セカンドシューズはいつから?選び方・買うタイミング・ファーストシューズとの違いを解説!おすすめのブランドも紹介
あんよが安定してきたら、ファーストシューズの卒業の時期です。次はどのような靴を選べば良いのでしょう。動きが活発になってきたこの時期にはセカンドシューズを準備してあげましょう。セカンドシューズの選び方や足のサイズを測るポイント、口コミで人気のセカンドシューズについてご紹介します。
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目次
セカンドシューズとは?
ファーストシューズとの違い
赤ちゃんが歩き始め、靴を履いて歩くことに慣れるためのシューズをファーストシューズといいます。靴に慣れ、ひとり歩きがしっかりしてきたらセカンドシューズの出番です。ファーストシューズとセカンドシューズにはいつから履くものなのか、どのような機能なのかで以下のような違いがあります。
ファーストシューズというのは、よちよち歩きから、ひとりでトコトコと歩き始めた赤ちゃんのための靴のことです。まだまだあんよは安定せず、危なっかしいところがかわいいこの時期には、足首を守り、面ファスナーなどでしっかりと固定できるようなつくりになっています。赤ちゃんの歩行を正しくサポートすることが重要なポイントです。
セカンドシューズは、ひとりで安定して歩けるようになり、走ったり飛び跳ねたり動きが活発になる時期に履く靴のことです。この時期には土踏まずが形成され始めます。足を保護しながらも、成長を促すようなつくりになっています。
セカンドシューズはいつから?
セカンドシューズはいつからいつまで?
赤ちゃんの成長には個人差がありますが、1歳頃から歩き始めて半年が経過する1歳半頃になると、ほとんどの赤ちゃんの歩行が安定してくるのが一般的です。このころには行動範囲も広がり、走ったり、跳ねたりするようになります。
歩行が安定してきたらセカンドシューズに進む目安です。セカンドシューズはいつから履くかという明確な定義はありませんが、歩行が安定する1歳半頃から3歳くらいまでがセカンドシューズを使うことが多いでしょう。
セカンドシューズを買うタイミング
赤ちゃんの成長は早く、2歳ころまでは3ヶ月で約5mm、半年で約1cm大きくなるといわれています。そのため、3ヶ月に一度はサイズが合っているかを見直す必要があります。
ファーストシューズを履き始めて3ヶ月くらいたつと、足のサイズと靴が合わなり、2足目が欲しいと感じることがあるかもしれません。このときにまだ歩行が安定せず、よちよち歩きの状態ならば、2足目のファーストシューズが必要です。
セカンドシューズに切り替えるのは、踏み返しができ、足を前にだしてよろけることなく歩けるようになったころが目安です。ファーストシューズがサイズアウトするタイミングで歩行が安定していれば、セカンドシューズを検討しても良いでしょう。
セカンドシューズはいつから使用するといった決まりはないため、子どもの成長に合わせぴったりの靴を選んでくださいね。
セカンドシューズの選び方
セカンドシューズを選ぶときのポイントを次にまとめました。購入するときの参考にしてみてください。
子どもの足の形に合っているか
子供の足の形は、大人と比べてかかとが小さく足先が広くなっています。そのため、子どもの靴は大人とまったく同じ形状ではなく、足先が広いデザインが多く採用されています。セカンドシューズを選ぶときも、足先の幅が広い形状のものを選びましょう。
足のサイズはもちろん、甲の高さや足幅にフィットしているか、かかとの周りがしっかりと包み込むつくりになっているかも確認することが大切です。
歩行をサポートしてくれるか
子どもの足は2歳頃から3歳以降に発達し、5~6歳くらいまでその成長が続くといわれています(※1)。
セカンドシューズをいつから履くかは明確な定義はありませんが、セカンドシューズの期間はちょうど子どもの足が発達途中の段階です。そのため靴底が硬すぎず、踏み返しができる適度な弾力があるか、足指の関節を動かしやすくする屈曲性があるかなど、歩行をサポートする機能について確認しましょう。
適度な弾力がありしっかりして滑り止めがついた靴底
地面からの衝撃から守られるように適度な弾力があり、しっかりとしたつくりになっているか、靴底には滑り止めがついているのか確認しましょう。
0.5~1cm大きめのサイズ
子どもの足のサイズよりも、0.5cmから1cm程度大きめのサイズを選びましょう。
甲をしっかり留められるか
甲の高さや幅も一人ひとり異なります。面ファスナーでベルトの調節ができ、足が靴の中で動かないように甲をしっかり留められることが重要なポイントになります。ベルトが2本あるタイプのセカンドシューズもおすすめです。
つま先の広さ、厚み、反り
指先を曲げたり、力を入れて踏ん張ったり動きも活発になるので、指を適度に動かせるくらいのつま先の広さ、厚みがあるかも確認しましょう。土踏まずの少しつま先よりの部分に、靴が反るかどうかもポイントです。
履かせやすいデザインかどうか
面ファスナーを開くと、大きく口が開き、足がすっと入れやすく、履かせやすいデザインであるかも重要です。イヤイヤ期や自分の好みが出てくる時期も始まるので、子どもが嫌がらずに、スムーズに履くことができるものを選びましょう。また、何でも自分でやりたい時期には、子どもが自分で履きやすいようなものを選んであげましょう。
子どもの足の測り方
用意するもの
自宅で測る場合、インターネット上に赤ちゃんの足の計測用紙が載っているので、ダウンロードし印刷して測ってみましょう。靴売り場などに足の計測器が置いてあることが多いので、買い物のついでに、それを利用して測ってみても良いでしょう。
測り方
測り方のポイントは、赤ちゃんを立たせて測るということです。座らせた状態では、正確なサイズは測ることはできません。体重をかけて立たせた状態で測ることが大切です。かかとを計測器の下に合わせ、つま先の一番長い部分までを測ります。指がしっかり伸びているかを確認して測るようにしましょう。
計測をスムーズに行うポイント
計測をスムーズに行うポイントとしては、赤ちゃんが嫌がらずに測れるようにすることが一番です。「〇〇ちゃんのあんよ、大きくなったかな」というように、声をかけコミュニケーションをとりながら測ってあげると良いですね。まだひとりで立つのに不安定な子には、身体を支えてあげながら、サイズを測ってあげましょう。
セカンドシューズのフィッティングの仕方
履くときの確認項目
サイズのめどがつき、候補の靴がみつかったらフィッティングをしてみましょう。靴をフィッティングするときは、インナーを取り外し、その上に立って足のサイズや形に合っているか確認します。
適切なゆとりがある靴がみつかったら、ベルトの面ファスナーを外し、靴をしっかりひらいて足を入れ、かかとをトントンして足と靴をフィットさせます。ベロを戻し、ベルトでしっかり足を固定します。つま先でとんとんしたり、かかとをつぶさないように注意しましょう。
立ったときの確認項目
試着させ、立ったときの状態を確認しましょう。足の状態が見える透明の計測靴が置いてある靴売り場もあるので、試してみるのも良いですね。ない場合は、つま先部分を触ってみてどのくらいの余裕があるのか確認しましょう。
歩いたときの確認項目
試着して歩いたとき、不自然な歩き方をしていないか、痛がっていないか、かかとが浮いて脱げやすくないかを確認しましょう。
靴を選ぶときの注意点
今のサイズに合うものを買う
「せっかく買った靴だから、少しでも長く履かせたい」という気持ちもわかりますが、大きめのサイズを買わずに、子どもの今の足のサイズに合うものを買いましょう。
おしゃれさより歩きやすいさを重視する
おしゃれでかわいい靴を履かせたくなりますが、形状やサイズなど子どもが歩きやすいかを重視してセカンドシューズを選ぶのがおすすめです。
わからないときはシューフィッターのいる店で選ぶ
どれを選んだら良いかわからないときには、シューフィッターがいる店で選びましょう。シューフィッターとは、足に関する知識と靴合わせの技能をもち、正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のことです。
試着する
試着させてから選びましょう。ネットで実物を見ずに靴を買うこともできますが、子どもの足と靴が合っているかを確認すると安心です。
3ヶ月に1度くらいは小さくなっていないか確認する
子どもの成長は早いものです。足のサイズが大きくなっていないか、3ヶ月に一度を目安に確認するようにしましょう。
セカンドシューズにおすすめのスポーツブランド
アシックス
■サイズ:13cm~15.5cm
アシックスの「BABY」シリーズは、1歳から3歳の幼児向けに展開しているシューズです。かかとを包み込む立体的な中敷き、足の指を自由に動かせる扇形のつま先など、踏ん張りやすく安定感のある設計が特徴です。快適性とフィット感にこだわった素材を使い、赤ちゃんの外遊びを応援します。
ニューバランス
■サイズ:12cm~16.5cm
ニューバランスの人気モデル、LIFESTYLE「996」のINFANTバージョンです。かかと部分にパーツを追加し、安定性を強化しました。靴底にはクッション性と屈曲性を高めたゴムを採用しています。ベルト部分にもロゴを配し、大人と同じようなデザインに仕上がっているので、親子こーでも楽しめそうです。
ナイキ
■サイズ:JP8cm~16cm
ナイキスターエアマックスSCはローカットタイプのキッズシューズです。Airのクッショニングを搭載して快適な履き心地を追求しています。ナイキエアマックスは大人サイズも展開しているため、親子でおそろいのコーデが楽しめます。
アディダス
■サイズ:11cm~16.5cm
世代を超えて長く愛されているスタンスミスのミニサイズモデルです。レザーなどの動物由来の原料や素材は使わず、リサイクル素材や天然素材を使用して地球の未来にもやさしい製品に仕上げています。
ミズノ
■サイズ:13cm~16cm
スタイリッシュな配色が目を引くミズノプレモアは、ベロとベルトを一体化し、ベルトを開いたままキープできるピットイン構造を採用しています。靴底はランニング、フットボール、インドアの動きをカバー。ミズノが培ったスポーツシューズのノウハウが詰まっています。
赤ちゃん用品店で買えるセカンドシューズ
ベビーザらス
■サイズ:12cm~15cm
ベビーザらス限定のワンベルトシューズは、動物をモチーフにしたデザインが魅力です。こちらのワンベルトシューズはベルト部分が動物の顔になっているかわいらしさが魅力です。価格は1,500円未満と低価格帯で設定されています。
靴・アパレルブランドのセカンドシューズもおすすめ
イフミー
■サイズ:12~15cm
IFME(イフミー)は「理想の子ども靴」づくりに力を注ぐ子ども靴ブランドです。早稲田大学スポーツ科学学術院と丸紅フットウェアが産学協同で開発し、身体の発育や安全性、機能性に配慮した商品を生み出しています。
こちらのpattoシリーズは、タンがない設計でパッと履けるのが特徴です。軽量なのにアウトソールのすり減りや屈曲性は抜群。軽やかに走りまわる元気な姿がみれそうですね。
ムーンスター
■サイズ:14cm~19cm
靴の製造・販売を手掛けるムーンスターは、子どもの足をしっかり守る靴として高い信頼を獲得してきました。子どもの足の形、骨の構造、歩き方などを研究し、足の成長にあわせた靴を開発しています。
キャロットはムーンスターの子ども靴ブランドです。こちらは足幅が広い子ども向けの「3E」商品なので、ほかの靴ではきついと感じる子どもでも快適に着用できます。かかとのサポート、屈曲性、ゆったりとしたつま先、洗えるインソールと4つの機能に加え、速乾性も備えていますよ。
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子どもに合ったセカンドシューズを選ぼう
セカンドシューズは色もデザインもいろいろあるので、どれが良いのか迷ってしまいますね。セカンドシューズにいつから切り替えるかタイミングを図るのも難しいかもしれません。
迷ってしまったらベビーシューズを扱うお店で足を計測したりフィット感を確認したりしながら、実際に試着してみると良いでしょう。子どもにぴったり合うセカンドシューズを選んで、成長を感じながら子どもと一緒にお散歩してください。
※この記事は2025年7月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。