妊婦が悩む「暇つぶし」、手作り・資格・仕事・読書などの方法で乗り切ろう!
妊婦は突然の入院や安静の指示、体調不良などの理由で暇だと感じる機会は珍しくないかもしれません。暇なときの過ごし方は人により異なりますが、行動の制限がある場合には何をするべきか悩んでしまうこともあるでしょう。暇つぶしの選び方、妊婦でもできる暇つぶしの方法、暇つぶしにかけるお金がない場合の暇つぶし法の具体例を紹介します。
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目次
- 妊婦は「暇」?臨月・入院、妊婦が悩むさまざまな制限
- つわり・産休・安静、妊婦が「暇」だと感じるとき
- 妊娠中の「暇」がストレス・孤独・イライラに影響?
- 妊娠中の「暇つぶし」、どうやって選ぶ?
- 便利なキットも!ベビーグッズを「手作り」
- 産後も見据えて「資格」の勉強
- 時間を無駄にせず働きたい!妊婦でもできる仕事
- 出産・育児に向けて、妊娠中だからこそ「本」を読む
- 片手でできる手軽さが魅力!「スマホアプリ」
- ゆっくりと「DVD鑑賞」でリラックス
- 入院中の基本?パズル・塗り絵などに熱中するのも
- その他、料理・音楽・写真など趣味に没頭する
- お金に余裕がない場合の暇つぶし法は?
- 暇つぶしにおすすめの本を楽天・Amazonでチェック!
- 妊娠中の暇つぶしは産後のリフレッシュ法としても
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妊婦は「暇」?臨月・入院、妊婦が悩むさまざまな制限
「暇」という言葉だけを聞くと「怠けている」「気がゆるんでいる」と批判的なことを言う人もいるかもしれませんが、やむを得ない場合もあります。妊娠中は「やむ得ない暇」に悩む人は少なくないかもしれません。切迫早産や妊娠合併症によって安静指示が出るケースや、つわりやお腹の張り・貧血などで活発に動くことができないというケースもあるでしょう。入院や里帰りで行動できる範囲が制限され、どのような過ごし方をすべきか迷っている人もいるかもしれませんね。
妊娠による退職、将来を見据えた引っ越しなどの環境の変化により暇だと感じる人もいるでしょう。慣れない生活、慣れない土地では日々戸惑うことも多く、何をするべきかがわからず「暇」を意識してしまうかもしれません。暇な毎日を何となく過ごしていてもつまらないですよね。産後には赤ちゃんとの楽しくて慌ただしい生活が待っていることでしょう。できれば、貴重な妊娠中の時間を有効に活用していきたいですね。
つわり・産休・安静、妊婦が「暇」だと感じるとき
暇だと感じるときには個人差があります。やることが多くて忙しそうに見える人でも本人にとっては「暇」を感じていたり、暇そうに見ても本人にとっては忙しい状態であったりするケースは珍しくありません。それぞれの感じ方がありますが、「暇だと感じやすい時期」「暇だと感じやすい環境」の傾向はあるようです。
妊娠初期・後期ごろに暇だと感じる人が多い
妊婦が暇だと感じる時期には個人差がありますが、傾向としては妊娠初期・妊娠後期が多いようです。妊娠初期はつわりを始めとした体調不良で寝たきりになり、活発に行動できない人もいるでしょう。妊娠後期に関しては妊娠8ヶ月・9ヶ月・10ヶ月と臨月に向かうにつれて、大きくなるお腹・足腰への負担、息苦しさ、疲れやすさなどからあまり動けない人がいるかもしれませんね。
入院、安静指示、体調不良で暇になる
妊婦が暇を感じやすい環境で最も多いのが、入院や安静指示などで行動に制限がかかるケースかもしれません。妊娠中の切迫早産や妊娠合併症による安静指示・管理入院では、人によって程度は異なりますが、絶対安静で寝たきりになってしまう人もいれば、自宅安静になる人もいるでしょう。風邪などで体調不良が続き、家にこもりがちになる人もいるかもしれませんね。程度は違えども、妊娠中に行動を制限されている状態でできる「暇つぶし」方法を考えるのは簡単ではないかもしれません。
里帰りで暇になる
妊娠後期を過ぎると、里帰り出産で実家に帰る人もいるでしょう。住み慣れた街を離れて故郷に帰るのは、家族がいる安心感があるものの環境の変化による不安もあるかもしれません。今まで暇つぶしに使用していた本・ゲーム機・インターネット環境などが実家にはないことで頭を悩ます妊婦もいるようです。
夏などの季節要因、昼夜などの違いも
夏や冬などの気候の関係で外出しにくい、パートナーが帰ってくるまでの昼間の時間が暇である、つわりでなかなか眠ることができず夜間に暇になることがある、友人やパートナーと都合があう日が平日・休日など固定されておりそれ以外の日には暇だと感じるという人もいるようです。
妊娠中の「暇」がストレス・孤独・イライラに影響?
妊婦は、さまざまな場面で暇だと感じるときがあるかもしれません。これは妊婦が怠けている、あるいはやる気がないということではなく、行動の制限や環境の変化などが引き起こしたものである可能性は高いかもしれません。妊娠中に「暇だ」と感じること自体がストレスになる人もいるようです。入院中であればいつまで入院生活が続くのかを不安に思ったり、里帰りであれば家族との過ごし方が気になったりと、暇だと感じる原因にもよるかもしれません。
妊婦が暇だと感じる場合には、時間に余裕がある場合が多いのではないでしょうか。時間に余裕があるといろいろなことを考えすぎてしまったり、今まで気に留めたことがなかったパートナーや夫の行動・言動にイライラしてしまったりすることもあるでしょう。
程度に差はあれども、妊婦の不安・妊婦の孤独感といったものは多くの人が一度は抱えるものかもしれません。妊娠中のストレス・不安は産後のマタニティーブルーなどに影響を与える可能性もあるといわれているため、妊娠中に「無気力である」「ふさぎこむことが多くなった」「うつのようだ」といった異変を感じたらできる限り早めに周囲の人もしくは医師に相談しましょう。
妊娠中の「暇つぶし」、どうやって選ぶ?
興味があるものをピックアップしてから絞る
妊娠中に暇つぶしに何かをやってみようと考えても、何を選べば良いのか迷う人は多いでしょう。同じ妊婦とはいえ、入院中の人や安静指示が出ている人、里帰り中で頻繁な外出は難しい人など、それぞれの事情もあるでしょう。まずは興味があるものをピックアップすることから始めてみるのはいかがでしょうか。数多くある選択肢から選ぶより、ある程度絞った状態で自分の状況にあうものを選ぶ方が楽かもしれません。
手芸・DIYなどに興味があればベビーグッズを手作りしたり、美容に興味があるなら今のうちに凝ったネイルなどに挑戦してみたりするのも良いかもしれません。出産後には赤ちゃんのお世話で余裕がなくなる場合もあるため、妊婦のうちに興味があることを試しておくと良いでしょう。産後も続けられる趣味が見つかる可能性もあるでしょう。
友人や家族におすすめしてもらう
自分で決めきれない場合には周囲の人の声を参考にしてみるのも良いでしょう。趣味やはまっていることなどを参考に、真似してみるのも面白いかもしれませんね。妊娠中にはちょっとしたプレゼントをもらう機会があるかもしれません。欲しいものを聞かれたら時間をつぶせるプレゼントをリクエストしてみても良いかもしれませんね。
便利なキットも!ベビーグッズを「手作り」
手先が器用なら、妊娠中にベビーグッズを手作りするのはいかがでしょうか。簡単なものでは手作りスタイ(よだれかけ)、ガーゼハンカチへの名入れ刺繍などの人気が高いかもしれません。DIYが得意なら赤ちゃんの洋服を収納する棚などを作るのも良いかもしれませんね。手芸初心者であれば便利な手作りキットがおすすめです。
産後も見据えて「資格」の勉強
仕事で活用するために資格を取るという人が昔は主流でしたが、最近では資格の通信講座や資格の種類が増え、以前よりも身構えずに資格の勉強にチャレンジできるようになりましたよね。昔から人気の高い医療事務・保育士といったビジネスに直結するもの、楽しんで学ぶことができそうなペン習字・カラーコーディネート・ネイリスト、産後に役に立ちそうな食育に関する資格を妊娠中に学ぶのも楽しいかもしれませんね。
国家資格もあれば民間資格もあるため、必ずしも資格を持っていれば仕事に活用できるとはいえませんが、正しい知識を得ることで役に立つ機会はあるかもしれません。通信講座であれば妊娠中も家で勉強することができるため、資格の勉強は妊婦にも人気があるようです。
時間を無駄にせず働きたい!妊婦でもできる仕事
妊娠をきっかけに退職した人、産休に入ったもののまだまだ精神面・身体面で余裕がある人の中には「働きたい」と考える人もいるでしょう。会社員であれば副業が可能なのかを確認する必要はありますが、最近は妊娠中でもできる仕事も一部あるようです。
重労働や長時間労働など妊娠に影響を与える可能性がある仕事は控えなければいけませんが、短期間の簡単な仕事や家でできる仕事などは妊婦でもできるかもしれません。定番のシール貼りといった内職・作業単位で契約し家で作業が可能である短期の仕事などは人気が高いでしょう。働く場合には労働条件などをよく確認し、無理をしない程度に自分にあうものを検討してみましょう。
出産・育児に向けて、妊娠中だからこそ「本」を読む
手軽な暇つぶし方法として「本」を選ぶ人も少なくないでしょう。自宅安静などで本を買いに行くのが面倒でも、電子書籍を家から購入したり通信販売で家まで届けてもらったりといったこともできるので便利ですよね。妊婦が本を読むなら、妊娠・出産に向けた本は興味がある人が多いでしょう。妊婦が抱えるさまざまな不安・疑問は、本を読むことで解決できるものもあるかもしれません。
妊娠・出産・育児以外でも、ずっと読みたかった本に挑戦してみるのも良いでしょう。赤ちゃんとの生活の中では、ゆっくりと本を読む時間はなかなか取れないかもしれません。妊娠中の今のうちに自分の好きな本に没頭し贅沢に時間を使うのも、素敵な暇つぶし方法のひとつかもしれませんね。
また、離乳食について知識を得ておくのも良いですね。一般的に離乳食は、生後6ヶ月頃から始めます。赤ちゃんのお世話をしながら、色々調べたり本を見たりするのは難しいものです。普段は自分の食事にあまり関心がない人でも、赤ちゃんの食事は気になることが多いでしょう。妊娠中に時間があれば、離乳食の作り方・進め方を本を見て学んでおくと役立ちますよ。この機会に、自分と家族の食生活を見直してみてはいかがでしょうか。
片手でできる手軽さが魅力!「スマホアプリ」
暇だと感じたとき、まずはスマートフォンに手を伸ばすという人は多いかもしれません。SNSを見たり買い物をしたり、動画鑑賞・ゲームプレイ・読書などひとつの端末でさまざまなことができるため便利ですよね。健康的に体重管理をするためにカロリー計算をしながら今日の献立を考えたり、赤ちゃんとの新生活に向けて家の中の不用品をフリーマーケットアプリで売ったりするのも良いでしょう。動画配信アプリでずっとみたかった映画を見る、短時間でプレイできる手軽なゲームに挑戦するのも楽しいかもしれません。
ただしスマートフォンアプリでは「通信制限」と「課金」には注意が必要です。インターネット接続が必要なアプリでは頻繁に通信を行うと携帯電話の契約プランによってはインターネット接続の速度に制限にかかってしまう可能性があります。インターネットの固定回線を引いていない場合や入院中や里帰りなどで固定回線が使えない場合には、特に注意しましょう。通信が不要であるアプリで遊ぶのも良いかもしれませんね。またあまりにもアプリに熱中し過度な課金を行ってしまわないように、ある程度の額で留めることも大切でしょう。
ゆっくりと「DVD鑑賞」でリラックス
DVD鑑賞は特に行動を制限されている妊婦の暇つぶしとしておすすめです。DVDであればプレーヤーさえあれば場所を問わず視聴が可能であり、1作品見るのに1時間から2時間要するものが多いため、時間に余裕があるときには最適かもしれませんね。入院中や里帰り中の場合には、家族などにDVDディスクをレンタルしてもらっても良いかもしれませんね。
ただし入院中で大部屋の場合には同室の方への気遣いとして音量には気をつけましょう。また就寝時間以降はプレーヤーから漏れる明かりにも注意しましょう。シリーズものなどの鑑賞で長時間DVD視聴を続けてしまうと目が疲れ、腰や背中に負担がかかることもあります。定期的に休憩を挟むようにしてくださいね。
入院中の基本?パズル・塗り絵などに熱中するのも
特に入院中や安静時にプレゼントされたりおすすめされたりすることが多い暇つぶし方法のひとつが「パズル・塗り絵・クロスワード」などのマイペースにできるひとり遊びグッズかもしれません。ピースの多いパズルであれば完成までに時間を要しますが、達成感もあるかもしれませんね。最近では大人向けの塗り絵やスクラッチアートなども女性を中心に人気になっています。大人向けの凝ったデザインや完成度の美しさにはまってしまう人は多く、プレゼントとしても喜ばれているようです。
パズルや塗り絵の実物を毎回用意するのが大変であれば、パソコンやスマートフォンアプリで似たようなものがないか探すのも良いでしょう。お金をかけたくない場合には無料で遊べるものを探してみても良いかもしれませんね。
その他、料理・音楽・写真など趣味に没頭する
すでに趣味があるのであれば、この機会に趣味に没頭するのも良いかもしれません。料理や音楽、写真、裁縫など、今のうちに心置きなく自分の趣味に没頭しておくと良いでしょう。写真であればカメラ、音楽であれば楽器など何か道具が必要な趣味は入院中の場合には難しいかもしれませんが、スマートフォンアプリで代用できるものがないか探してみても良いかもしれませんね。
新たな趣味に挑戦するのも良いでしょう。産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、時短料理のレパートリーを増やしたり、今のうちから産後のお散歩コース探しに行ったりしておくのも良いかもしれませんね。
お金に余裕がない場合の暇つぶし法は?
時間はあってもお金に余裕がない場合、妊娠中のさまざまな制限がある中でどのような暇つぶし方法があるのだろうかと悩む人もいるでしょう。個人の好みもあるでしょうが、お金がない場合の暇つぶしできる方法としては、生活に密着した暇つぶし方法を選ぶと良いでしょう。
特におすすめしたいのは産後に向けての準備と暇つぶしを兼ねる方法です。赤ちゃんの生活スペースの確保のための部屋の整理、スーパーなどの宅配サービスや近所の小児科の調査などがあるでしょう。急いで購入する必要はありませんが、どんな抱っこ紐やベビーカー、赤ちゃんの洋服を買いたいかを考えるのも楽しそうですね。
赤ちゃんが生まれたらやりたいことを検討しておくのも良いでしょう。赤ちゃんが生まれるとお宮参り・お食い初め・ハーフバースデーといったイベントが立て続けにあり、毎月同じところで写真を撮ったり手形足形をとったりと、やりたいこともたくさんあるでしょう。暇つぶしにかけるお金がない場合でも、できること・やれることはたくさんあるかもしれません。
暇つぶしにおすすめの本を楽天・Amazonでチェック!
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妊娠中の暇つぶしは産後のリフレッシュ法としても
妊娠中に暇つぶしとして始めることは、可能であれば場所を問わずすぐにできて、産後も続けられるようなすきま時間でできるものを検討しても良いかもしれません。出産後は赤ちゃんのお世話で、どうしても「暇なとき」を実感できるようなケースは少なくなる人が多いでしょう。ストレスがたまったときや気分転換したいとき、その場ですぐにできる趣味があれば短時間でもリフレッシュ効果に期待できるでしょう。暇つぶしで始めたことでも、続けていれば立派な趣味になるかもしれませんよ。
妊娠中の余裕がある時間は、産後には貴重な時間として振り返ることができるかもしれません。お金に余裕があるかどうか、入院もしくは安静を指示されているかどうか、妊娠週数に応じた状況や好みによって暇つぶしの方法を検討してみてくださいね。