【助産師・保育士監修】生後2ヶ月・3ヶ月頃の赤ちゃんの服装は?サイズはどのくらい?季節ごとの着せ方をご紹介|先輩ママの体験談あり

【助産師・保育士監修】初めて出産を迎えるママにとって疑問なのが赤ちゃんの服装です。大人より薄着で良いとはいわれていますが、どの程度の薄着なのか悩みますよね。生後2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃんの服装を季節別、用途別に紹介します。先輩ママのリアルな声も参考にしてくださいね。

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この記事の監修

河井 恵美
助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 生後2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃんの服装のポイント
  2. 季節ごとの着せ方と体験談
  3. おでかけのときの服装は?
  4. 赤ちゃんの発育状況と気候にふさわしい服選びを
  5. あわせて読みたい

生後2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃんの服装のポイント

肌触りと吸水性の良い素材を選ぶ

生後2ヶ月・3ヶ月の時期の赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。そのうえ汗をかきやすいので、直接肌に触れる部分がやわらかく吸水性の良い素材のものを選びましょう。綿素材やガーゼ素材がおすすめです。

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着せ過ぎに注意

赤ちゃんの体質によっては厚着をすると汗をかき過ぎてしまい、あせもや発疹の原因となることがあります。赤ちゃんの服装は、季節を問わず大人が思っているよりも薄着で良いでしょう。

【体験談】着せ過ぎであせもができてしまいました

12月生まれの息子はとても暑がりでした。生後3ヶ月の頃にはまだまだ寒い日も多かったため、肌着の上に厚手のロンパースを着せ、フリースの膝掛けを掛けていました。

ある日息子の身体全身に小さな発疹がたくさんできてしまいました。出産した助産院で診てもらうと、厚着のさせ過ぎによるあせもだと言われました。フリースをやめてロンパースの生地も薄手のものに変えたところ、すぐに発疹は消えました。

【体験談】着せ過ぎで体温が上がってしまった!

夏場でクーラーを使っていることもあり、育児雑誌を参考にして赤ちゃんに服を着せていました。あるとき赤ちゃんの身体が熱かったので、熱をはかると38℃ありました。機嫌も良く風邪をひいている様子もなかったのに高熱が出て、パニックになりました。

手元の育児書をよく読むと、赤ちゃんは体温調節がうまくできないため、体温が上がり過ぎたときには着せている服を1枚脱がせてみると良いと書いてありました。1枚脱がせてしばらく様子を見ると、体温が普段通りに戻りました。服はただ着せているだけではいけないのだと気付かされたできごとです。

サイズは50~60cmが一般的

生後2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃんの服のサイズは50~60cmが一般的です。赤ちゃんによっては70cmサイズがちょうど良いというケースがあるかもしれません。この時期のサイズの洋服はあっという間にサイズアウトしてしまうので、季節が変わるころに買い足していくと良いでしょう。

【体験談】大き目は着られないことも

50~60cmサイズはすぐに着れなくなると聞いたので、70cm以上のサイズのものを多めに用意しました。ところが、生後1ヶ月~2ヶ月頃は明らかにブカブカで、首元がゆるくて不格好です。

冬用の厚手素材の洋服がぴったりサイズで着れるくらいに成長したころには、暖かい季節で結局あまり着られませんでした。少しもったいない気がしますが、ぴったりサイズの服を買うとかわいいですし、機能的に着られると思います。

【体験談】フリマアプリを活用していました

息子の洋服は西松屋やベビーザらスを利用して買い揃えていました。でも、「ちょっと良い洋服もほしいなぁ、でも高いし。すぐサイズアウトするものにお金をかけるのはもったいないな」と思っていたところ、発見したのがフリマアプリです。

私はフリマアプリで、ミキハウスDoubleBのクマさんのノースリーブやかわいい帽子を買いました。定価の4分の1程度の価格で手に入れることができました。まさに庶民の味方ですね。

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季節ごとの着せ方と体験談

生後2ヶ月・3ヶ月の赤ちゃんの服は、短肌着・長肌着、コンビ肌着、カバーオールなど種類がたくさんあり、どの服装が良いのか組み合わせに悩んでしまいますね。

赤ちゃんの服装は、春・夏・秋・冬の季節を目安に選ぶのがポイントです。季節ごとに適切な洋服の着せ方をママたちの体験談とあわせて紹介します。ただし、適切な服装は地域や家庭の室温によって異なるので、あくまで参考にしてくださいね。

赤ちゃんの春の服装

赤ちゃんの春の服装は、コンビ肌着や短肌着にカバーオール、プレオール、ロンパースなどがおすすめです。少し暖かくなってきたら股までの短いロンパースも良いでしょう。必要に応じてレッグウォーマーなどを合わせてもかわいいですね。

【体験談】その日によっては着せ方を変えていました

生後2ヶ月・3ヶ月頃はちょうど春になったころでした。基本的にはコンビ肌着か長肌着にカバーオールを着せていましたが、4月後半になると少し暑いくらいの日もありました。

そのため、肌着を短肌着に替えたり、カバーオールを薄手のものにしたりと調整していました。梅雨の時期には少し肌寒くなることもあり、その日の気温で着せる服を選ぶようにしていました。

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赤ちゃんの夏の服装

夏の赤ちゃんの服装は、基本的には短肌着とコンビ肌着の組み合わせで問題ありません。股より下の部分がないロンパースも良いですね。特に暑い時期は室内ではコンビ肌着1枚でも大丈夫です。

【体験談】基本的には肌着1枚!

うちの子が生後2ヶ月・3ヶ月だった頃は暑い時期だったので、家では肌着1枚で過ごしていました。猛暑のときは腕の部分がない肌着を着せ、少しでも涼しく過ごせるように服装には気を使っていました。外出時は、肌着は着せずロンパース1枚で出かけていました。

ロンパース1枚でもすぐに汗でびっしょりになるので、猛暑の時期は1枚にしてあげたほうが良いと思います。外出時は必ず替えの洋服を多めに持っていき、汗をかいたらすぐに着替えさせてあげられるようにしていました。

【体験談】ガーゼが大活躍でした

生後2~3ヶ月はちょうど夏真っ盛りでした。汗をよくかくためガーゼを活用しました。背中にガーゼを入れておいて汗をかいたら引き抜いてあげたり、首のシワのところにガーゼを入れておいてこまめの汗を取ったりと、とても便利でしたよ。

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赤ちゃんの秋の服装

秋の赤ちゃんの洋服は、春と同様にコンビ肌着や短肌着にカバーオール、プレオール、ロンパースなどが良いでしょう。少し寒くなってきたらベストを着せたり、足元にレッグウォーマーを合わせたりするのもおすすめです。

赤ちゃんの冬の服装

赤ちゃんの冬の服装は短肌着+コンビ肌着もしくは長肌着を重ね、その上からカバーオール、プレオール、ロンパースのいずれかを着せてあげましょう。特に寒い日は冬向け素材の厚手のカバーオールなども重宝します。

【体験談】里帰り先との寒暖差に注意

11月末に出産して、退院後実家に里帰りしました。入院していた1週間のうちにぐんと寒くなり、それに加えて実家は古く隙間風も…。

我が家は暖房設備が整っており暖かかったので、里帰りには薄手のロンパースや2WAYオールしか持って行っていませんでした。そのため、急遽通販で厚手のカバーオールを買い足し乗り切りました。

【体験談】意外に薄着で大丈夫でした!

私は12月に出産したので、風邪をひかせてはいけないと思い、とにかく厚着をさせていました。ところが、赤ちゃんは毎日汗びっしょりになってしまっていたため、逆に風邪をひきそうになりました。

赤ちゃんの体温は本当に高いものです。暖かい室内で過ごすのであれば、冬でも大人が考える服装より1枚少ないくらいの薄着でも大丈夫だと感じました。

【体験談】寒い夜中の着替え対策

赤ちゃんは夜中であってもおむつ替えが必要です。うんちがおむつから漏れてしまうこともあります。あらかじめ短肌着と長肌着をセットにしてたたんでおくと寒い夜中の着替えもスムーズでしたよ。

【体験談】寒くないか不安でした

おでかけを開始した生後2ヶ月頃は冬の終わりだったため、いつも赤ちゃんが寒いのではないかと気にしていました。基本的には長肌着にロンパースを着せて、室内では裸足、外出時は靴下をはかせてベストを着せていました。

長時間外に出るときにはジャンパーを着せていました。それでも病院の先生には「着せすぎ」と言われたこともありました。

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おでかけのときの服装は?

普段の外出

お散歩などの外出では、肌寒い時期なら羽織るものを用意しましょう。冬の場合は厚手の防寒具でしっかりガードしてあげてください。ただし、移動手段が車などですぐに室内に入るような場合は、厚着をさせすぎると赤ちゃんに汗をかかせてしまいます。そのため、すぐに脱ぎ着できるものが望ましいですね。

夏の場合は忘れずに紫外線対策を行いましょう。抱っこ紐やベビーカーに乗せた上から薄手のおくるみを羽織らせると紫外線対策になりますよ。汗をかきやすいので、着替えを用意したり汗取りパッドを活用したりすることも忘れないでくださいね。

【体験談】春先は薄手のフリースカバーオール、スウェットパーカーが活躍

春や秋のおでかけのときは足つきの薄手のフリースのカバーオールを着せたり、車移動がメインの日は外気に触れるときだけおくるみを使って済ませたりしました。出産祝いでもらった70cmサイズのスウェットパーカーは使い勝手が良く、長く活躍しました。

【体験談】真冬ならママコートで抱っこして済ませることも

新生児から立て抱っこできる抱っこ紐を購入したので、冬生まれの赤ちゃんとの外出はもっぱらママコート頼みでした。室内に入ったときも自分のコートを脱げば赤ちゃんも快適な温度で過ごせるので、とても楽ちんです。ダウン素材のジャンプスーツなども持っていましたが、1年目の冬は使いませんでした。

予防接種・病院の受診

予防接種は生後2ヶ月頃から始まります。診察時にすぐに脱がせられるよう前開きのロンパースやカバーオールといった服装がおすすめです。場合によっては洋服を脱がせたままの時間が長くなることもあるので、身体が冷えないようおくるみが1枚あると安心ですよ。

お宮参り

お宮参りの時期は一般的に生後3ヶ月までとされ、服装は和装の祝い着か洋装のベビードレスを着用します。和装は厳かで写真映えもしますが、普段使いもできるベビードレスであれば、ちょっとしたおでかけや家族のお祝い事などでも使いやすいというメリットがあります。各家庭によって考え方が違うので、家庭の考え方を確認しておくと安心ですよ。

【体験談】参拝はベビードレス、写真館では和装

息子のお宮参りでは家族揃って洋装で参拝しました。その後私と息子は和装に着替えて写真を撮ったので、それぞれの姿が楽しめて良かったです。ベビードレスは綿素材の普段使いできるタイプのものでしたが、親戚への出産報告やお食い初め、端午の節句にも着せることができ、重宝しました。

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結婚式や法事

生後2ヶ月・3ヶ月頃はまだ長時間の外出をする機会は少ないものですが、親族であれば結婚式や法事に出席しなければならないこともありますよね。首すわりがしていないことが多い生後3ヶ月頃までの服装は、セパレートに分かれているスーツやスカートと一体型のフォーマルなロンパースがおすすめです。

男の子ならタキシード風のデザインや、女の子ならドレスのように見えるデザインのものなどがたくさんありますよ。

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赤ちゃんの発育状況と気候にふさわしい服選びを

生まれてから生後3ヶ月までのあいだに、赤ちゃんはびっくりするほど成長します。細く頼りなかった手足や胴はむちむちし、身体の動きはどんどん活発になるので、赤ちゃんが快適に過ごせる洋服は日々変化していきます。素材の優しい肌触りや季節感もチェックしながら、そのときの赤ちゃんの発育状況をよく見て、ふさわしい服装を用意してあげましょう。

※この記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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