ベビーカーの4つの盗難対策と盗難防止グッズ3選！意外と多い盗難被害を防ごう！

赤ちゃんとのおでかけでは、目を離せない赤ちゃんの一挙一動ばかりを気にして、他の物事に対する注意力が散漫になってしまうママやパパは少なくありません。そんな隙を狙ったベビーカーの盗難事件は意外と多いようです。　　

自治体で行われる健診にベビーカーで向かう家庭は多いでしょう。実際、保健センターなどに健診当日にはたくさんのベビーカーが集まり、見分けるのが困難なほどです。

しかし、健診受付の担当者はみんな忙しく、ママやパパたちも子どもの健診に付き添うためベビーカーの管理は甘くなりがちです。悲しいことに、ある自治体ではベビーカー置き場で盗難が多いことを訴え、健診中はロックするようにお願いしているところもあるそうです。

子どもが多いテーマパークもベビーカーの盗難が多発しているスポットです。夢の国であるディズニーランドも例外ではありません。アトラクションが終わって戻ったらベビーカーがなくなっていたという体験は意外と多いようです。

テーマパークのベビーカー置き場は、盗難とともに取り違えも多いことで知られています。楽しい時間を悲しい思い出で上塗りしないためにも、目印になるものを付ける・施錠をするなど対策しておきましょう。

心配な場合は、テーマパークのベビーカー貸し出しサービスを利用するのもおすすめです。

家は安心と思いがちですが、玄関前でも人目についてしまいます。実際、玄関先にベビーカーを停めておき、外出時に使おうと思ったらなくなっていたという経験談も寄せられています。自宅の敷地内だからといって安心せず、屋内での保管を徹底しましょう。

自分の目の前でベビーカーを持ち去られたという経験をしたママもいます。ベビーカーに引っ掛けていた荷物ごと走り去られてしまったようで、想像するだけで恐ろしい話です。ママやパパと子どもがけがをしかねない状況ですから、その恐怖心は長く心に残るでしょう。

保健センターやアミューズメントパークでも、ベビーカーをスタッフが預かってくれるサービスがある場合は利用しましょう。つい大丈夫だろうと思ってしまいますが、そのひと手間で悲しい思いをしなくて済むのです。しかるべきサービスをきちんと頼ることこそ、何よりの防犯です。

持ち主の気配を感じさせる記名があるものは、本来いくら高価なものでも転売には不利になります。盗難した犯人が使おうにも難しい状態ですね。ベビーカーに名前を書くことは、取り違い対策にも効果的です。

ベビーカーに一目見て自分のものだとわかるようなデコレーションをするのも効果的です。シールやステッカーを貼ったり、ハンドルにカバーを付けたりとアイデアはさまざまです。個性的なデザインのベビーカーは転売にも不利になりますし、持ち去っても足がつきやすいため、盗まれにくくなります。

ベビーカーを離れるときに、自転車用のチェーンロックや南京錠で動かないように固定しておくのもおすすめです。しかし、ディズニーランドなどのテーマパークでは、ベビーカーと柱をロックでつなぐような行為は禁止されていることもありますから、注意しましょう。

また、鍵をかけておくと簡単には動かせませんから、周囲の迷惑にならない場所であるかをよく考えて停めてくださいね。

外出先でベビーカーから離れなくてはいけないとわかっている場合は、事前に盗難防止グッズを用意しておくことをおすすめします。身近なものだと自転車のチェーンロックを使用しているママやパパもいるようですが、持ち歩くのが楽しくなるベビーカー専用のかわいいロックも多数販売されています。

たとえロックしていても、そのまま担いで持って行ってしまうケースもあるといわれていますが、実際のところ好んでリスクが高いものを狙う人は少ないでしょう。わかりやすく周囲に警戒していることをアピールすることは、盗難対策として非常に効果的です。

ここでは携行性・デザイン性を兼ね備えたベビーカーの盗難防止グッズをピックアップしました。

一見するとおもちゃのようなポップなチェーンキーです。柔らかい布製のカバーに覆われているので、ベビーカーに傷がつく心配もありません。使用しないときは専用キャリングケースに収納し、ベビーカーに取り付けておくことができます。かわいいデザインなので、ベビーカーからも浮きませんね。

3桁のナンバーを入力して解除することができるフックタイプのロックです。カラビナとしての使い方もできるので、買い物袋やママバッグを掛けておくフックとしての使用もできます。

軽くて丈夫なアルミ製で、滑りにくいようフォームグリップもついているので使い心地も抜群です。荷物の盗難防止にも役立つので、持っていて損はないでしょう。

アカチャンホンポやトイザらスでは、ベビーカーやチャイルドシートなど一部商品を購入した会員には補償サービスを提供していることがあります。これからベビーカーの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

申請をすると補償金額をポイントに換算して付与する、指定口座に振り込んでくれるなどの方法で受け取れます。盗難だけでなく故障でも補償が受けられることがありますから、長く使うことを考えれば有益なサービスといえるでしょう。

楽天・Amazonでベビーカー盗難防止のための他の商品を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。

ベビーカーは安い買い物ではなく、物によっては10万円近い高価なものも少なくありません。それなのにベビーカー＝ベビーグッズという概念のせいか、持ち主の防犯意識が低くなりがちあることも事実でしょう。

子どもが使うべきものを盗む大人がいると思いたくはありませんが「盗まれてもおかしくないもの」と意識を改めることが、最大の盗難対策となります。ベビーカーの管理方法を今一度振り返ってみましょう。

ベビーカーを使用するような子どもの赤ちゃん～幼児期はほんの数年です。かわいい盛りの思い出に泥を塗ることがないよう、防犯意識を持って安全なおでかけを楽しみましょう。