妊活から出産後まで白湯が効果的な理由とは?白湯の作り方、飲み方、アレンジについて

モデルさんや芸能人が白湯を健康や美容のために飲んでいる…ということは皆さんよくご存知かと思います。なんとその「白湯」、あたためただけの水と侮る事なかれ!実は美容や健康だけでなく、妊活中の方や妊娠出産後のかたにぴったりな飲み物だったのです。今回は妊活にとっての嬉しい効果と飲み方のポイントについてまとめてみました。

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この記事の監修

片村 優美
管理栄養士
片村 優美

目次

  1. 白湯が妊活に効果的な理由
  2. 妊活だけでなく、妊娠中や出産後にも効果的
  3. 白湯の作り方
  4. 白湯の飲み方
  5. 白湯のアレンジ
  6. 気軽にはじめてみよう!
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白湯が妊活に効果的な理由

白湯とは、水を沸騰させ続けたあとに冷ましてつくった50℃前後のお湯のことを言います。水を沸騰させ続けることで殺菌され、まろやかな軟水になると言われています。また、インドの伝統医学であるアーユルヴェーダではとてもバランスの良い飲み物とされています。胃腸に負担をかけずに水分摂取ができるので、妊活中の方のみならず、どんな方にもおすすめできる飲み物です。

体を温める

体温に近いあたたかい飲み物ですので、体を温める効果があります。飲み続けることで、基礎体温が上がったり、体の冷えが改善されたという効果を実感できた方もいるそうです。妊活に冷えは大敵と言われています。妊活中に白湯を飲むことで体温が簡単にあげられるのであれば、試さない手はないといえますね。

免疫力をあげる

体を温めることで免疫力も上がるといわれています。体温が1度上がることで免疫力は5~6倍にもなるのだそうです。白湯を飲むとは、手軽に体をあたためることができる方法です。妊活する上で赤ちゃんにとって居心地の良い体を作ることはとても大切です。また、妊活中だけでなく、免疫が下がるといわれている妊娠中にも大切なことです。白湯を飲むだけで免疫をあげることができるのならとても手軽なので、試さない手はありませんね。

基礎代謝を上昇させる

体温を上げることで、免疫が上がるだけでなく、基礎代謝も上昇させることができます。基礎代謝とは何もしなくても生命活動を維持するため、自動的に行われている活動に必要なエネルギーのことです。一日の消費エネルギーの70%を占めているともいわれています。この基礎代謝、体温が1℃上がることで消費エネルギーに13~15%の変動があるのだそうです。つまり、消費カロリーを増やすことにつながるということですね。これは妊活中だけでなく、体重管理の必要な妊婦さんや、産後のダイエットにもとても大切な要素ですね。

また、妊活中は基礎体温をつける方が多いと思いますが、基礎代謝が上がると基礎体温もあがります。妊活中、基礎体温にばらつきがあったり、基礎体温が上がるまでに時間がかかったりなど、不安定な方は基礎体温をあげることで妊娠のタイミングを図りやすくなるようです。

体の疲労回復を助ける

白湯は疲労回復を助ける効果があるそうです。体があたたまり、血行が良くなることで体の老廃物がたまりにくくなるということです。また、体だけでなく内臓の疲労回復やデトックス効果も期待できるのだそうですよ。これも白湯を飲むことで内臓があたたまり、老廃物を排出しやすくなること、内臓に負担がかからないということもポイントのようです。

妊活中はできるだけ体の疲労やストレスは取り除きたいものですよね。白湯をゆっくりと飲むだけでもリラックスできます。妊活として、体のデトックスを行い、赤ちゃんにとって居心地の良い体づくりにぴったりではないかと思います。白湯を飲むだけで体もあたたまり、疲労回復を助けてくれるというのですから、気軽にできるわりにメリットが大きくていいですよね。

妊活だけでなく、妊娠中や出産後にも効果的

白湯は妊活だけでなく、妊娠出産後すべての女性にオススメの飲み物です。白湯には妊娠中や授乳中に摂取を控えるべきカフェインも含まれていませんので、安心して飲むことができます。また、お茶によく含まれている利尿成分も無いので内臓に負担がかからない飲み物です。それだけでなく、白湯は妊娠中に悩まされる不快症状を和らげるうれしい効果もあるようです。

腸の働きが良くなり、排便を促す

あたたかい白湯を摂取することで内臓があたたまり、腸の動きが活発になります。腸が活発に動く事で排便が促され、デトックス効果が期待できます。妊娠中は便秘になりやすかったり、反対につわりによって下痢になりやすいという人もいると思います。そんなとき、白湯を飲むことでお腹があたたまり、腹痛が抑えられたり、腸の動きを正常にしてくれるそうです。白湯を日常的に飲むことは簡単に始められるので、お腹の調子が悪い時に試してみてもいいかもしれませんね。

胃の働きが良くなり、栄養の吸収を促す

温かい飲み物を飲むと、お腹がぽかぽかしてくるのが分かると思います。白湯を飲むことで胃があたたまり、動きが活発になり、栄養がきちんと消化されます。それによって栄養の吸収も良くなるということです。妊娠中、特に初期の段階では、つわりでむかむかしてしまうという場合もあります。そんなとき、白湯が飲めるようであれば、胃をあたためることで胃の不快症状も和やらげることができそうですね。

血流が良くなり、凝りや筋肉の働きを良くする

白湯を飲むことで体があたたまると血行が良くなり、筋肉の強ばりが取れることによって凝りが改善されたり、筋肉の動きを良くする効果があるそうです。また、血行がよくなることで代謝が上がり、ダイエット効果も期待できるということです。妊娠中は普段と違う重心になり、姿勢などによって腰痛や肩こりが起こることがあります。血行を良くするために半身浴などもいいかもしれませんが、それよりも白湯を飲むことの方が簡単に始められそうですね。

白湯の作り方

やかん

やかんに水を入れて沸騰させます。水はミネラルウォーターでも水道水でも大丈夫ですよ。沸騰したら火を止めずにふたを開け、再び泡がぶくぶくと沸いてきたら火を弱め、10~15分沸かし続けます。その後、火を止めたら飲める温度になるまで冷まします。

電子レンジ

アーユルベーダの考えでは、火の力を取り入れていない電子レンジでの加熱で作った白湯はすすめられていません。しかし、時間がないときや白湯を飲むことを単純に気軽に始めたいときは電子レンジで作ることもできます。マグカップに水を入れ、ラップをせずに500Wで1分30秒加熱します。その後、飲める温度になるまで冷まします。加熱時間はあくまでも目安ですので、ご自宅の電子レンジで調整してくださいね。

白湯の飲み方

白湯はだいたい50℃前後のものを100~200mLを一杯として、5~10分ほどかけてすするようにゆっくりと飲むことが基本のようです。また、一日の摂取量はだいたい800mLが目安だそうです。あまり飲み過ぎると、むくみがでてしまうおそれもあるので1Lを超えないようにするのが良いそうです。

朝起きたとき

朝目覚めたときの体は、水分不足の状態なのだそうです。しかし、だからといって起きたばかりで大量の水を飲むと、逆に体は驚いてしまいます。白湯は寝起きの水分補給に最も適した飲み物なのだそうです。白湯は体温に近い温度のものなので、スムーズに体に吸収されるのだそうです。時間をかけてゆっくりと飲みます。食事を摂るのは30分くらいあけてからが良いそうですよ。

食事中

食事中にも白湯を取り入れると良いそうです。白湯を飲むことで胃腸があたたまり、消化吸収を助けてくれることと、代謝が上がることで食事中もカロリー消費を期待できるのだそう。体重管理が必要な妊娠中にも食べ過ぎを防いでくれそうですね。

寝る前

朝起きたときと同様に、寝る前もゆっくりと時間をかけて白湯を飲みます。そうすることで体があたたまり、眠りやすくなる効果と翌朝のデトックス効果が期待できるそうです。

白湯のアレンジ

白湯だけを飲むのもいいですが、長期間続けるために少し味に変化をつけたり、白湯にプラスで取り入れたりすることで相乗効果が期待できるものもあります。いくつかご紹介しますので、気分を変えたいときや、白湯の味がちょっと…というときに試してみてくださいね。

しょうが

しょうがにはみなさんご存知の「体を温める効果」があります。妊活中は特に冷えに気をつけなければならないといわれています。そんなときに積極的に取り入れたい食材ですね。しかし注意しなくてはならないのは、生のしょうがには解熱作用、すなわち体を冷やしてしまう作用があります。

ですので、しょうがを白湯に使いたい場合は、必ずしょうがに熱を加えるようにしましょう。乾燥させたものを使うのが理想的だそうですが、手に入らない場合や作るのが面倒な場合にしょうがチューブを使う際は、しっかりと溶かして熱を加えてから飲むようにしましょう。

レモン汁

レモン汁を加えることで、ビタミンCを摂ることができ、さっぱりとして飲みやすくなります。また、レモンに含まれるクエン酸は代謝をアップしてくれます。白湯に加えることで、代謝アップや血行促進がさらに期待できるということになります。

また、妊活中の方にレモンが有効でもあるようです。それは胎児の脳の発達にビタミンCの摂取が関係あるという研究結果があるそうなのです。妊娠前の妊活中から積極的にとりたい食材ですね。

はちみつ

甘味が欲しい時にぴったりなのがはちみつです。甘味がつくだけでなく、栄養も摂れるのです。また、はちみつは寝る前に摂取することで質の良い睡眠を誘ってくれるのだそう。質の良い睡眠は成長ホルモンの分泌には欠かせません。成長ホルモンが十分に分泌されることでダイエット効果も期待できるそうです。寝る前に甘いもの…というと太りそうなイメージですが、夜中に甘いものが欲しくなったとき、はちみつ白湯を飲むと良さそうですね。

また、はちみつには体を温める効果もあるようです。甘いものが欲しいとき、体を冷やすといわれている白砂糖を使わず、はちみつに置き換えるといいかもしれませんね。さらに、ミネラルやアミノ酸、酵素など妊活中にかかせない栄養素も含まれているので、妊活中の女性にぴったりの食材です。妊活として体作りをする上でも、体にとって優しいものを選ぶ上でもとてもいい食材といえそうです。

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シナモン

シナモンには脂肪細胞を小さくする効果があると言われています。摂取することで、糖代謝・脂肪代謝がアップするのだそう。それによって、コレステロール値を下げたり、内臓脂肪を減らす作用があるそうです。つまり、白湯にシナモンをプラスすることでダイエット効果が期待できるということになります。それだけでなく、アンチエイジング効果もあるのだそうですよ。少しくせのあるスパイスなので好みは分かれるかと思いますが、はちみつやレモンなどと一緒に加えると飲みやすくなりますよ。

また、妊活中の方に嬉しい効果は、シナモンも体を温めてくれるということです。脂肪燃焼効果もありながら、体を温めてくれるのはとてもうれしいですね。

気軽にはじめてみよう!

芸能人やモデルさんがやっているということで話題になった白湯ですが、ダイエットや美容効果だけでなく、嬉しい効果がたくさんあります。また、特に妊活中や妊娠出産後の方にもぴったりな飲み物です。お茶を飲む代わりにあたたかい白湯を飲むようにするだけなので、簡単に行うことができます。筆者も便秘をしやすく、さらに冷え性なので、ローラさんが白湯を飲んでいると話題になったときに「簡単そうだし、なんだかおしゃれ!」と思い、白湯を飲むようになりました。

筆者は朝はできるだけ胃腸に負担をかけたくないので、そのままの白湯を飲んでいますが、速攻で体がぽかぽかしてくるのを感じることができます。また、子ども達を寝かしつけた後のリラックスタイムには、はちみつとレモンを入れた白湯を飲んでいます。子どもが寝た後はなぜか甘いものが欲しくなってしまうのですが、はちみつを入れることで満足感が得られるので重宝しています。白湯を飲む効果としては、寒い冬場はもちろん、特に夏場にふとした瞬間体感する冷えを感じなくなりました。

妊活中の方のブログなどを読んでいると、白湯を飲み始めてから「基礎体温が上がった」という方もいらっしゃいました。基礎体温の乱れは冷えやストレスが原因といわれていますし、赤ちゃんを望むのであればできるだけ基礎体温が安定するよう特に冷えに注意しなくてはなりません。白湯を飲むだけで一石二鳥以上の効果が得られるのであれば、妊活中に試さない手はないのではないでしょうか。

最初はなんだか物足りないと思っていた白湯も、飲み続ければ美味しく感じてきます。一説では、体が疲れているときなどは苦く、デトックスがきちんとできているときは甘く感じるのだそうですよ。最初は白湯をおいしくないと感じても、飲み続けると美味しく感じてくるのはそういったことも関係しているのかもしれませんね。

体に優しい白湯は、妊活中の女性や妊婦さんなどにとても嬉しい効果があるということがわかりました。筆者は現在は妊活中ではありませんが、第3子の妊娠も考えており、体作りも兼ねて続けていきたいと思っています。妊活を考えている方、そうでない方も、妊娠に向けての体作りをするつもりではじめてみてはいかがでしょうか?

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