【助産師監修】妊婦の浴衣の着付け方!妊娠中に気を付けたい帯の位置や結び方

妊娠中に、夏祭りや温泉旅行などで浴衣を着る機会があるかもしれません。妊婦が浴衣を着る場合、どのようなことに注意すれば良いのでしょうか。ここでは妊婦におすすめの浴衣や腰紐・帯などのアイテムや着崩れしにくい着付けのコツなどを解説します。着付けの注意点をおさえて、妊娠初期から妊娠後期まで浴衣を楽しみましょう。

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この記事の監修

助産師・保育士
河井 恵美

目次

  1. 妊婦は浴衣を着てもよい?いつから大丈夫?
  2. 妊婦の浴衣の着方や着付けでの注意点は?
  3. 旅行先・温泉旅館にある浴衣の着方は?
  4. 妊婦におすすめの浴衣はある?
  5. 妊娠中に浴衣を着た体験談
  6. 妊娠中でも着やすい浴衣を楽天・Amazonでチェック!
  7. お腹まわりに負担をかけずに浴衣を楽しもう
  8. あわせて読みたい

妊婦は浴衣を着てもよい?いつから大丈夫?

夏の風物詩である夏祭りや花火大会などで、妊娠中に浴衣を着て楽しみたい方もいるでしょう。一方で、浴衣は帯で下腹部やお腹のふくらみを締め付けるため、妊婦が浴衣を着てもよいのか心配になるママは少なくありません。ここでは妊婦の浴衣事情について紹介します。

妊娠中でも浴衣は楽しめる

お腹の張りがなく体調が良ければ、妊婦でも浴衣を着て夏祭りなどを楽しむことができます。出産後は育児で忙しくなるケースが多いので、妊婦のうちに和装のおしゃれを楽しみたいというママも多いでしょう。

しかし、昔と違って今は浴衣を着慣れていない方がほとんどです。浴衣を着るときはお腹の赤ちゃんに影響が出ないよう、下腹部の締め付けすぎに注意して着付けてくださいね。

引用元:www.instagram.com

妊娠初期は体調の変化に注意

妊娠初期は、妊娠前とそれほど体形が変わらないママがほとんどです。しかし、安定期に入るまでは1日の中でも体調が変化しやすいので、不快感や違和感を覚えたら浴衣を脱いで休むようにしましょう。デリケートな下腹部を締め付けすぎないように、浴衣を着付けてくださいね。

妊娠中期から後期は浴衣の着方・帯の結び方を工夫しよう

妊娠中期から妊娠後期になると、お腹のふくらみによって一般的な浴衣の着付けができなくなる場合があります。浴衣が着崩れないよう、帯の位置や締め方を工夫してください。ママの体調を第一に考えて、人混みや無理な着付けは避けましょう。

妊娠後期はマタニティならではの浴衣姿が楽しめるので、浴衣で夏祭りに行った際は思い出として写真に残しておいても良いですね。

妊婦の浴衣の着方や着付けでの注意点は?

妊娠中は、浴衣を着付ける際に注意する点があります。妊婦でも無理なく過ごせる着付けのコツをつかんで、浴衣姿を楽しみましょう。

締め付けすぎない

本来、浴衣を着るときは数本の腰紐(こしひも)や伊達締め(だてじめ)をお腹の部分に巻きます。しかし、妊娠後期になるにつれお腹のふくらみが目立つので、帯を締め付けると苦しく感じることがあるでしょう。身体を締め付けた状態が続くと、お腹が張ったりつわりがひどくなったりする心配があります。

一方で、緩く締めると浴衣が着崩れしやすいので、紐を締め付ける力加減が重要です。浴衣で過ごす前に体形に合った着付けを練習してみるか、妊婦の着付けに慣れたプロに任せると良いでしょう。

妊娠中は、布を縫い縮めたシャーリングやサイズを調節しやすいウエストベルトなど、伸縮性のある腰紐がおすすめです。

帯の位置に注意

お腹が大きくなってきたら、帯の位置を高め締めると良いでしょう。本来は下腹部の少し上、おへその位置にタオルなどを当てて腰紐を巻きます。

しかし、妊娠中はお腹が出っ張っている上のほう、胸の下あたりが良いかもしれません。胸下の締め付けが息苦しい場合は、下腹部の下、腰骨あたりで帯を巻いても良いでしょう。

帯の位置を変えると着崩れやすくなる場合があります。赤ちゃんがいる下腹部あたりを無理に締め付けないよう、身体にフィットする巻き方を見つけてくださいね。

兵児帯がおすすめ!やわらかい帯を選ぶ

浴衣の帯には、浴衣帯、名古屋帯、兵児帯(へこおび)などの種類があります。妊娠中は、生地がやわらかく扱いやすい兵児帯を使用してみましょう。

兵児帯は前板を入れる必要がなく生地が薄いため、締め付け感が軽減されるという特徴があります。ぐるぐると腰紐の上に巻き付けて余った部分を蝶結びにするだけなので、結び方が心配な初心者にもおすすめです。カラフルでふわっとしたデザインが多く、華やかな印象を与えるでしょう。

帯の種類によって結び方が異なり、お太鼓結びや貝結びであれば品が良い印象を与えます。改まった場所やお呼ばれのときなどは、浴衣帯や名古屋帯でしっかり結んでも良いですね。帯を結ぶのが難しいときは着付けのプロにお願いするか、すでに形ができている「作り帯」を利用するのもおすすめです。

【KYOETSU】フラワーボール作り帯
¥2,890〜(2019/07/16 時点)

全20色
<サイズ>
フラワー部分:H35×W35cm
帯部分:約140cm

伸縮性がある兵児帯を身体に巻き、その上からフラワーを挿すだけで華やかな印象に仕上がる作り帯です。ボリュームのあるシワ加工の花は、遠目からでも目立つでしょう。カラーが豊富なので、自分の浴衣に合った帯を選べますよ。妊娠中でもかわいく浴衣を着こなしたいママにおすすめです。

体形を補正しよう

和服は、身体に凹凸が少ない寸胴(すんどう)のほうが美しく着付けられます。グラマラスな体形は浴衣が映えない場合が多く、着崩れしやすい傾向にあります。妊娠中はお腹や胸がふくらんでくるので、なるべく胸下にタオルを入れて体形を補正しましょう。

体形を補正するタオルの上に腰紐を軽く巻くと、着崩れを防ぐ効果があります。下着はスポーツタイプやシームレスブラのほうが締め付けが少なく、快適に過ごせるでしょう。必要に応じて、和装用ブラを使用しても良いですね。

慣れない履物は履かない

浴衣には下駄や草履を履くイメージがありますが、履き慣れない靴は転倒する恐れがあります。特に妊娠後期は大きくなったお腹で足元が見えなかったり、バランスを崩したりする心配があります。鼻緒で靴ずれを起こすこともあるので、慣れない履物は避けたほうが安心です。

下駄や草履に慣れているママ以外は、ヒールのないサンダルや靴を履きましょう。歩くときはパートナーや友達に手を貸してもらうとさらに安心ですね。

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羽織るものを用意する

風通しが良い浴衣は昼間に着ていると涼しく感じる一方で、夜は冷えやすい服装といえます。さらに、外気温は快適でも室内は冷房が効きすぎている場合があるので、浴衣を着て外出する際は冷えを防ぐために1枚羽織るものを用意すると安心です。浴衣用の羽織がなければ、大判のストールやショールが代用できますよ。

旅行先・温泉旅館にある浴衣の着方は?

妊娠中に温泉旅館に宿泊して浴衣を着る場合、下腹部やお腹のふくらみ部分が苦しくないように帯の位置を調節しましょう。温泉から上がったときは、湯冷めを避けるために羽織を活用してください。

温泉旅館の浴衣はお祭りのときに着るものとは異なり、1本の帯を締めるシンプルな着付け方です。締め付けが少ないぶん着崩れしやすいので、就寝時は浴衣がはだけないよう気を付けましょう。

妊娠中はお腹の冷えに注意が必要なので、就寝用のパジャマを持参したほうが良いかもしれません。浴衣以外にパジャマを常備している旅館やホテルもあるので、事前にフロントで尋ねておくと安心です。

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妊婦におすすめの浴衣はある?

妊婦用の特別な浴衣は、ネット通販などでは販売されていないようです。しかし、一般的な浴衣のおはしょりの長さを調節して着ることができます。

妊娠後期は裾の長さが足りなくなることがあるので、少し大きめの浴衣のほうが良いかもしれません。妊娠中はセパレートの浴衣が着やすいという意見もあるので、着心地良いタイプを選べると良いですね。

誰でも簡単に5分で着られる魔法のセパレート浴衣

セパレート浴衣
¥7,199〜(2019/07/16 時点)

全16タイプ
サイズ:F(フリー)
適応寸法:154~168cm

柄のバリエーションが豊富なアンココンのセパレート浴衣は、風通しが良くサラリとした着心地です。初心者でも5分程度で着付けができると評判ですよ。上下が分かれているセパレートの浴衣なら、着崩れしても直しやすく便利です。

ひとりで簡単に着られる大きめサイズの二部式浴衣

出典:shop.r10s.jp
【ニッセン】二部式浴衣
¥9,790〜(2019/07/16 時点)

全3タイプ
サイズ:L~10L

雑誌カタログで有名なニッセンから、簡単に着られる大きめサイズのセパレート浴衣が販売されています。洋服を着る感覚で着付けができ、着崩れしにくい作りと評判ですよ。Lから10Lまで大きめのサイズがそろっているので、妊娠後期に浴衣を着る際は検討してみても良いですね。

妊娠中に浴衣を着た体験談

妊娠中の温泉旅行にTシャツとレギンスを持参しました

妊婦のときに温泉旅行に行き、旅館の浴衣を着ました。しかし、就寝時に浴衣がはだけ、翌朝はあられもない姿に。

浴衣の下にTシャツとレギンスを着ていたので、身体は冷えずにすみましたが、妊娠中は浴衣を着て寝るのは注意が必要だと感じました。妊娠中に旅館で浴衣を着る場合、下に着るもの(Tシャツやレギンス・薄手のパジャマ)か、浴衣の腰紐を余分に持参すると安心ですよ。

妊娠中でも着やすい浴衣を楽天・Amazonでチェック!

楽天・Amazonで妊娠中でも着やすいセパレート浴衣を探したい方は、以下のリンクを参考にしてください。着心地が良い浴衣が見つかると良いですね。

お腹まわりに負担をかけずに浴衣を楽しもう

妊娠中に浴衣を着る場合、下腹部やお腹のふくらみ部分を締め付けすぎないよう腰紐の位置を工夫しながら着付けしましょう。ゴムやシワ加工されている伸縮性のある腰紐やウエストベルトが便利です。

特に妊娠初期や妊娠後期は体調が崩れやすいので、セパレートやサイズが大きめの浴衣を着て、できるだけお腹まわりに負担をかけないことが大切です。妊婦でも心地良く着られる浴衣や腰紐を選んで、休憩をはさみながら夏祭りや旅行を楽しめると良いですね。

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