更新日:2017年11月06日

妊婦が温泉に入るのは大丈夫? 感染症の危険性は? 温泉旅行はマタ旅プランがおすすめ!

妊娠中は何かとストレスがたまり、「温泉旅行にでも行って発散したい」と思う人も少なくないのではないでしょうか。2013年まで禁忌とされていた妊婦の温泉入浴も、2014年からは法改正により可能となりました。妊婦さんが温泉旅行を楽しめる時期や入浴の際の注意事項、おすすめの温泉宿をご紹介します。

監修 : mamanoko 医師・専門家
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妊婦は温泉入浴してよいの?

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妊婦の温泉入浴に関して、「入ってはいけない」と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。しかし2014年の温泉法改正により、妊婦が温泉入浴することは禁忌(きんき)ではないとされました。人によっては感染症の観点から大浴場に浸かることをためらうかもしれませんが、今のところ妊婦の温泉への入浴と感染症に直接の関係はないとされています。ただし、温泉に付帯している設備、たとえば椅子などについては直接肌に触れるものなので注意が必要です。

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妊婦はいつからいつまで温泉に入れる?

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妊婦が温泉に入る場合は、特につわりが多いとされる妊娠4週〜15週は避け、安定期を過ぎてからにしましょう。また、妊娠36週〜39週(臨月)は突然の体調変化や破水の可能性があるので避けたほうが良いでしょう。

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妊婦が温泉に入るときの注意点

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湯冷め

温度の高い温泉に入らなくても、温泉から出たあとは湯冷めをしやすくなります。湯冷めは風邪を引く原因となりますので、温泉から出たら速やかに身体を拭き、身体が冷えないような服装を心がけるなどして体温調節に注意しましょう。

サウナや岩盤浴は、大量に汗をかくことによる脱水症状や血圧の低下による貧血が起こる危険性があるため、入るのは避けたほうが良いという意見が大半です。特にサウナは衛生上、感染症の危険性もあるため避けたほうが良いでしょう。

のぼせ

ママの入浴中は、お腹にいる赤ちゃんも入浴中です。のぼせの危険を防ぐため、基本的に連続10分間を超える入浴は避けましょう。のぼせは転倒の危険性もあり、妊婦にとっては避けたい症状です。もし繰り返し温泉に入る場合は、10分以上の間隔を空けてから入ることをおすすめします。

転倒

妊娠中の転倒は流産や早産の原因ともなりかねません。特に硫黄泉などでは床や手すりがヌルヌルして滑りやすくなっていることがあります。足元には十分気をつけて、転倒しないよう細心の注意を払いましょう。

また、50℃近いお湯などの熱いお湯に入ることで血圧が急上昇し、お湯から出たときに立ちくらみや貧血になる危険性が高くなります。万が一何かあった際にすぐに助けを呼べるよう、できればひとりで入らず、友人や家族と一緒に入ると良いですね。また、温泉自体に人の少ない早朝や深夜の入浴も避けましょう。

感染症

温泉には大勢の人が訪れるので、何らかの感染症にかかる可能性は捨て切れません。特に、直接肌に触れる椅子には必ず自分のタオルを敷いて座るなどの対策をしましょう。椅子での感染症の例では「腟トリコモナス」が症例としてあげられています。「腟トリコモナス」とは、肉眼では見分けることのできない原虫が腟内に入り込み、炎症を起こす病気です。温泉の椅子以外にも、便器などでも感染する可能性があります。

泉質

妊婦が入ってはいけない泉質というのは基本的にありません。人によっては、微弱な放射線が放出されるラジウム泉を避けたほうが良いのではと思うかもしれませんが、ラジウム泉による胎児への直接の影響はないとされています。ただし、ぬるみがあって床が滑りやすくなっているような泉質(硫黄泉など)には気をつけましょう。

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トリコモナス腟炎とは?治療や検査方法は?おりものはどうなる?

妊婦におすすめの温泉旅行は?

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せっかく温泉に行くなら、「マタ旅(マタニティ旅)」という妊婦向けプランを活用しましょう。マタ旅プランでは、抱き枕を用意してくれたり、ノンカフェインの飲み物を用意してくれたりと、妊婦さんにとってのメリットがたくさんあります。ぜひこの機会に利用してみてはいかがでしょうか。

【じゃらんnet】赤ちゃんと旅行・妊婦さん旅行にオススメの快適宿

妊婦が温泉旅行に持って行ったほうが良いもの

温泉に限らず、妊婦が旅行をする場合に持って行ったほうが良いものを以下にまとめました。マタ旅の準備の参考にしてみてくださいね。

□母子手帳・保険証
旅先での産科受診も十分考えられます。必ず持ち歩きましょう。

□ブランケット
移動中などに思いがけず寒くなる場合があるかもしれません。つねに身体を冷やさないように持ち歩くのをおすすめします。

□クッション
腰のあたりに置くと、長時間の移動などで起こる腰痛を予防できるでしょう。

□着慣れたパジャマ
旅行先の浴衣やパジャマは身体にあわない可能性もあります。

□処方薬
何かあった場合、市販薬での対処は絶対に避けたいところです。必ず病院などで処方された薬を持って行きましょう。

□ポリ袋
途中で気分が悪くなったときなどに役立ちます。

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注意事項を守って温泉旅行を楽しもう

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妊娠中は身重であるためにストレスが多く、息抜きに温泉に行きたくなることもあるでしょう。妊婦さんが温泉に入ること自体は基本的に問題はありません。しかし、妊娠中はいつ体調が変化するかわかりませんし、転倒や感染症など注意すべき点もたくさんあります。温泉に行く際は、自分の身体の状態に敏感になり、くれぐれも無理をしないようにしてくださいね。また、突然の体調不良に備えて、旅行前に近隣の産婦人科の連絡先などを調べておくと安心ですよ。

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