2〜3歳の子どもの足のサイズ表!靴の選び方や測り方を先輩ママの体験談を交えて紹介!
どんどん活発になっていく2~3歳の子どもにとって、靴はただの履物ではなく、未熟なかかとの骨を安定させるサポーターのような役割を果たします。正しい歩行感覚を身に付けるためにも、早くから良い靴を見つけてあげたいですね。2~3歳の子どもの足のサイズの目安と靴の選び方、自宅でできる足のサイズの測り方を紹介します。
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目次
2~3歳の子どもの足のサイズの目安
2~3歳の子どもの平均的な足のサイズ
運動量が増え身体つきがしっかりしてくる2~3歳児は、足のサイズも大きくなっていきます。個人差はありますが、足のサイズの目安は下記の通りです。
年齢 | サイズ |
---|---|
1歳半~2歳 | 12~14cm |
2歳 | 13~15cm |
3歳 | 14~16cm |
3歳の息子の足のサイズは15cmです。身長や体重などは小柄なほうですが、赤ちゃんのときと比べると甲が高くなり、かかとなど骨もしっかりしてきました。スニーカーは14.5、15cm、15.5cmのサイズを3足所有しています。メーカーによって幅や長さが異なるので、選ぶときはフィッティングが欠かせません。
子どもの足は1年間に1.5~2cmも大きくなる!
身長や体重の増加は0~1歳の赤ちゃん時代と比べると落ち着いたように思えますが、パワフルな身体を支えるために足のサイズはまだまだ成長していきます。2~3歳の子どもの足は1年間で1.5~2cmも大きくなるんですよ。
息子の保育園では指定の上履きがあります。持ち帰ってきたときに家で息子に上履きを履かせてみると、きつくなりかけているということがたまにあります。自分からは「きつい」「痛い」と言ってくれないこともあるので、親がこまめに確認しています。今のところ半年に1回は0.5cmずつサイズアップしているようです。
2~3歳の頃は子どもの発達に合った靴選びが大切!
1歳前後に歩き始めた子どもは、2~3歳でしっかりと歩いたり走ったりできるようになります。足の骨が未熟なこの時期に足に合った靴を選ぶことが、子どもの足の正しい成長をサポートしてくれますよ。
かかとから着地するようになる
2歳くらいまでの子どもの歩き方は大人と異なり、着地時に足全体が地面に着くような歩き方をしています。2~3歳にかけてかかとから着地する大人の歩き方に近づきますが、この時点ではまだかかとが弱いため、歩行はなかなか安定しません。そのため、未熟なかかとを安定させる靴選びが重要です。
少しずつ走るようになる
2~3歳の子どもは身体のコントロールが安定し、走る姿も見られるようになります。好奇心も旺盛ですが、子どもの「やりたい」という気持ちに足がついていかず、まだまだ転倒することもあります。
2~3歳の子どもの靴選びのポイント
2~3歳の子どもには、かかとが安定した、足の負担にならない靴を選んであげることが大切です。適度な厚みとクッション性のある靴底の靴を選ぶと、子どもは裸足のような自然な感覚で歩けますよ。
子どもの足の形によって合う靴は異なります。ブランドやデザインで選ぶのではなく、必ず子どもの足に合った靴を選んであげましょう。
子どもの靴選び8つのチェックポイント!
2~3歳は、身体の基礎を作る大切な時期です。しっかりと足に合う靴を履かないと、足の成長をさまたげるだけでなく、膝や腰に負担がかかることがあります。以下の8つのポイントをチェックし、子どもにぴったりの靴を選んであげてくださいね。
かかと部分がしっかりしているか
2~3歳の子どもの靴選びの第一のポイントは、かかとが安定しやすいかどうかです。しっかりとかかとをサポートすることでかかとから着地する感覚を定着させ、正しい歩行を身に付ける手助けをしてあげましょう。靴を履いたままかかとで地面をコンコンと軽く叩き、ぴったり合わせた状態でフィットするか確認してみてください。
靴底に弾力があるか
適度に弾力がある靴底は、地面に着地したときの衝撃を吸収し、子どもの足を守るのが特長です。やわらかすぎる靴底だと、コンクリートなどのかたい地面を歩いたときに足に負担がかかり、疲れやすくなってしまいます。一方で、厚すぎる靴底は子どもの足の発達をさまたげます。靴底をしっかりチェックしましょう。
甲の高さが調節できるか
子どもの自然な歩行をサポートするためには、甲の部分が足にフィットしていることが大切です。子どもの足にしっかりフィットするような、甲の高さが調整できる靴が良いですよ。マジックテープタイプやゴム紐タイプがおすすめです。
子どもの足はすぐに大きくなるうえに靴下の厚さなどで微調整が必要です。マジックテープタイプだと微調整ができるのでおすすめですよ。
つま先が広く指を自由に動かせるか
幼児期に足の指を動かすことが、指の腱やふくらはぎはぎの筋肉の発達につながります。指で地面をつかむように歩く感覚を覚えるために、つま先が広い靴を選びましょう。つま先に5~10mm程度の余裕があり、靴の中で指を動かせるサイズ感がベストです。
つま先に反りあがりがあるか
子どもの歩き方はいわゆるべた足なので、反り上りがある方がスムーズに蹴り出せます。障害物につまずきにくいというメリットもあります。
つま先から1/3程度の位置で曲がるかどうか
足の指の付け根部分がかたい靴を履くと、子どもはうまく足を蹴り出せません。足が曲がる位置で靴も曲がるかどうか確認してみてください。つま先から1/3程度の位置で靴が曲がるのが目安です。
厚すぎる靴底やかたすぎる靴は、子どもの動きに対応できません。しなやかに曲がる靴底の靴だとしても、サイズが大きいと、曲がる位置が足の動きとずれてしまいます。
通気性が良いか
2~3歳の子どもは運動量が増えるので、自然と汗をかきやすくなります。通気性、吸湿性の良いメッシュ素材などの靴を選びましょう。
子どもが自分で履きやすいか
2~3歳だとイヤイヤ期が始まっている子どももいるでしょう。自立心が高まり、なんでも自分でやりたいという時期でもあります。
そのため、あらかじめ子どもが自分で履いたり脱いだりしやすいデザインのものを選んでおくと良いでしょう。マジックテープのものや、足にフィットするゴム紐デザインのものがおすすめですよ。
保育園のお兄さんたちに影響を受けたらしく、息子は2歳になると自分で靴を履きたがるようになりました。もともとマジックテープタイプを履いていましたが、2連タイプだと時間がかかって本人がイライラしてしまうので、最近はテープが1つしかないものを愛用しています。昔はよく履いてくれたブーツなども履きたがらなくなってしまい、とにかく今は履きやすさ重視のようです。
子どもの靴のサイズの測り方とポイント
買う前に立ち上がった状態でサイズを測る
自宅で子どもの足のサイズを測るときは、専用のスケールを使いましょう。子ども靴メーカーのサイトなどでは、無料でスケールをダウンロードすることができます。
スケールの上に子どもを立たせ、きちんと体重をかけて足の長さを測ります。足長よりも5~8mm大きいサイズの靴を選ぶと良いでしょう。左右で足のサイズが異なるときは、長いほうの足長を優先させてくださいね。
購入前に試し履きを!
新しい靴を選ぶときには、購入前に試し履きをしましょう。つま先に10mm程度のゆとりがあるか、足の周りやかかと、甲がきちんとフィットしているかをよく確認してください。履くときにかかとで床を数回蹴るようにすると、靴底をきっちりかかとに合わせることができますよ。
おすすめはプロに測ってもらうこと!
ママやパパが自宅で子どもの足のサイズを測ることも可能ですが、やはりプロに測ってもらうと安心です。子ども靴を多く取り扱っているシューズショップや、子ども用品売り場などでは、専門のスタッフがいることがあるので確認してみましょう。単純にサイズを合わせるだけでなく、子どもの足の形や歩き方に合わせた靴を選んでくれますよ。
ぴったりの靴で、今から疲れにくい身体作りをサポートしよう
生まれたばかりの赤ちゃんは土踏まずがなく、ぺたっとした平坦な足をしていますよね。成長とともに骨が形成され、脂肪が落ち、徐々に大人の足のようなゆるやかなアーチが表れていきます。
このアーチの形成が始まるのがまさに3歳頃だそうです。正しいアーチの形成は、運動能力の発達を促し、疲れにくい身体を作る基盤となります。だからこそ、2~3歳の時期に適切な足の形を作る靴を履かせることが大切になってきます。
歩くことは日々の習慣なので、早いうちから正しい感覚を身に付けさせてあげたいですね。健康な身体作りの第一歩として、子どもにぴったりの靴を選んであげましょう。