更新日:2017年10月11日

妊娠中に避けたい食事は?コンビニ食、生ものは大丈夫?

妊娠14週頃は、つわりの症状に悩まれていたママも、少しずつ体調が回復してくる頃でしょう。そろそろきちんと栄養を考えた食事をとりたい頃ですよね。妊娠中に、コンビニ食、生もの、冷たいもの、ファーストフードは食べても大丈夫なのでしょうか。ママが気になる妊娠中の食事について、医師監修の記事で解説します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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バランスのいい食事とは?

Kihon syoku引用元:www.maff.go.jp

妊娠中は赤ちゃんの栄養のためにも、バランスの良い食事を心がける事が大切です。でも、栄養バランスって、実際どういうものか分かりにくいですよね。そこで活用してもらいたいのが、農林水産省が公表している「食事バランスガイド」と呼ばれる表です。母子手帳の中にも書いてあるので、見た事がある方もいるかもしれませんね。

妊娠期は体重が増加しやすい時です。主食・副菜・主菜・乳製品・果物を必要な分だけ上手に摂るようにしていきましょう。

ファーストフードは大丈夫?

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妊娠してから無性にファーストフードを食べたくなったというママは、意外と多いようす。特につわり中、なぜかフライドポテトを食べたくなったという声をよく耳にします。筆者もその一人で、妊娠初期はついファーストフードばかり食べてしまいました。普段ファーストフードはほとんど食べなかったのに、妊娠してから急に食べたくて仕方がなくなったので驚いたものです。

つわりがおさまる頃には、不思議とファーストフードを食べたい欲求はなくなりました。ファーストフードを食べたからといって直接赤ちゃんに影響があるわけではありませんが、やっぱり妊婦はファーストフードはなるべく避けたほうが無難です。ファーストフードはカロリーが非常に高い上、塩分もたくさん使われています。体重増加やむくみの原因になりますし、栄養も偏りますし、ファーストフードばかり食べるのはやめましょう。安定期に入り、体重がぐんぐん増えてくる時期は特に要注意です。

とはいえ、妊娠初期のつわりの時期は、食べれるものを食べたほうが良い場合もあります。食べ過ぎには注意して、ファーストフードと上手に付き合ってくださいね。

体を冷やす食べ物はほどほどに

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暑くなってくるとついつい食べたくなるのが、冷たいもの。麦茶、アイス、冷やし中華、かき氷…。妊娠中は特に暑さを感じやすく、発汗量も増えます。汗をかけば冷たいものが欲しくなるわけですが、妊婦さんは冷たい物の食べ過ぎには要注意です。

女性の体は男性に比べて冷えやすく、冷え性に悩まされる女性は珍しくありません。冷え性は血液の流れが滞るため、妊婦にとって冷えは大敵。体が冷えている妊婦さんは血液循環が悪いだけでなく、逆子になりやすかったり、分娩時の出血が多くなるなどの影響があると言われています。

体は外からの冷えよりも、内側からの冷えに敏感です。冷たい飲み物やアイスクリームだけでなく、生野菜など体を冷やすものを摂り過ぎる事は避けましょう。なるべく飲み物は温かくし、体を温めてくれる根菜類などを多く摂るように心がけましょう。
ママが冷たい物ばかりを摂っていると、お腹の赤ちゃんもびっくりしているかもしれません。赤ちゃんが過ごすお部屋(子宮)は常にぽかぽかと過ごしやすいものにしてあげましょう。

生ものは食べてもいい?

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妊婦さんに気をつけてもらいたい食事に、生の食べ物があります。具体的にはユッケや馬刺しなどの生肉、刺身などの生魚、カマンベールやモッツアレラなどの生チーズ、生牡蠣などです。

生の食べ物は食中毒を起こす危険性が高く、特に免疫力が低下している妊婦にとっては、避けた方が良い食材です。生肉にはトキソプラズマ原虫という寄生虫が含まれている場合があり、妊娠中に妊婦がトキソプラズマ感染を起こすと、胎児へ先天性トキソプラズマ症という悪影響が出る危険性があります。また、冬場の時期には、生牡蠣からノロウイルスに感染する恐れがあるので注意が必要です。

絶対に食べてはだめという訳ではありませんが、上記のように、妊婦さんは生の食べ物を食べるリスクをきちんと知っておいた方が良いでしょう。もちろん、魚や肉、生チーズは、加熱をしたものは大丈夫ですよ。

水銀を含む食材には要注意

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水銀はマグロやイルカ、金目鯛などの比較的大きな魚に多く含まれています。妊婦さんが水銀を摂ると、胎盤を通って胎児に水銀が移行します。大人の場合は時間をかけて体外に水銀を排出できるのですが、未熟な胎児はその機能がありません。そのため、胎児にたまった水銀が、神経障害などの悪影響を及ぼす危険があるのです。

厚生労働省は、平成15年に「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」を公表しています。水銀は絶対に摂ってはいけないものではなく、摂り過ぎないように注意する事が大切です。魚を食べる場合は、水銀を多く含む魚、影響の少ない魚をうまく組み合わせながら、上手に食事に取り入れていきましょう。

妊婦が注意すべき魚介類の種類とその摂取量の目安は、以下の通りです。

■1回約80gとして2ヶ月に1回(1週間当たり10g程度)
 バンドウイルカ

■1回約80gとして2週間に1回(1週間当たり40g程度)
 コビレゴンドウ

■1回約80gとして週に1回(1週間当たり80g程度)
 キンメダイ、メカジキ、クロマグロ(本マグロ)、メバチマグロ(バチマグロ)、エッチュウバイガイ、ツチクジラ、マッコウクジラ

■1回約80gとして週に2回(1週間当たり160g程度)
 キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ(インドマグロ)、ヨシキリザメ、イシイルカ

参考:これからママになるあなたへ 厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/suigin/dl/051102-2a.pdf

コンビニ食との付き合い方

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コンビニのお弁当やおにぎりなどはとても手軽で、時間がない時や忙しい時にはとてもありがたいですよね。でも、コンビニ食ばかり食べていてはカロリーをとりすぎたり、栄養が偏ったりしてしまいます。また、コンビニのおにぎりや菓子パンには添加物がたくさん入っています。

厚生労働省の妊娠中の食事摂取基準によると、妊娠期のカロリーは、妊娠初期は妊娠前に比べ、+50kcal、中期は+250kcal、後期は+450kcalです。妊娠すると赤ちゃんの分も食べなくてはと思うかもしれませんが、意外にも必要な追加カロリーは少ないのです。

妊娠14週でつわりも落ち着いてきたころに、赤ちゃんの栄養をとらなきゃと思って沢山食べていると大変です。コンビニ弁当のカロリーは平均800~900kcal程度あるので、あっという間に体重が増えてしまいます。また、コンビニではお菓子やジュースなど誘惑も多いため、カロリーの摂り過ぎになる傾向があります。

コンビニ食ばかり食べている妊婦さんは、食生活を見直して、できるだけ自炊にシフトしていけるといいですね。

まとめ

つわりも落ち着いてくると、食べる事が楽しくなってきますよね。ついつい食べ過ぎてしまう気持ちはわかりますが、体重管理はこれからが本番です。体重は妊娠後期に向けて驚くほど増えていくので、妊娠中期頃から食生活を見直していく事をおすすめします。

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