【画像で解説】夏本番!子どもの浴衣の着付け方&かわいい帯の結び方をご紹介
夏は、夏祭りや盆踊りなどのイベントが目白押しの季節ですね。夏のイベントに出かけるときは、子どもに浴衣を着せてみてはいかがでしょうか。子どもの浴衣は大人に比べると簡単なので、着付け初心者でも着せることができますよ。ここでは、子どもの浴衣の着付け方やおすすめの浴衣などを紹介します。
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目次
着付けがほぼない簡単子ども浴衣
着付け初心者のママには、浴衣ドレスがおすすめです。浴衣ドレスにはワンピース型とセパレート型があり、普通の洋服を着せるように簡単に着付けることができますよ。子どもを着付ける際に、帯は兵児帯(へこおび)を使いましょう。難しい結び方をしなくても、リボン結びをして形を整えるだけでかわいく見えますよ。
夏ならではのおしゃれ、浴衣を楽しんでくださいね。
浴衣ドレス
サイズ:80cm~150cm
上衣とワンピースが分かれている浴衣ドレスのワンピースタイプです。洋服を着せるように浴衣を着せることができますよ。裾が短いので、普通の浴衣より着崩れる心配も少なく、トイレも行きやすいでしょう。
こちらの浴衣ドレスの素材は肌に優しい綿100%です。帯は兵児帯なので、リボン結びにするだけで簡単に着付けが完成しますよ。
浴衣ドレスの足元は?
サイズ:16cm~22cm
カラー:3色
浴衣ドレスは和と洋を組み合わせたアイテムなので、足元は下駄、サンダルどちらでも似合います。ただし、下駄は歩きにくいため、歩きやすさを重視するならサンダルを選ぶと良いかもしれません。
こちらは、かわいやすさと歩きやすさにこだわったサンダルです。かかとにはパッドが付いているので、たくさん歩いても靴ずれしにくいですよ。
浴衣着付け~基本編~
基本的な子ども向けの着付け方法を紹介します。何度か練習して慣れれば、10分ほどで着付けられるでしょう。初心者でも簡単にできる着付け方法なのでぜひ試してみてください。
1.浴衣をはおる
子ども用の仕立上りのゆかたにはつけ紐が付いているのがほとんどです。腰紐の購入は、浴衣を選んでからにすると良いでしょう。
2.右の紐を左の脇の下にある身八ツ口へ通す
3.身八ツ口に通した紐を引き出して、左の紐を引きながら衿(えり)の位置を決める
4.紐を背中で交差したら前に持ってくる
5.お腹周りの締め具合を確認しながら結ぶ
紐をお腹の下あたりで結ぶと、はだけにくいですよ。
6.お腹や背中のしわを脇のほうへ伸ばして整える
7.背中からお腹に回し、背中で結べるように兵児帯を身体に合わせる
帯をまわして、手先がたれより約15cm長くなるよう調節します。結んだ後に長さが合わなければまた長さを調節しましょう。
8.手先がたれの上になるように、帯を身体に一回巻く
9.手先が上を向くように、身体に巻いた帯の上で結ぶ
10.たれで蝶の羽根を作り、手先をかぶせる
11.たれで作った羽根に手先を巻きつけて蝶々結びをする
蝶々結びはほどけにくいように、かために結ぶと良いでしょう。結んだら、蝶の羽根を広げて形を整えてくださいね。
12.たれが余った部分を結びめの下から回して、結びめを隠すようにふわりとかぶせる
13.前の面を見て、兵児帯から腰紐が出ていないか確認して完成
浴衣の着付け~浴衣ドレス編~
セパレートタイプの浴衣ドレスは、素早く着付けることができるので小さな子どもでも着やすいタイプといえるでしょう。じっとしていられない子どもは、テレビを見せるなど気を引きながら着付けるのがおすすめです。
【着付け方】
1.スカート部分になる、ワンピースタイプなどの浴衣を着る
2.甚平タイプなどの上にはおる浴衣を着る
3.羽織った浴衣(洋服)を着付ける
4.結びめや形を整え、帯を巻く
帯は結ばなくて良い作り帯のタイプがあるので、子どもの年齢(月齢)や使いやすさに応じて活用してみても良いですね。
兵児帯の結び方3選
基本のほどけにくくなる結び方
兵児帯の基本の結び方をまずはマスターしましょう。兵児帯の一番簡単な結び方は「リボン結び」です。腰に巻いた帯を背中でリボン結びにするだけなので、着付け初心者のママでもチャレンジしやすい結び方です。
ただし、普通にリボン結びをするだけでは緩くなってしまったり、ほどけてしまったりするかもしれません。リボン結びをするときに腰に巻いた帯にくぐらせてから結ぶと、ほどけにくくなりますよ。
ダブルリボン結び
少し長めの兵児帯を使えば「ダブルリボン結び」ができます。ダブルリボン結びとは、帯の端を折ってゴムなどを使って小さなリボンを作り、それを真ん中に作ったリボンの上に乗せるようにして留める結び方です。
少し練習が必要な結び方ですが、おしゃれに見えるのでぜひ挑戦してみてくださいね。
フラワーボール結び
フラワーボール結びとは、まるで花のように見える結び方です。少々手間はかかりますが、後ろ姿が華やかになりますよ。
1.浴衣を着せたら、背中で蝶々結びをする
2.リボンの柄の部分が花びらになるように、結びめの後ろがわから適当な大きさに引き出す
3.柄の部分(端まで)をすべて花形に帯を引き出す
4.帯の端を腰に巻いている部分に差し込んで完成
華やかなフラワーにするためには、長めの兵児帯を使用すると良いでしょう。長めの帯がなければ、腰に巻く部分を一重にして着付けても良いですよ。
子どもの帯には兵児帯がおすすめ
普通の浴衣にも浴衣ドレスにもよく似合う
昔ながらのきちんとした帯も素敵ですが、簡単に着付けをするなら兵児帯がおすすめです。普通の浴衣はもちろん、浴衣ドレスにもよく似あいますよ。
兵児帯はさらっとしたシースルーやレース・サテン生地などのやわらかい生地なので、子どもの身体に負担なく腰回りをしめることができます。シワにもなりにくいので、少し形を崩してみたり、後ろで大きなリボン結びにしたりしても素敵ですよ。
ずり落ちないようにしっかり結ぶことが大事
簡単にかわいく結べる兵児帯ですが、気を付けなければいけない点があります。シワのないきれいな状態で、ずり落ちてこないように結びましょう。せっかくきれいに結べていても、帯にしわがあると見た目が良くないでしょう。また、子どもはよく動き回るため、しっかり結べていないとすぐに着崩れてしまうかもしれません。
締め付け過ぎないように注意は必要ですが、しっかりと兵児帯を結ぶようにしましょう。
以前、かわいい浴衣にかわいい髪型でバッチリ決めて、兵児帯もかわいらしく大きめのリボン結びをした女の子を見かけました。しかし、兵児帯がしわしわだったので、少し「みっともないな」と感じてしまいました。帯を複雑に結ぶ必要はないと思いますが、やはりシワをなくしてずり落ちてこないようにしっかり結ぶことは大切だと思います。
基本のリボン結びにおすすめの兵児帯
サイズ:長さ 約300cm
カラー:5色
手触りの良い正絹の兵児帯です。鮮やかな色使いの帯は、元気な子どもの浴衣にぴったりですね。きょうだいで色違いの帯を付けてはいかがでしょうか。
ダブルリボン結びにおすすめの兵児帯
サイズ:幅 約30cm 長さ 約310cm
カラー:7色
ダブルリボン結びをするときは、長さがある兵児帯を選びましょう。暑い季節は涼しげで華やかな、麻の葉柄の兵児帯がおすすめです。ハリがある素材なので、リボンの形を美しく保てますよ。
フラワーボール結びにおすすめの兵児帯
サイズ:幅 約26cm 長さ 約360cm
カラー:20色
しわ加工をした兵児帯です。適度にボリュームがあるので、きれいなフラワーボール結びができそうですね。浴衣の色に合わせやすい、20色展開です。
浴衣を着て思い出を作りましょう
最近の浴衣はバリエーションがとても豊富です。浴衣に合うかわいい小物もたくさん売っているので、子どもと一緒に選ぶのも楽しいでしょう。
浴衣は夏限定、キュートでかわいい女の子にぴったりの夏のアイテムです。夏祭りや花火大会などで思いっきり着飾らせてあげて特別感のある夏の思い出を作れると素敵ですね。
※この記事は2024年5月時点の情報をもとに作成しています。掲載した時点以降に情報が変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。