赤ちゃんの枕おすすめ10選!いつから必要?タオルで代用することも可能
赤ちゃんグッズをそろえる際に、必要なのかどうか迷ってしまうもののひとつ、枕。枕を使用する目的や時期、注意点をはじめ、タオルで代用する方法や市販のドーナツ枕の効果など、赤ちゃんの枕についてご紹介します。赤ちゃんがぐっすり眠れるお気に入りの枕が見つかると良いですね。
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目次
新生児の枕は汚れ防止のために使用
赤ちゃんの背骨は胎児期から新生児期、首がすわる頃まではC字カーブになっています。歩き始める頃から徐々にS字カーブになり、小学校を卒業するころにはS字カーブが完成します。
大人の背骨はS字カーブのため、枕で首を支えて寝るとS字カーブを保ちやすくなります。しかし、新生児の背骨はC字になっているので、枕を使う必要性はあまりありません。新生児期は枕として頭を支えるという機能よりも、母乳やミルクの吐き戻しや、頭にかく汗などの汚れ防止の目的で使われることが多いといえます。
赤ちゃん用の枕として販売されているものは、吐き戻し防止用や頭の形を整えるという名目で売られていますが、吐き戻し防止が目的であればタオルで代用することもできます。
赤ちゃんに枕を使うのはいつから?
新生児から首がすわる頃までは赤ちゃんの背骨はC字カーブになっており、スリングの中や体を丸めた抱っこの姿勢の方が眠りやすいといわれています。そして歩き始める頃になると、ようやく背骨もC字カーブからS字カーブへと変化していきます。
一般的にS字カーブがしっかりしてくる5~7歳の間から枕を使う子どもが多いのですが、そのくらいの年齢であっても必要か不要かは好みで分かれます。一方、赤ちゃんの絶壁を予防するためのドーナツ枕は枕としての機能というより、頭の形を整えるという目的で販売され、新生児期から使えるものもあります。
赤ちゃんに枕を使うときの注意点
0歳児の不慮の事故死は窒息によるものの割合が高く、特に就寝時の窒息死事故が多数起きています。枕もそのうちの原因のひとつとなっており、枕やクッションが顔を覆うことによって窒息してしまうのです。
ふわふわで頭や体が沈むもの、赤ちゃんが払いのけられない大きいもの、赤ちゃん用ではないものなど不適切な枕の使用は避けましょう。
新生児の枕にはタオルがおすすめ
吐き戻しや頭の汗による汚れから寝具を守るのであれば、タオルでも代用可能です。しかし、窒息などの不慮の事故を避けるため、薄めで通気性の良いものを使用しましょう。3つ折り、または4つ折りにして、頭の下に敷き、こまめに取り替えて清潔さを保ちます。
タオルの色は吐き戻しや嘔吐物にすぐに気づけるよう、薄い色のものを選びましょう。寝返りを打てるようになったら顔に掛かったり、首に巻き付いたりする恐れがあるので、首に巻きつかない長さのものなど、赤ちゃんの安全を第1に考えてタオルを選ぶことが大切です。
赤ちゃんにはドーナツ枕がおすすめ?
ドーナツ枕とは真ん中にくぼみや穴のある枕で、赤ちゃんの頭の形を整える商品として販売されています。くぼみや穴が後頭部に圧が掛かるのを防ぎ、向きぐせを防止する効果があります。
新生児から使えるものや生後2~3ヶ月から使えるものなどさまざまな種類があります。
赤ちゃんの吐き戻しをやわらげる枕2選
いわゆるドーナツ枕ではない赤ちゃん用の枕です。吐き戻しをやわらげるために傾斜がついているものや、肌触りが良いものなど悩みや好みにあったものを選びましょう。
SANDESICA(サンデシカ)
10度の傾度がついていて、首へ負担を掛けることなく赤ちゃんの頭から背中をサポートします。頭の位置を少し高くすることで、吐き戻しや鼻づまりをやわらげます。
布団にもベッドにも使え、裏の滑り止め加工がズレを防止します。カバーは取り外して手洗いできるので、清潔に使えますね。
べべシャンブル
吐き戻しや鼻づまりをサポートするために、赤ちゃんの快適さを守る角度がついた枕です。つぶ綿と高反発のウレタンフォームの二層式になっており、赤ちゃんのときは綿のみで、キッズになったらウレタンを入れて二層式で使うなど長期間使えるのが特徴です。
取り外しできるカバーだけを洗濯することも可能ですが、枕自体も洗濯機で丸洗いできます。カバーは吸水性が良く、肌触りの良い高品質な国産のパイル素材で作られています。
やわらかい赤ちゃんの頭をサポートするおすすめ枕7選
枕の中央にくぼみや穴のあるドーナツ枕をご紹介します。枕の素材やカバーの素材などさまざまな種類があるので、目的に応じて赤ちゃんのタイプに合ったものを選びましょう。
ジェルトロン
宇宙船内用衝撃緩衛材の研究開発から生まれた新素材「ジェルトロン」を使用した枕です。ジェルトロンは通気性に優れているだけでなく、水洗いもできるのでほこりが出ず、ダニ・カビの温床にならないのが特徴です。
柔軟性、伸縮性があり、体圧分散性があるので、フィット感があるだけでなく、中央のくぼみで赤ちゃんの頭や首をやさしく包み込むように支えてくれます。
エスメラルダ
円形のドーナツ枕ですが、マジックテープを付けて使用する、付けずに使用するなど3通りの使い方ができます。使い方を変えることで、枕の高さを調節することが可能です。月齢に応じて高さを変えて使用できるのが嬉しいですね。
傾斜の位置を左右にすることによって、向き癖の調整にも使えます。カラーバリエーションが豊富なので、お部屋に雰囲気に合ったものを選ぶことができます。
東京西川
医師がすすめるドーナツ枕として、500万個以上の売り上げを誇る人気の枕です。表地は肌に優しいパイル生地、裏面は通気性に優れ、熱のこもりにくいメッシュ素材を使用しています。
こちらの商品は新生児~3ヶ月頃まで使えるタイプですが、4~12ヶ月まで使える中サイズ、12~36ヶ月まで使える大サイズの3タイプがあります。
Naomi Ito(ナオミイトウ)
中央のくぼみで赤ちゃんの頭を変形から守り、向き癖を少なくします。赤ちゃんが寝ると王冠をかぶっているようなデザインになり、思わず何枚も写真を撮りたくなるような枕です。
白雲(hacoon)
必要最小限の化学薬品で加工され、究極の肌触りを追及して作られた白雲(HACOON)という生地を使用しています。かわいらしい雲の形が特徴的で、後ろには大人の手を通せる平ゴム入りのベルトがついているので、枕としてだけでなく、授乳枕としても使用できます。
西川リビング
汗をかきやすい赤ちゃんのために作られた接触冷感性の枕です。触ったときにひんやりとした感触を感じられるだけでなく、吸湿速乾性で汗を素早く吸収します。
新生児から12ヶ月ごろまで使え、カバー要らずで丸ごと手洗いできます。裏面はやわらかなパイル生地で作られているので、夏以外の季節でも使えます。
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赤ちゃんの枕は快適さを第一に選ぼう
赤ちゃんの吐き戻しや寝汗がひどいときは、タオルや傾斜タイプの枕を、絶壁や向き癖がひどいときはドーナツ枕を選ぶなど、赤ちゃんの寝方やタイプに合わせて枕を選びましょう。
枕は必ずしも必要なものではないので、枕によって赤ちゃんの睡眠が阻害されるようであれば、すぐに使用を中止します。赤ちゃんの眠りを第一に考え、心地良さを大切にしたいですね。