2歳・3歳ママはもっと身軽に!子ども用リュックを持って出かけよう
2歳・3歳頃は、子どもの行動範囲がぐんぐんと広くなる時期ですね。子どもの「自分でやりたい」気持ちを尊重し、キッズリュックを持たせるのはいかがでしょうか。荷物を子どもと分担し、身軽なおでかけを楽しんでみましょう。未就学児にぴったりの2歳・3歳向けのリュックサックも紹介します。
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目次
行動範囲も運動量も増える2歳・3歳
2歳・3歳になると、着替えができる、靴が履ける、会話が出来る、トイレに行けるなど、ママのお世話もずいぶんと楽になってきます。一方で、「魔の2歳児&3歳児」と呼ばれる自我が芽生え始めます。自分の意見を主張し、ママの言うことに反抗することが増え、赤ちゃんだったころとは違う悩みが増えてくる時期でしょう。
子どもたちは体力がついてきて、行動範囲が広くなります。歩ける距離が増え、俊敏な動きができるようになります。ワンパクな子であれば、数秒目を離しただけで、あっという間に消えているということもあるでしょう。
2歳・3歳差の兄弟姉妹がいる場合には、赤ちゃんの荷物だけでも大容量になるため、可能であれば上の子の荷物は軽くしたいですね。そろそろ子どもに自分の荷物を持たせてみるのはいかがでしょうか。
子ども用リュックを選ぶ際のポイント
子どもが自分で選んだもの
一番重要なのは「子どもが自分で選ぶこと」です。与えられたものと自分で選んだものでは、思い入れが随分と違ってきます。一方で、一過性のキャラクターものではない方が飽きずに長く使うことができるため、親子で一緒に相談して決めると良いでしょう。祖父母などにプレゼントしてもらう場合でも、一緒に見て決めると良いでしょう。その上で、以下のポイントも参考にしてみてください。
胸ベルトがあるもの
リュックがずり落ちるのを防ぐため、チェストストラップ(胸部分のベルト)つきのリュックが安心です。ついていない場合には、別売りのチェストベルトをつけるようにしましょう。
軽量なもの
重すぎると途中で持つのを嫌がる場合があり、重すぎるもの・大きすぎるものは危険な場合もあります。あまりに容量が少ないものは使いづらいため、「軽くて洗える素材のリュック」がおすすめです。長く使って愛着を持ってもらうためにも、小学校入学前まで使えるサイズをおすすめします。
開閉しやすいもの
小さな子どもが自分で出し入れできる、シンプルで大きめの開口部があるリュックが良いでしょう。細かい部分ではジッパーが上手に閉められない場合があるため、可能な限り試着するときには子どもに開閉も試してもらうと良いでしょう。
2歳・3歳向け!おすすめの子ども用リュック
リュックの定番、OUTDOORのキッズサイズです。デザインはシンプルなものから多彩な色・柄まであり、お気に入りがきっと見つかるはずです。丈夫で胸ベルトもあり、ママとお揃いコーデもできますね。
動物の顔がリュックになっていて、かわいいです。たくさんの種類があり、選ぶだけでも楽しいです。種類が豊富なため、他の子どもと被りにくい点もおすすめです。幅広の肩ベルトで、小さな体にもフィットしやすい設計になっています。サイドにはペットボトルを入れるポケットがあり、小さいサイズながら大人が納得できるような仕様になっています。
アウトドア用品で定番「コールマン」のキッズリュックです。とにかく丈夫でシンプルなのがポイントです。チェストコードと反射板がついており、小さなホイッスルまでついています。実力のある人気ブランドのリュックということで、安心して使える点が良いですね。同素材で大人用の製品もあり、ママはもちろんパパともお揃いにできます。コロンとしたフォルムもかわいらしいです。
サイズ展開が3つあり、成長に合わせた大きさを選ぶことができます。軽くてチェストベルトがついている、小さな子でも無理なく背負うことができるリュックです。カラーも豊富です。サイズ展開があるため、上の子と揃えることができるのは嬉しいですね。
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自分でバッグを持つとイヤイヤがなくなる!?
ある子育て講演会で、おでかけの時にお菓子をせがむ2歳の子どもに悩むお母さんの話を聞きました。ママのバッグが四次元ポケットだと思っているかのように、制限なくお菓子をねだるそうです。手持ちのお菓子が底をついても理解できず、「なぜお菓子がないのか」と所構わず泣きわめいて大変だという話でした。
泣かれて困らないように、ママは大きなバッグにおもちゃやお菓子を大量に入れて毎回持ち歩いているようでした。実際に中身を見てみると、バッグの中は子どもの荷物ばかりでした。対策として、「その子専用のバッグを持ち、自分でお菓子をふくめ今日持っていくものを決めて持っていく」という方法はどうかという提案をママは受けました。結果的には自分で量を決めて準備をしたため、バッグの中のお菓子がなくなっても納得して泣かなくなったそうです。
「自分でやった」という点がキーポイントになります。親が用意したものは「何がどれだけあるかわからない」ので、子どもが理解するのは難しいでしょう。一方で、「自分で納得して自分で用意したもの」であれば、2歳の子どもでも理解しやすいのではないでしょうか。自分の荷物を自分で持つということは、量を把握したり、責任を持ったりするためにも重要な通過点のひとつとなります。
わが家の場合
筆者も試してみようと思い、3人(当時2歳・5歳・8歳)の息子たちにお揃いのバッグを与えました。出かける前に3人同じ量のおやつを渡し、自分で管理するように決めました。その結果、おおむねですが、手持ち分のおやつに責任を持ち満足するようになりました。
観察していて面白かったのは、自分の持ち分の管理方法が兄弟でも異なる点でした。時間の感覚がまだあまりないため、すぐに食べる三男、目的地について楽しみながら食べたい長男、食べずに持ち帰って翌日のおやつを増やそうとする次男の3パターンです。すぐに食べてしまった三男は、自分が食べたことを忘れて兄のおやつを欲しがるという場面が何度かありましたが、だんだん自分の持ち物の量を把握していくことで、制限なくねだるという事態は減りました。
特に2歳の三男については、常にバッグを持って出るという習慣が早くから身についた点は良かったです。もう少し大きくなったときには、難易度を上げて、財布・時計・ハンカチなどを各自で持つようにしました。上の二人については、「財布がないから欲しいものが買えない」「時計がないから時間がわからない」「自分で荷物を持たないと自分に必要なものはない」といったことを少しずつですが学んでいるようです。
子どもとリュックを持って出かけよう
「自分の荷物は自分で持つ」という意識は、早ければ早いほど定着するようです。筆者は、送迎時に子どもの通園バッグを持っている親を見かける場合があります。低学年のママが学校帰りの子どものランドセルを持っている風景もたまに見かけます。「短時間だけだから」「遊ぶ時に邪魔そうだから」と思う親心はよくわかりますが、子どもを思えばなおさら、自分の物を自分で持つ習慣をつけてあげたい方が良いかもしれません。
子どもに負担のない量のオムツと着替えを持ってもらうだけでも、ママの負担は激減します。子どもも「自分の物」だと認識すれば、物を大切にする心が育ちます。親子でお気に入りのバッグをぜひ見つけてくださいね。お出かけがもっと楽に、楽しくなりますよ。