【徹底比較】ベビーカーAB型の人気10選！AB兼用の対面式・背面式のおすすめをご紹介！

ベビーカーは、一般社団法人製品安全協会が製品の安全性について定めた「SG基準」において、A型（A形）・B型（B形）のふたつに分類されています。それぞれの特徴は次の通りです。

AB型（AB）ベビーカー（AB兼用ベビーカー）とは、以前のSG基準で定められていたA型とB型の中間にあるようなベビーカーです。2017年の基準改正により、A型ベビーカーに分類されています。（※）

しかし現在でも、特に軽量でコンパクトに設計されているA型ベビーカーをAB型ベビーカーと呼ぶことがあります。A型とB型の両方の機能を兼用しているので、長期間使用できるのが魅力です。

AB型のベビーカーとほかのベビーカーにはどのような違いがあるのでしょうか。AB型ベビーカーのメリット・デメリットについて解説します。

AB型ベビーカーのメリットのひとつは、長期間使えることです。生後1ヶ月頃から約3歳頃まで1台のベビーカーで済ませられるので、買い替える費用や手間がかかりません。

二つ目のメリットは軽量であることです。AB型ベビーカーは軽いもので4kg前後、重いものでも6kg程度と軽く、ママひとりでも持ち運びしやすいのが特長です。車への積み降ろしや階段の上り下りも比較的容易といえるでしょう。

またAB型ベビーカーはコンパクトなものが多いので、狭い通路や人混みでも小回りが利きやすくなっています。

AB型ベビーカーは軽さが特長ではありますが、生後7ヶ月頃から使えるB型ベビーカーに比べると、やや重たい商品が多いようです。軽さにこだわるのであれば、B型ベビーカーを検討しても良いでしょう。

しかし、AB型ベビーカーの中には、肩にかけて持ち運びできるものや、握りやすい持ち手がついているものなど、ママに負担がかかりにくい商品があります。重量だけで選ぶのではなく、運びやすさを基準に検討してはいかがでしょうか。

生後1ヶ月から使用できる、おすすめの両対面式のAB型ベビーカーをご紹介します。

アップリカのカルーンエアーは、赤ちゃんの乗り心地にこだわったベビーカーです。振動を抑えるマルチショックレス構造を搭載し、高剛性フレームとサスペンションが走行時の振動を吸収します。

また、小児科医・理学療法士と合同で開発したシート「メディカル成長マモール」は、赤ちゃんの成長や発達に応じて自然な姿勢を維持できるようにサポートしてくれます。

コンビの人気ベビーカー「メチャカルハンディオート4キャスplus」は、軽量と優れた機能を兼ね備えた商品です。卵を落としても割れないという衝撃吸収素材をシートに使用しており、地面からの振動を軽減します。重量は4.9kgと軽く、たたんだ状態で持ち運べるように、座面にグリップが付いています。

対面使用でも背面使用でも、前輪のタイヤが動くように切り替わるため、行きたい方向にスイスイと進行できますよ。

西松屋が開発した「デ・ヨーネ レジェ」は、低価格ながらも赤ちゃんとママやパパが快適に使える機能を搭載したベビーカーです。アルミフレームを使っているので、軽量さと頑丈さが両立しています。大きめのバスケットは5kgまで搭載可能で、日々のお買い物にも便利に使えますよ。

ワンタッチ開閉やハイシート設計、ダブルホイールなど、他社のベビーカーにも劣らない機能が充実しています。両対面式ベビーカーを安い値段で買いたい人にはぴったりです。

グレコは世界80ヶ国で販売されている、米国トップクラスのベビーカーブランドです。シティライトRアップは走行性と収納力が魅力で、シリーズの中でも特に軽量にこだわって作られています。

紫外線が気になる時期にも楽しくおでかけができるように、UVカット率99％のフルカバー日よけが付いていますよ。窓付きなので、いつでも赤ちゃんの様子を確認できるのが嬉しいですね。

「コンパクトさにこだわりたい」という方におすすめなのが、背面式のAB型ベビーカーです。小さくても十分な機能を備えた、人気のベビーカーをご紹介します。

「ピジョンビングルBB0」は、押しやすさにこだわったベビーカーです。ママやパパのおでかけをより快適にしてくれる機能が設計されています。特徴のひとつはタイヤです。赤ちゃんの頭側のタイヤにはやや大きいサイズのものを使用しているため、対面時には段差の乗り越えをスムーズにし、背面時には赤ちゃんの体重をしっかりと支えてくれます。

また、タイヤの中が空洞になっているため、軽量で振動を吸収しやすいというメリットがあります。シートは衝撃吸収に優れているだけでなく、赤ちゃんの身体が蒸れないように通気性が高いメッシュ素材を採用しています。

コンビベビーカー「F2plus AJ」は、片手でも簡単に操作できる「ワンハンドターン革命」をコンセプトにしたベビーカーです。人間工学を参考に設計されており、片手でも小回りが利くので、人が多い場所や狭い通路も楽に走行できます。

シートライナーはリバーシブルで、2種類のデザインが楽しめますよ。シートを外すとメッシュ素材になり、夏でも涼しく快適に使用できます。

リッチェルのカルガルーファーストは、軽量さにこだわって作られたベビーカーで、重量はたったの3.4kgしかありません。ベビーカーを車に乗せたり持ち運んだりする機会が多い方でも、快適に使用できるのではないでしょうか。

首すわり前の赤ちゃんでも安全に使えるように、ヘッドレストや無段階リクライニング、大きめの幌が付いています。プチプラながらも充実した機能が搭載されたベビーカーです。

ジョイーのエアスキップは、A型ベビーカーの使いやすさとB型ベビーカーの持ち運びやすさを兼ね備えたベビーカーです。ハイシート設計のため、地面からの熱やほこりから赤ちゃんを遠ざけます。フットリクライニング機能があるので、子どもがおでかけの途中に寝てしまっても快適な姿勢をキープできますよ。

英国生まれのベビーカーブランド「マクラーレン」は、デザイン・機能ともに優れたベビーカーを販売しているブランドです。ロイヤルファミリーが愛用していることでも有名です。なかでも「マクラーレンクエスト」はコンパクトなため、人混みや狭い路地でも走行しやすく、日本人でも扱いやすいベビーカーといえるでしょう。

レインカバーが付属品で付いてくるので、雨の日でも快適に使用できますよ。

楽天・Amazonで他のAB型ベビーカーを探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。

ベビーカーはさまざまな商品が販売されているので、どんなベビーカーを選べば良いかわからないという方も多いでしょう。「ベビーカーを買ったけれど重たくて使いづらかった」「大きすぎて玄関で邪魔になってしまう」など、ベビーカー選びの失敗談も多く見られます。

ベビーカーを選ぶときに大事なのは、赤ちゃんの快適さはもちろん、使う人が扱いやすいと感じられるかどうかです。ママが重いものを運ぶのが苦手な場合や、階段があるマンションに住んでいる場合には、いくら機能が良くても重いベビーカーは使いにくいですよね。

コンパクトで軽量なAB型ベビーカーは頼りないように感じるかもしれません。しかし最近では走行性や操作性、赤ちゃんの快適さなど、ほかのベビーカーに劣らないものが多く販売されています。これからベビーカーを選ぶ方は、AB型ベビーカーも検討してみてくださいね。