が哺乳瓶を嫌がるので持てあましていたのですが、育児本で紹介されていた粉ミルクを使ったパンがゆが目にとまり、作ってみることにしたのです。

当時娘は離乳食をほとんど食べてくれなかったので、残ったものを味見してみたのですが、想像以上においしいのでおすすめです。大人が食べるときは、フルーツやジャム、砂糖などを加えるとより食べやすかったです。

【生後7~8ヶ月】離乳食中期の野菜(副菜)とポイント

トマト

トマトは皮と種を取り除き、みじん切りにして与えます。トマトのお尻の部分に十字の切り込みを入れ、熱湯にさらしてから冷水にとると、皮をスムーズにむくことが可能です。加熱はしてもしなくても問題ありません。

かぼちゃ

かぼちゃはやわらかく煮て、荒くつぶしてから与えます。電子レンジを使うと、短時間でやわらかくすることができて便利です。

にんじん

にんじんはやわらかく茹で、みじん切りにするか5mm角に切ります。

ほうれん草

ほうれん草はやわらかく茹で、みじん切りにしましょう。ほうれん草は鉄分や、造血作用があるビタミンB12が豊富なので、赤ちゃんの離乳食にもぜひ取り入れてみてくださいね。

貧血気味だったので、子どもといっしょに鉄分補給

完全母乳だったせいか、授乳期間は貧血気味になることが多かったです。そういったときに重宝していたのが、鉄分が豊富なほうれん草でした。娘の離乳食には葉先のやわらかい部分を使い、芯の部分は大人用にしていました。

きゅうり

きゅうりは皮をむき、やわらかく加熱してから細かく刻んで与えます。生のまますりおろして与えることも可能です。

キャベツ

キャベツはやわらかく茹でて、みじん切りにしましょう。

なす

なすは皮をむき、水にさらして調理しやすい大きさに切ってから、水にさらしてあくを抜きます。やわらかくなるまで茹でたら、細かく刻みましょう。

玉ねぎ

玉ねぎはやわらかく茹でてからみじん切りにします。舌でつぶせるやわらかさになるよう、しっかりと加熱しましょう。

小松菜

小松菜は茹でてあくを抜き、細かく刻んで与えます。小松菜はほうれん草と同じく鉄分が豊富で、鉄分の吸収を助ける働きがあるビタミンCも多いのが魅力的です。

白菜

白菜はやわらかく加熱してから、みじん切りにしましょう。葉先の部分と芯の部分では加熱時間が異なるので、芯の部分から加熱を始めると良いですね。

【生後7~8ヶ月】離乳食中期の果物(副菜)とポイント

バナナ

バナナは荒くつぶすか、粗みじん切りにして与えます。栄養価の高いバナナは主食の代わりとしても取り入れられますが、バナナばかり食べていると栄養が偏ってしまうので、注意が必要です。主食はおかゆやうどん、パンがゆを中心にするようにしましょう。

バナナは手軽に使えて便利

手軽に食べられるバナナは、常に買い置きをしています。マッシャーでつぶして手軽に離乳食に使えるので、子どもの機嫌が悪く離乳食作りに時間が取れないときも助かりました。子どもは現在4歳ですが、朝食やおやつによくバナナを食べています。栄養豊富で、腹持ちも良いのがうれしいですね。

りんご

りんごは皮をむき、みじん切りにしてやわらかく加熱しましょう。生のまますりおろして与えることもできます。

いちご

いちごは荒くつぶしたりすりおろしたり、みじん切りにしたりして与えます。加熱はしなくても大丈夫ですが、生のまま使うときはよく洗うようにしましょう。

離乳食中期のタンパク質とポイント

ささみ

赤ちゃんに初めてお肉を与えるときは、鶏のささみを選びましょう。加熱してからすりつぶしたり、ペーストにしたりして与えます。赤ちゃんがささみに慣れてきたら、包丁でたたいて挽肉状にしてから調理しても良いでしょう。パサついて食べづらいようなら、片栗粉などでとろみをつけてあげると良いですね。

卵を与えるときは、アレルギーの可能性を考慮し、固ゆで卵の卵黄を1さじからスタートしましょう。ゆで卵の卵黄だけを取り出し、白湯やスープ、ミルクなどでのばすとメニューのバリエーションを増やすことができます。

卵黄のみ与えてしばらく様子を見たあと、アレルギー症状が出ないようならしっかりと加熱した全卵を与えます。卵アレルギーは白身によって引き起こされることが多いため、全卵にステップアップするときも1さじから始めると良いですね。

白身に含まれているアレルギーの原因となりやすい成分は、水に溶ける性質があります。固ゆで卵にしてから長時間放置していると白身の成分が黄身にうつってしまうので、注意が必要です。アレルギーがないことがわかるまでは、調理後時間をあまりあけずに赤ちゃんに与えるようにしましょう。

しらす

しらすは下茹でするか熱湯を回しかけ、塩抜きをしてから与えましょう。

鯛・ひらめ・かれい

鯛・ひらめ・かれいといった白身魚は、しっかりと加熱してからほぐし、細かく刻みます。小骨が残っていないかきちんと確認するようにしましょう。

鮭も白身魚と同様、加熱してからほぐし、細かく刻みます。缶詰などを活用しても良いですね。

ツナ

離乳食中期からツナ缶を使うことはできますが、ノンオイルの水煮缶を選ぶようにしましょう。食塩無添加でない場合は、熱湯をまわしかけて塩抜きして使うと良いですね。こまかく身をほぐしてから与えます。

ツナ缶は買い置きができるのが魅力的

赤ちゃんを連れて買い物に行くのは大変なので、基本的に夫の休みの日にまとめ買いをしていました。離乳食は買い物のあとにまとめて作って冷凍していたのですが、計算を間違えて足りなくなると困ったものです。そういったときに便利なのが、ツナの水煮缶でした。

長期保存できるので、いざというときのために買い置きをしておきました。食塩無添加のものだと塩抜きの手間なく離乳食に使えて助かります。万が一のときの防災用品としても、ツナ缶はストックしておくと便利ですよ。

ヨーグルト

離乳食中期にヨーグルトを使うときは、無糖のものを選ぶようにしましょう。開封後時間が経ったヨーグルトの使用は控え、新鮮なものを使います。野菜や果物に混ぜて与えるのがおすすめです。

納豆

納豆は、ひきわりを使うと調理がスムーズです。ひきわりでない納豆を使うときは、細かく刻むようにしましょう。納豆にはたれが添付されていますが、離乳食には使わないようにしてくださいね。細かく刻んで野菜と混ぜるのもおすすめです。

豆腐

豆腐は小さく切って加熱して使います。加熱してからすりつぶし、和え物に使っても良いですね。豆腐は「畑のお肉」とも呼ばれ、栄養豊富なので、ぜひ離乳食に活用してくださいね。

【生後7~8ヶ月】離乳食中期におすすめのレシピ4選

かぼちゃがゆ

■材料(1食分)
・7倍がゆ 50g
・かぼちゃ 大さじ1

■作り方
1.かぼちゃはやわらかくなるまで加熱し、細かく刻みます。
2.かぼちゃと7倍がゆ小鍋に入れ、ひと煮立ちさせます。

■コツ・ポイント
・かぼちゃは、さつまいもなどのほかの野菜で代用することができます。季節の野菜を取り入れてみましょう。
・7倍がゆとかぼちゃを長時間加熱すると粘り気が出るため、一煮立ちしたらすぐに火からおろします。

作り置きしていたおかゆと野菜で、電子レンジ調理すると時短

毎日の離乳食作りは、とにかく手早く済ませたいものですよね。私はおかゆや下ごしらえした野菜やだしなどを製氷皿を使って冷凍しておき、普段の離乳食は電子レンジ調理で済ませていました。凍った状態のものを耐熱皿に入れて加熱し、混ぜるだけで良いので手軽ですよ。

ただし、いつ作った離乳食かわからなくなってしまうことも多かったので、作った日付などをメモしておいたほうが良いかもしれません。

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ささみのトマト煮

■材料(1食分)
・ささみ 15g
・トマト 1/4個
・野菜スープ 適量

■作り方
1.ささみを茹で、細かく刻みます。
2.トマトは皮と種を取り除き、みじん切りにします。
3.材料をすべて小鍋に入れ、一煮立ちさせます。

■コツ・ポイント
・野菜スープとは、細かく刻んだ人参や玉ねぎ、大根などの野菜を水でやわらかく加熱したもののことです。だしや調味料は加えずに作るため、素材本来の味を楽しめます。野菜スープの具を加えても作っても良いでしょう。
・水溶き片栗粉でとろみをつけると、より食べやすくなります。

納豆となすのスープ

■材料(1食分)
・ひきわり納豆 大さじ1
・なす 大さじ1
・だし汁 適量
・しょうゆ 2~3滴

■作り方
1.ひきわり納豆を粗くすりつぶします。
2.なすは皮をむいて水にさらし、やわらかく茹でて細かく刻みます。
3.耐熱容器にだし汁とひきわり納豆、なすを加えて電子レンジで30秒程度加熱します。
4.しょうゆで味を調えます。

■コツ・ポイント
・鍋を使って加熱する場合は、刻んだなすをやわらかくなるまでだし汁で煮てからひきわり納豆を加えましょう。
・電子レンジで加熱するときは、様子を見て時間を調整してくださいね。

いちごヨーグルト

■材料(1食分)
・無糖ヨーグルト 15g
・いちご 1個

■作り方
1.いちごは細かく刻むか、粗くつぶします。
2.無糖ヨーグルトといちごを混ぜ合わせます。

■コツ・ポイント
・バナナなど、ほかの果物で作ってもおいしいです。
・トマトやにんじん、かぼちゃなどの野菜で代用することもできます。

生後7~8ヶ月の赤ちゃんが離乳食を食べないときには?

離乳食を始めて少し経った生後7~8ヶ月になっても、赤ちゃんが離乳食を食べてくれずに悩むママやパパは多いようです。離乳食をスタートしたばかりのころはしっかりと食べていても、生後7~8ヶ月で急に食べなくなることもあります。

母乳やミルクばかり飲んで離乳食が進まなかったり、日によって全く食べない日があったりするなど、赤ちゃんによって離乳食の進み方はさまざまです。離乳食を食べる量が少なくても、体重が順調に増えていれば特に問題ないことがほとんどです。離乳食の進み方には個人差があるため、焦る必要はありませんよ。

ステップアップしたら、離乳食を食べるようになりました

娘が赤ちゃんのころは、離乳食をほとんど食べてくれずに苦労しました。一口でも食べてくれたら良いほうで、基本的に口に入れることすら拒否するか、口に入れてもすぐに出してしまうかのどちらかでした。ほかの赤ちゃんと比べては落ち込み、嫌がる娘に対してイライラをぶつけることもあり、自己嫌悪に陥ることも多かったです。

そんなある日、娘が大人の食べていた食パンに手を伸ばしてきました。月齢は離乳食後期の時期に入っていたため、「どうせ食べないだろう」と考えつつも食パンの白い部分を渡してみると、パクパク食べ始めたのです。

その後も手づかみで食べられるような離乳食は好んで口にするようになり、驚きました。おかゆはそれまで同様拒否を続けていたのですが、軟飯をおにぎりにしたら嫌がらずに口にしてくれたのです。今離乳食を食べなくても、月齢に合わせてステップアップしてみると食べてくれるかもしれませんよ。

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赤ちゃんのペースに合わせて、焦らず離乳食を進めよう

離乳食に限らず、子育ては育児書通り順調に進むとは限らないものです。赤ちゃんの成長には個人差があることを忘れず、周囲と比べないようにしましょう。子どもが離乳食をなかなか食べてくれないとママはストレスがたまってしまいますが、ママのイライラは子どもに伝わってしまいます。

周囲に相談したり、気分転換したりしてママ自身が離乳食について気負い過ぎないようにしてくださいね。市販のベビーフードなどもうまく活用し、ママにとっても赤ちゃんにとっても無理のないペースで離乳食を進めていきましょう。

※この記事は2023年9月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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