【体験談】ベビーカーはいつから使う?新生児から必要?いつ買う?購入タイミングや選び方は?先輩ママの体験談をご紹介
初めてパパ・ママになる人の中には、いつどのようなベビーカーを買えば良いかわからないという方が多いかもしれません。ここでは、「いつからベビーカーを使えるか知りたい」「A型とB型のどちらのベビーカーをいつ買うべきか悩んでいる」という方のために、先輩ママ100名への調査をもとにした、ベビーカーの購入タイミングを解説します。
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目次
ベビーカーはいつから使えるの?
製品安全協会が定めるSG基準により、ベビーカーはA型(A形)・B型(B形)という2つのタイプに分類されています。型によってどの月齢から使えるかが違います。それぞれいつから使えるのか見ていきましょう。
A型ベビーカーは生後1ヶ月頃から使えるものが多い
多くのA型ベビーカーは、新生児期を過ぎた生後1ヶ月から使用できます。生後1ヶ月から使えるA型ベビーカーは、最大限に倒した状態でのシートの角度が150°以上となるように定められているので、首がすわっていない赤ちゃんでも使うことができます。
A型ベビーカーは首がすわる生後4ヶ月頃から使えるものも
A型ベビーカーの中には、首がすわった生後4ヶ月から使用できるものがあります。生後4ヶ月頃から使用できるベビーカーのリクライニング角度は、130°以上と定められています。ベビーカーでのおでかけは首すわり以降にと考えている方におすすめですよ。
B型ベビーカーはお座りができる生後7ヶ月頃から使える
B型ベビーカーはお座りができる生後7ヶ月頃から使用できます。B型ベビーカーの特徴は、A型ベビーカーよりも比較的軽量でコンパクトなものが多いことです。
低月齢のうちはA型ベビーカーや抱っこ紐で移動していたという方も、赤ちゃんの体重増加にともなってB型ベビーカーに切り替えることが多いようです。特に2台目に購入するベビーカーは、セカンドベビーカーと呼ばれています。
ベビーカーは新生児から使えるの?
赤ちゃんが生まれてすぐからベビーカーを使いたいと考えるママやパパもいるでしょう。しかしA型ベビーカーであっても、一部の海外製ベビーカーを除き、ほとんどのものが生後1ヶ月から使用できるとされています。新生児期(生後28日・4週間)の使用には適していません。
リクライニングでシートが水平になるものであっても、生後1ヶ月を過ぎるまでは使わないようにしましょう。新生児を連れて外出しなければならない場合は、抱っこでの移動がおすすめです。抱っこ紐やスリングには新生児から使えるものが多いですよ。
ベビーシート(チャイルドシート)をベビーカーにセットするトラベルシステムの中には、新生児から使用できるものがあります。どうしても新生児をベビーカーに乗せたい場合には、トラベルシステム対応のベビーカーを検討してみてはいかがでしょうか。
先輩ママはベビーカーはいつ買っているの?
ほかのママはベビーカーをいつ買っているのか気になるという方は多いでしょう。ままのてではKIKIMIMI協力のもと、100名のママにベビーカーについて次の通りアンケートを実施しました。
・ベビーカーをいつ買ったか
・購入したベビーカーのタイプ(A型・B型)
・購入した理由など
その結果をもとに、ベビーカーを購入するタイミングを4つのケースに分けてご紹介します。
1.妊娠中にA型ベビーカーを買うケース
産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、ベビーカーを探したり購入したりするのが難しいという方も多いでしょう。生後1ヶ月頃からベビーカーを使いたい方は、比較的時間がある妊娠中にベビーカーを購入することをおすすめします。
A型ベビーカーを出産前に購入しました。出産してからではバタバタして買いに行くのが大変かなと思ったことと、早くからベビーカーに乗せて散歩したかったことが理由でA型を選びました。
基準となったのは赤ちゃんにとって乗り心地が良いことで、多少ガッチリして重くはなりますが、揺れの少ないものを選びました。1歳頃に新たにB型も購入しました。こちらはより軽くてスムーズに走行するものを選びました。(女性、28、東京都)
A型ベビーカーを妊娠後期に購入しました。出産前から買い物は歩きで行くことが多かったので、産後すぐに使えるように用意しました。前輪後輪ともに稼動すること、カゴが大きめという点を重視し、その中でデザインやブランドが気に入るものを夫と一緒に選びました。(女性、30歳、愛知県)
A型ベビーカーを出産前に購入しました。自分ひとりで買い物や健診に行かなければならないため、早めに準備しました。アパートで段差があったので、口コミなどを参考にしつつ、簡単にたためて軽いものを選びました。(女性、34歳、岡山県)
妊娠中にベビーカーを購入した人からは、「生後3ヶ月頃から抱っこ紐に移行し、その後はまったく使わなかった」という意見も聞かれました。
「ベビーカーを使うかどうかわからない」「赤ちゃんを乗せてから選びたい」という方は、無理に妊娠中に買う必要はありません。産後の落ち着いたころに赤ちゃんと一緒に選んでみてはいかがでしょうか。
2.赤ちゃんが生まれて2~3ヶ月でA型ベビーカーを買うケース
今回のアンケートで、ベビーカーを買うタイミングとして最も多かったのが、産後~生後3ヶ月頃までに購入するケースです。実際に赤ちゃんを座らせることができるので、使い勝手や赤ちゃんの様子を確認しやすいというメリットがあります。
赤ちゃんがでかけられるようになった生後3ヶ月頃に、実際に赤ちゃんをベビーカーに乗せてみて購入を決めました。妊娠中にある程度目星はつけておいたので、その商品に絞って探しました。一番ほしいと思っていた商品がちょうどセール中でお得に購入できたので、即決しました。(女性、28歳、静岡県)
生後3ヶ月頃にA型ベビーカーを購入しました。試乗させてみたときの子どもの様子や見た目の好み、押したときに軽くてとても操作しやすかったことが決め手でした。(女性、34、東京都)
ベビーカー選びは、段差や回転するときの押しやすさを重視しました。荷物を多く乗せることができるかどうかもポイントでした。出産前から大体の目星を付けていて、実際には出産後にネットで購入しました。(女性、27歳、長崎県)
出産後は忙しく、ベビーカーを選んだり買ったりするのが大変という意見もあります。しかし、最近ではネットでも気軽に購入できるためか、新生児期~生後3ヶ月頃までにじっくり検討してから購入する方も多く見られました。赤ちゃんとの生活に慣れてきたころであれば、どのようなベビーカーが向いているかイメージしやすいのではないでしょうか。
3.赤ちゃんがお座りできるようになってからB型ベビーカーを買うケース
今回のアンケートでは、赤ちゃんがお座りできるようになってからベビーカーを購入したという回答も多く見られました。特に車移動が多い方や、低月齢のうちは抱っこ紐をメインに使っていたという方など、赤ちゃんが小さいうちはベビーカーの必要性がほとんどないケースです。
A型ベビーカーは使用する期間が短いと聞いてレンタルで済ませ、B型ベビーカーを生後6ヶ月頃に購入しました。B型を購入したときに重視したのは、片手で折りたたみやすく、軽量かつコンパクトである点です。家の中に置いておくときだけでなく、電車や公共の場で邪魔にならないことを意識しました。国内メーカーである点も考慮しました。(女性、32歳、大阪府)
基本的に車移動が多いので、A型ベビーカーは必要ありませんでした。1歳半くらいでB型ベビーカーを買いました。よく歩く子どもでしたが、動物園や歩いて移動のときは疲れたり、靴ずれが心配だったりしたので購入しました。冬は雪が多い地方ですし、車移動が多く使用頻度が低いので、手頃で折りたためるものにしました。(女性、30歳、青森県)
抱っこ紐をメインで使っていたので、A型ベビーカーは購入せず、1歳を過ぎたころにB型を購入しました。(女性、35歳、広島県)
ベビーカーでおでかけすることがほとんどない場合は、慌ててベビーカーを購入する必要はないでしょう。最近では、大型施設や観光施設にベビーカーやカートがあることが多く、ベビーカーのレンタルも普及しています。こうしたサービスをうまく取り入れながら、必要になったタイミングでベビーカーを購入するのも良いでしょう。
4.1歳前後にA型ベビーカーからB型ベビーカーに買い替えるケース
アンケートでは、成長にともなう買い替えなどにより、100名中15名の方がA型・B型の両方のベビーカーを購入していました。先輩ママのコメントを紹介します。
産後1ヶ月にA型ベビーカーを購入しました。そのときに住んでいた場所がスーパーやドラックストアまで少し遠く、抱っこして荷物を持つのが大変だったことと、まだ首がすわっていない子どもを抱っこ紐にいれて歩くのが少し怖かったことが理由です。
A型は安定感があるのですが、子どもがぐずったときに抱っこしながらたたむのが大変だったので、たたみやすく持ち運びやすいB型を追加で購入しました。(女性、27歳、大阪府)
A型は妊娠中に購入しました。自分の所持している車が軽自動車なので、折りたたんで持ち運べるよう、B型は生後7ヶ月頃に購入しました。(女性、34、群馬県)
A型ベビーカーは出産前に購入しました。安全性、快適性、タイヤの動かしやすさ、デザインを考慮しました。
B型ベビーカーは1歳半頃に購入しました。B型ベビーカーに買い替えたきっかけは、自転車に乗ってでかける機会が増えてきたときに、ベビーカーも一緒に持って行けたら良いなと思ったからです。持ち運びが便利なものを探し、自転車に乗せられる折りたたみ式を購入しました。(女性、31歳、東京都)
A型ベビーカーは新生児期を過ぎた生後1ヶ月から長く使用できます。しかし、大きい、重たいなど、不便さを感じるママは少なくありません。
そのため、腰がすわったり歩けるようになったりするタイミングで、より気軽に使用できるB型ベビーカーに買い替えるママが多く見られました。ベビーカーをよく使用する方であれば、2台のベビーカーを成長やシチュエーションに合わせて使い分けるのも良いでしょう。
一方で、「B型ベビーカーへの買い替えを検討していたけれど、あんよが始まってからはベビーカーを使う機会が減ったため、A型ベビーカーを使い続けている」という意見や「1台で長く使用できるよう、新生児から使用できる軽量なベビーカー(AB型ベビーカー)を選んだ」という意見もありました。
A型からB型に買い替えるかどうかは、赤ちゃんの発達状況やベビーカーの使用頻度をふまえて検討すると良いのではないでしょうか。
ベビーカーをいつから使う?おすすめの購入タイミング
ベビーカーをいつから使うかにより、ベビーカーを買うのに適したタイミングは違います。それぞれ詳しく見ていきましょう。
普段からよく使う場合には妊娠中や生まれてすぐの購入がおすすめ!
ベビーカーを主な移動手段にしたい場合は、なるべく早い段階から赤ちゃんをベビーカーに慣れさせることが大事です。たとえば、ある月齢まで抱っこ紐で移動していた赤ちゃんをベビーカーに乗せようと思っても、抱っこをせがんでベビーカーを拒否することがあります。
早期からベビーカーに慣れさせるためには、生後1ヶ月頃には用意しておけると良いですね。できれば妊娠中から新生児期のあいだに、どのようなベビーカーが良いか情報収集しておきましょう。
車や公共交通を利用する場合にはお座り以降という選択肢も
車やバス・電車を使う機会が多く、ベビーカーをほとんど使用しない場合は、お座り以降に購入するのも良いでしょう。生後7ヶ月頃になるとB型ベビーカーが使用できるため、ベビーカーの選択肢が広がります。旅行などで一時的にベビーカーが必要な場合は、レンタルサービスを上手に活用するのもおすすめですよ。
ベビーカーを使う場面をイメージしよう
ベビーカーは育児用品の中でも比較的高額な商品です。そのため、せっかくベビーカーを買ったのにほとんど使わなかった、もっと時間をかけて選べば良かった、という失敗は避けたいですよね。
ベビーカーを賢く購入するためには、どのようなシチュエーションでベビーカーを使うかしっかりイメージすることが大事です。ベビーカーを頻繁に使いたい方は、小さいうちからベビーカーに慣れさせるようにしましょう。
ベビーカーの必要性をあまり感じない場合は、無理に購入することはありません。必要になったタイミングで、赤ちゃんの成長に合った商品を選んでみてはいかがでしょうか。