妊婦が栄養ドリンクを飲むのはOK?妊娠中の風邪や疲労におすすめのドリンクはある?

妊娠前に気軽に飲んでいた栄養ドリンクも、妊婦になってからは飲んでもよいのか悩むママが多いかもしれません。栄養ドリンクによく含まれているカフェインやタウリンは、赤ちゃんに影響はないのでしょうか。ここでは妊婦さんが注意すべきポイントや、妊娠中でも飲める栄養ドリンク、栄養ドリンクの種類について解説していきます。

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目次

  1. 栄養ドリンクとは?種類は?
  2. 妊婦は栄養ドリンクを飲める?
  3. 妊婦はどんな栄養ドリンクに注意すべき?
  4. 妊娠中でも飲めるおすすめの栄養ドリンク
  5. 妊娠中の栄養ドリンクはあくまで「補助」
  6. 妊娠中は栄養ドリンクの用量を守ろう
  7. あわせて読みたい

栄養ドリンクとは?種類は?

栄養ドリンクとは、タウリンやビタミンなど、さまざまな栄養素が含有された飲み物をさします。ひとえに栄養ドリンクといっても、成分や効能によって法律により細かく分類されています。

栄養ドリンクの種類は、薬剤師や登録販売者からの説明を努力義務とする「第2類医薬品」、薬剤師などからの情報提供の規定がない「第3類医薬品」、薬剤師がいなくてもコンビニなどで購入可能な「指定医薬部外品」があります。

栄養ドリンクの種類
該当する主な商品
第2類医薬品ユンケル黄帝液・リポビタンゴールドエース
第3類医薬品チョコラBBドリンクII・リポビタンDロイヤル
指定医薬部外品リゲイン・チオビタドリンク

エナジードリンクと呼ばれる「モンスターエナジー」や「レッドブル」は医薬品や医薬部外品ではなく、分類上は「清涼飲料水」となっています。

妊婦は栄養ドリンクを飲める?

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一般的に、栄養ドリンクにはビタミン類やタウリン、生薬などが配合されています。「産前、産後、授乳時の栄養補給に」とラベルに書かれているものもあり、妊娠中に飲めるものもあります。だからといって、栄養摂取をドリンク剤に頼りすぎてしまうのはおすすめできません。妊娠中はバランスの良い食事を心がけたいものです。

つわりがひどくてどうしても固形物が食べられないときや、栄養不足が気になるとき、初期の風邪で体力が弱っているときなどに、栄養補給のサポートとして飲む分には問題ないでしょう。

妊娠中に栄養ドリンクを飲むと、ビタミンAの過剰摂取につながるのではないかと考える妊婦さんがいるかもしれません。しかし、ビタミンAが含まれている栄養ドリンクは少ないので気にしすぎることはないでしょう。栄養ドリンクを利用する場合はビタミンAより、添加されているカフェインやアルコールの量に注意が必要です。

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妊婦はどんな栄養ドリンクに注意すべき?

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カフェインに注意

栄養ドリンクによく含まれている成分として、ビタミンB群やタウリン、無水カフェインなどがあります。疲労回復や身体の形成につながるビタミンB群やタウリンは、過剰摂取しなければ問題ありませんが、カフェインには注意が必要です。

妊婦がカフェインを摂りすぎると、赤ちゃんが低出生体重児となるリスクが上がるといわれています。明確な基準はありませんが、カフェインは一日に200~300mgまでなら摂取しても赤ちゃんに影響しないといわれています。(※1)

エナジードリンクとして人気のレッドブルには、一缶80mgのカフェインが含まれています。リアルゴールドにはカフェインが含まれないため、カフェインの過剰摂取が気になるママにはおすすめです。栄養ドリンクを選ぶときは、ノンカフェインのものか、一日のカフェインの上限量を超えないものにしておきましょう。

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糖分に注意

糖分は活動のエネルギーとして重要ですが、過剰に摂ると肥満の原因になることがあります。肥満になったり、急激に体重が増えたりすると「妊娠高血圧症候群」のリスクが高まるため、注意が必要です。

栄養ドリンクの中には、糖分が多いものもあります。添加物として、果糖ブドウ糖液糖や香料が含まれるものがほとんどです。体重管理が必要なママは、飲む量やカロリー、糖分には気をつけましょう。

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アレルギー成分に注意

健康食品や栄養ドリンクは、医師を通さずに自己判断で購入するものなので、アレルギー反応が出ないかどうかも自分で判断する必要があります。栄養ドリンクはビタミンやミネラルなどの栄養素以外にも、自然由来の成分が配合されていることがあります。自然由来のものでも、アレルギーの原因になることがあるようです。

これまでアレルギーが報告されているものは、三七人参、ローヤルゼリー、コリアンダー、ウコン、エキナセア、コロハ、ザクロ、スピルリナ、ゼラチン、プロポリスなどです。また、カフェインにアレルギー反応を起こすこともあります。アレルギーはすべての人に起こるものではありませんが、妊婦さんの場合は十分に注意することが大切です。

漢方成分に注意

健康的で安全なイメージがある漢方の成分ですが、漢方の生薬は天然の植物や動物、鉱物などを医薬品として利用したものです。しかし、天然由来成分は合成品と比べて安全性があるとは言い切れません。アレルギーの原因となることもありますし、効能が強すぎて身体に影響を与えることもあります。

たとえば、有名な生薬である「朝鮮人参」は、疲労回復効果などがあるといわれています。しかし、妊娠中の安全性に関しては、まだ明らかになっていないので使用を避けたほうが良いとされています。気になる漢方の成分があるときは、医師や薬剤師などに相談してみましょう。

飲みすぎに注意

栄養ドリンクを飲みすぎると、糖分やカロリーが過剰になったり、栄養バランスが偏ったりする可能性があります。栄養ドリンクを通常の飲み物代わりに一日に何本も飲むことは避けましょう。

飲みすぎが特定の栄養素の過剰摂取につながり、身体に影響することもあります。栄養ドリンクはたくさん飲めば疲労回復効果が高まるというものではありませんから、ラベルなどを確認し、必ず用法・用量を守って飲むようにしましょう。

妊娠中でも飲めるおすすめの栄養ドリンク

チョコラBBドリンクビット(エーザイ)【第3類医薬品】

チョコラBBドリンクビット 50mL×10本
¥1,510〜(2018/11/07 時点)

第3類医薬品

チョコラBBドリンクビットは、ノンカフェインタイプの栄養ドリンクです。お肌に嬉しいビタミンB2、ビタミンB6、ヨクイニン、ニコチン酸アミドなどが配合されています。肌荒れ、にきび、口内炎などの症状の緩和が期待できます。カロリーも1.2kcaLとチョコラBBドリンクシリーズで一番低いことも、体重を気にしている妊婦さんには嬉しいかもしれません。

リポビタンノンカフェ(大正製薬)【指定医薬部外品】

リポビタンノンカフェ 100mL×10本
¥1,285〜(2018/11/07 時点)

指定医薬部外品

リポビタンノンカフェは、タウリン1,000mgが配合されたドリンク剤です。一日一本まで、産前産後の栄養補給に利用できます。カフェインが含まれていないので、就寝前にも飲むことができますね。疲労の回復や集中力の維持、食欲不振のときの栄養補給にのために飲む人が多いようです。

アルフェ ネオ(大正製薬)【指定医薬部外品】

アルフェネオ 50ml×10本
¥1,699〜(2018/11/07 時点)

指定医薬部外品

アルフェネオは、ローヤルゼリーと鉄分の配合が特徴的な栄養ドリンクです。一本に鉄分が4.5mg含まれているので、鉄分不足のママにおすすめです。さらに低カロリー、ノンカフェインな点も嬉しいですね。味はさわやかな青りんご風味です。

ビタシーローヤル3000ZERO(常盤薬品工業)【第3類医薬品】

ビタシーローヤル3000ZERO 100mL×10
¥830〜(2018/11/07 時点)

第3類医薬品

ビタシーロイヤル3000ZEROは、「糖類ゼロ」と「カフェインゼロ」が嬉しい栄養ドリンクです。滋養強壮に有効とされるタウリンは、3000mg配合されています。カロリーは一本あたり16kcaLで、飲みやすいミックスフルーツ味です。

エスカップ(エスエス製薬)【指定医薬部外品】

エスカップ 100ml×10
¥700〜(2018/11/07 時点)

指定医薬部外品

エスカップは、肉体疲労時に不足しがちなビタミンB群やタウリンを配合したドリンク剤です。無水カフェインは一本あたり50mg含まれていますが、妊娠中や授乳中に飲んでも問題ないとされています。しかし、一日一本以上は飲まないように注意が必要です。

リゲインSTYLE(第一三共ヘルスケア)【指定医薬部外品】

リゲインSTYLE 50ml×10本
¥1,522〜(2018/11/07 時点)

指定医薬部外品

リゲインSTYLEは、身体を温める作用がある「生姜エキス」配合の栄養ドリンクです。カロリーは一本あたり3.5kcaLと低めになっています。効能に産前産後の栄養補給と書かれており、一日一本までという用量を守れば妊娠中も問題ありません。ただし50mgの無水カフェインと、0.1mL以下のアルコールが含まれています。

大鵬薬品の「チオビタ・ドリンク」も一日一本までならば、妊娠中に飲んでも問題ないとされています。ただし、カフェインが含まれるため、不安なときは医師や薬剤師に相談するのが望ましいでしょう。チオビタゴールドやチオビタゴールド2000には、微量ですがアルコールが含まれています。気になるようでしたらアルコールが含まれていないものを選ぶようにしましょう。

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妊娠中の栄養ドリンクはあくまで「補助」

厚生労働省は、日々の栄養はバランスの良い食事から摂ることをすすめています。サプリメントや栄養ドリンクに頼ることはせず、あくまでも栄養が足りないときのサポート役としてとらえましょう。

また、栄養ドリンクは医師が処方する薬ではありません。病気の治療には、医師の診断と処方された薬などが必要です。薬と一緒に栄養ドリンクを飲むのも注意が必要です。場合によっては薬の効果が弱くなったり、副作用が強まったりすることがあります。

薬を処方されたときは、医師や薬剤師に栄養ドリンクと一緒に摂取してもよいか、相談したほうが安心ですね。風邪薬と栄養ドリンクを併用しているというママも、一度医師に確認したほうが良いでしょう。

妊娠中は栄養ドリンクの用量を守ろう

栄養ドリンクは、一度にさまざまな栄養素を摂取できるため便利です。しかし、栄養ドリンクに頼りすぎると食事の栄養バランスが崩れてしまうことがあります。妊娠中は一日一本までと決めて、栄養補助として上手に利用していけると良いですね。栄養ドリンクを選ぶときはカフェインや糖分の量にも気をつけましょう。

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