三輪ベビーカーの人気15選！軽量・対面・価格が安いタイプはどれ？

ベビーカーといえば、前輪後輪ともに二輪ずつの計四輪タイプをイメージする方が多いかもしれませんが、最近では三輪のベビーカーも人気があります。

三輪ベビーカーは前輪がひとつしかないため、方向転換がスムーズで小回りがききやすいことが最大の特長です。安定性があり、走行性にも優れています。一方で、でこぼこ道や段差の多い海外の道などでも負担なくスムーズに走れるように設計されているために、全体的に大きく、重いものが多いようです。

三輪ベビーカーの最大のメリットは、やはりその走行性の良さでしょう。前輪がひとつしかないため、片手で操作していても簡単に方向転換ができるなど、小回りのききやすさも抜群です。

また、全体的にタイヤが大きく太めなので、さまざまな路面で無理なく走行できるのが魅力です。接地面が三点ということもあり、後ろへと重心をかけやすいため、前輪タイヤが簡単に持ち上がり、ちょっとした段差があっても軽々と越えられます。

三輪ベビーカーは海外製のものが多く、それぞれの国の安全基準に沿って作られています。海外ならではのスタイリッシュなデザインのものがたくさんあるのも魅力です。

前輪に向かってシュッとしたフォルムで、スマートに見えます。フレームのデザインも国産のものとは違った個性的な印象で、メリハリのきいた色遣いのモデルも多く、おしゃれですよね。

安定性の良さや走行性の高さを重視する一方、全体的に大きく重いものが多いのも三輪ベビーカーの特徴です。モデルによって重さは異なりますが、10kg近い重量のベビーカーは決して珍しくなく、軽いタイプであっても5kgを超えるものがほとんどです。

四輪のA型ベビーカーの重さが5kg前後、軽量のB型などで2kg前後なので、他のタイプのベビーカーと比べると、三輪ベビーカーは重いと感じてしまうかもしれません。走行性や安定性にそこまでこだわりがなく、軽さを重視するという場合には、四輪ベビーカーのほうがおすすめですよ。

最近では、三輪ベビーカーもリーズナブルになりつつありますが、それでもまだまだ価格が高いものが多い印象です。人気のモデルで5万円以上するものが多く、ハイスペックタイプのものや高級モデルともなると、8万円を超えるものも珍しくありません。

とはいえ、どれもこれも高額というわけではなく、2～3万円程度の三輪ベビーカーもあります。三輪にこだわらず、海外製のおしゃれなベビーカーをリーズナブルに手に入れたいのであれば、マクラーレンのベビーカーなど四輪のベビーカーを検討してみてはいかがでしょうか。

三輪ベビーカーはさまざまなメーカーのものやデザインのものがあります。まずは、口コミが気きっかけで人気が高まっている、定番ともいえる三輪ベビーカーから紹介します。

「エアバギー」の「ココシリーズ」は、三輪ベビーカーの中でも特に人気が高いモデルです。エアバギーココブレーキはハンドル部分にブレーキレバーがついているほか、エアータイヤ搭載のため、走行性が良く安全に使用できると口コミで人気です。デニム素材のファブリックも落ち着きがあっておしゃれですよね。

「スムーヴ」は、日本のベビーカーの定番「アップリカ」から販売されている三輪ベビーカーです。エアータイヤによるスムーズな走行や振動の低減、地熱やほこりから赤ちゃんを守るハイシートなど、うれしいポイントがたくさんあるとの口コミが寄せられています。信頼できるブランドのもの、比較的購入しやすい価格帯といった点が人気の理由のようです。

片手でも楽々操作できるほど小回りがきく「グレコ」の「シティトレック」も口コミで人気の三輪ベビーカーです。エアータイヤ仕様で振動も少なく、赤ちゃんは快適です。シート下の収納部分には買い物かごがそのまま載せられるほどの容量があり、その収納力の高さもシティトレックが選ばれる理由となっているようです。

大きくてかさばるものが多い三輪ベビーカーですが、比較的軽量でコンパクトなタイプのものもあります。扱いやすくおすすめの三輪ベビーカーを紹介します。

クイニージャズは、三輪ベビーカーならではの走行性の良さはそのままに、軽くてコンパクトなのが大きな特長です。折りたたむことで驚くほど小さくすることができます。公共交通機関での移動が多い方や、旅行先で使うセカンドベビーカーが欲しい方に人気です。カラフルで個性的なフォルムもおしゃれですよね。

三輪ベビーカーは比較的高額なものが多いですが、購入しやすい手頃な価格帯のものもあります。

「joie（ジョイー）」の「ライトトラックス」は、高額なものが多い三輪ベビーカーの中でも、比較的リーズナブルな価格で購入できるモデルです。販売店によりますが、安いものなら2万円を下回る価格で購入することもできます。

安全性や走行性の高さはもちろんのこと、改札などもスムーズに通り抜けられる大きさという点も選ばれやすいポイントでしょう。機能性を考えると、2～3万円程度で購入できるのは魅力的ですね。

「アイ・ベイブ」は、おしゃれなデザインと操作性の高さを持ちながらも、2万円前後とリーズナブルな価格で購入できる三輪ベビーカーです。ベーシックなブラックカラーのほかにも、パープルやレッド、ブルーなど鮮やかなカラーラインナップが楽しめます。

別売りのシートカバーを購入すれば、着せ替えも楽しむことができ、飽きが来ないでしょう。シート下の収納スペースはたっぷり広々で、買い物かごなどもすっぽりと入りますよ。

しっかりとした作りのものが多く、ある程度の年齢になっても乗れるものが多いのが三輪ベビーカーの魅力でもあります。低月齢から4～5歳ころまでと長く使えるベビーカーを紹介します。

「ベビージョガー」の「シティミニ」は、生後1ヶ月から5歳までと長く使うことができます。利用する月齢や年齢に合わせて角度が調節できるので、乗り心地は抜群です。しっかりとしたつくりになっているので、安全性が高く、安心して子どもを乗せられるでしょう。

「マウンテンバギー」の「スイフト」は、新生児期から体重が20kgになる5歳頃まで使える三輪ベビーカーです。大きめのエアータイヤが使用されているため、子どもの体重が増えてきても重さを感じることなく、スムーズに走行できます。

落ち着いた黒やグレーのカラーのほか、鮮やかなブルーや黄色など、さまざまなカラーがあります。スタイリッシュでおしゃれなのも魅力ですね。

「フィルアンドテッズ」の「ダッシュ」は、新生児から体重25kgになる7歳頃までを目安に使用できる三輪ベビーカーです。セカンドシートを取りつけることで2人乗りベビーカーとしても使用できます。セカンドシートをつけたままでも簡単に折りたためるので、使い勝手は抜群です。

「ブリタックス」の「ビーアジャイル3」は、生後1ヶ月から4歳頃までの使用を目安としてつくられている三輪ベビーカーです。ブリタックスは英国王室が使用していたブランドとしても広く知られており、海外でも多く利用されています。

多くの三輪ベビーカーは、大型で場所をとってしまうものです。しかし、ビーアジャイル3は片手で小さくたたむことができ、収納時や移動の際に便利ですよ。

月齢が低いころは、ベビーカーを対面式で使いたいと思うママもいるでしょう。対面式やフラットシートなど、さまざまなスタイルで利用できる三輪ベビーカーを紹介します。

「コサット」の「オードリー」は、名女優オードリー・ヘプバーンをモチーフにしてつくられた三輪ベビーカーです。ストライプ柄のキュートなデザインや色合いが、かわいいもの好きのママにはたまらないでしょう。シートをフラットにして寝かせたままの使用はもちろん、対面や背面での使用もでき、ママと赤ちゃんに合わせて使い方が変えられます。

三輪ベビーカーではないものの、三輪ベビーカーに劣らない走行性と安定感のある「ハグミープラス」もおすすめです。フラットシートでの走行のほか、対面式や2人乗りなど、用途や年齢に合わせて乗り方が変化させられるのが特長です。

もともと三輪ベビーカーはタイヤが大きく優れた走行性を持っているものの、アウトドアシーンに合うよう、より走行性が高められたモデルもあります。こちらでは、アウトドアにおすすめのタイプを紹介します。

「エアバギーラン」はジョギング用に作られた三輪ベビーカーです。タイヤの大きさはほかの三輪ベビーカーと比べて大きいため、舗装されていない道でもスイスイ進めるのが特長です。ハンドルの高さが3段階で調節できるので、さまざまなシーンに合わせて使えるのも魅力ですね。

ブリタックスの「レボリューションプロ」は、ランニングやジョギングなどをしながら使えるように作られた三輪ベビーカーです。しっかりとサスペンションのきいたタイヤは走行時の衝撃をやわらげ、乗り心地を快適にしてくれます。

スポーツモードやシティーモードなど、使用するシーンに合わせた設定ができるため、アウトドアでも活躍してくれること間違いなしです。

「ベビートレンド」の「エクスペディションジョガー」は、ジョギングや歩きなど、走行パターンに応じて快適に使用できるように工夫されている三輪ベビーカーです。前輪が12インチ・後輪が16インチの大きなエアータイヤで、でこぼこ道や段差に対応しやすく、アウトドアでの使用に最適です。日よけが大きく深くまで下げられるので、強い日差しからもしっかりと守ってくれますよ。

三輪ベビーカーは高額なものが多く、使ってみたいと思っていてもなかなか手が出せないという方は少なくないでしょう。新品のものにこだわりがないというのであれば、中古品で探してみるのも良いかもしれません。

最近では三輪ベビーカーを購入する人が増えていることなどから、地域のリサイクルショップなどでもよく見かけます。オークションやフリマサイトなどにも、多くの三輪ベビーカーが出品されているので、欲しい商品が思いがけないお得な価格で購入できることがありますよ。

ベビー用品を取り扱うレンタル店などでは、数は多くはないものの、三輪ベビーカーのレンタルが可能です。三輪ベビーカーの使い心地を試してみたいという方や、短期間だけ利用したいという方は、こうしたレンタルを活用してみるのも良いでしょう。

ただし、人気のモデルはすでにレンタルされてしまっていることが多いでしょう。最新モデルの取り扱いがない場合などもあるため、商品をチェックして納得したうえで上手に利用したいですね。

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三輪ベビーカーは、走行性の良さや小回りのききやすさなどが大きな特長です。大きくて重いといった問題があるため、階段の多い場所や公共交通機関ではあまり向きませんが、街中を歩くときには快適に利用できるでしょう。

おしゃれなデザインのものが多いので、ベビーカーでおでかけをするのがより楽しくなりそうです。さまざまなタイプの三輪ベビーカーが販売されているので、目的やライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。